1両が、8万円なら

2019年03月12日 21時22分18秒 | 社会・文化・政治・経済

江戸時代の貨幣価値ですが、1両、1分、1朱を今の貨幣に置き換えるとどのようになるのでしょうか?

最近、時代小説を読んでいていまいちぴんとこないのです。

1両は、4分、1分は4朱、ついでに1朱は、250文です。

1両は今でいう、6~10万円に相当するので、
1両が、8万だと計算しやすいですね。

1両=8万、1分=4万、1朱=5千円、1文=20円です。


人間をどう描き出すか

2019年03月12日 21時07分21秒 | 社会・文化・政治・経済

その時代や精神を映し出す映画が、人間をどう描き出すか。
映画産業は技術先行ではなく、人間を描くために、どう技術を生かすかという視点を決して忘れてはならないと感じている。
人間根本の精神を私も自分の立場で後世に残していきたい。
岡田 裕介さん(東映代表取締役グループ会長)


取手市 ゆめあかり3・11

2019年03月12日 12時37分34秒 | 投稿欄

「常陽リビングニュース」

2019年3月9日(土)

過去の開催風景
過去の開催風景

東日本大震災への思いや祈りをキャンドルの火で照らす「ゆめあかり3・11」が、3月9日(土)取手市役所藤代庁舎前で開かれる。午後2時46分~7時、入場無料。荒天時10日(日)に順延。

大震災を忘れないようにと、市民グループ「ゆめまっぷの会」が発災翌年から続ける企画で、市内外から寄せられた自筆コメントや海外からのメッセージを映し出す紙袋キャンドルが1万超並ぶ。

当日は午後2時46分に黙とうを捧げ、午後4時点灯。地元出演者による音楽ステージやカフェも予定。紙袋は2枚100円で、当日会場でも購入可。

また、主催者はイベントを手伝うボランティアの協力も呼び掛けている。キャンドルの設置や点火、片付け作業などを行う。当日正午に現地集合し、午後8時終了予定。詳細はウェブ「ゆめあかり3・11」で検索。

■問い合わせ
[TEL] 0297(72)7166/事務局

 

寛容で調和ある社会 生命の価値を肯定する。

2019年03月12日 12時22分59秒 | 社会・文化・政治・経済

人類は2度の壊滅的な世界大戦を経験し、その痛みを振り返って<平和を守る>ことを普遍的な価値とした。
しかし、戦後数十年の努力にもかかわらず、戦争・紛争・テロ・殺戮はなくなっていない。
人類を絶滅する核兵器を制限することについても、理想的な成果がえられない。
また、世界に大きな影響を及ぼすものとして、気候変動、高齢社会の進展、高齢者の尊厳、貧富の格差拡大、経済の循環などが叫ばれている。
現在の地球社会が複雑な危機に直面している。
期待されるのは、不均衡でない経済発展、寛容で調和ある社会。
人間の尊厳。
人間と自然の共生。

生命の価値を肯定する。
今、社会の中で文化・芸術の力が弱まっているように感じる。
芸術・文化は、人類の精神がつくり出すものである。
その芸術・文化が衰退するのは、人類の精神の退化を象徴する。
芸術・文化の交流は、人間と人間、民衆と民衆を結び付け普遍的な力となる。
排外的にならないためには、中庸の精神で、民衆同士が交流を貫くことだ。
特に、隣国の韓国と中国の交流など。


人類の幸福・平和に貢献する人材の育成

2019年03月12日 12時02分59秒 | 社会・文化・政治・経済

教師は専門知識を授けるとともに、教養を教えることだ重要である。
倫理的規範を教えないと、学んだ専門知識を誘惑に負けて悪用することにつながる。
ひいては、人々の健康や幸福にまで悪影響を及ぼすことになっていく。
患者の立場を金儲けの対象とするような医師もいる。
専門知識を授けると同時に、内面の教育が大切。
つまり、倫理・道徳(人の道)教育。
人生哲学や智慧、そして、自他共の幸福という平和と共生の精神を学ぶことだ。
人類の幸福・平和に貢献していく人材の育成が期待される。


「いじめは、100%、いじめる側が悪い」

2019年03月12日 11時49分41秒 | 社会・文化・政治・経済

教育、そして教師の目的の一つは、学生が幸福な人生を築くことである。
世界には今、さまざまな問題が存在している。
その中には、人がつくりだしたものもある。
法を学んだ者が法を犯し、会計を学んだ人間が粉飾する。
これらは彼らが受けた教育に一因があり、その意味でも教育者の使命は非常に大きいと言えるだろう。
学生が縁する教師によって受ける変化もさまざまだ。
そして、教師が教える内容が大切なのだ。
「いじめは、100%、いじめる側が悪い」と生徒を諭せる教師は存在するのかどうか。


いじめ自殺のアンケートを握り潰した、教育委員会と学校の愚行

2019年03月12日 11時36分32秒 | 社会・文化・政治・経済

MAG2 NEWS2018年08月24日

8月17日、名古屋市の教育委員会が「いじめ自殺ではない」としていた女子中学生の転落死事件について、聞き取り調査などを行うことを決めたと発表しました。

今回の事件について調査を依頼されていた、現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんは自身のメルマガ『伝説の探偵』で、名ばかりの第三者委員会の実態や、市教育委員会と学校が握り潰した「生徒たちの声」であるアンケート結果を握り潰した可能性についても明かしています。

ある女子中学生の「いじめ自殺」について
はじめに
これはある少女が大切に保管していた宝物である。 他人からすれば、ゴミに見えるだろう。 しかし、ビニール袋に入れられたお菓子は、その少女にとっては思い出と共にどうしても捨てられない「宝物」であったのだ。

事件概要
名古屋市名東区で今年(2018年)1月に中学1年生の女子生徒(以下「Aさん」という)が転落死した事件で、名古屋市教育委員会が設置した第三者委員会は当初「いじめはない」と判断していたが、遺族の要請を受け、ソフトテニス部などでトラブルがあったのではないかと聞き取りなどの調査を行うことを決めた。というニュースが、8月17日一斉に報道された。

この件については極めて不可解な点が多い。

まず、第三者委員会が公開されていない。市教委が設置とあるが、通例、遺族推薦の委員を委員会に入れて公平性を保つところ、遺族推薦の委員は不存在である。校名も公表されていないが、市教育委員会は記者クラブとしてプレスリリースをしているから、記者は知っているが、公表しないように箝口令を敷いているのである。
さらに、これは転落死と当初報道されたが、自殺である。しかも、自殺前日までは(正確には前年末)比較的元気に登校しており、名古屋にいたのはわずが4ヶ月であった。つまり、転校してわずか4ヶ月で自殺という最悪の事態が発生したことになる。

取材調査
一応の配慮はするので固有名詞は避けることにする。市立K中学校の生徒であったことは、現地に行けば誰もが知っている事実である。

そして、転勤族が多く住まう地域性などもあり、この学校ではいじめがあったという話が絶えない。実際、不登校となっている子も多く、有効な対応策が取られている様子はない。

ただネットでは、学校の評判はさほど悪くはない。Aさん一家もそうした評判を聞いて、この地に移り住んできた。
Aさんはクラスに早い段階で打ち解け、友人も増えていった。そして、部活を決めた。

部活はソフトテニス部であった。生まれて初めて握るラケット、はじめてするテニスであった。

もともと運動神経が良いというわけではないが、とにかく努力する子であったから、メキメキと力をつけていった。

Aさんが部活に入るとき、これをやめさせようとしたり、クラスに馴染みすぎていてウザイと文句をいう子もいたが、Aさんはやりたいことを優先した。

Aさんは筋が良いということで、試合にも出ることになった。それは嫉妬の対象にもなっていた。

一方で、この部活は調べる限り、ブラック部活であった。部活内には暗黙のルールがたくさんあり、病気であろうが、怪我をしようが、テスト勉強や宿題があろうが、休むことは一切許されない。

それでも、Aさんは素直に努力を続け、生まれてはじめて試合に参加した。
その時、もらった賞品こそが、冒頭で紹介したお菓子であった。

その試合の直後に撮影された写真には、お菓子を誇らしげにもつ副顧問や達成感ある笑顔で映る部員、満面の笑顔で写るAさんがいた。

どんなに楽しかっただろうか、どんなに嬉しかったのだろうか。

この時のことを考えれば、いじめをしてくる子もいたが、Aさんはそれより良い方向を見ようとしていた。

Aさん自死後に、遺族がAさんの宝物が入っているケースを整理していた時、このお菓子の袋が、ビニールにキチッと入れられた状態で見つかった。遺族は、はじめ、ゴミかと思ったが、ゴミをこんなに丁寧にビニールに入れて宝物箱に入れているはずはないと思い、再び大切に保管した。
そして、写真を整理している時、試合の時にもらった賞品だということがわかった。

Aさんはこの時、部活の辛いこと、ちょっとした嫌がらせ(いじめ)があっても、部活も部員も大好きであったに違いない。それは、お菓子の袋をこんなにも大切に持っていたことからもわかる。

握り潰された生徒たちの声
ところが、クリスマス前後に行われた試合を契機に状況は急激に悪化するのだ。Aさんは友人らにこう漏らしている。特定の子が「怖い」「無視される」と。また、他の友人らは、「先輩に目をつけられている」と聞いたことがあると証言している。

努力家であったAさんは、はじめてやるテニスについて部活ノートをつけていた。そこには、「もっとこうしなきゃ」「こういう練習をしよう」という記載が細かく書かれていた。

ところが、確かにクリスマス前後に行われた試合後、このノートへの記載はパタリと止むのだ。

何かがあったに違いない。そう誰もが考えるであろう。
実際、Aさんを中心としたトラブルがこの時、起きていた。

聞けば聞くほど、部活内でのいじめについての証言が出てきている。

同じことが、学校が遺族に強い要請を受けて行った記名のアンケート、無記名のアンケートには記載があるということであった。

つまりは、アンケートにはいじめの加害者の氏名も入り、いじめの事実の証言も入っている内容がいくつもあったはずなのだ。

ところが、これを名古屋市の第三者委員会は「いじめはない」と一度は評価した。

私は300件以上のいじめ事件の調査を行ってきたが、アンケートにいじめの記載があるにも関わらず、「いじめはない」と判断した第三者委員会は聞いたことがない。

もしも個別面談でいじめの話が聞けなかったとすれば、著しい調査能力不足、生徒理解ができない無能な人材が選ばれてしまったと言わざるを得ない。
記事
MAG2 NEWS2018年08月24日 09:26いじめ自殺のアンケートを握り潰した、教育委員会と学校の愚行 1/2

 

 

8月17日、名古屋市の教育委員会が「いじめ自殺ではない」としていた女子中学生の転落死事件について、聞き取り調査などを行うことを決めたと発表しました。今回の事件について調査を依頼されていた、現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんは自身のメルマガ『伝説の探偵』で、名ばかりの第三者委員会の実態や、市教育委員会と学校が握り潰した「生徒たちの声」であるアンケート結果を握り潰した可能性についても明かしています。

ある女子中学生の「いじめ自殺」について
はじめに


これはある少女が大切に保管していた宝物である。 他人からすれば、ゴミに見えるだろう。 しかし、ビニール袋に入れられたお菓子は、その少女にとっては思い出と共にどうしても捨てられない「宝物」であったのだ。

事件概要
名古屋市名東区で今年(2018年)1月に中学1年生の女子生徒(以下「Aさん」という)が転落死した事件で、名古屋市教育委員会が設置した第三者委員会は当初「いじめはない」と判断していたが、遺族の要請を受け、ソフトテニス部などでトラブルがあったのではないかと聞き取りなどの調査を行うことを決めた。というニュースが、8月17日一斉に報道された。

この件については極めて不可解な点が多い。

まず、第三者委員会が公開されていない。市教委が設置とあるが、通例、遺族推薦の委員を委員会に入れて公平性を保つところ、遺族推薦の委員は不存在である。校名も公表されていないが、市教育委員会は記者クラブとしてプレスリリースをしているから、記者は知っているが、公表しないように箝口令を敷いているのである。

さらに、これは転落死と当初報道されたが、自殺である。しかも、自殺前日までは(正確には前年末)比較的元気に登校しており、名古屋にいたのはわずが4ヶ月であった。つまり、転校してわずか4ヶ月で自殺という最悪の事態が発生したことになる。

取材調査
一応の配慮はするので固有名詞は避けることにする。市立K中学校の生徒であったことは、現地に行けば誰もが知っている事実である。

そして、転勤族が多く住まう地域性などもあり、この学校ではいじめがあったという話が絶えない。実際、不登校となっている子も多く、有効な対応策が取られている様子はない。

ただネットでは、学校の評判はさほど悪くはない。Aさん一家もそうした評判を聞いて、この地に移り住んできた。

Aさんはクラスに早い段階で打ち解け、友人も増えていった。そして、部活を決めた。

部活はソフトテニス部であった。生まれて初めて握るラケット、はじめてするテニスであった。

もともと運動神経が良いというわけではないが、とにかく努力する子であったから、メキメキと力をつけていった。

Aさんが部活に入るとき、これをやめさせようとしたり、クラスに馴染みすぎていてウザイと文句をいう子もいたが、Aさんはやりたいことを優先した。

Aさんは筋が良いということで、試合にも出ることになった。それは嫉妬の対象にもなっていた。

一方で、この部活は調べる限り、ブラック部活であった。部活内には暗黙のルールがたくさんあり、病気であろうが、怪我をしようが、テスト勉強や宿題があろうが、休むことは一切許されない。

それでも、Aさんは素直に努力を続け、生まれてはじめて試合に参加した。

その時、もらった賞品こそが、冒頭で紹介したお菓子であった。

その試合の直後に撮影された写真には、お菓子を誇らしげにもつ副顧問や達成感ある笑顔で映る部員、満面の笑顔で写るAさんがいた。

どんなに楽しかっただろうか、どんなに嬉しかったのだろうか。

この時のことを考えれば、いじめをしてくる子もいたが、Aさんはそれより良い方向を見ようとしていた。

Aさん自死後に、遺族がAさんの宝物が入っているケースを整理していた時、このお菓子の袋が、ビニールにキチッと入れられた状態で見つかった。遺族は、はじめ、ゴミかと思ったが、ゴミをこんなに丁寧にビニールに入れて宝物箱に入れているはずはないと思い、再び大切に保管した。

そして、写真を整理している時、試合の時にもらった賞品だということがわかった。

Aさんはこの時、部活の辛いこと、ちょっとした嫌がらせ(いじめ)があっても、部活も部員も大好きであったに違いない。それは、お菓子の袋をこんなにも大切に持っていたことからもわかる。

握り潰された生徒たちの声
ところが、クリスマス前後に行われた試合を契機に状況は急激に悪化するのだ。Aさんは友人らにこう漏らしている。特定の子が「怖い」「無視される」と。また、他の友人らは、「先輩に目をつけられている」と聞いたことがあると証言している。

努力家であったAさんは、はじめてやるテニスについて部活ノートをつけていた。そこには、「もっとこうしなきゃ」「こういう練習をしよう」という記載が細かく書かれていた。

ところが、確かにクリスマス前後に行われた試合後、このノートへの記載はパタリと止むのだ。

何かがあったに違いない。そう誰もが考えるであろう。

実際、Aさんを中心としたトラブルがこの時、起きていた。

聞けば聞くほど、部活内でのいじめについての証言が出てきている。

同じことが、学校が遺族に強い要請を受けて行った記名のアンケート、無記名のアンケートには記載があるということであった。

つまりは、アンケートにはいじめの加害者の氏名も入り、いじめの事実の証言も入っている内容がいくつもあったはずなのだ。

ところが、これを名古屋市の第三者委員会は「いじめはない」と一度は評価した。

私は300件以上のいじめ事件の調査を行ってきたが、アンケートにいじめの記載があるにも関わらず、「いじめはない」と判断した第三者委員会は聞いたことがない。

もしも個別面談でいじめの話が聞けなかったとすれば、著しい調査能力不足、生徒理解ができない無能な人材が選ばれてしまったと言わざるを得ない。

第三者委員会とは言えない第三者委員会
私はこの事件を調べているという第三者委員会について調べてみた。

すると、実際は、「名古屋市いじめ対策検討会議」の中にできているものであり、第三者委員会名義で構成メンバーとされている各種専門家以外に、氏名や部署の記載がない教育委員会の職員が、メンバーとして構成されているということがわかった。

さすがに、これを第三者委員会とするのは、相当な無理がある。これでは、一部所の調査委員会とするのが妥当であろう。

そもそも遺族推薦の委員もいなければ、遺族が委員となるケースもあるが、そうした公平性を保つための配慮もない。これを第三者委員会とするのであれば、利害関係があろうが、独自の決済ができない委員会(上部組織の指導が反映されてしまう)であろうが、当事者以外なら、第三者委員会ということになってしまう。
第三者委員会が担保しなければならないと一般に考えられている公平性、中立性はどこに行ってしまったのだという疑念しか残らないだろう。

調査フロー、伝達フローに根本的な問題
学校などが行ういじめ調査において、上手くいかないケースには共通項がある。その1つが伝達に関するフローだ。被害者やその家族、または遺族は、いじめはなかったとしたい学校と対立することがあるが、こうした場合、教育委員会が仲裁に入るものだと思っている方が多い。

ところが、教育委員会は学校の運営をサポートすることが主な仕事であるから、仲裁に入るということはほとんどない。だから、教育委員会が問題に入ってきても、被害者やその家族、または遺族は、学校を通じて教育委員会に要請を伝えるという無意味な伝達フローに悩まされることになる。

また、調査フローとしても、一般に、教育委員会の指導室、指導主事などが独自に調査権限を持っているように思われがちだが、ほとんどの指導主事は、自分の考えを述べたり、質問への回答は許されていない。全ては一旦持ち帰り、上司の意向を確認してから、答えることになるのだ。

組織人としてはそれで良いかもしれないが、伝書鳩の役割ばかりと話さなければならない被害者らは、常にストレスフルであり、その以降を人伝にしか聞くことができない伝書鳩の上司は、現場の状況を判断することが難しくなる。

そもそもの仕組みが、問題解消へのスピード感を阻害し、解消プロセスを踏ませない悪害システムになっているとしか言いようがない。
この事件でも、学校の調査、教育委員会の調査となって、第三者委員会の設立となっているが、教育委員会はいじめに否定的な結論であり、それを出した教育委員会が庶務を担当するといいながら、その実、名ばかりの第三者委員会をコントロールできる立場にあるのだから困ったものである。

遺族をより苦しめる状況
遺族は学校の近くに住んでいる。だから、グラウンドも通学路も遺族の部屋から見えるのだ。

「きっとあの中に娘がいるはず」
「入ったばかりでまだユニホームもなかったから、練習を一生懸命やっているのが家から見えるんですよ」

遺族は悲しみをかみ殺すように私に話した。

「なんでこの事件に協力をしないと表明する親がいるんでしょうね」
事件に関わることではなく、知っていることを話すことすら拒否した割合は4割にのぼる。

それは事件に関与した子供を守るためなのだろうか、そうだとすれば、それは結果守ることにはならない。

いじめは連鎖する、仮に今、反省しているように見えても、喉元をすぎてしまえば、再び同じことを繰り返すものだ。

一方で、今、事実を明らかにして、キチッと自分のしたことを顧みさせ、指導教育をすることで、二度といじめをしないという未来を築けるかもしれない。

今、拒否することは、未来を否定することに等しい。

新たな試み
この事件では、一度、生徒たちの声が握りつぶされた。学校を信用して生徒たちが書いた事実が、何らかの理由で、消されたのだ。これでは、公平さも中立さも、はたまた正当性も担保できない組織だと評価せざるを得ない。

だから、私は、いじめ証言窓口をNPO法人ユース・ガーディアンホームページに開設することにした。近日中に、専用ページを開設し、証言の収集を開始する。もちろん、この事件については、徹底的な調査と追求をして行き、「伝説の探偵」で報告することにする。

編集後記
はっきり言います。もう誰がいじめたか、はわかっています。何をしたかも大まかにわかっています。我々には筆跡鑑定の知識がありますから照会文書があれば、誰の字か、特定することは可能です。

本来、私は自死事案はやりません。私は笑顔をみたいからです。いじめられて苦しんでいた子が、いつか心からの笑顔を取り戻し、あの時は辛かったけど、と話せるようになるまで寄り添います。

でも亡くなってしまった命はもう戻らない、だから、無償枠は開いていません。それでも今回、遺族が余りに酷い仕打ちを受けていることを知り、これを解消するように働きかけることで、今、この地域で苦しんでいる子たちを救う手立てになるかもしれないと思ったのです。

伝説の探偵は有料メルマガです。結構な率で記事になっているので、お金払わなくても読めるじゃんとか言われちゃうかもしれませんが、このお金は、全てこうした調査の交通費などの調査経費に使っています。若干足りない時は、私のポケットマネーであったり、T.I.U.総合探偵社からの資金で賄っています。

テレビ局のディレクターさんに、なんで自腹まで切って、こんなに大変なことやるんですか?と質問をされました。

「なんでだろう・・・もう仕方ないよ・・・だって俺のところに来るまでにいろんなところへ行って、ダメだったわけでしょ・・・そうなると、もう最後の砦みたいなもんだもんね・・・」

と答えつつ、そうだよね、変だよね・・・自分でももうなんでやっているのかわからないというのが正直、本音です。

でも、やらなきゃいけないことになっています。それはもはや使命なのかもしれません。

「そんな奴がいても、いいじゃない」

image by: Shutterstock.com

阿部泰尚


いじめ自殺で生徒にアンケート

2019年03月12日 11時19分28秒 | 社会・文化・政治・経済

【愛知・中3自殺】

在校生アンケート調査へ、教諭はいじめ否定…自殺生徒の様子把握
2017.2.15

愛知県一宮市立中の3年男子生徒(14)が自殺した問題で、市教育委員会は15日、近く在校生にアンケートを実施すると発表した。同級生らの回答から、指導が不適切と学校に指摘された男性教諭(47)と生徒の校内での様子を把握し、経緯を探る。

 市教委によると、生徒が誰かにいじめられている姿を目撃したり、悩みを打ち明けられたりしたことはないかを尋ねる。
集約した情報を、今週内にも設置する第三者委員会で活用する。
対象とする在校生の範囲を決め、今週末から来週にかけて実施するとしている。

 一方、教諭は15日の取材に対し「いじめはしていない」と改めて否定した。
「特定の生徒に悪意を持って嫌がらせをしたという認識はない」としつつも、詳細は「第三者委員会で話す」と述べるにとどめた。


いじめた側は、心に傷を負うことはあるのか?

2019年03月12日 11時11分07秒 | 沼田利根の言いたい放題

いじめは、典型的な<結束型>
閉鎖的・排他的で、攻撃的に。
一方、いじめられる人は孤立・無縁。
<橋渡し型>の友人や教師がいるべきだが、その対応はないに等しい。
「遅い、鈍い、心がない」
自殺は最悪な結末。
いじめた側は、心に傷を負うことはあるのか?
是非、検証されるべきだ。

 


群馬の高2女子、いじめで自殺か 「もうつかれた」メモ

2019年03月12日 11時01分27秒 | 社会・文化・政治・経済

2019年3月8日朝日新聞

前橋市内の踏切で2月に電車にはねられ死亡した群馬県立高校2年の女子生徒(17)が、「もうつかれた」「耐えられない」などと書かれたメモを残していたことが県教育委員会や県警への取材でわかった。

県教委などはいじめを苦に自殺した可能性がある、とみて調べている。
女子生徒は2月1日午後7時前、前橋市大胡町の上毛電鉄踏切で電車にはねられ、死亡した。

残された数十枚のメモには、「先生は私の言葉を信じてくれなかった。ネットで悪口を言われているのは本当なのに」などと記されていた。

 父親(63)によると、女子生徒は入学した数カ月後から周囲の生徒に嫌がらせを受けていたという。

「いじめる生徒がいる」と家族に話し、体調不良も訴えた。

教員から呼び出されて個室で厳しく指導され、泣きながら帰宅することもあったという。

 亡くなる1カ月ほど前から体調が悪化。事故当日は、家族が付き添って病院で受診。

帰宅後に姿が見えなくなったという。
父親らは県警と学校に、いじめがあったと相談。

学校は友人らに聞き取りすると同時に、県警も関係者に話を聞くなどして、調べている。

県教委は「学校による調査報告を待っている段階。家族の意向も踏まえ、第三者委員会の設置も検討したい」としている。

相談窓口

24時間こどもSOSダイヤル

0120-0-78310なやみ言おう
こどものSOS相談窓口(文部科学省サイト)

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm別ウインドウで開きます
いのち支える窓口一覧(自殺総合対策推進センターサイト)

http://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php別ウインドウで開きます


いじめ自殺か 残された26枚のメモ

2019年03月12日 10時31分44秒 | 社会・文化・政治・経済
JCCではテレビの全ニュース・報道のメタデータ化をリアルタイムで行っております。

2019/03/12 

 日本テレビ 【スッキリ】

高2女子いじめ自殺か・父が訴え・「ネットで悪口」26枚のメモ

特殊詐欺の新たな手口

2019年03月12日 10時13分48秒 | 社会・文化・政治・経済

<大切なのは受け身にならず主体的に考えることだ>
「株で失敗した」
「会社の金を遣い込んだ。首になる」

恥は隠したい心理が働き<人に相談しずらい>

1.被害が急増しているもの

仮想通貨詐欺 仮想通貨などの販売を名目にした詐欺
はがきでの架空請求 公的機関を名乗って支払いを請求
情報商材・副業詐欺 簡単にもうかる、として商材を販売
2.振り込め詐欺の主な手口
オレオレ詐欺 親族などを名乗って金銭を要求
還付金詐欺 税金等の還付手続きを装った手口
融資保険詐欺 架空の融資・保険に投資させる
ワンクリック詐欺 広告をクリックした人に登録料を請求

結婚詐欺 異性に結婚をちらつかせ金銭を要求
フィッシング詐欺 偽メールなどを通じて個人情報を盗む
詐欺アプリ 指紋認証を悪用した強制課金
チケット詐欺 チケット譲渡を装い代金を持ち逃げする
オークション詐欺 フリマサイトなどで偽物を売りつける
原野商法 価値のない土地を高額で売りつける


「自ら確認」特殊詐欺防ぐ

2019年03月12日 09時59分53秒 | 社会・文化・政治・経済

手口はさまざま、「判断力に過信」は禁物。

「自分は特殊詐欺の被害に遭わないと思っていた」
実際に被害に遭った人78・2%

「どちらかといえば自分は被害に遭わないと思っていた」
実際に被害に遭った人16・9%

「どりらかといえば自分は被害に遭うかもにれないと思っていた」
実際に被害に遭った人3・4%

「自分は被害に逢うかもしれないと思っていた」
実際に被害に遭った人1・4%

「子どものころからの教育と経験が重要」
「犯罪学や刑罰学をきちんと教えることが、被害、加害両方の防止につながる。大きな失敗を回避する力を身につけるには、早い時期に小さな失敗を経験させることが必要」
小宮信夫・立正大学教授(犯罪学)

 


爆弾低気圧

2019年03月12日 05時34分09秒 | 日記・断片

外へ出かける用意をしたノート、カメラ、手袋などをバックに入れる。
歌を聞くためのICレコーダーを胸のポケットに入れる。
玄関に出たら急に雨が落ちて来た。
部屋へバックを置き手ぶらで行くことにした。
強風である。
丈夫なビニール傘をさして行く。

30分ほど前、家人は友人と戸頭で会う約束をしていた。
だが、爆弾低気圧である。
「バイクでしょ。怖いのでそちらまで行けない」と電話で断る。
すると相手は、「車なので、大丈夫取手まで行く」と応じたので、取手駅の近くで食事をすることになった。
駅ビル3階の本屋さんで立ち読み30分。
その後、友人に会いに行く。
店を出てしばらくして、傘を忘れたことに気づく。
「取りに戻ったら」と友人が言うが、ビニール傘は4本もあるので、そのままにした。
青空が段々広がり、雲一つない快晴になる。

散歩仲間の西田さんがわが家の方面を行くのを背後で見た。
猫のタマが走って着いて行く。
だが、わが家の隣の家の目に車が停まっいるので、タマは立ち止まって様子を窺うよいに前方を見ている。
タマはバイクの陰に身を寄せたり、ブロック塀に登ったりする。
塀の上でタマが鳴いていたら、隣の幼い娘さんが手招きをして「タマ、おいで」と声をかけていた。
当方がタマの頭を撫でたら、タマは甘えるようにわが家の玄関前に寝転ぶ。
タマはやがて主人の跡を着いて行くのを諦めようで、前の家の庭に入り込んで行く。