群馬県立歴史博物館(高崎市)は20日、伊勢崎市で56年前に発掘された、古墳時代の武人が馬に乗った埴輪が復元されたと発表した。帽子や刀の部分など細部の装飾にこだわった珍しいもの。
群馬大で古代史を専攻していた大林寺住職が1953年、前方後円墳とみられる雷電神社跡古墳が土砂採取のために壊された際に出土した複数の埴輪の破片を見つけ、自宅に持ち帰り保存していた。復元には7年かかり、3年前に復元した。
埴輪は高さ111cm、長さ110cm。古墳時代の6世紀後半に作られたとみられる。馬は脚を真っすぐに伸ばし、武人は刀や弓などを身に着けている。馬にも飾りがつけられている。
人が馬に乗った埴輪の復元は全国でこれまで数例しかなく、武装した人物は前例がないのではとしている。
復元された埴輪は、博物館の開館30周年記念展で7月4日~8月30日まで一般公開される。
[参考:毎日新聞、共同通信]
群馬大で古代史を専攻していた大林寺住職が1953年、前方後円墳とみられる雷電神社跡古墳が土砂採取のために壊された際に出土した複数の埴輪の破片を見つけ、自宅に持ち帰り保存していた。復元には7年かかり、3年前に復元した。
埴輪は高さ111cm、長さ110cm。古墳時代の6世紀後半に作られたとみられる。馬は脚を真っすぐに伸ばし、武人は刀や弓などを身に着けている。馬にも飾りがつけられている。
人が馬に乗った埴輪の復元は全国でこれまで数例しかなく、武装した人物は前例がないのではとしている。
復元された埴輪は、博物館の開館30周年記念展で7月4日~8月30日まで一般公開される。
[参考:毎日新聞、共同通信]
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