なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

サイエンスゼロ18日分

2016年09月19日 | サイエンス

皆さんこんにちはtatuakicadoです(´・ω・`)

折角の休日ですが私は仕事があります。仕事であろうが休日であろうが晴れてほしかったのですがこんな雨続きとは秋雨はなんか感じが違いますね。湿度が69とありムシムシするだろうなと思いました(;^ω^)

さて、昨日のサイエンスゼロは題して「セルロースナノファイバー」がテーマでした。日本には木材が沢山あります、それからとれるセルロースナノファイバーと言う新素材が今注目を集めています。

紙の原料パルプからセルロースナノファイバー(CNF)が出来ます。このセルロースナノファイバーは軽くて強いという特徴を持っています、鉄よりも強いのです。

パルプと水を一緒にしてそれを細かくするだけでセルロースナノファイバーが出来てしまいます。セルロースナノファイバーは結合点が多い(セルロースナノファイバーが絡み合う)ことにより鉄よりも強くなります。植物の細胞壁そのものがセルロースなので植物自体が進化の過程で獲得したシステムと言えます。しかし製造コストを考えるとセルロースナノファイバーは非常に高いのでした。

そこで電荷の同じ極同市の反発しあいを利用したセルロースをほぐす技術が開発され非常に安くなったのです。

今注目されているのは自動車産業と言う事です、非常に軽くなるのです。セルロースナノファイバーにプラスチックを入れることで車の重さを20%軽量化できますが大きな問題が、油と水を混ぜるようなのでうまくいきません。セルロースには水酸基と言うところがありそれを省くことで実現できるようです。

もう一つのセルロースナノファイバーの特徴は「チクソ性」と言われるものです。止まっているときは硬くて力を加えるとサラサラしているこれがチクソ性です。

ボールペンには書きムラが生じてしまいます。そこでセルロースナノファイバーを使う事で書きムラが生じないようチクソ性を利用する事や日焼け止め使われている増粘剤にセルロースナノファイバーを利用する研究もおこなわれています。

もう一つの特徴は表面積が大きいと言う事です。セルロースナノファイバーはものすごく細いため匂いなどを吸収するのに消臭作用があると言われています。さらに冷凍ハンバークなどに入れてジューシーを保つと言う研究もおこなわれています。

以上が内容でした。

こう言う特徴の物質って他にもないんでしょうか?やはり紙と言うことで安心で使いやすいと言う事なんでしょうね。

さて、敬老の日、おじいちゃんおばあちゃんに優しくしてあげてね~(^◇^)

そいでは

コメント
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