山本山で撤水試験を行った。
各地マツタケ山での試行報告によれば、「マツタケ発生が予測される時期の少し前に撤水すると発生が増進された」という結果が得られているところもあるが、「撤水によると思われる増産効果は認められなかった」という結果のところもあり、必ずしも有効とは言い切れない面もあるようだ。しかし、「撤水により減産した」という例は報告されていないので、まずは効果の真偽を確かめてみようということになった。
今日は、水タンクを試験予定地に運び撤水量とそのコントロールを試験した。結果はまずまず良好であった。
次回はシロ周辺に撤水用チューブを敷設し、10月の発生時期に合わせて撤水し昨年より増産効果が得られるか様子を見る予定だ。
また8月27日に続いて、2つ目の試験地にも気温、地温、地中含水量など測定用の百葉箱を設置した。
林ではすでにイグチ類を中心に多くのキノコが発生していた。
ベニイグチ アカイボカサタケ