光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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ふたつの101系を走らせる

2022-09-07 05:14:24 | 車輌・電車
 先日来紹介している「オレンジ色電車の自宅運転会」の番外編。
 実は前回の運転会の折にふと思いついたネタを走らせてみたものです。

 今回は101系のペアです。

 前にも書きましたがNゲージの101系自体は鉄コレとは別にKATOとGMのモデルが存在します。
 GMの101系(中央線緩急の黄色、総武線塗装)は数年前に入線させているのですが、個人的には3社の中で一番101系らしさを感じるモデルと思っています。

 今回、いい機会だったのでGMのと鉄コレの仕様と並べてみましたが、造形に関してはやはり鉄コレよりも朴訥な印象で改めて好感を持ちました。

 GMの101系の特徴として、前面窓の天地が他社よりも広く、その上他社のモデルがサッシをガラスと一体化させたクリーンなものなのに対しボディ側にサッシを造形しているのでかなりイモっぽいものがあります。

 ですが殊、101系ではこの造形はかなり好ましく感じるのです。

 おそらく、ですが実車準拠という点では鉄コレやKATOの方が正しいとは思うのですが、それに比べるとGMの方は「人間がフリーハンドで印象重視のディフォルメを加えてみました」という印象です。

 なので他社には細密度では負けるでしょうが、印象面でははるかにいいと感じさせます。

 因みに走行性は昔のGM動力なので鉄コレよりは洗練さに欠ける走りですが、これも案外101系らしいと感じさせてくれるところですね。