なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

フランケンシュタインの誘惑「握りつぶされたブラックホール」より

2016年09月30日 | サイエンス

皆さんこんにちはtatuakicadoです('ω')ノ

皆さんお元気でしょうか、今日は朝は非常に寒く昼はそこそこ太陽が出て暑かったですね(;・∀・)

あ、そうそう飛騨高山駅は来月オープンらしいです。めったに高山へ行けないので来年のGWに見に行こうかなと遠い目で期待しています( *´艸`)

最近雨ばっかりですよね、どうなっちゃったんだろう台風ばかりきて(;^ω^)

さて、昨日のフランケンシュタインの誘惑をさっき仕事から帰ってからHDDに落としていたのを見ました。

チャドラーセカールとエディトンとの物語が興味深かったですね。

エディトンは若くから天才的でアインシュタインの相対性理論を理解していました。当時アインシュタインの相対性理論を知っている3人の中の一人にエディトンがいました。

エディトンは恒星が輝くのはガスの核融合のせいであると言う新しい見解を見出した人です(ちょっと誇張を入れていますが分かりやすくしているためです)エディトンはしばしば現代天文学の創設者と言われています。

エディトンはすべての星が終わりを迎えると白色矮星になると考えました。しかも大きな星が一生を終えると小さく縮み重力が重くなるとブラックホールに似た見解をしています。エディトンは当時イギリスからナイトの称号を与えてもらうなど出世街道まっしぐらでした。

一方インドのバラモンの子供で小父がノーベル賞学者のチャンドラセカールと言う人も神童と呼ばれた天才です。彼はエディトンの本を読んで感動を覚えました。チャンドラセカールは船に乗りエディトンがいるイギリスへ船で行きます。

そこですべての星が白色矮星になるのではなく、重い星は永遠につぶれ続けると言うブラックホールの考え方にたどりつきます。

エディトンはこれらの現象は観測も実験も出来ないのでそれは確かめようがなく科学的ではないと思っていたようです。

しかもエディトンの当時考えていた一般理論と言う万物の究極の理論とチャンドラセカールの考えたことは一般理論が間違いであるという事を示していました。

これにエディトンは怒ります。そしてチャンドラセカールはエディトンの所へ行って自分の論文を見せるのです。エディトンはチャンドラーセカールを学会で恥をかかせてみようとたくらみます。

エディトンはチャンドラーセカールの論文発表会を開きました。しかし当時の物理学者は無限に縮小すると言う概念に戸惑ってしまいます。そこにエディトンは「こんな理論が自然科学に当てはまるわけがない」と非難してチャンドラーセカールを天文学会から追い出してしまいました。

その後のエディトンの一般理論は当時実験などに合わなくなってしまい、自分の考えた数式に1を足すと言う苦肉の策をしただけにすぎませんでした。学会が段々とエディントンに文句を言うようになってもエディトンは知らん顔、自分の実験に夢中になっていたのでした。

エディトンは胃がんのため亡くなります。

その後チャンドラーセカールはアメリカにわたり大学の教授をしていました。そこへ水爆開発に関係していた科学者から論文が送られました。この論文はチャンドラセカールの考えたことが事実であるというと言う結果の論文でした。

チャンドラーセカールはノーベル賞を与えられました。

そして今年、人類は直接重力波と言うのをとらえることに成功したのです。

それはチャンドラーセカールが正しいと考えていたことが事実観測されたのです。つまり人類は直接ブラックホールを観測できたのです。

ここまで見てきましたが、当時のアインシュタインはどう思っていたのでしょうか?

多分、確証が持てないので保留のままだったのでしょう。最後まで慎重的で考えが深かったアインシュタインは神かもしれません。しかし、一般理論と言い大統一理論と言い成功はしませんでしたね。

多分究極の理論なんてない、究極の理論は多分神様の理論に等しいと思います。神様なんていないと証明できれば究極の理論なんて破たんすると思いませんか?え?思わない?・・・・失礼しました、私の思い過ごしです(;´Д`)ゴメンナサイ。。。。

さて、今日で9月も終わり。本格的な秋に近づいてきましたね。

秋の夜長、こんなことを考えてみるのもロマンチックでよくありませんか?

そりでは良い週末を。

そりでは<(_ _)>

コメント
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