今回の元記事は去る5月5日にメインブログに上げたものです。
GW恒例の日付による語呂合わせネタから。
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今日が5月5日なのでC55を取り上げようかと。
C55のNゲージモデルが予告されたのは意外と古く、1980年代の初め頃にはTOMIXがC57(今のモデルとは異なるテンダードライブ機)を出したときに第二弾として当時のカタログに掲載されていました。
ただし、その時には製品化は見送られた様で実際の発売(後述)まで相当なブランクが開いてしまいましたが。
しかし実際にC55のNゲージモデルがリリースされたのはTOMIXの予告とほぼ同じタイミングで中村精密が金属製モデルをリリースしたのが最初でした。
写真で見る限りは前回触れたC51に比べるとパイピングが別パーツ化され細密感がアップしている印象です。
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その後ワールド工芸からも最初のテンダードライブ仕様のモデルとして流線形及び流線形から一般形に改造された(いわゆる「流改」)タイプが1990年代後半に登場。
「ワールド=細密(でもって高級モデル)」のイメージを打ち出した最初のモデルとなりましたが、通常仕様として最初に流改から出してくるとは相当な変化球と言えるかもしれません。
こちらは数年前に某ホビーショップの開店セールで入線し動力トラブルの問題でいろいろとコメントやご協力を頂いて走りを復活できたという思い出深いモデルです。
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そしてKATOから(Nゲージとしては)最もコンベンショナルな構造のC55が出たのがワールドのすぐあとの事でした。
当時のKATO製品の常で蒸機モデルはやや大きめにスケールアウトしていたのですが、このC55もその文法でモデル化されており他社製品よりも幾分大きめでしたが、造形自体はバランスが取れたもので今でも印象(と走り)は良い部類と思います。
で21世紀初頭にはマイクロエースもC55に参入。こちらも通常仕様と流線形がリリースされましたが、如何にもこのメーカーらしい異色作として当時のi-Macブームに便乗して「スケスケ車体のスケルトン仕様」なんてのがリリースされて驚かされました(笑)
このモデル、実を言いますとわたしの故郷の模型屋さんで長い事店晒しになっていたモデルでして、帰省で店を除く度「ああ、まだ売れ残ってる」と毎度毎度確認していたものです(笑)
その後、その店がマイクロの扱いをやめた前後の時期に「在庫品半額セール」を始めた途端C55もなくなりましたから「半額なら買ってみるか」というユーザーがいた様です。
(尤もわたしにしてから同じセールで「オレンジ色の9600」なんか買っている訳ですが汗)
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そして昨年の初めに最初の予告から40年近い時を経て遂にTOMIXからC55がリリースされました。二代目のC57以降KATOに匹敵する走行性とディテーリングを備えたTOMIXの蒸機モデルの中でもC55は手慣れた出来で非常に安心感の高いモデルだと思います。
(TOMIXから流線形は出るかな?)
こうして歴代のC55のモデルを俯瞰してみると実機の成り立ちもあるとはいえ、なかなかの曲者や珍作が揃っていて飽きないですね。
GW恒例の日付による語呂合わせネタから。
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今日が5月5日なのでC55を取り上げようかと。
C55のNゲージモデルが予告されたのは意外と古く、1980年代の初め頃にはTOMIXがC57(今のモデルとは異なるテンダードライブ機)を出したときに第二弾として当時のカタログに掲載されていました。
ただし、その時には製品化は見送られた様で実際の発売(後述)まで相当なブランクが開いてしまいましたが。
しかし実際にC55のNゲージモデルがリリースされたのはTOMIXの予告とほぼ同じタイミングで中村精密が金属製モデルをリリースしたのが最初でした。
写真で見る限りは前回触れたC51に比べるとパイピングが別パーツ化され細密感がアップしている印象です。
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その後ワールド工芸からも最初のテンダードライブ仕様のモデルとして流線形及び流線形から一般形に改造された(いわゆる「流改」)タイプが1990年代後半に登場。
「ワールド=細密(でもって高級モデル)」のイメージを打ち出した最初のモデルとなりましたが、通常仕様として最初に流改から出してくるとは相当な変化球と言えるかもしれません。
こちらは数年前に某ホビーショップの開店セールで入線し動力トラブルの問題でいろいろとコメントやご協力を頂いて走りを復活できたという思い出深いモデルです。
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そしてKATOから(Nゲージとしては)最もコンベンショナルな構造のC55が出たのがワールドのすぐあとの事でした。
当時のKATO製品の常で蒸機モデルはやや大きめにスケールアウトしていたのですが、このC55もその文法でモデル化されており他社製品よりも幾分大きめでしたが、造形自体はバランスが取れたもので今でも印象(と走り)は良い部類と思います。
で21世紀初頭にはマイクロエースもC55に参入。こちらも通常仕様と流線形がリリースされましたが、如何にもこのメーカーらしい異色作として当時のi-Macブームに便乗して「スケスケ車体のスケルトン仕様」なんてのがリリースされて驚かされました(笑)
このモデル、実を言いますとわたしの故郷の模型屋さんで長い事店晒しになっていたモデルでして、帰省で店を除く度「ああ、まだ売れ残ってる」と毎度毎度確認していたものです(笑)
その後、その店がマイクロの扱いをやめた前後の時期に「在庫品半額セール」を始めた途端C55もなくなりましたから「半額なら買ってみるか」というユーザーがいた様です。
(尤もわたしにしてから同じセールで「オレンジ色の9600」なんか買っている訳ですが汗)
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そして昨年の初めに最初の予告から40年近い時を経て遂にTOMIXからC55がリリースされました。二代目のC57以降KATOに匹敵する走行性とディテーリングを備えたTOMIXの蒸機モデルの中でもC55は手慣れた出来で非常に安心感の高いモデルだと思います。
(TOMIXから流線形は出るかな?)
こうして歴代のC55のモデルを俯瞰してみると実機の成り立ちもあるとはいえ、なかなかの曲者や珍作が揃っていて飽きないですね。