土曜日の午後、いつもの散歩道。
一万歩コースです。
人が誰もいないので、一時的に、マスクを外してウォーキング。
風、水、緑、青空・・・。
土曜日の午後、いつもの散歩道。
一万歩コースです。
新型コロナウイルスは、働き方や生活の仕方、遊び方や人々の考え方を大きく変えました。
仕事の仕方や働き方では、効率優先、生産性向上、収益拡大、ムリムダムラをなくす、コストダウンを第一義として進めてきました。
が、コロナ禍の中、これまでのそんな活動が???に思えるようになりました。
気合と根性で、無理やり進めて、一体誰が幸せになるのか?という疑問です。
ジョギングを年中続けている友人は、たびたび足を痛めている・・・
スポーツジムでは健康のためなら死んでもいいと自転車をこぎ続ける人がいる・・・
そんな光景が浮かんできました。
「選択と集中」「筋肉質的経営」「持たざる経営」「余剰人員は悪」「得意分野に集中」「ゆとり資金は悪」「小さな本社」・・・今まで、教科書的に正解と言われていたキーワード。
日経ビジネス誌も、今まで同様の提言を続けてきました。
でも、東日本大震災や豪雨災害、新型コロナウイルスの襲来などで、意外にも、ぜい肉を落とした会社組織がピンチに立たされています。
今週号の日経ビジネス誌(2020.7.20-27合併号)は、今までの提言とは逆張り提言をしています。
危機に強い「ぽっちゃり企業」戦略的「皮下脂肪」ランキング100社
「ぽっちゃり企業」や戦略的「皮下脂肪」から、危機に強い優等生企業をランキングしています。
経営分析的には、当然と言えば当然の指標です。
戦略的「皮下脂肪」を蓄えている企業の4条件
1 自己資本比率が高い
2 手元資金が豊富である(流動比率が高い)
3 負債が重くない(負債比率)
4 株主還元に熱心である
「ぽっちゃり企業」と言うと少し語弊があるかもしれません。
減量した「ボクサー型」企業ではなく、「プロレスラー型」企業・・・、
あるいは、「ゆとり企業」「余裕企業」といったほうがフィット感があるように思います。
京セラの稲盛和夫さんが「ガツーンと感じた」という、松下幸之助さんの提唱した「ダム式経営」の話も載っています。
「そうですなあ。ダム式経営をやろうと思わんといかんでしょうなあ」
ランキング100の一部を紹介させていただきます。
1位 ファナック
2位 SMC
2位 オービック ここまでが偏差値70以上
3位 シオノギ製薬
5位 協和キリン
6位 シマノ
7位 キーエンス
8位 信越化学工業・・・
ピリリと山椒の辛味の効いた名門企業が並んでいます。
ちなみに100位は楽天、偏差値23です。
また、「老舗に学ぶ上手な脂肪の蓄え方」として「ぽっちゃり3カ条」を挙げています。
1 未曾有の危機は、恒例行事だと心得る
2 強みを磨くための投資は惜しまない
3 効率に縛られずステークホルダーとの共生を目指す
なるほどです。
コロナ禍の中、ビジネスや経営を違う視点から見ることが出来た今週の日経ビジネス誌でした。
社長さん、必読の今週号です。
3番・サード・堂林・・・カッコいいです。
中京大中京高の4番でエース・・・甲子園で優勝・・・スポーツエリート。
2010年、ドラフト2位でカープ入団・・・背番号「7」・・・カープ栄光の背番号・・・野村監督の期待を一身に集めました。
「プリンス」と呼ばれ、そのイケメンぶりにカープ女子だけでなくベースボール女子は熱狂。
全試合出場、チーム最多の14本塁打、TBSの女子アナと結婚、お子さんの誕生・・・。
全ては順風満帆でした・・・。
が、そこから転落するのは、あっという間でした。
二軍に落ちて由宇球場でのファームの試合・・・誰もが背番号7を忘れていきました。
マツダスタジアムでも7番のレプリカユニフォームを着ているカープファンが激減。
ドーバヤシの応援歌も忘れられていきました・・・ゴメンネ、ドーバヤシ。
あれから、約10年・・・堂林は、あきらめていませんでした。
アライさんと炎の護摩行で修業したり、年下の誠也に弟子入りしたり、素振りを地道に続けたり・・・。
奥さん、お子さんたちは広島市に定住、堂林を支え続けました。
堂林翔太29歳、推定年俸1600万円・・・2020年、再び開花しました。
暗黒歴史を知る彼は、一皮むけて更に強くなっていると思います。
プリンスからキングになってもらいたいものです。
現在、首位打者。
このままいけば、年俸は2~3倍になるでしょう。
堂林一家・・・幸せになってほしいなあ。
ヤクルト戦でも3連続二塁打を含む4安打・・・カープの連敗を止めました。
ちょっと不安な守備も絶好調。
堂林、誠也、松山のクリーンナップが完成し、中継ぎ陣、セットアッパー、クローザーが機能し始めれば、カープは必ず再浮上するはずです。
がんばれ!ドーバヤシ
投げては、エース大瀬良が6回2失点で3勝目。
大地らしい落ち着いたナイスピッチングでした。
1回裏 誠也タイムリーヒット
「打ったのはカーブ。チャンスを作ってくれたので、返すことが出来て良かったです。良い先制点になりました。」
(2回裏 S0−C2)
3回裏
菊池選手ソロホームラン
「打ったのはストレート。良い方向に打てて良かったです。入ったのはたまたまです。」
松山選手タイムリーヒット
「打ったのはストレート。前の打席で少しタイミングが取れていなかったので、修正してしっかりタイミングを合わせて捉えることが出来ました。上からしっかり叩けましたね。」
(4回裏 S0−C5)
6回裏
鈴木誠也選手タイムリーヒット
「打ったのはスライダー。みんなが繋いでくれたので、自分も繋ぐ意識を持っていきました。」
松山選手3ランホームラン
「打ったのはストレート。最近得点圏でも打ててなかったので、今日は2本出て良かったです。前の打席と同じようにしっかりと上から叩くことが出来ました。」
今日は、床田先発。
もう一ついただきましょう。
がんばれ!カープ