なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

サイエンスゼロ13日分

2010年11月14日 | テレビ番組

みなさんこんにちは(^-^

tatuakiです(^-^v

今日の朝、NHKの食べ物一直線で下呂市の竜の瞳が紹介されていました。

今井さんは私の働いている店でも取引があるので知っている人です。

番組で家の父ちゃんがちらちらとうつっていました、思わず指をさして「おとうちゃんだ!!」と騒いでいました(^-^;

さて、昨日のサイエンスゼロは、「多剤耐性菌」です。

多くの抗生物質が効かない菌のことです。NDM-1という今のどんな抗生物質も効かない多剤耐性菌が日本でも発見されています。

さらに厄介なことにこのNDM-1のDNAがほかの細胞に移ることがありこれが赤痢やチフスに移るとこれらも多剤耐性になりかねません。

インドから生まれました、インドでは抗生物質が手軽に手に入る時期があり抗生物質が乱用され耐性をもつようになったそうです。

さらにそれだけではありません、海の中にも元々多剤耐性菌が存在しています。

実は抗生物質は生物が生存競争に関係している自然界に当たり前に存在しているシステムなのでそんなにおかしいことではありません。

自然界の生存競争にも多剤耐性菌は存在すると当たり前のように考えられます。

さて、また新しい抗生物質を見つける研究は製薬メーカーは乗り気ではありません。そんなに儲けがないのです。何万と合成した抗生物質の中で利用できるのは2~3株しか実用的なものはなく半分バクチに近いのです。

今できることは、むやみやたらに抗生物質を使わない。

多剤耐性菌を病院外に出さない。

これしかありません。

それと、病院のスタッフが手洗い、殺菌を徹底して守るしかないようです。

以上が内容でした。

考えてみれば、生物の進化の歴史の中で生まれたのが抗生物質なんですね。それが今危機になっているのは恐ろしいことですね。

それでは、明日から仕事です。

また来週です(^-^v

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする