歌は分断を越えて

2019年03月01日 22時40分01秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
在日コリアン二世のソプラノ歌手・金桂仙 (阪南大学叢書 112) 

大学の最大の使命

2019年03月01日 22時13分40秒 | 社会・文化・政治・経済

大学の最大の使命の一つは、人類に新たな知をもたらし、社会の進歩に寄与することだ。
一方、核兵器に代表されるように、科学の成果は人類を破滅に導きかねない結果を生む場合もある。
つまり、科学の進歩によって得られた力が増大すればするほど、それを用いる人類の高い規範性が求められる。
このためにも、科学者も研究のみに没頭するのではなく、人類の幸福のために尽くす広い見識と行動が必要なのだ。
大学を担う一人一人が民衆を守る良識として行動した時、大学は<社会に希望と安心を与える場>となり得るのだと考える。
また、大学の教育機関といての役割は、志ある若者を結集し、先端の研究を深く理解し社会に還元できる人材を輩出していくところにある。


貧困は健康状態をも悪化させる

2019年03月01日 21時55分50秒 | 社会・文化・政治・経済

革新的な技術であればあるほど、「予期しない行動や説明できない行動を起こす可能性」を意識(想定)しなければならない。
核兵器の拡散。
ロボット兵器(自律型致死兵器システム)など。

貧困は健康状態をも悪化させる。
そして、さらなる貧困を招くという悪循環を生じさせる。
汚染された水や食べ物。
劣悪な衛生環境から、乳幼児死亡率はいまだ高い状況である。


いよいよ立ち上がる時が来た

2019年03月01日 21時33分22秒 | 社会・文化・政治・経済

「聞く力」を育てることが、「読む力」「書く力」「話す力」を身に付ける原点になる。

未来はいくらでも変えていける。
今、自分がなすべきこと、今、自分ができることに、ベストを尽くして挑んでいくことだ。

船出に波はある。
波濤を越えていくのこは必然。

新時代を築く。
いよいよ立ち上がる時が来た。


フォトジャーナリスト広河隆一氏の性暴力疑惑

2019年03月01日 17時47分11秒 | 社会・文化・政治・経済

NEWS
2018年12月26日 12時32分 JST 
告発女性から「直接相談受けた」と谷口真由美・大阪国際大准教授が明かす
「人権をあまりに軽んじてきた」と批判している
時事通信
広河隆一氏

フォトジャーナリストの広河隆一氏が、職場に出入りしていた女性7人に性行為やヌード写真の撮影などを要求していたと、12月26日発売の週刊文春が報じた。

広河氏は記事の中で事実の一部を認めたものの、"強要"は否定した。これに対し、女性たちから相談を受けたというメディアのセクハラ問題を考えるグループがFacebookで抗議声明を発表した。

この投稿は拡散しており、報道写真界の大御所に対する批判はさらに強まりそうだ。

抗議声明を出したのは「メディアにおけるセクハラを考える会」。

代表を務める大阪国際大の谷口真由美准教授が12月26日、自身のFacebookページに投稿した。

それによると、谷口さんらは今回被害を告発した女性たちから「直接相談も受けており、告発内容が事実であると信じるに足る情報を得ています」と公表した。

広河氏を「人権派のフォトジャーナリストを標榜していた人が、身近にいる女性の存在、そして人権をあまりに軽んじてきた」と批判した。

特に、広河氏が文春の取材に「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、僕は職を利用したつもりはない」などと反論したことについて、「到底看過することができません」と反発。「メディアにおけるセクハラが、仕事の性質により、ホテルなどの密室を利用して、呼び出されたら行かなければならないという慣習を利用して行われていることが明らかになりました。それは広河氏がセクハラを行った状況と、見事に合致しています」と指摘した。

告発した女性たちに対しては、「二次被害がこれ以上拡大することのないよう、#MeToo を合言葉に、被害をひとりで飲み込んでいた人に、『あなたは一人じゃない』と寄り添い、連帯する言説を日本社会で広げていきたい」と訴えた。

谷口 真由美
約2ヶ月前
【メディアにおけるセクハラを考える会より フォトジャーナリスト広河隆一氏の性暴力告発記事に関して】
 週刊文春2018年12月26日号に『世界的人権派ジャーナリストの性暴力を告発する 7人の女性が#MeToo』というフォトジャーナリスト広河隆一氏についての記事が掲載されたことにより、すでに「これが事実なのか」「真相はまだわからないだろう」といった言説が流れていることについて、私たちの「メディアにおけるセクハラを考える会」の見解および声明を以下に記します。
 はじめに、思い出すのもつらい性暴力の記憶について、告発された女性たちの勇気を称えたいと思います。私たちの会では、告発した女性たちから、本件につき直接相談も受けており、告発内容が事実であると信じるに足る情報を得ています。私たちは、告発した7人の女性を支持し、支援します。彼女たちへの、「ついていった方にも落ち度があったのではないか」、「広河氏は人権派なのでそんなことはしないだろう」といった二次被害については、下記の理由により、とうてい許容できる言説ではないとここに明記します。
 


広河隆一氏に「2週間毎晩襲われた」新たな女性が性被害を告発

2019年03月01日 16時58分38秒 | 社会・文化・政治・経済

「週刊文春」編集部 2019/01/30

source : 週刊文春 2019年2月7日号

「君は写真が下手だから教える」と言われてホテルに呼ばれ、性行為を強要されたり裸の写真を取られた。

genre
前述の「週刊文春」では7人の女性が「セックス強要」や「ヌード撮影」の被害を訴え、それを受けて広河氏は「DAYS」(2019年2月号)誌上で「傷つけることになった方々に対して、心からお詫びいたします」と謝罪した。

 だが、今回新たに寄せられた翔子さん(30代・仮名)の告発は、前回記事にも増して衝撃的な内容だった。

 ジャーナリストに憧れていた翔子さん(当時20代前半)が広河氏と出会ったのは、2000年代後半の秋。大学で「女性差別」をテーマにした集会があり、広河氏が講演した。終了後、翔子さんは広河氏から声をかけられ、広河氏の個人事務所で作品整理などのアルバイトをすることになった。
 ほどなく、広河氏から海外取材に同行してほしいと言われたが、現地のホテルに行くと、部屋は一つしか用意されていなかった。

そこで、広河氏にこう言われたという。

「取材先の男性スタッフたちが、君を貸してほしいと言っている。僕らの滞在中、彼らは君を借りてセックスしたいそうだ。彼らにとって君は外国人だからね。君はどうするか。彼らとセックスするか。それとも僕と一つになるか。どっちか」

 そこからの2週間は悪夢のような日々だった。翔子さんは「2週間、毎晩レイプされた。逃げたくても、知らない国で誰にも助けを求められず、彼の言うことを聞くしかなかった」と振り返る。

 こうした証言を、広河氏はどう受け止めるのか。電話やメールで再三取材を申し入れ、代理人の弁護士を通じても催促したうえで6日間待ったが、氏からの回答はなかった。

「DAYS」は2月発売号で休刊が決まっており、最終号では広河氏の性暴力疑惑についても検証すると発表している。翔子さんの告発について、どのような見解を示すのか、注目される。
1月31日(木)に発売される「週刊文春」では、広河氏が翔子さんに渡した直筆のメモなどとともに、詳細な証言内容、告発に至る経緯などを4ページにわたって報じている。

広河氏 ©共同通信社

 

 

 

8人の女性が被害告発 広河隆一氏「性暴力検証」は崩壊状態

2019年03月01日 16時48分52秒 | 社会・文化・政治・経済

弁護士の解任、編集長の退任…これで「検証」できるのか

田村 栄治 2019/02/14
genre : ニュース, 社会

 人権尊重を掲げる表の顔と、人権蹂躙を繰り返していた裏の顔のあまりの落差が衝撃的な、フォトジャーナリスト広河隆一氏(75)による性暴力問題。

「週刊文春」19年1月3日・10日号で私は、広河氏が15年間にわたり編集長や発行人をつとめた報道写真誌「DAYS JAPAN(デイズジャパン)」(以下DAYS)の元ボランティアなど7人の女性たちによる、性暴力・セクハラ被害の証言を記事にした。

同2月7日号では、広河氏のもとでアルバイトをしていた女性が海外取材に同行した際に、2週間にわたって性的暴行を受けたという証言について書いた。

DAYS最終号は「性暴力検証号」に
DAYSを発行する株式会社デイズジャパンは、昨年末に初報が出ると、「広河氏が被害者の方々の尊厳を傷つけてしまった」と詫び、広河氏を代表取締役から解任。

なにが起き、どうして続いたのかを検証し、DAYS最終号(同誌は今年3月号での休刊が決まっていた)で検証結果を公表すると表明した。

だが、この「検証」は、少なくともこれまでは(そしておそらくこれからも)、まともなものとはいえない。以下、理由を説明しようと思う。


検証の「責任者」になった弁護士を2週間で解任

 デイズジャパンが以下の「コメント」を出して検証に取り組む考えを示したのは、週刊文春の初報が出て5日後の昨年12月31日だった。

「今回の報道を機に就任した弊社代理人を責任者として、広河氏個人の過去の言動による被害実態について調査を行うとともに、広河氏を絶対化させてきた会社の構造・体質についても、役員など関係者への聞き取りなどの調査を行っているところです」

 ところが今年1月13日、デイズジャパンは検証の「責任者」に任命した馬奈木厳太郎弁護士を解任しているのだ。先ほどのコメントを出してからわずか2週間足らずで、である。

 馬奈木氏の解任理由をデイズジャパンに問うと、新たな同社代理人である竹内彰志、稲村宥人両弁護士が、「より適当な代理人を検討した(結果、両人が代理人になった)」と答えた。どういう点で両人が「より適当」なのか尋ねたが、説明はなかった。


豊洲市場の「不都合な真実」を

2019年03月01日 16時34分29秒 | 社会・文化・政治・経済

メディア時評
=石井妙子さん・ノンフィクション作家

毎日新聞2019年2月28日 

オピニオン
コラム

解説
 深刻な問題があればテレビや新聞が必ず報道してくれるものと、多くの人は信じている。

 豊洲市場で初荷のマグロに史上最高3億円を超える値がついたと毎日新聞(1月5日夕刊)をはじめ、各社は写真入りで大きく報じた。読者の大半が、景気のいい話だと、豊洲のにぎわいを強く印象づけられたことだろう。だが、現実は真逆だ。

 東京都中央卸売市場の発表統計で明らかなように豊洲移転後、取扱高は大幅に減少している。
6000億円もかけた最新の設備のはずなのに床の陥没、シャッターやエレベーターの故障、「黒い粉じん」が舞う現場。
喉の痛みを訴える声も。
市場内でも小型運搬車による交通事故が増え、死者まで出ている。
現在も地下からは基準値の130倍のベンゼンが検出され、水位も高いままだ。
豊洲市場の維持費だけで年間100億円を超える。


牛久へ行く

2019年03月01日 14時27分34秒 | 日記・断片

午前10時にヤオコウの喫茶室に大森さん、佐々田さんと待ち合わせをして懇談した。

大森さんは前敢闘会の会長。
大森さんが、牛久に住む中学時代(東京・葛飾区)の同窓生に会いに行くと言う。
ついでに、取手図書館の近隣の知人の本田さんの弟さんにも会いに行くそうだ。
「どうする」と聞かれたので、「暇なので、ドライブがてら着いて行こう」と応じた。
牛久沼の白鳥のことを寺川さから聞いていたのでその気になる。
車の中から沼に漂う7羽の白鳥を見た。
「白鳥ですね」と言うが、佐々田さん、大森さんは気づいていなかった。
「白鳥!どこに?」と大森から問われた時には、鰻屋のビルや工事現場を車が通過する。
「新し道路ができるようだ」と佐々田さんが言う。
子どもが小さいころに、バスに乗って、牛久沼の鰻屋に来たことを思い出す。
「取手からバスあったの」と大森さんが言うが、当時はバスに乗ってきた記憶があるが、定かではない。
大森さんの中学生の同窓生はご婦人であった。
「10年ぶりだけど、変わらないね。若いね」と大森さんは言う。
「そうかしら、年相応よ」と笑顔となる。
訪問した要件を伝える。
ついで、本田さんの弟さんの電気店を訪問。
そこで、本田さんが亡くなっていることをする。
介護施設に入っていて、家は空き家状態になっていた。
個人情報とやらで、介護施設名が明かされていなかったのだ。
「そうですか、亡くなったのですか」と大森さんは驚く。
大森さん(ご婦人)の弟さんは話好きで、30分余、店の前で立ち話をする。
「競輪、競馬、パチンコをする人間は、ほとんどダメだね。金を残してない。真面目に働くことだ。電気工事と電化製品の販売で、このビルも建てた。俺の友達なみんな真面目で金を残したよ」その人は80歳であったが若々しく、片足立ちで微動だしない。
ゴルフは週3回やっているそうだ。
偶然にも、その人と話している時、取手の知人のご婦人4人が車から降りてきた。
なお、牛久の市役所へ立ち寄ってみた。
参考のために市の広報を持ち返る。
午後1時30分過ぎに、帰宅。
千葉テレビで「主婦の定年」の後半を観る。


イタリア映画 『イル・ポスティーノ』

2019年03月01日 08時14分05秒 | 社会・文化・政治・経済

午前6時、約1時間40分の散歩から戻り、CSテレビで観賞する。

映画大好き人間として、このような映画に出会ったことを感謝・感激!

『イル・ポスティーノ』(Il Postino, The Postman)は、1994年制作のイタリア映画。
1950年代の一時期、祖国チリを追われた実在の詩人パブロ・ネルーダが、ナポリ湾のカプリ島に身を寄せた史実にもとづき、架空の漁村を舞台に物語は展開する。
映画内で居酒屋兼食堂だった場所は、カプリ島と同じくナポリ湾に浮かぶプローチダ島である。
現在(2012年)は、レストラン兼カフェとして営業し、また店内には映画に関連するものが展示してある。
ストーリー[編集]
イタリアの小さな島に住む内気な青年マリオは、父親から一緒に漁師をしようと言われるが断り続け、文字が読めることから郵便配達の仕事に就く。
届け先はただ1つ、チリから亡命してきた詩人パブロ・ネルーダの家だけであった。
やがてパブロと交流することで、文学や芸術に目覚める。
2人はしばしば浜辺で会話し、友情を深めてきたが、ついにパブロの逮捕状が解消され、島を去る日がやってきた。
マリオはパブロの協力もあって島のパブで出会ったベアトリーチェと結婚し、やがて共産主義活動に傾倒してゆく。数年後、パブロが島に訪れたとき、マリオの姿はなかった。共産活動のデモで命を落としていたのだった。
パブロは2人の思い出の海岸に足を運び、マリオとの日々を想い、そっと涙を流した。
キャスト
キャスト[編集]
※括弧内は日本語吹替
マリオ・ルオッポロ - マッシモ・トロイージ(佐古正人)
パブロ・ネルーダ - フィリップ・ノワレ(久米明)
ベアトリーチェ・ルッソ - マリア・グラツィア・クチノッタ(唐沢潤)
ローザ - リンダ・モレッティ(斉藤昌)
マチルデ - アンナ・ボナイウート(一柳みる)
ディ・コジモ - マリアーノ・リギッロ(小山武宏)
ジョルジョ - レナート・スカルパ(坂口芳貞)
受賞
英国アカデミー賞外国語映画賞
日本アカデミー外国作品賞
備考
主演のマッシモ・トロイージは撮影時に心臓病に冒されており、すぐに手術しなければ危険な状態だった。
彼はロケの最中に倒れ、「今度は僕の最高のものをあげるからね」とスタッフに言い残し、映画撮影終了の12時間後に亡くなっている。

 


主婦の定年(浮気に至らない)

2019年03月01日 02時57分21秒 | 社会・文化・政治・経済

千葉テレビで観ている「主婦の定年」

【ストーリー】
長沢和子(水野久美)にふりかかる、夫英介(中条静夫)の隠し事をめぐり混乱していく人間模様を描く。
長沢一家は、子ども二人ともに独立し夫婦順調な生活を送っていた。ある日、和子は英介が退職金500万を会社から前借していることを知ってしまう。そこで英介に事情を問いただすもはぐらかされて疑惑が残る。さらには友人より、英介に若い女性の影のあることを吹き込まれ、夫への疑いはさらに深まり・・・。一方、 英介の方も、500万のお金については言えぬ理由があり、苦悩していた。そんな中、英介は会社より突然の定年辞令を受け返済計画が崩れていく。金策に走る英介にますます疑惑の目を向ける和子にも、実家で大騒動が起こり、次々と混乱に巻き込まれてしまう。
概要
この節の加筆が望まれています。
長沢和子(水野久美)の主婦生活は順調だった。息子・了介(長谷川初範)、娘・みゆき(山本郁子)共に結婚して独立しており、やがて夫・英介(中条静夫)と夫婦水入らずの生活が始まろうとしていた。英介は3年後に定年退職を迎える予定だ。ある日、その英介が退職金を500万円会社から前借りしていることが発覚した。驚いた和子は英介に事情を問い質した。
「あの金は友人に貸した。定年までには元通りにする」英介はそう言って和子に詳しい説明をしようとしなかった。それを契機に、和子は英介に対して不信感を募らせてゆく毎日が始まった。
一方、英介の側にも妻に対して事情を打ち明けられない苦悩の毎日が続いていた。勤務していた会社が、3年先だった筈の定年を突如前倒しして通告してきたのだ。
500万円を貸したのは英介の初恋の人・志津の娘・悠子(黒田福美)であった。悠子が小料理屋を持つための開業資金を工面してやったのだ。
商売は順調で、3年後には予定通り返済して貰えるだろう。
しかし、突然の定年辞令で英介はスッカリ困り果ててしまった。
英介は妻・和子には出張と称して1週間の旅行に旅立って行った。実はこの旅行、出張というのは偽りで会社には休暇届を出していた。
関西に住む旧友たちを訪ねて、金策に走るのが目的なのだ。
英介は大学時代の同窓生・森口(高原駿雄)と再会した。森口との間には因縁があった。志津を巡って決闘したことのある恋敵だったのだ。
今は商売で成功している森口は、英介の事情を察して快く金を貸してくれた。
目的を達した英介は、悠子と共に志津の墓参りに訪れた。悠子は英介のことを慕っていた。悠子はその気持ちを英介に打ち明けたが、英介は心揺れながらもそれを断ってしまうのだった。

その頃、和子の元に英介の会社の部下が訪れていた。近く結婚するのでその仲人を引き受けて欲しいという依頼だった。
和子は、出張が嘘であること、定年の辞令を前倒しして受けていたことと、英介の隠していた秘密を次々知ってしまい混乱するのだった。
約束の1週間が過ぎた。
英介は結局旅行先からそのまま会社に出勤してしまった。

待惚けを食わされて怒った和子は、家を飛び出して実家に帰ってしまうのだった。 その頃、和子の実家・生沼家でも大騒動が持ち上がっていた。和子の弟・志郎(中山克己)の妻・まき子(藤宏子)が、男を作って駆け落ちしてしまったのだ。
そして、その男の妻・美沙子(十勝花子)が娘を伴ってやって来た。「夫が蒸発してアパートから追い出されて住居を失ってしまった。主人が帰って来るまで、生沼家に厄介になりたい」美沙子は無茶苦茶な理屈で生沼家に転がり込んできた。戸惑う和子を尻目に、お人好しの志郎はその申し出を引き受けてしまった。
こうして、志郎は女房の駆け落ち相手の妻子と同居生活を始めてしまうのだった。

【キャスト】
水野久美、中条静夫、長谷川初範、山本郁子、黒田福美 ほか
【放送公開日】
1983年10月31日~/全45話
【制作】
国際放映株式会社
【脚本】
佐藤繁子
【演出】
今井雄五郎・新津佐兵

 


米朝会談“物別れ”のワケ 融和ムードが一転

2019年03月01日 02時45分01秒 | 社会・文化・政治・経済

FNN
笑顔から一転、事実上の決裂となった2回目の米朝首脳会談。

一体、何があったのか。

日本時間28日午後6時前、予定より2時間ほど早く、ベトナム・ハノイから帰国の途に就いた、アメリカのトランプ大統領。

その1時間半ほど前に行われた記者会見で、米朝首脳会談が合意に至らなかったことを明らかにした。

トランプ大統領は「今は合意をしないほうがよいと考えた。この2日間は、とても生産的だったが、時には、いったん足を止めることが重要だと思う」と述べた。

北朝鮮の非核化が焦点となっていた今回の米朝首脳会談。

28日の1対1の会談では。

金正恩(キムジョンウン)委員長

「素晴らしい結果が出るように力を尽くす」

トランプ大統領

「核実験、ロケット発射などを実施していないことをうれしく思う。スピードは重要ではない」

両首脳ともに、会談の進展に向けて意欲を見せてい 。

さらに、側近らを交えた拡大会合で、北朝鮮の金正恩委員長は、記者からの「非核化の準備はできましたか?」との質問に対し、「その意思がなかったら、ここに来なかっただろう」と述べていた。

しかし事態は急転。

当初予定されていた合意文書の署名式は見送られた。

なぜ、合意にいたらなかったのか。

トランプ大統領は「金委員長は制裁解除を要求したが、われわれが望んでいたエリアの非核化をやるつもりはなかった。溝がある。われわれは制裁が必要だと考えている。金委員長が『非核化したい』と考えているが、われわれが求めているレベルではない」と述べた。

北朝鮮は寧辺(ヨンビョン)の核施設を廃棄する意志は示したものの、制裁の全面解除も要求。

アメリカ側は、寧辺の施設に加え、ウラン濃縮施設を含む、ほかの核施設の廃棄を求めたため、双方が折り合わなかったと説明した。

一方、合意に至らなかった背景に、ロシア疑惑をめぐる、トランプ大統領の元顧問弁護士・コーエン被告の議会証言が影響しているとの見方も。

フジテレビ・風間晋解説委員は「(トランプ大統領にとって)アメリカ中がロシア疑惑、コーエン証言一色になってしまっている状況は、非常にまずい。
そこで、とても北朝鮮がのめないような要求をつきつけた。決裂というのは、ショッキングな内容になる。コーエン証言、ロシア疑惑を吹き飛ばすエネルギーを持っている。トランプ大統領は、そういうことを考えたのではないかと」と話した。

「とても友好だった。完全な決裂で別れたわけではない」と語ったトランプ大統領。

次回の米朝首脳会談の開催については、約束していないという。

 


米朝会談で拉致問題が議題に 日米首脳が電話会談

2019年03月01日 02時36分46秒 | 社会・文化・政治・経済

3月1日FNN

安倍首相は28日夜、アメリカのトランプ大統領と電話で会談し、米朝首脳会談で拉致問題が議題になったことを明らかにした。
安倍首相は「日本にとって、重要な拉致問題については、昨夜の1対1、通訳を交えての1対1の会談で、わたしの拉致問題についての考え方を(トランプ氏から)金正恩(キムジョンウン)委員長に伝えていただいた」と述べた。
電話会談後、安倍首相は、北朝鮮の非核化などで合意に至らなかったことについて、「安易な譲歩を行わず、建設的な議論を続け、具体的な行動を促すというトランプ大統領の決断を全面的に支持する」と述べ、評価した。
そのうえで、拉致問題について「首脳間で真剣な議論が行われたと聞いている」と強調するとともに、トランプ大統領が金委員長に対し、2度にわたり、拉致問題を提起したことも明らかにした。
横田早紀江さんは「これからですよね。ようやくここまで来たという感じ。わたしにとっては。長いこと、北の様子をずっと見て闘っている。生半可に、すんなりいくわけないと思っていた。今回は、前のめりにならなくてよかった」と話した。
拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表は「今回、この機会を逃したら、駄目だと覚悟している」と話した。
飯塚繁雄代表は、「北朝鮮に惑わされずに、被害者を返せと訴え続けたい」と述べた。

 


“物別れ”米朝のホンネと次の一手 現地から解説中継

2019年03月01日 02時30分30秒 | 医科・歯科・介護

3/1(金) FNN(フジテレビ系列)
笑顔から一転、事実上の決裂となった2回目の米朝首脳会談。
ワシントン支局・瀬島隆太郎記者とソウル支局・渡辺康弘記者の解説です。

瀬島隆太郎記者
(当初、笑顔も見られた両首脳だが、結局事実上の決裂。この結果をどう見るか?)

首脳会談が決裂するという異例の展開で、トップ交渉の失敗を世界に露呈した形となりました。

事前協議で内容を詰め、最後に首脳が会談するというのが通常の流れですが、米朝首脳会談は、長年にわたって膠着(こうちゃく)していた核ミサイル問題を打開するため、トランプ大統領が、直接交渉に乗り出した形でした。

しかし、実際にふたをあけてみれば、米朝双方の隔たりは想像以上に大きく、事前準備が、あまりに不足していたとの指摘が噴出しています。

(今回の結果、アメリカ国内ではどう受け止められているのか?)

アメリカメディアは「トランプ大統領は多くを失ったが、さらに悪い展開もありえた」などと伝え、トランプ大統領が、安易な譲歩には応じず、踏みとどまったことに一定の評価も見せています。

ただ、多くは「戦略を読み間違えた」、「外交上の失敗」などと批判しています。

米朝関係の改善は、トランプ大統領が実現した数少ない政策の一つとの見方もあっただけに、期待が一気に批判に転じた形です。

また、アメリカの新聞各紙1面は、もっぱら、コーエン被告の議会証言が中心で、米朝会談の扱いは小さいのが実情です。

渡辺康弘記者
(金正恩(キム・ジョンウン)委員長は現在、ハノイでどうしている?)

会談終了後、金委員長は、宿泊先のホテルに戻っていて、外出はしていない。

ただ、3月1日から「ベトナム公式訪問」の日程が始まります。

午後には、ベトナムの首脳との会談が予定されているので、会談が事実上決裂してから、初めて公の場に姿を見せることになるので、その表情や発言は注目される。

(金委員長が会談で、制裁の全面解除という非常に厳しい要求をつきつけた理由は?)

はっきりしたことはわかりませんが、2018年のシンガポールの会談では、アメリカは完全な非核化がなされない限り、制裁緩和はできない立場でした。

しかし、今回の会見に先駆けた実務者協議では、行動対行動ということで、制裁緩和を認める態度に軟化したことから、金委員長は「アメリカは大幅に譲歩する」と判断していたのかもしれません。

そして、実務者協議の進展を遅くして、首脳同士の一発勝負で譲歩を引き出そうとしたわけですが、トランプ大統領は首を縦に振らなかった。

いわば賭けに失敗した可能性があります。

(事実上の決裂は北朝鮮にとってダメージ?)
厳しい制裁は続くことになりますので、北朝鮮にとってダメージになるのは、間違いないと思います。

金委員長は、2019年の新年の辞で、「アメリカが制裁と圧迫を続けるなら、『新たな道』を模索するかもしれない」と話しています。

この「新たな道」は、脱北した元高官は、核兵器を拡散することではないかと分析しています。

北朝鮮の次の一手が何なのかが、非常に注目されます。

瀬島隆太郎記者
(アメリカ側は、次はどんな一手を用意するのか?)

これまでの融和路線が、いわば暗礁に乗り上げた形ですので、今後の首脳会談は、困難との見方も出ています。

トランプ大統領の対北朝鮮政策は、根本的な戦略の見直しを迫られるものとみられます。

また政権内で、対北朝鮮強硬派のボルトン大統領補佐官の影響力が増せば、外交政策全体に変化が出てくるとの指摘が出てきています。


トップダウン戦略が裏目…正恩氏、最大の危機に

2019年03月01日 02時25分11秒 | 社会・文化・政治・経済

2/28(木) 産経新聞
 【ハノイ=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「制裁解除」ありきでトランプ米大統領とのハノイでの2回目の会談に臨んだ。
しかも十分な実務者協議なしにトランプ氏の決断に全てを委ねる賭けに出たことが裏目に出た。
今回の会談失敗は、金氏にとって最高指導者就任以来の重大危機ともいえそうだ。

「非核化の準備ができているのか」。
28日の会談の合間、米記者団からこう問われると、金氏は「そのような意思がなければここに来なかった」と答えた。
「具体的措置を取る決心は」との質問には「今、話している」と応じた。
これに対し、トランプ氏が下したのは「北朝鮮は準備ができていなかった」として合意を見送る結論だった。
サンダース米大統領報道官は声明で「双方の交渉チームが今後、協議を行う」と述べ、両首脳の再会談に向けて実務当局者間の協議が続けられるとの見通しを明らかにした。
トランプ氏の記者会見に同席したポンペオ国務長官は、次回の実務者協議が「数週間以内に行われる」としたが、トランプ氏は再会談が「そう遠い先ではない」としつつも、具体的な時期は未定だと述べた。
会談結果を安倍晋三首相と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に電話で知らせると明かした。
トランプ氏はまた、「北朝鮮には大いなる経済的潜在力がある」と改めて強調。
この日の会談前も北朝鮮の非核化と引き換えに大規模な経済支援を行う用意を表明し、金正恩氏も「立派な結果が出るよう努力したい」と応じていた。

 米朝首脳はこの日午前、1対1の会談を経て、ポンペオ氏や金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長らを交えた拡大協議を行ったが、昼食会の前に会談の終了が決まった。

 トランプ政権は首脳会談で、北朝鮮の「完全かつ全面的に検証された非核化」の手始
めの措置として寧辺の核施設などの査察や廃棄を要請。
引き換えに朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言を含む関係正常化に向けた措置や、平壌への連絡事務所の設置に応じる用意を示していたとされる。