弥生時代中期(紀元前1世紀~1世紀頃)の方形周溝墓が見つかった高松市太田上町の太田原高州遺跡から、水晶玉(直径7mm)7個が出土した。 この時代の水晶玉が見つかるのは四国では初めてという。
昨年10月から発掘調査は行われ、水晶玉は12月中旬、周溝墓の棺の中の土をふるいにかけて見つかった。
中心部に約1・5mmの穴が貫通され、紐を通して首飾りとして使っていたとみられる。 同様の水晶玉は、玉作りの工房跡が見つかっている奈具岡遺跡(京都府京丹後市)で出土している。
この時代、水晶玉は京都府北部や鳥取県など日本海側の工房で生産され、朝鮮半島に輸出している。
奈具岡遺跡(直線距離で約180km)あるいは鳥取県のどちらかからもたらされたとみている。
[参考:読売新聞、香川県埋蔵文化財センターHP]
昨年10月から発掘調査は行われ、水晶玉は12月中旬、周溝墓の棺の中の土をふるいにかけて見つかった。
中心部に約1・5mmの穴が貫通され、紐を通して首飾りとして使っていたとみられる。 同様の水晶玉は、玉作りの工房跡が見つかっている奈具岡遺跡(京都府京丹後市)で出土している。
この時代、水晶玉は京都府北部や鳥取県など日本海側の工房で生産され、朝鮮半島に輸出している。
奈具岡遺跡(直線距離で約180km)あるいは鳥取県のどちらかからもたらされたとみている。
[参考:読売新聞、香川県埋蔵文化財センターHP]