歴歩

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赤穂市・蟻無山古墳群 1号墳は帆立形と確認、また過去の出土品から船形埴輪片を発見

2011年04月07日 | Weblog
 赤穂市教委は6日、蟻無山(ありなしやま)古墳群(同市有年原、5世紀前半)の1号墳が帆立貝形と確認したと発表した。
 蟻無山古墳群は蟻無山(標高約70m)山頂に位置する1号墳と、麓の円墳2基(2、3号墳)からなる古墳群。

 下記が確認、あるいは発見された。
1号墳: 全長52m、高さ12mの帆立貝形古墳、方形突出部(長さ11m、幅10m)と方形の「造り出し」(長さ11m、幅12m)
2号墳: 直径10m、高さ6mの円墳
3号墳: 直径7m、高さ2mの円墳
 また、過去の出土品を整理したところ、南海産のスイジ貝がデザインされた船形埴輪の破片や、馬、鳥、弓筒などの埴輪が見つかっていたことも分かった。
 現地説明会は23日午後2時から開かれる。
[参考:赤穂民報、毎日新聞]
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