配信
第1師団司令部によると、陸曹長は8日午後7時から東富士演習場内を約20キロ歩く訓練をし、別の野外訓練が始まるまで休憩していた9日午前1時45分頃に倒れたという。死因は、血栓による心筋梗塞(こうそく)だった。
陸曹長は訓練で重さ約10キロの荷物を背負い、小銃を携帯していた。隊員間の距離を取っていたため、訓練中は途中からマスクをあごにずらしていたという。
第1師団司令部によると、陸曹長は8日午後7時から東富士演習場内を約20キロ歩く訓練をし、別の野外訓練が始まるまで休憩していた9日午前1時45分頃に倒れたという。死因は、血栓による心筋梗塞(こうそく)だった。
陸曹長は訓練で重さ約10キロの荷物を背負い、小銃を携帯していた。隊員間の距離を取っていたため、訓練中は途中からマスクをあごにずらしていたという。
愛知県豊橋市の公園で10日未明、胸に刃物が刺さった50代から60代くらいの女性が死んでいるのが見つかりました。 女性は手に刃物を握った状態で、警察は自殺と事件の両面で調べています。
10日午前5時ごろ、豊橋市高師町の公園「高師緑地」で、近くを通った人から「刃物が刺さった死体を見つけた」と消防に通報がありました。
警察によりますと、公園のベンチの近くに刃物が胸に刺さった50代から60代くらいの女性が仰向けで倒れていたということです。
刃物は女性が手に握った状態で刺さっていて、女性は胸から出血し、既に死亡していました。
女性の服装に大きな乱れはなく、胸の刺し傷以外に大きな外傷はないということで、警察は女性の身元の特定を進めるとともに、自殺と事件の両面で捜査しています。
東海テレビ
岐阜県笠松町の交差点で10日朝、幼稚園バスと乗用車が出合い頭に衝突する事故がありました。ケガ人はいませんでした。
笠松町友楽町の信号のない交差点で10日午前8時45分ごろ、送迎中の幼稚園バスと乗用車が出合い頭に衝突しました。
バスには園児9人に加え、教諭や運転手(61)合わせて12人が乗っていましたが、全員ケガはありませんでした。
また乗用車を運転していた女性(64)にもケガはありませんでした。 現場は住宅街の中にある見通しの良くない交差点で、乗用車の側に一時停止の標識があったということで、警察が事故の状況を詳しく調べています。
東海テレビ
最終更新:6/10(水) 12:41
テレビ朝日系(ANN)
最終更新:6/10(水) 13:23
テレビ朝日系(ANN)
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過去・未来はない。あるのは「今」だけ。
本書は、ベストセラー『嫌われる勇気』の著者のNHK文化センター講座「よく生きるための哲学」に“幻の第6回講義”を加えて再構成し、書籍化するものです。孫をもつ年齢に達した著者が、同世代の読者に向けて、「老・病・死」にまつわる自らの体験を軸に、人生の分岐点をポジティブにとらえる思考法を解説します。
類書との大きな違いは二つ。一つは、実際の講座での語り口調を生かし、各講座後の受講生の質疑応答も付した、著者初の講義形式の本であること。もう一つは、ギリシア哲学・アドラー心理学から家族論まで、これまで著者が個別に取り上げてきたテーマを章ごとにまとめることで、いわゆる“岸見哲学”のエッセンスを本書一冊で丸わかりできる点です。
第1講では専門のギリシア哲学を題材に、「哲学がなぜ必要なのか」「どんなときに役立つのか」について問います。そこで例に挙げられるのが、25歳のときの母親の介護体験です。母親の死の絶望感から救ってくれたのが哲学だったこと、そしてその経験が「幸福とは何か」を考えるきっかけになり、三木清の哲学に触れることで「幸福とはオリジナルなもの」であることを知り(第2講)、アドラー心理学を学ぶことで「他者は敵ではなく仲間であること(共同体感覚)」(第3講)を理解したことが語られます。
そうして年齢を重ねた著者は50歳のときに、今度は自らが心筋梗塞で倒れ、死の淵をさまようことになります。そこからの蘇りの中で考えたテーマが「老・病・死」について(第4、5講)。老いること、病気になること、死ぬことは絶対に避けられないし、変えられない。では変えられるものは何かと問えば、それは自らの「意識」以外にはないことに思い至ります。絶望するのではなく、希望をもつこと。「どのような状況にあっても生きられるという希望があるからこそ、死という現実を前にしても人は生きられる」と著者はいいます。
結論は、今ここに目を向け、一瞬一瞬を真剣に、丁寧に生きること。「生きているだけで素晴らしい」――そう言える「勇気」を本書から学びます。
第1講 哲学は何ができるのか
第2講 どうすれば幸福になれるのか
第3講 対人関係が悩みのすべて
第4講 老いと病から学ぶこと
第5講 死は終わりではない
第6講 今ここを生きる
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除されて8日で2週間となる。読売新聞が2週間(5月23日~6月5日)の感染者538人を分析したところ、感染経路不明の人が55%に上り、若い世代の感染者も目立つことが分かった。
東京都内では接待を伴う飲食店など「夜の街」での感染拡大も懸念されており、政府と都は検査強化などの対策に乗り出す。
■「夜の街」対策強化へ…政府・都 今月5日までの2週間に新たに感染が確認されたのは東京、神奈川など18都道府県の計538人(空港検疫などを除く)。このうち、自治体の調査で感染経路が特定できていない人は55%に当たる296人に上り、依然として市中感染が広がっている可能性がある。
年代別では、20歳代が最多の108人。30歳代以下は計237人で、全体の44%に上った。国内の感染者数がピークだった2週間(4月4日~17日)は30歳代以下が37%(2511人)だったことから、若者への感染拡大傾向がみられる。
特定の地域での感染拡大も目立っており、東京都内では、緊急事態宣言の解除翌日の5月26日以降、ほぼ連日10人以上の感染者が確認されている。都は経済への影響などを考慮し、今月1日から映画館などへの休業要請を解除したが、翌2日に34人の感染が判明し、都独自の警戒宣言「東京アラート」を発動した。特に夜の街の従業員や利用客への感染が広がっている。
福岡県では、5月23日以降、北九州市を中心に感染者が相次ぎ、同29日には同市だけで26人の感染が明らかになった。県は6月1日から北九州市を除いて休業要請を解除し、同市民には不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
ただ、政府は緊急事態宣言の再発令には慎重で、クラスター(感染集団)に対処して感染拡大を防ぎながら、経済活動を徐々に拡大していきたい考えだ。
西村経済再生相は7日の記者会見で「(感染者急増の)大きな波にしないためにも夜の街関連の対策が急務だ」と述べ、各業界に感染防止策の指針策定を急いでもらう考えを強調した。
西村氏と小池百合子・東京都知事は7日に都内で会談し、夜の街対策について協議した。店の従業員らに定期的に検査を受けてもらうほか、従業員向けの相談窓口の新設などを進めることで一致したという。会談後、小池知事は「夜の街は大きな課題。対策をしっかり講じたい」と述べた。
最終更新:6/10(水) 12:36
テレビ朝日系(ANN)
コロナ禍 不安生む 弾力性のない社会
人生の逆境を乗り越えるためには、「心の弾力性」を身に付けよう
『逆境を生かす人 逆境に負ける人』(アル・シーバート著、林田レジリ浩文訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、元落下傘部隊の隊員という珍しい経歴を持つ心理学博士。「逆境に負けず生き抜いた人」を40年以上にわたって研究し続け、2001年のアメリカ同時多発テロ事件後は、生存者、介護者、救急隊員の心理ケアのサポートを積極的に展開してきたのだそうです。
1996年には『「逆境に負けない人」の条件 「いい加減さ」が道を開く』(邦訳は2005年、フォレスト出版刊)も話題となりましたが、最新刊である本書においては、そのような実績を軸として「誰でも心の弾力性を身につけることができる方法」を紹介しています。
私たちは絶え間なく変わり続ける時代を生きています。
そして、そんな時代に最も職場で力を発揮し、また思いがけない問題が持ち上がったときに最も家族や友人たちの力になれるのが、心に弾力性のある(resilient)人々です。(中略)
弾力性のある人は、あらゆる相反する性格を同時にあわせ持つことができます。そしてこの変化の絶え間ない時代において、そんな心の多様性を身につけた人が、変化を軽々と乗りこなしていくことができるのです。(「日本の皆様へ」より)
きょうは心の弾力性とストレスとの関係に焦点を当てた「ステップ1 ストレスを味方にする」から、いくつかの要点を引き出してみたいと思います。
ストレスも自分次第で軽くできる
ストレスの研究で有名な生物学者のハンス・セリエ教授は晩年、自身の研究についての誤りを謝罪したことがあるそうです。「ストレス(stress)という言葉は誤りで、ストレイン(strain)と呼ぶべきだったというのです。
正確な語義からすると、ストレスとは外部から私たちの体や心にかけられる圧力。そしてストレインは、その圧力に対する私たちの反応。つまり問題なのは圧力の客観的な大きさではなく、「それにいかに耐えることができるか」という私たちの許容力のほうだということ。
ところが圧力(ストレス)のほうを問題にしてしまうと、いつもその矛先は自分以外の者に向けられてしまうことになります。たとえば「職場の環境が悪いから気持ちが優れない」というように。
でも、その環境をどうとらえるかは、あくまで個人的な問題。そうとらえなおすことにより、自分自身の弾力性は高まっていくという考え方です。たとえプレッシャーのかかる職場にいたとしても、そのプレッシャーに対応していくか、あるいは被害者モードに入るか、どちらも自分で選択できるということ。
自分の周りに何が起こっているかをしっかりと観察し、その上で最も適切な反応をする。これが人間と動物の違いだ。心がけ次第で、脅威を意味のある挑戦へととらえ直すことが可能なのだ。(51ページより)
つまりはストレスが問題なのではなく、それに対する自分の許容力を高めればいいのだということです。(50ページより)
自分の感情をリストにしてみる
心と体の関連についての新しい学説に基づき、「どうしたら快適なライフスタイルを保つことができるか」ということを考えるにあたり、著者は次のような3つのリストをつくってみることを勧めています。
リスト1. なにが大変なんだろう?
自分をいらだたせるもの、悩ませるものを6つか7つリストアップしてみよう。
・どんなプレッシャーを感じているのだろう?
・具体的にはなにが難しいのだろう?
・自分を苦しめているのはなんなのだろう?
ストレスはまぼろしで、問題なのはその人がそれをどう受け止めるかということ。それを理解するにしたがって、気持ちも楽になっていくといいます。「人生で出くわす出来事にどう対処するかの責任は誰にあるか?」を突き詰めることにより、人は他の物事や人に責任転嫁するのをやめ、自分自身の問題として考えはじめるようになるということ。(53ページより)
リスト2. 私はこう感じている
次のステップは、リスト1.で挙げた問題について「どう感じるか」を書き出すこと。人に話すのでもいいそうですが、自分の感情を客観視することが、心の弾力性を高めるために大切だということです。そうすることで苦い思い出がなくなるわけではないけれども、その思いを否定していては次のステップに進めなくて当然。
弾力性のある人は自分の苦い思い出をまず受け入れ、そのうえでポジティブで建設的な気持ちを取り戻そうとするわけです。だからこそ著者は、「感情の吐き出し」は、自分の人生の土台をしっかりと築き上げるためのメンテナンスのようなものだと表現しています。自分の感情をもてあますことなく認識し、表現できるようになることで、いざというときに度を失うことが少なくなるといいます。
リスト3. 自分を元気にしてくれること。
そして同じように、自分を元気にしてくれることもリストアップするべき。どんなことをしているときに、いちばん自分らしく、気持ちがいいか? 苦しいことと同様にこれらを書き出せば、また別の角度から自分自身を見つめることができるということなのでしょう。(以上53ページより)
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問題に向き合えば乗り越えることができる
1960年代以来、数々の心理学者たちが、「人生の逆境によく耐え、プレッシャーにも強い人とはどんな人なのか」を研究してきたのだそうです。そのことに関連してここでは、サルバトーレ・マディ博士(筆者注:カリフォルニア大学に「逆境克服研究所」を設立した人物)の研究が紹介されています。すさまじいリストラの渦中にあった会社の社員450人を、12年間にわたって調査したというもの。
450人のうち、3分の2の人にはストレス関連の病気の兆候が見られたのだそうです。具体的には心臓発作、うつ病、アルコール依存などで、なかには自殺した人も。彼らは混乱し、不安にさいなまれ、重圧感と無力感に苦しめられていたわけです。
しかしここで著者が「興味深い」ことだと指摘しているのは、残りの3分の1の人たちにはそういった兆候が見られなかったこと。彼らは以前と同じように、健康で幸せな生活を維持していたというのです。そしてマディ博士は、この3分の1のグループの人たちを「ハーディな(強靭な)」人たちと呼んだのだそうです。
ハーディな彼らは、ストレス耐性が高かっただけではないといいます。どう見ても不快な、不愉快な職場環境のなかでも、なにごともないかのようにうまく適応して働いていけるというのです。マディ博士によれば、ハーディな人には次の3つの特徴があるといいます。
1. 自分の置かれた立場での最善を尽くすというコミットメントがあり、他人も助けようという気持ちが強い。
2. 自分には、いい結果を導くための力があると信じている。このことが彼らに物事や他人に対するコントロール感覚を与えている。
3. 難しい問題を進んで解いていこうというチャレンジ精神がある。
(59ページより)
いってみれば、問題に向き合える人は逆境に強いということ。(57ページより)
健康な人の10の特徴
自ら自分の健康を損ない、寿命を短くしているような生き方をしている人は、たしかにいるもの。では、どんな人が病気になりにくい傾向があるのでしょうか? 著者によれば、病気を発症しにくい人には次の10の特徴があるそうです。それは医学的な意味ではなく、"気持ちの持ちよう"だと解釈すべきでしょうが、その点を踏まえることができるなら参考にはなりそうです。
1. ルーティンワークもあまり苦にならない。
2. 人生をコントロールしているという感覚があり、必要な時に必要な対応ができる。
3. 多くの選択肢のなかから適切な行動を起こす。
4. 人間関係がうまくいっている。
5. 感情を抑制することなく、それを認め、表すことができる。
6. 問題なのは他人の言動ではなく、それに対する自分の反応だと思っている。
7. 変化に進んで対応する。
8. よい習慣を持つ。
9. 悪いことが起こってもそこから教訓を学びとれる。
10. ポジティブであり、すべてを楽しもうという気持ちがある。
つまり、ここで著者がいいたいのは、「考え方やあり方が、間接的に健康の度合いを左右する」ということ。(66ページより)
プレッシャーにつぶされないための8つの方法
人生全般においても、また仕事においても、プレッシャーに押しつぶされないように、次のことを試してみようと著者は提案しています。
1. 気分と体調に気をつけよう:楽で、簡単で、あなたらしい方法でライフスタイルを向上させ、それを維持するようにしよう。
2. 起きたことに対して、どう反応するかは自分にかかっている。心のハンドルをしっかりと握ろう。
3. ストレスについての手間にまどわされないように。ストレスは抽象的な物事の味方にすぎない。自分が物事をどうとらえ、どう感じるかが大事だということを忘れてはいけない。
4. どんなことがあなたの感情の高ぶりの引き金になるになるのだろう? それに対してリラックスして、楽しんでしまう自分を想像しよう。
5. 心の中で、自分がとりたいと思う反応と対応をリハーサルしてみよう。どう感じるだろうか?
6. この次に困難な状況に陥ったときには、どんなポジティブな対応が自分にはできるか、それを楽しみにして待つこと。
7. いままでにもそんなプレッシャーを楽しんだ自分はいなかっただろうか? それを思い出してみよう。
8. 一日の終わりに自分が物事にどう対処してきたか振り返ってみよう。よくできていたら、自分をほめてあげよう。
(70ページより)
以後の章でも、「問題解決のスキルを学ぶ」「柔軟な考え方を身につける」「逆境を成長のチャンスにする」と、テーマに即したさまざまな考え方とメソッドが紹介されています。「心の弾力性」はたしかに大切。だからこそ、目を通しておきたいところではあります。
(印南敦史)
最終更新:6/10(水) 8:03
フジテレビ系(FNN)
2020/06/09 15:00 読売新聞
中学3年生だった少女にわいせつな行為をしたとして、大阪府警は9日、府文化課長の男を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕した。男は「少女には会ったが、わいせつな行為はしていない」と容疑を否認しているという。2人はSNSで知り合ったとみられ、府警が経緯を調べている。
府警によると、男は今年1月、大阪市内のホテルで少女に2万円を渡し、わいせつな行為をした疑い。少女の母親から警察に相談があり、少女のスマートフォンを調べたところ、2人のやりとりの履歴が残っていたという。
地検によると、巡査部長は昨年8月18日、千代田区麹町の国道交差点で、青信号の横断歩道を渡っていた男児をパトカーではね、5歳の誕生日を過ぎた同9月13日に脳損傷で死亡させたとしている。
緊急車両は赤信号の交差点では徐行する必要があるが、パトカーは時速40~50キロで進入したという。
山口県田布施(たぶせ)町が今春、固定資産税の課税ミスを内部告発した40代の職員を、1人だけの部署に異動させた。職場は町役場とは別棟の一室で、この職員は「パワハラで不当人事だ」と主張。9日の町議会で「人事権の乱用」との指摘も出たが、町側は「問題とはとらえていない」との認識を示した。
【写真】徴税ミスを告発した町職員が勤務する部屋。他に職員はおらず、公民館の和室の畳を取り除いて机が置かれている=2020年6月9日午後1時1分、山口県田布施町役場、高橋豪撮影
職員の4月1日付での異動先は、約30年ぶりに設けられた町史編纂(へんさん)室。普段は住民に貸し出していた公民館の和室があてがわれた。室内は畳が数枚取り外され、机が一つ置かれている。辞令発令時に業務に関する詳しい説明はなく、前回の町史編纂に使われた資料を整理したり、当時の担当職員に話を聞いたりしているという。
職員は税務課に勤務していた2018年5月、固定資産税を過大に徴収していたと当時の課長らに報告したが、調査されなかったため町議らに内部告発した。これを受け、19年9月には税務課長が減給の懲戒処分となり、東(ひがし)浩二町長も給与を減額した。
職員は、18年8月に別部署に異動となり、19年4月には一部事務組合に派遣されていた。18年度の人事評価は「0点」だったといい、「正しいことをした人間にこういう仕打ちをすれば、他の職員は何も言えなくなる」と話している。
朝日新聞社
近く関係府省会議で正式決定し、7月に政府が取りまとめる予定の経済財政運営の指針(骨太の方針)に反映させる。 【写真】「性行為に合意なし」伊藤詩織さんの闘い
性暴力防止教育は「生命の安全教育」と題し、被害者や加害者にならないために「相手を尊重すること」の重要性などを教える。新たに教材を作成し、性暴力から自分を守り、加害者にならないための教育を発達段階に応じて取り入れる。
具体的には、幼児期や小学校低学年では、水着で隠れる部分などをみだりに他人に見せたり触らせたりしない「プライベートゾーン」の重要性を指導。高校・大学では被害相談窓口の周知や、女子高生らに男性客の接待などをさせる「JKビジネス」問題を取り扱うことなどを想定している。
再犯防止のためのGPS装置の装着は、海外での実態調査を通じ、義務化を含めた本格的な検討に着手する。このほか、わいせつ行為をした教員を原則、懲戒免職にすることや、被害者の治療や法的手続き支援などを担う全国の「ワンストップ支援センター」の体制強化なども盛り込んだ。
性犯罪を巡っては「暴行・脅迫」などの厳格な構成要件を撤廃すべきだとする声も強い。2017年成立の改正刑法の付則では、3年後の今年7月をめどに必要な見直しを行うよう定めており、政府は刑法改正の検討も加速させる。
昨年3月、性犯罪事件の無罪判決が相次いだことを受けて、花を手に集まり抗議する「フラワーデモ」が全国各地に拡散。政府は今年4月に橋本聖子・男女共同参画担当相を議長とする関係府省会議を立ち上げ、強化策を検討していた。【堀和彦】
火論
毎日新聞2020年6月9日 東京朝刊
最近話題の「有名人による政治批判」や「自粛警察」の現象を「死」というキーワードで説明できるとしたら?
「存在脅威管理理論」。なんだかいかめしい名前だが社会心理学の考え方の一つで、人は「死」という言葉を聞いたりそのイメージを喚起されたりすると、もともとある態度を無意識的に極化させるという。多様性や寛容を重んじる人はその方向に、差別や排他的思考を持つ人もその傾向を強める。
米アリゾナ大学のジェフ・グリーンバーグ教授らが1986年に発表した概念で、以来、多数の論文に引用されている。最近も教授は米メディアへの寄稿「コロナが死を喚起する―あなたの価値観の極化、悪いものも良いものも」で、コロナ禍にまつわる社会現象をこの理論から説明している。
なぜ「死」を思い起こすと内集団(所属組織)の価値を強く意識するのか。
「人は死を喚起されると自分より大きなもの、集団やその価値観に同一化したいという欲求に駆られる。
これは、自分の死後も存在し続ける大きな集団の一部であると信じることが、不死の意識を与えてくれるためだと解釈sれる」という。
人は死の不安を緩和するため、自分が所属する組織「内集団」の価値観の正当性をより強く意識しようとし、それを脅かす「外集団」を批判したり見下したりするのだという。