写真は (左)三菱一号館美術館、(右)マリー=ガブリエル・カペ「自画像」
昨日は、東京国立近代美術館の「生誕100年 岡本太郎展」、その後に、三菱一号館美術館の「ヴィジェ・ルブラン展」を観に行ってきました。
両館とも空いていたので、ゆっくり、じっくりと観ることができました。
行く前の興味度、そして観終わっての関心度はともに「ヴィジェ・ルブラン展」でした。
ただ、ヴィジェ・ルブラン(1755-1842)展での最大の期待は、マリー=ガブリエル・カペ(1761-1818)の絵が何点飾られているのだろうかということ。残念ながら、東京・国立西洋美術館所蔵の「自画像」1点のみでした。こちらは何度も観ているので、他の作品をぜひ観たかったです。作品が描かれたのは18世紀の中頃から19世紀初頭で、日本では江戸時代の11代徳川家重から13代徳川家斉の在位した時期だと思いながら鑑賞しました。
三菱一号館美術館は初めてでしたが、他の美術館とは違って、区画がたくさんある、落ち着いた雰囲気のある美術館でした。また、図録が素晴らしかったです。左右見開きのページの右には展示している絵を載せ、左のページにはその解説が載っており非常に見やすい構成で、約260頁もあります。