なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

雄のマウスから卵子を作る(Newtonより)

2023年06月14日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです( ^o^)ノ
お元気でしょうか?
今日は下呂市は朝から雨模様でした、8時くらいから曇りになっています。まあ暗いのにジメジメしています(^^;)
梅雨まっただ中ですね。
さて先月のNewtonでは雄のマウスから卵子を作ると言う話がありました。
さてメスはXXの染色体が、オスにはXYの染色体が知られていますね。
雄から卵子を作る場合XYでは都合が悪いのでXXの染色体が雄から作れるでしょうか?
実は雄のXY染色体は分裂を繰り返すとY染色体が消える現象が存在しています、それと染色体が分裂するときX染色体が2本できる現象も存在しています。
これを利用して雄の染色体からXXを持った細胞を手に入れることができます。
それを卵巣になる細胞と一緒に培養することで卵子へ育てることができます。
この実験で成功したのは630個の受精卵から7匹が新たなマウスとして誕生しました。
これは雄だけでも子供が生まれるという話ではありますが結局は雌の子宮に卵巣を入れて育てなければ行けません。
もちろんこれらは人間に応用できるようになると言う話はあるかもしれませんが一番の目的では絶滅危惧種の生物や夢としては恐竜などの再現などあるかもしれません。
しかしこれにはちゃんと倫理という物が必要であり今回の研究した方もそこら辺は重々承知だと思います。
こう言う話を聞くとすごいなあと思う一方、命が物のようにまるで神様であるかのように人間が操作できるという話でもあります。
さて暑くなってまいりました。
どちらさんもお元気で。
良い木曜日を。
そりでは<(_ _)>
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