縄文時代晩期(約3000年前)の集落があった上里遺跡(同市西京区大原野)から、九州や北陸地方のものとみられる黒曜石やヒスイ(翡翠)などが相次いで出土し、全国各地と幅広い物産の交流があったことを示している。
本年度の市埋蔵文化財研究所の調査で、石器をつくる際の破片とみられる黒曜石が出土した。通常の黒曜石に比べ、全体に乳白色がかっており、大分県姫島から産出される石の特徴があるという。
また、新潟県糸魚川市で産出されたとみられるヒスイの飾りも2年前に続いて出土したり、近畿地方の縄文遺跡からよく見つかる土製の腕輪とともに石川県など北陸地方で出土例が多い、「有孔球状土製器」も同時に見つかった。
[参考:京都新聞]
過去のニュース
2009.7.17上里遺跡 弥生前期の竪穴住居跡を発掘
2009.10.2上里遺跡 新たな遺構を確認 大規模な集落か
本年度の市埋蔵文化財研究所の調査で、石器をつくる際の破片とみられる黒曜石が出土した。通常の黒曜石に比べ、全体に乳白色がかっており、大分県姫島から産出される石の特徴があるという。
また、新潟県糸魚川市で産出されたとみられるヒスイの飾りも2年前に続いて出土したり、近畿地方の縄文遺跡からよく見つかる土製の腕輪とともに石川県など北陸地方で出土例が多い、「有孔球状土製器」も同時に見つかった。
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