日経ビジネス2014.7.7号の特集は、「航空下剋上 中東・LCCに日本は勝てるか?」。
世界の空で起こっているサービス競争をリアルに取材した面白い記事でした。
この中で、二年ぶりに発表された「エアライン満足度ランキング2014」。
上位三強は予想どおりでしたが、中東勢が躍進。シートや食事などの差異化で大きくスコアを伸ばしています。
エアライン満足度ランキング2014
1位 シンガポール航空
2位 ANA
3位 JAL
4位 ターキッシュエアラインズ 旧トルコ航空
5位 エミレーツ航空
6位 ルフトハンザ
7位 タイ航空
8位 キャセイパシフィック
9位 フィンランド
10位 KLM
11位 英国航空
12位 エアフランス・・・
スコア的にはシンガポール航空が220.1。
2位の全日空に22ポイント以上つけての圧勝です。
記事によると、研修センターでは「NOと言わない」接客を教えたり、ビジネスクラスのフルフラットシートの長さは世界最大級だそうです。
搭乗した人のコメントでは「眠るのがもったいなくなるおもてなし」とのこと。
一度は乗ってみたいシンガポールエアラインです。
それを猛追するのが、ターキッシュエアラインズやエミレーツといった中東勢。
さまざまなサービスを付加しながらジリジリと満足度を高めています。
これを迎え撃つ日本勢。
トップコメントが出ていました。
伊東ANA社長 「アグレッシィブにアジアを攻める」
植木JAL社長 「フェラーリのような航空会社に」
空中戦は、まだまだ続きそうです。