心を豊かに人生を歩む知恵を養う。
絵本は大人の心も楽しませるだけでなく、人生を豊かにしてくれる。
「絵本は心の架け橋」
命をテーマとした絵本。
「うわすべりの言葉だけではなく、魂をゆさぶるような形で伝えることができる絵本の力はすごい」と作家の柳田邦男さんは訴える。
絵本は人間の成長、心の成長に滋養を与えてくれる。
子どもにとっても、また実は大人にとっても、人生に大切なもので溢れている」
3月27日から4月9日までは「絵本週間」
アンゼルセンが生まれた日をはさんだ、4月9日までの2週間が絵本週間です。 誕生日の4月2日は、「国際子どもの本の日」でもあります。
絵本は子どもだけでなく、大人が読んでも面白いものもあります。
昭和52(1977)年に、全国学校図書館協議会と保育園、幼稚園などの団体が、「絵本週間推進協議会」を立ち上げました。
そして、絵本文化と絵本読書が普及するようにと、制定しました。
アンデルセン・ハンス・クリスチャンは、デンマークのオーデンセで、1805年の今日、貧しい靴の修理屋の息子として生まれました。
最初の小説「即興詩人」から始まり、1835年に「童話集」を発表してから、150余編の童話を残しました。
同じ童話作家のグリムとは違い、自らの創作した童話を、数多く出しています。 「裸の王様」「みにくいアヒルの子」「人魚姫」「親指姫」「マッチ売りの少女」などは、どなたもご存知ではないでしょうか。
絵本とは、絵を中心に描かれている幼い子ども向け書籍のことですが、大人が読んでも面白い絵本もあります。
平安時代の絵巻物や、室町時代の奈良絵本、江戸時代の草双紙などは、大人向けです。
子ども向け絵本の起源は、江戸時代の赤本といわれています。
現在でも、素晴らしい大人向けの絵本は、創られ続けています。
新たな感動を求めて、ちよっと読んでみませんか。