市教委は23日、同市天辰町の天辰寺前(あまたつてらまえ)遺跡で、貝製腕輪をした女性の人骨1体と銅鏡など副葬品が出土したと発表した。出土した場所は、1600年前の古墳時代の円墳(直径約28m、高さ約3m)とみられ、昨年7月発見され今年8月から頂上部分にある深さ約1・5mの石室内部を調査した。腕輪をした人骨が出土したのは県内初という。
出土した人骨は頭と腕、ろっ骨など。イモガイという貝で出来た腕輪が左腕に13個、右腕に1個あった。骨格が華奢で、歯の成長状態から20歳代の女性とみられ、この付近の支配者であったと推定される。
副葬品として、国内製の銅鏡(直径10cm、重さ148g)と刀子(とうす、長さ10cm、重さ19g)1個が出土した。
現地説明会が25日に開催される。
[参考:毎日新聞]
出土した人骨は頭と腕、ろっ骨など。イモガイという貝で出来た腕輪が左腕に13個、右腕に1個あった。骨格が華奢で、歯の成長状態から20歳代の女性とみられ、この付近の支配者であったと推定される。
副葬品として、国内製の銅鏡(直径10cm、重さ148g)と刀子(とうす、長さ10cm、重さ19g)1個が出土した。
現地説明会が25日に開催される。
[参考:毎日新聞]