相変わらずの残暑だ。今日は岩倉S山の整備を行った。
マツクイムシ感染松の伐倒
なにしろシロウト集団なのでなかなかうまくいかないところもある。そんな中で、長年マツタケ山に入って経験豊かなMさん、Aさんが整備しているところはさすがである。二人が整備したところは、マツタケが生えるかどうか以前にとにかく「美しい」のだ。ほどよい木漏れ日と漂う森の香りが清々しい。山が健康を取り戻して喜んでいるようだ。
それに比べてシロウトの整備は、松のみ残して全部刈ってしまったり、日ごろの憂さ晴らしか憑りつかれたようにチェンソーで切りまくったり、切った木や枝が乱雑に積み重ねられて実に見苦しい。皮膚病を皮膚を剥がして治そうとしているようなものだ。山が「痛い痛い」と悲鳴を上げている。
長年放置されて積もりに積もった腐植を適度な厚さになるよう地掻きして取り除く。掻き集めた腐植はむかし人々が里山でやっていたように堆肥として利用する。自宅菜園の土壌改良用に少し持って帰った。
腐植を鋤きこんだ畑で育つ、ある作物に実がなった。何の実か分かりますか?
答えはこちら。可憐な赤い実です。羽のような葉との対比が美しく部屋に飾った。テンさんも気に入って観賞?に寄ってきた。