今年の2月初めまでに、約2300年前(弥生時代前期)の河川跡から、伐採された木材、皿状の容器、舟形の器、琴などの木製品が発見された、すさみ町周参見の立野遺跡(たちのいせき)に、優れた技術を持った木工集団が入植・定着し弥生文化を伝えていたことが、県文化財センターによる調査で明らかになった。
多数の弓を製作しているが、矢先に付く打製石鏃の出土がないことから、狩猟・採集集団ではなく入植者がいた根拠の一つとしている。 ほぼ完全な形で見つかった弓は、樹皮が巻き付けられ漆で補強されるなど高い技術で作られ、製品として出荷していた可能性が高いという。
[参考:紀伊民報]
過去の関連ニュース・情報
2011.2.5 立野遺跡 大量の木製品が出土 周辺地に供給の可能性も
多数の弓を製作しているが、矢先に付く打製石鏃の出土がないことから、狩猟・採集集団ではなく入植者がいた根拠の一つとしている。 ほぼ完全な形で見つかった弓は、樹皮が巻き付けられ漆で補強されるなど高い技術で作られ、製品として出荷していた可能性が高いという。
[参考:紀伊民報]
過去の関連ニュース・情報
2011.2.5 立野遺跡 大量の木製品が出土 周辺地に供給の可能性も