1.ヒノキ
2.シバグリ(単に「クリ」は0.5点)
3.オニグルミ(単に「クルミ」は0.5点)
4.トチノキ(「トチ」は0.5点)
5.サルナシ
6.ミツバアケビ(単なる「アケビ」は5枚葉なので×)
7.コナラ(「ドングリ」は×)
8.アベマキ(「クヌギ」は×)
9.マタタビ(左下のジャガイモ様の実は虫が寄生したもので「木天蓼」と呼ばれ漢方薬になる)
10.ヤマナシ
11.クロモジ(爪楊枝にする)
12.アカメガシワ(若木は三分裂葉だが成木は不分裂葉となる)
13.キブシ
14.シラキ
15.ゴマギ(「ゴマキ」も○。葉を揉むとゴマの香りがする)
11.~15.は正答率がかなり低かった。
鈴虫の鳴き声が少なくなってきた。オスが減ってきたのだ。飼育カゴをのぞくとオスはわずか2匹しか残っていなかった。あとは全てメスばかり。
写真でモリモリと餌を喰っているのはメス。右上隅に追いやられているのがオスで、いずれはこの丸々と太った“おばさん鈴虫”の餌食となってしまう運命なのだ。
「そして誰もいなくなった」というミステリーがあるが、間もなくこの飼育カゴも“そして誰もいなくなる”だろう。
鈴虫に個は無い。オスはメスを求めて鳴き続け、子作りをしてやがてその身もすべてメスに捧げるのだ。メスも産卵を終えたものから残ったメスに喰われていく。究極の種の保存戦略だ。
数百年後の未来、人類は女ばかり。オスは選択された精子採取用個体のみ、専用施設で飼育されている。
200年前、人類は人口爆発と食糧不足、環境破壊で種の保存の危機に直面していた。水面下では各国の女性リーダー達が密かにこの危機を乗り切るための究極の種の保存計画を着々と準備していたのだ。精子採取されたオスはやがてミートホープの処理工場へ送られ...。お~、コワ
男性のみなさん、そう悲観することも無い。バイオサイエンスが危機を救ってくれるかもしれない。そのときはオスそのものが不要になるだろう。