WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

市民共同発電所

2007年09月24日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・
 このごろ殺人(未遂)事件と環境やエコの話を聞かない日はない。今朝のフジテレビ「特ダネ」では「家庭でできるエコ特集」、ローカルFM放送でも総合地球環境学研究所とやらのエライ先生を招いての「地球温暖化特集」をやっていた。

 「家庭でできるエコ特集」では水や電気の節約、生ゴミ堆肥化などといった言い古された、まあやらないよりはまし程度の話。
 資源やエネルギーの大半は産業分野で消費されているのに取り上げられることはほとんどない。むしろ、環境ボランティアへの社員動員やわずかばかりの寄付でエコと称して企業イメージアップに利用するほどにしたたかである。

 エライ先生の方はといえば、いろんなシナリオを仮定した温暖化のコンピューターシミュレーションの当たる確率が年々良くなってきている、という当たり前の話。ただしシミュレーションはあくまでシミュレーションでしかない。

 「進歩がないなあ」と思っていたら、赤旗という共産党の新聞に、9月22-23日、大阪で開催された「市民共同発電所全国フォーラム2007」の記事が2日連続で報道されていた。
 市民が出資して太陽や風力などの「環境負荷の少ない」自然エネルギー発電所を普及させようという取り組みの報道であった。自然エネルギー発電所そのものを作るための資源・エネルギー消費とコストの問題が抜けているのが気にはなるが、少なくとも一般家庭にばかり3Rを求める一方的な議論や「当たるも八卦」の温暖化ネタよりは建設的だ。ところが、不思議なことに他のどの新聞もテレビもまったく報道していないのである。

 共産党系の集会などは、概して一般マスコミでは小さく扱われるか無視される傾向があるが、このフォーラムもそうなのだろうか。
 いずれにしろ、エコも環境も背景にある政治的、経済的思惑に注意を払っておく必要があることを改めて思い起こさせる出来事ではあった。

焼きチキン

2007年09月24日 | 今日の出来事

焼きチキン(チキンラーメンの焼きそば)というものが売られていた。元の乾麺はどちらも片面に卵を乗せるための窪みがある同じ丸い形状だ。チキンラーメンとどう違うのか?

まず、焼きチキンの作り方にしたがって焼きそばにしてみた。
左3分の1がチキンラーメン、中央が焼きチキン

予想されることだが、チキンラーメンの方が塩味が強い。色も濃い。

次に普通に湯を入れて3分間の標準調理法。左チキンラーメン、右焼きチキン
焼きチキンは薄味で、湯で薄めたチキンラーメンのような感じ。

どちらも普通に食べられるが、焼きチキンのラーメン仕立ては塩分控えめではある。

原材料リスト。 左チキンラーメン、右焼きチキン


 どちらも似たようなものだが、焼きチキンにはチキンラーメンに入っていないオイスターソースが入っており、チキンラーメンには焼きチキンにないチキンオイルが入っている。塩分量は記載がないが、実際食べた様子では明らかに焼きチキンのほうが少ないだろう。つまるところチキンラーメンの塩分を減らしただけ?

 いずれにしろ積極的に薦められる食品ではないが、より少ない塩分、オイル分で焼きチキンの方がややヘルシーであるような印象は与える。それにしてもたくさんの原材料(添加物?)だ。酵母エキスに蛋白加水分解物、増粘多糖類...?。