光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

OEと3気筒・2

2009-03-14 22:04:15 | 車両・蒸気機関車
 先日のC53に続いて3気筒蒸気のコラボレーションです。というより個人的にはこちらが本命なのですが・・・(笑)

 実を言うとOE88入線以来いつかは牽かせたいと考えていた蒸気機関車がありました。

 後にC52を名乗る事になる国鉄初の3気筒機、8200がそれです。この機関車は国鉄最後の輸入蒸気とされ3気筒機の研究のためにアメリカから輸入されたものです。出自が出自なだけにデザインは国鉄離れしたアメリカンスタイルで独特の重厚感があり、個人的にも特に好きなものでした。
 マイナーな形式だけにNゲージでのモデル化はかなり難しい機種ですが、マイクロエースから8200とC52がそれぞれモデル化されています。個人的にはC52が好きですが、製品版では瀬ノ八の補機時代のヘッドライトの無いバージョンのために8200の方が牽引機には向いています。ただ、発売から8年近く経過しているので入手はかなり難しいものと考えていました。

 ところが先日、秋葉原に出掛けた折にその8200が並んでいるのを見つけ、つい衝動買いしてしまいました。

 マイクロ蒸気の中でも比較的以前の製品という事もあり車輪のディフォルメがきついのですがその他の点ではまあまあのレベルでしょうか。ともあれ、これでかねての計画通りOE88の牽引が実現できます。

 レイアウト上の模型で実現した日米欧トリコロール編成(実車では8200のテンダーとマニ50、ナハネフ23改が日本製です)16番やHOならいざしらずこれがNゲージで実現できた事は感無量なものがあります(笑)

 走行の動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=jIhs0503o40&feature=channel_page
 

OEと3気筒・1

2009-03-13 21:56:10 | 車両・蒸気機関車

 今回は通常の運転風景です。

 今年の初めにOE88を入線させて以来実例に囚われずにいろいろな牽引機を試してみましたが、中でも予ねてやりたかった組み合わせが流線型蒸気との組み合わせでした。

 手持ちのマイクロのC53はまさにうってつけの機関車でしたが、実際に実現したのはつい昨日になってからだったりします。
 流線型蒸気はC53とC55がありますが、スタイルの端正さではC55が勝るかもしれないものの機関車自体の中味は3シリンダー機のC53のほうがカッコ負けしていない印象があって個人的には好きです。

 実際の走行では折角の流線型も大して役に立たなかったようですが、今回のような「お祭り列車」的な性格の客車にはぴったりと思います(以前、運転会でサロンカーなにわを牽かせた事がありますが、それよりも落ち着いた感じがします)


走行風景の動画です。後半の場面でレイアウトの骨格丸出しの所がありますが、ここは本来消防署や銀行などの町並みのベースが乗るところです。
http://www.youtube.com/watch?v=Sk9GNO9i7ko&feature=channel_page

奇病流行中

2009-03-12 23:33:54 | レイアウト・開運橋

 移設後2ヶ月が経とうとする当レイアウトの住人の間で最近ある奇病が流行中です。
 症状はある日突然そのままの姿勢で卒倒してしまうもので道路上や駅のホームの上、横断歩道などで次々に人が倒れております。

・・・などと書きましたが、これは人形の話です。

当レイアウト上では気分に応じて配置が変えられる様にするために透明プラバンのきれ端に人形を固定するやり方を使っていますが、時間が経過すると時折このように自然に卒倒してしまうケースがあります。人形にピンを植えて立たせるのが強度の上では良いのですが、土の地面では比較的ごまかしが利くこのやり方も都会風というレイアウトでは舗装道路や舗道上に人形を配置する関係上、地面に穴を開けて立たせるやり方には抵抗を感じてしまいます。

 さてどうしたものか。悩みどころではあります。


線路周りの標識2

2009-03-10 21:17:13 | アクセサリー

 先日、TOMIXの標識類の数の少なさについて触れましたが、追加補充にショップに行って来ました。
 TOMIXの奴も見つけたのですが、前に来た時に無かったGMの「線路際のアクセサリー」が入荷していたのが収穫でした。

 この製品、自分で塗装する手間はあるものの勾配標・速度制限標と距離標は12個~24個ありレイアウトで使う分は1セットで賄えそうなボリュームです。

 今回はこの他津川の中継信号機等も購入して来ました。
 線路周りのディテールアップには一歩前進です(笑)

DE10の悲喜劇(笑)

2009-03-09 20:40:47 | 車両・ディーゼル機関車

 このあいだの話です。
 近所の中古ショップの出物を探しに行った折、KATOのDE10の中古を見つけました。
 DE10自体はTOMIXの奴を2両(派生機のDE15も含む)入線させていますが、値段がそこそこ手頃でナンバーの欠落以外に引っかかりそうな欠点も見当たらなかった事からこちらも購入した訳です。

 帰宅後にネットで知った事実。
 KATOが今年DE10のリニューアル品を出すというではありませんか(汗)

 結局、こちらも予約をする羽目になりました。これが入線するとDE10ばかり4両が機関区に並ぶ事になります。
 とはいえ、それでも後悔させないのがDE10の魔力というか人徳という奴でしょうか。
 機関区では纏まった数がずらりと並んでいることが多い上に、ローカル線では主力機として、都市部では入替え機や事業車牽引、どうかすると併用軌道上を貨車を2・3両引かせても様になる重宝な機関車だけにやはり入線は喜ばしいかもしれません(言い訳じみてますが)

 今回のKATO機はパッケージや車輪の特徴から見て一番最初に出た仕様のようです。隣にTOMIX機を並べてみましたが(左側がKATO)カラーはTOMIXに比べて彩度が低い印象で落ち着いた感じです。面白いのが手すりのチェーンでどちらのメーカーもチェーンがモールドされているのですがTOMIXは側面にもチェーンが付いているのにKATOにはありません。プロトタイプが殆ど同じだけに「チェーンの位置で見分けてください」という事でしょうか(笑)

 走りですが、意外だったのがTOMIXではクリアしにくかった(3軸動輪を前にして走ると脱線しやすくなる)ミニカーブの140RをKATOはどちらの向きでもクリアできた事です。これは正直言って有難いポイントでした。


 本製品が一番古いバージョンである証拠のひとつがこのシールです。購入してから思い出しましたが、この手の列車編成シールが付属していた時期が確かありました。その頃だと私も学生時代・・・
 当時は小遣いの関係や今の様に地方でも中古市場が確立している状態ではなかったので欲しい車両がなかなか手に入りませんでした。このDE10もそのひとつでしたが、当時買えなかった車両を25年ぶりくらいに入手できたというのも面白い話ではあります。


線路周りの標識

2009-03-08 21:16:36 | レイアウト・開運橋


 レイアウトの本線の線路周りの改修の一環としてかねて考えていたのが線路周りの標識設置とダミーでもかまわないので信号機を配置する事でした。
 これらの標識類はGMをはじめTOMIX、KATO、津川等からいくつか出ていますが、これまで手を出せなかったのはひとえに配置の原則が良く分からないからであります(汗)

 TOMIXのパーツなどはよく出来ていますが、説明書に標識の種類を羅列するだけでなくせめてどんな所に配置するかの説明も欲しかった所です。
 そんな訳でここ半年ほど資料(といっても一般書ですが)などを漁っていたのですが、それでも良く分からない所もあります。
 ですが、このままではいつまでたってもらちがあかないので出来る所からそろそろ掛かろうかと考えています。速度制限標・勾配標辺りまではどうにか行けそうですし・・・

 と思った所で気付きました。今持っている標識パーツはTOMIXの奴ですが、良く観ると1種類の標識がひとつしかないパーツもある様です。今回設置を予定している本線部分は複線のエンドレスでアップダウンが存在します。
・・・という事は例えば曲線の速度制限標ひとつとってもカーブ二つ分×上下線分の4個は必要ということになります。が該当の標識は1セット辺りで数字違いが2個しかありません。

 少なくとも複線区間の表現をするには同じものをもう一パック追加購入しなければならない訳です。

 近いうちに又ショップを漁らなければなりません。

メンテナンストレイン2

2009-03-07 21:08:32 | レイアウト・開運橋

 路面電車線では先日製作した当鉄道オリジナルの事業用電機ED10Aがクリーニングカーを牽引しました。
 ・・・が、TOMIXのクリーニングカーは基本的に小半径のカーブを使ったレイアウトで使うにはやや問題もあることを痛感しました。車体とホイールベース(ここでは二つの台車の間の距離)が長すぎるためにカーブでの内輪差が大きく、架線柱や柵への引っ掛かりが頻発。更に車重も重いため高速でのコーナリングでは簡単に脱線・転覆します(苦)
 この車種が出た当時はミニカーブレールが無かったので仕方ありませんが・・・
 結局一部の路線では機関車の牽引が効かず手動で操作する羽目になりました。

 とはいえ、このクリーニングカー、吸引モードの性能は馬鹿になりません。

 単線区間で本線の7割程度の総延長しかない路面電車線を一回りさせてこれだけの埃を吸い込みます。
 トンネルや地下線の多いレイアウトでは意外に威力を発揮しそうな車両に感じました。
 但し、原理が掃除機と同じなので吸引ファン直前の台車にはかなりの埃が絡まるので注意が必要です。

 あと余談ですが、この車両はかなり図体が大きい事もあって建築限界測定車としても使えるそうです。先の内輪差の問題はあるもののその意味での実用性は十分に思えました。

カーコレの新情報

2009-03-06 22:32:15 | アクセサリー
 
 昨日のブログをアップした直後にネットを観ていて知りましたが、6月にカーコレクションの新作が出るとの事。
 今回のはワンボックスと軽トラック4車種とのことです。
 ホンダTN、スバルサンバー、日産キャラバン(ホーミー)、マツダボンゴ(日産バネットなど)とのラインナップはいずれも「風景の中で普通に見かける」車種として貴重な感じがします(同じカーコレでも80シリーズはもっと徹底していますが)

 年式やタイプが異なりますが、ボンゴ以外の車種は一応トミカでも出ているのでトミカ版の写真を載せてみました。
 入手した情報ではサンバーはこれより年式が新しく、残念なことにトミカにある消防車仕様が入っていません。キャラバンはパトカーではなく救急車がラインナップされているそうです(TVの「大都会パートⅢ」のOPに出ている奴ですね)パトカー仕様はボンゴにあるそうですが今回のボンゴは現行型でミニバンタイプのフレンディとは異なります。

 鉄道のみならず車の方も好きなのですが、先にも書いたように風景の彩としての車を考えると車種は多い方が有難いですし、今回のラインナップのように以前なら地味さゆえにミニカー化されない、それでいて懐かしい車種が出てくるのを観ると嬉しいですね。

 今から楽しみです。

メンテナンストレイン1

2009-03-05 21:32:59 | レイアウト・開運橋

 移設後の当レイアウトでは大体一週間に一回程度のペースでクリーニングカーを走行させます。
 TOMIXのクリーニングカー2両を準備し、まず吸引車が埃を吸い取り、その後に湿式ブラシ装備の車両で乾拭き(状態によってはクリーニング液を併用します)で走行させるパターンを大体2・3周させます。
 本線部分は複線なので本来なら上下線で計2回の走行パターンとなるのですが、現在使っているパワーユニットがリバース用逆転スイッチがある関係でフィーダーと前後進スイッチを二つ装備しているタイプなので上下線に直接接続して2列車を同時運転させて手間を省いています。

 牽引で活躍するは先日製作したトリックスモーター搭載のオリジナルクモヤとジャンク上がりのTOMIXクモヤ。どちらも牽引力は強力な部類ですがその分走りはがさつなのでクリーニング中はかなりやかましくなります(笑)

 吸引車を本線で2・3周させると大体これ位の埃を吸い込みます。これを見るとメンテナンスをまめにやる必要性を痛感します。

 さて、本線はこれで良いのですが、問題は路面電車線です。

路面電車の駅(?)たち

2009-03-03 17:22:13 | レイアウト・開運橋

 列車の超編成化に比例してレイアウト内に配置するとどうしても場所をとってしまう本線の駅と違い、路面電車線の駅や停留所は割合気軽に設置が出来るため、レイアウトの中で路面電車の停留所が増えてきています。
 20M級車の編成だと小さいレイアウトでも同じスペースだと路面電車用ならかなりの大レイアウトになり、複数の停留所を配置しやすいという条件も増加に拍車をかけている気もします。


 こちらは路面電車線のターミナル駅です。唯一待避線と側線を備え複数の列車の運行に対応します。

 中間駅の二つは何れもエンドレスやリバースループのカーブの内側にホームを配置しています。路面電車だけでなく一部鉄コレやきらら等の長車体の車両も停車するので、それらにも対応させる為意識的にホームと車体の間隔を広く開けてあります。
 ただそれだと本来の短車体の車両が停まると間隔が広すぎてみっともないのでそれをごまかす意味でカーブの内側にホームを配置(カーブの内側が余り見えないセッティングになっている)しています。

 さて、先日の新作と併せて今回のレイアウトでは同じスペースに4つの駅や停留所が配置されています。これだと簡単なダイヤを作って運行させる事も出来そうな気がします。

キハ40・真打ち登場

2009-03-02 22:40:25 | 車両・気動車

 昨年の秋から暮れにかけてKATOとエーダイのキハ40を中古で入線させた話を以前しましたが、エーダイの入線直後くらいにTOMIXからHG仕様のキハ40がリリースされるという情報が入り早速予約してしまいました。

 KATO・エーダイと続いたのでここはTOMIXもという欲目が働いたからですが、前の二両が3桁価格だった事を考えると「泥沼にはまりこんだ」感じもしないではありません(TOMIXの新車価格はエーダイの7.8両分になってしまいます。尤もキハ40自体は好きなディーゼルカーなので後悔はしませんが)

 先日そのキハ40が入線しました。KATO・エーダイは2000番台ですが、今回のTOMIXは故郷で見かける機会の多い500番台の方で台車などが異なります。

 メーカーの異なる3両を並べてみましたが、TOMIXは最後発の21世紀モデル、しかも新品の時点で最も高価なモデルとなっていますが見た目では実際それだけのことはある細密感です。3モデルの中で唯一ライトだけでなく方向幕も点灯するデラックスぶりですが、そのせいかライトまでが白色光になってしまったのは惜しい所です。
 走りも3モデル中最もスムーズかつ静かなもので現時点のNゲージモデルでこれ以上望む所が無いようにすら感じます。

 更に驚くべきはKATOですらクリアできなかったミニカーブ140Rを曲がり切った事です(メーカーでは推奨しないかもしれませんが)内輪差が大きくコーナー内側の柵や架線柱に接触の恐れがあるものの私にとってはこれは大きなアドバンテージでした。

 自分のレイアウトに似合うとは言い難い車両ですが、他の2車と併せて大事にしたいと思います。

停留所前の放置自転車

2009-03-01 22:11:47 | アクセサリー
 路面電車の停留所を所定の位置に配置しましたが、まだ物寂しい感じがします。
 そこでホーム脇に「放置自転車の群れ」を置く事にしました。
 幸い数年前に同じ目的で購入し竹取坂駅などに大半が配置されているTOMIXの「無塗装自転車64台組」の余りが残っていたのでそれを利用する事にしました。杜撰ながら塗装も予め済ませていたので後は配置するだけです。

 ランナーから切り離した自転車の小さい事。個人的には「卵から孵化した直後のカマキリの幼虫」を連想させます(笑)
 後はどこにでも配置できるように透明プラバンの小片に自転車を貼り付けました。

 放置自転車といっても見てそれと分かる程度の象徴的な数しかありませんが、ホーム上の人形と併せて昼下がりのヒマそうな停留所の感じになりました。
 停留所自体もただ置いているだけですので気分によって取り外し可能です。