光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

遂に(笑)小田急SSE入線!

2013-06-13 18:57:10 | 車両・私鉄/民鉄

 このブログでは2年ほど前から書いている「ロマンスカーネタ」
 先日はサブのブログで総集編も掲載しましたが、今回はその続きです。
 因みにサブブログへのリンクはこちらホビーのごった煮・3年越しのロマンスカースパイラル

 
 実は近所の中古屋さんのひとつが先日から妙に小田急&秩父づいておりまして、NSE,SE、VSEなんかが色とりどりに並んでいました。
 さすがに最近は大半が捌けたようですが、私がこれまで小田急やロマンスカーの中古に当たる時というとなぜか大概が「どこかへ遠出をしたついで」というパターンが多く、今回の様に近所にロマンスカーが並ぶと少し悔しいような気持になります。
 (尤も、値段の方は私が買った時より幾分ですが高めになっていましたが)

 そのラインナップの中から見つけたのが「3000系SSE仕様5連」のモデル。
 今回並んだラインナップの中で唯一私が買えないでいたモデルでした。
 あれからあちこちの中古屋を覗いても何故かこれだけが見つからずにストレスを溜めていた機種でもあります。

 そんな経緯もあるのでこればっかりは手を出さずにはおれません。

 元のSEをリニューアルした独特の面構えと5連で収まるコンパクトさは未だに魅力です。
 走行性はスムーズで連接車特有のカーブ走行の楽しさが堪能できました。

 余談ですがこのSSE、ひと編成が大井川鉄道に譲渡されていたものの当初予定の3連化改造ができない(出入り口が一か所になってしまう)ために殆ど活躍できずに終ったようです。
 最近鉄コレで充実著しい大井川鐵道の車両に紛れ込んでもOKと言うメリットも(笑)

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エンドウのEF58としなののED17

2013-06-11 20:46:05 | 車両・電気機関車

 個人運転会「ラフェスタ」から、第3弾です。

 今回はブラスモデルから2題。

 当鉄道(もちろん中断前の頃の話です)で初めてのブラスモデルはエンドウのEF58・ひさし付きです。
 エンドウが初のNゲージ参入を果たした記念すべきモデルと言えますが、当時の目で見ても相当に大雑把な作りでいまひとつ素材のメリットを生かしきれない感じもしたものです。
 特に異様なほど高い腰と、そのせいでかなり浮き上がって見えるエアータンクは見た目でかなり損をしていました。

 個人的な印象で言うとエンドウのモデルが本領を発揮しだしたのは機関車ではEF57以降のデッキ付き車、あるいはキハ35以降の箱車(特に私鉄のアルミカー)だったと思います。
 とはいえ、当時から日本最大の鉄道模型メーカーだったエンドウだけあって動力のスムーズさは当時のKATOに匹敵するレベルでした。
 あの頃のTOMIXは殆どナインスケール上がりの動力ばかりでしたし学研のそれは更に問題にならないレベルとされていましたから、この走りの魅力はかなりエンドウにはプラスのイメージだったと思います。
 そのせいでしょうか、エンドウのモデルは意外にデパートで見かける事が多い物でした。
 実を言うと最初のEF58も名古屋の三越で買ってもらったものです。


 こちらも昨年に大宮の中古屋で見つけたジャンク扱いのモデルです。
 恐らくですが79年から80年頃のモデルと思われます。

 前のユーザーの色差しやヘッドマーク貼り付けでかなりマイナス査定が付いていたようですが(笑)モデルの性格を考えるとワタシ的には気にはなりません。
 前述の走りの印象はこのモデルでも健在です。スムーズとはいかないまでも安定感のある走りで今回運転した旧動力の中ではピカイチです。
 現に、この手の旧モデルでは唯一クラブの運転会の一周3~40メートルはあるコースを連続周回させていますし。

 聞くところではエンドウは80年代半ばには自社ブランドのN車両から撤退した物の以後、かなり長期にわたってGMの電車キット用の動力を供給し続けていたようです。

 さて、この時期金属ボディのモデルでNゲージに参入したメーカーがもう一社。
 後にアリイに吸収されて「マイクロエース」になっている「しなのマイクロ」というのがありました。

 エンドウがEF58に始まり24系や200系新幹線等のメジャーな人気車種を揃えていたのとは対照的にこちらは当初は小型の古典的電気機関車から入ってきたのが印象的でした。
 中でもED42辺りはそれなりのステイタスのあった機種だったようです。
 そのしなのマイクロの第一弾が今回登場のED17でした。

 上述の事情もあって中断前の時期でもあまり注目していなかったメーカーでしたし、田舎の模型屋レベルでは滅多に店頭でも見なかったブランドでした。
 
 ですから3年位前に近所の中古ショップで見つけたED17が事実上私の「しなの初体験」となります(笑)
 聞くところではこちらの個体は後期の生産分のモデルで走行系が改善された仕様だったようです。
 と、言う事は80年から81年頃のモデルという事になりそうです。

 それもあってかスムーズさは上のEF58を上回りますしずっしり重い車体の威力もあってか牽引力も負けていません。
 小型機の割に今でも十分通用する性能と思います。
 ただ、車体周りのくたびれ具合は年式相応ですしディテールなど無いに等しいただの箱ですが。


 後に今のマイクロエースが出したED18のプラ製モデルと比較してみましたがディテールのメリハリはプラの方がはっきり出るようです。

 しなのマイクロはこの後小型古典電機をいくつか出した後ブラス車体の電車中心にラインナップを拡充。
 中には阪急6300の様にエンドウと競合した物もあり「Nゲージの金属車体の量産モデル同士の競作」という空前絶後の状態まで現出させました。
 とはいえこの拡大路線は続けられず80年代半ばにプラ車体の185系やEF71とかを出した直後にアリイに吸収されます。

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「旧車」のED75から

2013-06-10 18:39:25 | 車両・電気機関車


 個人運転会「ラフェスタ」ネタ第二回です。

 今回はED75で。
 ED75がNゲージで登場したのは1974年。TOMIX前のナインスケール初の日本形動力車でもありました。
 初期モデルは横っ腹のメーカーズプレートが無暗に大きく「日立」と書かれているのが特徴的でHゴムや車体の帯も全て白で縁取りされており模型と玩具の中間的な印象でした。
 動力は香港製。
 このED75も私がこの趣味に入ってすぐ位に入線したのですがKATOのEF65はもとより後から出た同じナインスケールのDD13よりも走りが悪くあまり使われなかった記憶があります。
 おまけに当時のモデルはユニットのダイカストの経年劣化や変形が凄まじい物が多く、奥等に出るジャンク品の中には「どこをどうすればここまで変形できるのか」とすら思えるモデルも散見します。
(尤も、状態の良い物は問題ない事も多いのですが)

 以前からよく触れている様にあの当時の車両たちの大半は親類に譲渡してしまい手元に無いのですがいくつかは後になって他の中古屋からサルベージして車籍復活の上入線させています(笑)
 今回走らせたED75もその一つ。
 こちらはTOMIX登場後のバージョンで基本的にはナインスケールと殆ど変りませんが車体帯が銀色になりモータも日本製に切り替えられたタイプです。
 あのどでかい「日立」もありません(笑)

 今回久しぶりにこの75で11連の荷物列車を惹かせたのですが試運転の時ですら見られなかったほどのスムーズさで快走したのには驚きました。
 線路状態や電源の点でよかったのでしょう。動力系ががさつなモデルの場合ミニカーブなどの小径エンドレスは鬼門です。
(KSKタイプCタンクでも同様の特性を確認しています)
 とにかく今回の運転でこの75を少なからず見直しました。

 75というともう一機。
 こちらは今は亡きエ-ダイナインのED75です。

 当時グリップゼッケン、グリップテクニカなどの建機系ミニカーで一定の地位を持っていたエーダイがかなり本気でNゲージに参入しただけあって出来も相当なものです。
 外見上もちょっと前のKATO,TOMIX(HG仕様以前の)のモデルと全く遜色がありません。
 これでも80年頃のモデルなのですが先ずこの点で驚かされます。

 走行性も全く問題なし。初期モデルより良くなったとはいえ、先述の香港TOMIXとは雲泥の差です。
 ただ、皮肉な事に優等生的に出来が良すぎて同時期のKATO、TOMIXに比べて独自性が薄い印象なのも事実です。
 キハ58系等は他社と違う独特の色彩センス(ある意味どこよりもリアル)でかなりの差別化ができているのですが。

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駅のイベント運転会

2013-06-09 21:03:24 | 旅行・探訪・イベントなど

 今日は6月というのに蒸し暑く晴れあがった日曜日です。
 そんな日曜日だというのに多忙極まる一日を堪能しました(大汗)

 午前中は地区の運動会の参加と設営の手伝い。


 そして午後は3月に引き続き駅のコンコースの運転会の手伝いでした。
 何しろ運動会の会場から直接駆けつけたものでこちらは車両もなし。手ぬぐい一本とカメラしか持ち込めません(笑)
 今回の運転会は地元の駅の開業110周年記念事業の一部としての参加でした。そのせいか前回よりもはるかに賑やかな内容で隣では地元芸人のパフォーマンス、奥ではミニコンサート、駅前広場ではパフォーマンスと結構なお祭り騒ぎです。


 今回参加のモジュールはなぜか雪景色の物が目立ちました。6月なのにここだけは真冬です。
 モジュール自体の新作はなかったもののこれらのモジュールでは例外なく雪が増量されていたのが印象的でした。

 増量ばかりか雪祭りまで加わっていたりします(笑)
 雪の中に立っている樹木は葡萄のへたを使ったものだそうですが、意外と周囲の色調にはよく合いますね。
 こうしたアイデア工作的なのは見ていて楽しいです。

 今回は前回以上にイベント性が高かったせいか地元車両中心という縛りは少なかった様でOE88とかスーパーひたちとかも見られました。




 ところで今回はNゲージだけではなく駅前にライブスチームの乗用模型も参加していました。
 あいにく私が来た時には撤収中だったのですが石炭焚きの本格的なものだったようです。
 その脇では自転車やスケボーのパフォーマンスが。

 単独での運転会も楽しいものですが、他のイベントと並列された文化祭的というか、ごった煮みたいなイベントは正直大好きです(笑)
 さて、私も次回までにはミニSLレイアウトを間に合わせなければ(大汗)
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今月の個人運転会「鉄路のラフェスタ(爆)」から・EF70と65

2013-06-08 19:06:28 | 旅行・探訪・イベントなど
 当レイアウトでは以前から20年物、30年物の車両の入線が多いのですが、先日のEF70のレストア(笑)を機に手持ちの旧車だけを集めた個人運転会(笑)をやっています。
 様相だけは「鉄路のラフェスタ・ミッレミリア」じみていますがあちらのような華が全くないのが辛い所で。
 今回からその傘下車両の中からいくつかを折を見て紹介したいと思います。

 機関車が牽引するのは先日GMのキット組み品が追加された荷物列車11両編成。なんだかこっちも華がないですが今では観なくなった編成だけにオールドモデルとの相性は良さそうです。


 先日屋根上を中心に手を加えたEF70、型は1975年以前、恐らくは1973,4年頃のモデルと思われます。
 後のバージョンよりも鮮やかな赤が何よりの特徴でノーマルカラーよりも華やかな感じがします。

 実際の当時の車両であれば屋根上機器は白色のプラで表現されているのですが今回のモデルでは銀河モデルの碍子とエナメル線でリペアしています。

 走りは正に年式相応のやかましいながらも力強い走りを見せます。当然スムーズさなどはありませんが、これは今の基準で考えてのはなしです。
 今のパワーパックは当時の物よりも電源の容量が大きいので走りもかなりパワフルになりますし、旧式の動力でもそこそこスローが効きやすいようです。



 そのEF70と動力ユニットを共用し、台車までEF70の物を付けていたのが初代モデルのEF65です。
 厳密には最初期のものはスカートまでEF70と同じでした。そのモデルは趣味の中断前に持っていた事がありましたし、当時の「Nゲージ」という工作本で「スカートのすそをカットしてEF65風にする」加工記事が紹介された事もあります。
 このモデルはスカートが65用になっているところから見て1975年~77年頃のモデルではないかと思います。

 こちらはごく最近の入線ですが、EF65はかなりの人気機種で各メーカー競作、しかもどのメーカーも何度もリニューアルしているせいでKATO辺りの初期型の旧モデルは出物も多い上に格安な事が多いですね。
 特に「アゴワレ」と呼ばれるスカートの首降りは最近のユーザーには不評の様ですがEF70でもそうであるように350R以上の大径のカーブの場合はそれほど目立ちません。
 と、言いますか、実際観ていてスカートだけ注目しない限り気にならないと言った方が適切かもしれません。

 中身が同じである以上走行性も同じなはずですが動力のコンディションがEF70よりも良いせいかかなりスムーズな走りが堪能できました。

 これらのモデル、特にEF65は最初の入線が今から37年前だった事もあって純粋な懐かしさが先に立ちます。
 そしてその37年間の間にモデル自体は当時のままでも線路システムや電源の進化によって当時不満のあった走りもかなり改善されている事が実感されました。

 これなら旧動力のモデルでも十分楽しめるでしょう。
 ここで走らせた他のモデルについては次の機会に。
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今月の1冊・「変わった車両30題」から

2013-06-07 22:06:24 | 書籍


 先日親類から頂いた書籍の中の一冊から。
 TMSの特集シリーズ「変わった車両30題」を取り上げます。

 本書は昭和20年代から30年代にかけてTMSで発表された車両モデルの中から自由形、実物の模型化を問わず変わった形態のモデル(当時はそれらをひっくるめて「ゲテモノ」と呼んでいました)をまとめたものです。
 
 これまでのTMSの特集シリーズ(再版されたものは特に)の巻末などには大抵書かれているのですが「これらの記事の技法では現在では通用しないものも多いが」といった意味の事が書かれています。過去に目を通した何冊かの車両モデルの記事を見ればそれもむべなるかなで、40年も50年も前のモデルと現在の物を比較すると材料の違い、パーツの充実度、工具の進歩などにより仕上がりにかなりの差を感じる事が多いです(もちろん、それぞれのモデラーが製作の過程で滲みださせる「特有の味」に現在にない温かみを感じる事も多いのですが)

 これは予めプロトタイプを設定しそれに沿う形で工作する「模型」の宿命の様なものかもしれません。

 ところが本書で取り上げられている車両について言うなら、車両の形態そのものが珍しい物だったり、作り手の設定やディフォルメの中のアートなセンスが前面に出た物が多いので今の目で見ても意外に見飽きないのです。
 これはある意味意外でした。

 漫画チックだったり機構や形態がユニークだったりするこれらの車両の記事にはここ最近の専門誌で感じる事の少ない勢いとそれに裏打ちされた自由さ(この雰囲気は昭和30年代から50年代初め頃までに共通した印象ですが)が感じられ、読んでいて独特の解放感を覚えます。なんだか読んでいて目から鱗が30枚くらい落っこちました(笑)

 
 そのひとつの例としてナローのモデルから。

 本書の出た時期(昭和30年代前半中心)は16番がメインだったのは勿論ですがNゲージがまだ影も形もなかったのでナローゲージ全般も「ゲテモノ」扱いされていました。
 それもそのはずで車体はナローゲージ準拠でも足回りが16番のままの「超ガニ股」で模型化せざるを得ないのでこれもやむを得ません。
 ですがそれらのモデルを見るとモデルを通して作り手の工夫やセンスを最大限に発揮する事で少しでも不自然さを回避しようとした跡が感じられます。
 その自由闊達さには、超精密モデルを見る時とは違う感動を覚えました。
 
 また、これらの記事には作り手に「どんなものが作りたいか」が明確で「それを実現するために何をしなければならないか」も極めてはっきりしており、読んでいて分かりやすい骨太さを感じます。
 この骨太さは鉄道に限らず、他のジャンルのモデルを含めて最近の模型趣味に最も必要な部分ではないかという気がします。

 正直これが来た時は「こんなの読んでどうするんだ」みたいな気持があった事も事実なのですが(恥)いざ読んでみるとどんどん引き込まれました。

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ミニSLレイアウト工作・看板を立てまくる(笑)

2013-06-06 19:07:46 | ミニSLレイアウト
 ミニSLレイアウトの工事。
 前回から建物類の固定も進みようやく風景らしくなって来ました。

 今回は少し小技です。
 週刊SL~の本誌ではこれまで10基近い看板が付属してきました。
 レイアウトの規模を考えるとむしろうるさいくらいの多さですが、拡張して少しスペースを広げた今回のレイアウトでなら密度的にちょうど良い気がします。

 ただ、看板に貼り付けるべきシールが本誌の場合「エナメル看板を拡大印刷」した様な不自然なものばかりで正直使う気にはなれません。
 そこでこの部分は自作する事にしました。

 例によってラベルマイティを使い、図案は自作の物と故郷や現住地の写真から切り出したもの、更には台所に残っていたマッチの図案をスキャニングした物まで動員しました。
 このレイアウトの場合想定年代が本誌のレイアウトが昭和30年代を想定しているのに対して昭和元禄以後、45年~54年頃を狙っているので図案もその年代と同じかやや古い程度にしています。
 (看板の場合、全ての看板が同じ時期に一斉に描きかえられる事などありえず、10年前後の幅で異なる時期の看板が同居する事が多いからです)

 ついでに建物の壁面にも大判の映画ポスターなんかを貼りました。
 あの頃の私がインパクトを感じたり、あるいはあの頃の空気を象徴するような作品を選んでいます。


 …「ノス●ラダムスの大予言」「続・エ●ニエル夫人」なんかはインパクト系の双壁なのですが一方で「ジェ●ミー」とかのべたべたのラブロマンス映画や「ミッド●ェイ」等の大作戦記ものなんかも70年代の空気を象徴していた気がします。
 余談ですが「続・エ●ニエル夫人」ですがロードショー公開当時、あのあられもない図案が「家の壁面並みにデカい大看板」になって市内の目抜き通りに堂々掲示されていた事がありました。
 「タ●ーリングインフェルノ」や「エク●シスト」ですらそこまででかいのを見た事がありません。あれよりでかい看板と言えば80年初めのリメイク版「月光仮面」(何故?)位だったと記憶しています。
 当時の私からすれば大変な「ぶったまげの風景」でした(笑)

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ブログ6周年を迎えて

2013-06-05 16:14:11 | その他

 2007年にブログをスタートさせてから今日で6周年を迎える事ができました。

 今日はそれを記念しての休日です・・・というのは嘘でたまたま6周年と平日休が重なっただけなのですが(笑)

 この趣味を再開したのはそれよりも前なのですが、これまでの流れを見返していると自分でも節操がないというか、レイアウトから始まって車両工作、16番、Zゲージと興味が向くとあちこちに手を出してきた事が分かります(汗)
 (16番とZゲージは最近、Nに比べてスローペースになっていますが本来それくらいがちょうど良い感じもします)
 ただ、それでも「鉄道模型の趣味」という一点だけはどうにかぶれがなくやっている訳ですが。

 最近の流れは昔のモデルの入線やレストアが増えてきているのが特徴的です。
 細密感やスムーズさでは現今のモデルに抗すべくもないのですが旧モデルには旧モデルなりの楽しさもある事を最近感じています。
 これについては少し思う所もあるので近々まとめたいと思っています。

 昨年着工したミニSLレイアウトはここに来てやっと工事のペースが上がって来ました。来月のクラブ10周年の運転会までには間に合わせたい所です。

 工事を進めている最中でも「試験運転」と称して列車を走らせたりなんかしているといつのまにかそっちがメインになってしまい、トータルで工事ペースが落ちるという悪循環が一番の要因です。
 どこかで聞いた事がありますが「レイアウトを早く完成させたければ本線は最後まで開通させない方が良い」という事ははある意味真実だったと(汗)



 もうひとつ、昨年開設のHPの方ですが月一更新状態でこちらも牛歩の如しです。来月の一周年を機に項目の追加などでもう少し密度を上げたいと思います。

 さて、この趣味を再開した時にはよもや自分のブログやHPを持つ事になるとは思いませんでしたが、それによって趣味を通した他の皆さんとの交流や意見交換がそれまでより手軽にできた事は何より有難い事だと思います。
 この場を借りて皆様にはお礼申し上げます。

 相変わらず進歩のない(大汗)つたない内容ですがこれからもよろしくお願いします。


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GMの73系電車のはなし(汗)

2013-06-03 18:37:34 | 車輌・電車
 最近中古モデルの入線が増えている話をしていますが、今回も中古品です。
 安物買いの何とやらにならねばいいのですが。

 今回のはGMのキット組みの73系6連。動力車付きで1両辺り3桁価格です。
 先日紹介した「謎の荷物列車編成」を買った後に入れ替わりで入っていました。
 どうやら同じユーザーからの持ち込み品の様子です。
 年代的には動力が日本製であることなどから90年代~2000年頃のモデルではないかと思います。

 いわゆる「グリ完」なのかキットの素組みなのかははっきりしませんがかなりすっきりした作りで年式ゆえの古さを機にしなければなかなか好感のもてるモデルでした。走行性も旧国らしいガラガラ音込みのもっさりした走りですがこれもいかにも年式相応でしょう。
 繊細さには欠ける物の無闇にパワフルな走りを見せるこれらの動力ユニットはいかにも80年代のNゲージの匂いがします。

 ラインナップは近代化改装タイプのクモハークハの2連と半鋼製車の4連の組み合わせ。動力は改造クモハの方ですがこれらは手持ちの可部線仕様と同じなので中間車とコンバートする方針です。
 それにしてもGMの73系をはじめとする旧国シリーズ、最近の細密モデルの方向とは対極な感じの大雑把な造形ですが(何しろ30年以上モデルチェンジしていませんし)個人的には走りを含めたその大味さに最近魅力を感じつつあります。
 これで新品がもう少し安ければ有難いのですが。

 それにしても
 「また73系が増えてしまった」(大汗)
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「謎のクモニ83」の暫定運用(笑)

2013-06-02 20:16:12 | 車輌・電車

 4月の末頃に書いた「謎の荷物列車」、それからです。
 あの編成に謎の青いクモニ83が混じっていた事はその時にも触れましたが、後で調べてみても実車にこういうクモニがあった形跡はなかった様なので「さてこれをどうしようか」と考えます。
 再改造やリペイントに使うのも悪くはありませんがそれはとりあえず後の楽しみにとっておくにしても折角走れる機材なのですから当面の使い道を考えたい所です。

 そこで思い出したのが、3年くらい前にジャンク袋に混じっていたのを取ってあった福塩線クハ68風のトレーラーです。
 微妙に色調は違うのですが当面はこれと組み合わせた2連で走らせてみてもいいかなと思います。

 元がKATOカプラー装備だったのでいったんアーノルドに交換して連結可能にしました。 レイアウト内に急カーブが多い場合、カプラー自体の首降り角を調整しやすいアーノルドタイプの利点を優先しました。

 と、いう訳で現在は建設途上のミニSLレイアウト上で暫定運行中です。
 さて本体の荷物列車編成ですがこちらも最近編成を組み直してみました。 こちらについては次の機会に
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最近の車両工作・レストアなんかで思うこと

2013-06-01 19:51:40 | 思いつくままに・考察
 前にも車両工作の話をしましたが今回はそれに関連して先日感じたことから。

 京阪80の動力化とか、昨年手掛けた下津井モハ102の動力化、あるいは夏場の16番のC54のレストアなんかをやっていて思うのですが「完成した車両がきちんと走った時、あるいは走りが今一つだったのがスムーズになった」瞬間の楽しさというか快感が最近癖になりつつあります(笑)

 じっさい、走行系の調整とか、組み直しなんかをやっている時の充実感は自分でも意外に思うほど高いものでしたし、それらが仕上がって車両が走り始めるとそれまでの苦労が報われた気持ちになります。
 体質的なものもあるのでしょうが、やはり私にとって鉄道模型は「飾るもの」ではなく「走らせるもの」であり運転するにしろ走っているのを眺めているにしろ、「動く事」にプライオリティを感じる様です。

 特に旧モデルのレストアなんかがそうですが、買ったばかりの新車がレール上をスムーズに走るのは当たり前ですが、購入時走らないモデルが手を掛ける事で再び走り出すさまは快感を通り越して感動的ですらあります。
 これは初挑戦で組みあがった動力ユニットが初めて動き出した場合でも同様でしょう。

 

 それは車両工作に限らずレイアウトについてもそうで同じ所に設置されただけのストラクチャーやシーナリィも「走行する列車と組み合わされる事で最大限に生き生きしてくる様に思えます(この点では「飾り物」と似ているようですが列車という動的な要素と組み合わされた時に初めて威力を発揮するという点で単純な「飾り物」とは異なる気がします)

 ボディの外回りにパーツを追加して細密化したり行き先表示幕を貼ったりして細密感を上げたり、或いはウェザリングなどで雰囲気を出して行くのものも良いのですがそれらもやはり「走らせて楽しむ」事を前提にした鉄道模型ならではの楽しさではないかという気がします。

 ・・・まあ、そうは言っても現実は「走りが今一つのジャンク中古」とか「動力化に工夫が必要な曲者モデル」の入線が多い事が一番の要因なのですが。
 この辺りの事についてもいずれ改めて書こうかと思います(汗)

 そんな今の私がはまっているテレビ番組はCSのディスカバリーチャンネルでよくやる「復元・クラシックカー」「クラシックカーディーラーズ」「ファスト&ラウド」などの旧車復元・カストマイズ番組だったりします。鉄クズ同然のオールドカーの走りを手間とノウハウをかけて走りを復活させるプロセス(更にはそれを好みのベクトルに再改造したり)が最近の私のモデリングの方向性に近いからでしょう。

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