WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

ナマの京都(グレゴリ青山)

2007年09月20日 | 面白かった本
京都市外在住のマンガ家でイラストレーターの著者独特の感性で紹介する京都本である。
 京のいけず、いやぁかなんわぁ京言葉、京都の庶民なら誰もが一度は行ったことがある餃子の王将、おあげさん、おぶ、さば寿司、岩田呉服店、西村のエーセーボーロ、河波忠兵衛、山田木材経営団地、ぼんさんが屁をこいた、怪談みぞろヶ池..etc。

 が、紹介したいのはナマの京都もさることながら、「京のデッカイおあげさん」なのである。うちでやってるのと全く同じ利用法が紹介されていたのだ!

 京の“おあげさん”はデカイ。これをスーパーの10%引き特売などで大量に買いだめ冷凍しておく。うちの冷凍庫には常に10枚前後は用意してある。そのまま解凍して醤油とみりんで焼くと簡単ヘルシーステーキ、味噌汁の実に、小松菜などと煮物に、丼ものの具に、おいなりさん、チャーハンの増量に、肉の代わりに使えて安くてヘルシー、とにかく重宝することこの上ないスーパー食材なのだ。

 そのありがたいおあげさんも、「エコ・バイオエタノール」のとばっちりで値上げされるかもしれない。値上げどころか、自給率数%と心もとない大豆を売ってもらえなくなったら、おあげさん自体が超高級食材になってしまいかねない。いったいエコって何?