世の中景気が上向いているとか言っても、今後の動向はわかんないですよね。私は実感がないです。
下呂市も熱くなりました、朝晩は寒いのですけど、寒暖の差が激しいですね。
写真は、飛騨川公園の水路の写真です。上の赤い花に下の水が染まって美しいですね。
さて、最近カナダの企業が火星への片道切符同様の火星へ人間を運ぶロケット計画があるようです。
色々と問題はあります、例を挙げると、酸素や水、食糧はどうするのか?
宇宙の放射線はどうやって防ぐのか?
一番に問題にしたいのは移動の時です。地球を出発して丁度目標の火星が軌道上にいなければいけません。2年に一回火星は地球と接近するので移動するならその時でしょう。
それに、人類は(詳しい数字は忘れましたが)火星に探査機を送り込む時にわりと失敗が多いのです。
あのホリエモンも関心を持っているのだそうです。
でも今のところ重要な産業ではなさそうです。
金食い虫の可能性があります。
アポロ計画の後何故NASAは火星を目指さなかったのかは色々ありますけど、一番の障害は国に予算を却下されてしまった可能性があります。
アポロ計画の時は旧ソ連という敵対国がありどうしてもロケット技術に後れを取ったアメリカが威信をかけてもやりたかったのでしょう。
しかし、その後ベトナム戦争に戦費が費やされアポロ計画は終わったのです。
今はどんな大義名分が存在しているのでしょうか?
冷戦が崩壊して、世界の情勢は変わってしまいました。
そう、金儲けビジネスしかないような気がしてきます。
宇宙船の火災は大変危険なものです、それに何年間も閉鎖的空間に人間が耐えられる可能性は分からないのが現実としてあります。
一般の人が火星へ行っても、何の仕事をするのかわかりませんよね。
まあ、訓練された科学者なら行っても価値はありますけど。
でも、こんなこと今頃言ってはなんですが、昔世界を船で旅をする大航海時代も同じことを言われていたので私は正直言って断固反対という立場ではないです。
しかし、海と宇宙空間は全くの別物です。
宇宙船の壁の外側は真空の死の世界なんです。
相当覚悟しないと行けないと思います。
私としてはもう少し余裕を持ち国連とアメリカとロシアが先頭を切って移住計画を進めたほうがいい気がしてきます。
しかし、最も安い費用で宇宙開発ができたらこんなに素晴らしいことはありません。
それは国の機関がやるよりも、民間がやったほうがいいでしょう。
(NASAの場合、企業間の競争による宇宙船の発注はあります)
昔、クラークさんが「宇宙に行くには生命維持装置があればいい」とか言っていたのを印象的に覚えていますが、事はそんなに単純な話ではないでしょう。
さて、皆さんは火星への片道切符欲しいですか?
(^-^