ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

Ronald Bergan(1993) Dustin Hoffman. Virgin Books

2018年11月21日 00時24分53秒 | 映画

卒論で学生さんが、自閉症の映画について考えている。なんといっても、1988年の「レインマン」だろうとうことになった。

ということで、それを検証している。シルバーマンの『自閉症の世界』(ブルーバックス)で経過についてしっかりかかれている。レインマンのそのモデルになった自閉症の人のドキュメント「リアル・レインマン」をみたりしたが、その役をやったダスティンホフマンをみないとということで・・・ロナルド・バーガンの『ダスティンホフマン』を入手して、当該部分を読み始めた。これって結構おもしろい。知的障害から自閉症への変更、ダスティンホフマンのこだわりと役どころ、相方のトムクルーズについて、そして脚本家で右往左往、役作りをしながら変わっていく脚本、電話ボックスの中でのおならのエピソードも笑える。その節のおわりのころにまとまった筋立てとレインマンの与えた影響がさらりと書かれている。その節は「UH! OH!」-これは、レインマンの主人公レイモンドの口癖からとられたものである。

個人的には、映画「卒業」のダスティンホフマンの姿やサイモンとガーファンクルのいくつかの音楽、そして、そこから、レインマンへの変遷をいくつかの寄り道をしながら点と点をつないでみたいのだが・・・。

そんなことをかんがえていたら、深夜NHKで東田直樹を撮影した「自閉症の君が教えてくれたこと」の再放送をしていた。