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岩手県:大台野遺跡  3万5千年前の木炭片確認

2008年11月27日 | Weblog
 西和賀町教育委員会は27日、同町の「大台野遺跡」から見つかっていた後期旧石器時代の木炭片が、放射性炭素年代測定で3万5000年前ごろのものと確認されたと発表した。同じ地層からは鉄鉱石も出土しており、遺跡から鉄鉱石が出土した国内最古級の事例という。 鉱脈は遺跡から5km以上離れた下流にあり、人為的に持ち込まれたのではと考えている。
 同時期の中国、ロシアの例から、祭祀に使用したとも推定できる。
 鉄鉱石は親指大で、3・5g前後。遺跡中央部の地表で深さ約90cmの層に、木炭片や石器と一緒に4つ出土した。
[参考:共同通信]

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