光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

第二モジュール製作28・レイアウト・帰省する2

2008-09-13 20:54:58 | モジュール・2
 田舎の実家ではベランダにモジュールを持ち出して即席の露天運転会を楽しみました。
 同じ露天でも空の色の異なる場所での雰囲気は今の住所とは又違った雰囲気となります。

 帰省でのレイアウトを持ち込む楽しみとしてはもう一つ、往路で立ち寄った模型屋で購入した車輌をその場で走らせられるというのもありました。写真の鉄コレや以前紹介した東急300などがそれですが、移動自在な小レイアウトならではの楽しみと言えます。
 尤もレイアウトを持ち歩く旅行というのは移動それ自体の手間を考えると一般的な話ではありませんが・・・

 家の中では親戚の子供たちを交えてのミニ運転会。
 レイアウト自体が小さいのと持参の車輌が鉄コレ中心で田舎ではなじみのない車両という事もあって走らせるまでは今ひとつの反応でしたが、実際に車両が走行すると結構面白がってもらえた感じです。
 田舎ではレイアウト自体がまだ珍しい事もあり(レンタルレイアウトなどもありませんし)このような形でもレイアウトに触れる機会を作れれば、或いは将来自分も等と思う子供も出てくれるかもしれません。

第二モジュール製作27・レイアウト・帰省する1

2008-09-12 18:36:28 | モジュール・2

 第二モジュールの番外編です。
 先月の実家への帰省で今回の第二モジュールを持ち込んでみました。現住地と実家の間約670キロ、移動時間10時間強を自家用車のラゲッジにモジュールを押し込んで走り抜いた訳です。
 こうした長距離の移動の際にはシーナリィを比較的きちんと固定してあるモジュールレイアウトは有利なのですが、上にカバーも何も無い状態だったのはヒヤヒヤ物ではありました(笑)
 次回の検討課題であります。

 670キロを走り抜き、ひとまず実家の一隅に収まったモジュールです。片手でぶら下げて歩いても良い構造なので車からの積み下ろしもそれ程神経を使わずに済みました。
 どうにか破損等のトラブルも無く持ち込みは完了しましたが、現実問題としてこうした移動の際は最低限の補修キットは一緒に持ち込んだ方が無難と思います。

機関区セクション製作3・ベース作り2

2008-09-10 23:10:34 | セクション

 線路を配置した所でこれまでのレイアウト作りではやらなかった工程を加えました。
 線路以外の部分の地面に3ミリ厚のコルクシートを敷き詰める工程です。
 一般に機関区では線路の周囲が地面に半ば埋まった感じになっているのでそれを再現するのと、今回購入したKATOの建造物のベース部分が高すぎる為地面に近い高さに揃えるという二つの目的がありました。

 今回はとりあえず機関庫もターンテーブルも無しという方針だったのですが、それ以外の施設として蒸気のいる風景に欠かせない給水塔と給炭台を購入しました。それぞれ形態もよく砂置き場や灰置き場もありとなかなか親切な構成でしたが、ベースが分厚すぎるのが玉に瑕でした。今回はコルク板の一部を建物の形に合わせ切り抜きましたが、これだけで足元が落ち着いた感じがします。

機関区セクション製作2・ベース

2008-09-09 20:29:46 | セクション

 線路の配列が決まった所でベースにレールを取り付けて行きました。ベースへの取り付けは釘とホットボンドを併用し後からのレール交換を容易に出来るようにしてあります。
 又、手前側の一本は車輪のクリーニングレールを配置し運転会などで簡単なメンテナンスが出来るように考えました。5線の線路もクリーニングカーなどを留置するかもしれません。

 更にベース部分は縦に2分割できるようにし、会場の状況に応じて規模を変えられる様にしました。モジュールとの接続部分もカーブレールを連絡線として選択できるようにしてあります(但し、連絡線部分は単なるスペーサーです)
 分割後のセクションは機関区というよりも簡易ヤードといった趣ですが・・・

 この時点で以前から持っていた物や改めて入手した物を含めて建物類の配置を検討しました。
 

機関区セクション製作1・プラン

2008-09-08 21:53:50 | セクション

 ジャンクで大量入線した蒸機群を生かすため、最初の計画だった路面電車線の駅を中心に機関区風のセクションを追加する形とする事としました。
 具体的には路面電車線の2本の線路と並行する形で数本の線路を並べる物としましたが、スペースの都合と車輌を効率的に並べる事を優先するため、ポイントなし・ターンテーブルなし・機関庫なしというセクションとなります。
 ただしそれだと機関区らしさが出しにくいので最低限の詰所・アクセサリは配置する事としました。

 予備実験として簡単なベース上に線路と建物類を配置し、手持ちの蒸機を並べてみました。
 実際機関車の存在感というのは大した物で、他にこれといったものが無いにも拘らず線路と機関車の群れだけで機関区らしく見えてくるのは不思議な物です。
 言い忘れましたがベースサイズは幅600mm、奥行400ミリ。線路はTOMIX(ジャンクで購入していた初期製品の線路です。280㎜の直線を2本一組で5線配置します(路面電車線と合わせると7線が並行するセクションとなります)

第二モジュール製作26・それからの展開

2008-09-07 18:39:41 | モジュール・2
 運転会もどうにか終了し、次回へ向けての改修点を検討しました。
 先ずはサブエンドレスですが、外部との連絡用の分岐を用意した物のそこから外へ延びる線路がちゃんとした物でなく(運転会では適当な板と線路で車輌の入れ替え線をでっち上げて使っていました)見た目の上でも、又、自宅での運転でも少し物足りない感じがしたのでサブセクションとしてポイント付きの引込み線を用意し、少なくとも2列車の入れ替えが常時可能なようにする事としました。

 イメージとしてはこんな感じでして、サブモジュール部を路面電車・小型車両用の駅に仕立てるという方針でした。

 ところが運転会の後で自分にも予測の付かなかった事態が発生しました(笑)
 ジャンク購入で蒸気機関車が大量に入線するというハプニングです。それまでは電車中心のレイアウト製作や車輌集めなどをやっていたのですが、入線した機関車たちはどれも外箱なしの裸の状態だったのでそれらを展示する台が急に欲しくなりました。

 当初は小規模な駅にとどめる積りだったサブセクションですが急遽大きさが拡大する事になります(続く)

第二モジュール製作25・本番

2008-09-06 21:22:31 | モジュール・2

 6月初旬、一応形の出来上がったモジュールを運転会に持ち込みました。
 今回も20近いモジュールが並び更に新作も私のを含めて数個出展され、なかなかの盛況です。
 地元のスーパーでの展示という事もあって一般のお客様の観覧が多いのがこの運転会の特徴ですが、いたずらにリアリティばかりを追ったり特定の趣味にこだわり続けるばかりではなく、ある程度は観ている一般の人の視線を意識しつつ自分たちも楽しむというスタンスで行われています。
 集合式ですので普段はなかなか出来ない(特にレンタルレイアウトが潤沢にあるとはいえない田舎では)長編成やフル編成を走らせる一方で遊び心に溢れたフリー車輌や自由形のセクションなども展示されるという按配で他の倶楽部(とは言っても2・3しか知りませんが)に比べるとエンターテイメント志向が比較的強いといえるかもしれません。

 私の製作したモジュールも前作と並んで展示されました。
 自分の作ったモジュールの風景の中を他のメンバーの所有や製作した列車群が走り抜ける様を見るのは楽しい物です。
 又、鉄コレなどの短編成を走らせるために用意したサブエンドレスも当初は様々な鉄コレ車輌が走行していました。

・・・が、後半は子供たちが持ち込んだ「トーマス」がとっかえひっかえ走り回る事となり、その予想外の展開にはびっくりすると同時にこれこそが運転会の楽しみ方の一つと感じました。ちなみにとなりのセクションではフルスクラッチの「ネコバス」が走り回っていましたが(実はトーマスの一部は普通のN車輌よりも少し大振りらしく建築限界ぎりぎりのところで引っ掛かる事故が多発しました。次回の要改善点です)
 運転会は設営準備も含めて大体3日程度を大体年3~4回行ないますが、一つが終ると次回に向けての改修・改善点などが見えてきます。それらを煮詰めて行くプロセスもモジュールならではの楽しみであり悩みの種でもあります。

第二モジュール製作24・モジュール・外に出る

2008-09-05 16:07:48 | モジュール・2

 運転会まで2週間位となりモジュールの形も大分出来てきた所で前作のモジュールと同様に外に出してみました。
 今回のモジュールはサブのエンドレスを擁している事もあってそれ自体単体のレイアウトとしても機能します。
 つまり、電源さえ確保できればどこでも運転が楽しめる訳です。
 この時は平日休を使って近所の公園の駐車場を使いました。自家用車のコンセントから電源を取り、車輌は手持ちの鉄コレを使い即席の一人運転会となりました。

 当日は生憎の曇り空でしたが、それでも自然光の威力は絶大で家の中では得られないリアリティを感じられました。これなら造りに多少難があってもごまかしが効きます(笑)
 サブエンドレスでの運転は単純なぐるぐる回りに過ぎませんがそれでも自然光の元で視点を下げると結構見られる気がします。
http://jp.youtube.com/watch?v=5RIHfpdIbBQ
運転風景の動画です。

リニューアル 

2008-09-04 21:04:27 | アクセサリー
 町並みレイアウトの雰囲気に合っていそうな奴が見つかったのでブログのテンプレートを変更しました。
 とはいえ、中味の方は相変らずですが。

 先週は月末ということもあってかジオコレ関係の新製品が大量にリリースされましたが、財布の金欠状態の事もあって買う物を絞り込まなければなりませんでした。駅や電車庫など結構良さそうな物もあったのですが・・・
 そのうちの一つバスコレは70年代から80年代にかけて活躍したバスが中心だった事も合って何台か購入しました。
 今回のものは私たちの年代が遠足や修学旅行でお世話になった車種が多いのが特徴です。
 できれば何台か同じ会社の物を押さえられれば遠足の1シーンが作れそうです。幸い学生のフィギュアも最近はいくつか出ていますし。

 こちらは直接Nとは関係ないアイテムですがこれらのバスが活躍した時代に道端で見かけた車のミニカーです。
 実際にあのバスが活躍していた頃のミニカーはGT・スポーツカー系が多かったのですが、最近はレトロブームに加えて購入層が高年齢化してきたせいでしょうか、この種の旧式ながら「フツーのクルマ」のモデル化が増えているようです。
 これらをレイアウトにそのまま組み込むわけには行きませんが線路際の手前の方に配置すると意外に見られる雰囲気になります。


第二モジュール製作23・丘の上のホテル2

2008-09-02 21:13:03 | モジュール・2

 前作のモジュールでは高層マンションで建物のA面とB面を作り分けて雰囲気に応じて差し替えることが出来るようにしましたが、今回のホテルでも同様のやり方を試してみました。

 A面に対してB面は商社風のビルにしてあります。
 こちらも半透明のプラダンをベースに壁面パーツを貼り付ける形としました。


第二モジュール製作22・丘の上のホテル

2008-09-01 22:32:40 | モジュール・2

 モジュールの左半分のトンネル部分は上が平べったく、建物を配置できるようになっています。ここに何を置くかは神社やら城やらと色々と検討してきました(先日の写真の洋館もその候補として考えました)が、 今回は自分が実際になじみのあった建物をモデルに使いたい思いもあって自分の故郷にあった「普通のホテル」を据えつけようと考えました。

 工作は単にプラバンに窓を抜いてガラスを模して半透明のプラダンを付けただけ。後は塗装でそれらしく見せている程度の代物です。
 
 1階部分には玄関としてぎざぎざの付いた庇(ここが難関と考えています)を取り付けたいと考えています。

 こんな物でも実際に丘の上に配置するとそこそこ見られる気がするから不思議です。
 この建物にはもう一つ仕掛けがありますがそれについては次回に。