北九州で新たに5人感染 福岡市でも20日ぶりに1人 新型コロナ 

2020年06月04日 17時04分34秒 | 医科・歯科・介護

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テレビ西日本

北九州市で5人など、福岡県内では3日、新たに6人の新型コロナウイルスへの感染者が確認されました。

北九州市八幡西区の新王子病院では、3日新たに、病院の送迎バスを利用していた、60代の女性患者1人の感染が分かりました。 女性は、5月末に感染が分かった別の女性患者と同じバスに乗り合わせたことがあったため、濃厚接触者としてPCR検査を受けていました。

病院では、医療スタッフや通院していた患者合わせて5人の感染がすでに確認されていました。

市は、5月23日以降で6カ所目となる、クラスターが発生した可能性があるとみていて、国のクラスター対策班が病院に調査に入っています。

また、福岡市では3日、50代の男性会社員の感染が分かり、20日ぶりに新規の感染者が確認されました。

テレビ西日本

 

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郵便局の元局長を横領容疑で書類送検 印紙20万円分を持ち出し売却〈仙台〉

2020年06月04日 16時58分16秒 | 事件・事故

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仙台放送

仙台市宮城野区にある郵便局の局長だった50歳の男が局内で保管していた20万円相当の収入印紙を持ち出し、売却していたとして業務上横領の疑いで6月3日、書類送検されました。

書類送検されたのは、宮城野区榴岡にあるメルパルク仙台郵便局の局長を務めていた50歳の男です。

警察によりますと、元局長は去年11月、郵便局内の切手箱の中に保管されていた2万円の収入印紙10枚、20万円相当を持ち出し、仙台市内の2軒の金券ショップで売却して、代金合わせて18万9000円を横領した疑いがもたれています。

警察の調べに対し、元局長は「借金の返済や、生活費に充てるためにやった」と容疑を認めているということです。 郵便局内の収入印紙がなくなったことは、日本郵便の定期内部監査で発覚し、日本郵便は去年12月、この局長を懲戒解雇した上で、刑事告訴していました。

 

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「配達の遅れ...恥ずかしい」 郵便物隠した疑いで白河局員逮捕

2020年06月04日 16時49分19秒 | 事件・事故

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白河署は2日午前10時ごろ、郵便法違反(郵便物の隠匿)の疑いで石川町、白河郵便局課長代理、容疑者男(48)を逮捕した。  
逮捕容疑は2018(平成30)年3月31日ごろから20年4月28日までの間、配達すべきはがきや封書など郵便物計620通を自宅や自分の車の中に隠した疑い。
 白河署や日本郵便東北支社などによると、4月に容疑者の車の中に多数の郵便物があることに同僚が気付き、同社の調査で15年4月~20年4月の郵便物計約6000通の未配達が判明した。同署は公訴時効などを考慮し、620通分を隠した疑いで逮捕した。
 

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10万円給付で住所届け出たら…所在ばれる 容疑者逮捕

2020年06月04日 16時45分37秒 | 事件・事故

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東京・渋谷の郵便局でお釣り用現金の管理に使われる機器から7万7千円を盗んだとして、警視庁は、同局の配達業務を請け負う業者の従業員だった男(31)を窃盗容疑で逮捕し、3日発表した。
事件後、男は転居して行方をくらませていたが、新型コロナウイルス対策として一律10万円が配られる「特別定額給付金」を受給しようと現住所を届け出たことから、所在が判明したという。
【写真】10万円、何度も申請できちゃう?本末転倒のオンライン申請画面  男は調べに容疑を認め、「生活費や遊興費のためだった」と供述。給付金の申請はこれからといい、「留置場でも受け取れるんでしょうか」と話しているという。  代々木署によると、逮捕されたのは東京都新宿区内藤町の無職吉田健一容疑者。
3月1日午前5時40分ごろ、勤務していた渋谷の郵便局で、機器から7万7千円を引き出した疑いがある。
機器の操作に必要なIDとパスワードに吉田容疑者のものが使われ、防犯カメラにも映っていたことから関与が浮上したという。  当時の住居はすでに引き払われており、同庁が行方を捜査。給付金申請に向けた手続きをしていたことを把握し、新宿区内で身柄を確保したという。

朝日新聞社

 

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女子中学生にみだらな行為、21歳会社員逮捕 SNS通じて知り合う

2020年06月04日 16時36分21秒 | 事件・事故

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千葉中央署は3日、県青少年健全育成条例違反(みだらな性行為の禁止)の疑いで、千葉市若葉区の会社員の男(21)を逮捕した。  逮捕容疑は5月3日午後8時40分ごろから翌4日午前10時55分ごろまで、県内のホテルで、県内の女子中学生が18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑い。  同署によると、容疑を認めている。2人はSNSを通じて知り合った。女子中学生が同署に相談し発覚した。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
 

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"北洋銀行"女性職員がコロナ感染判明…発症後は出勤せず 接触可能性「14人」自宅待機 消毒終え営業

2020年06月04日 16時31分31秒 | 社会・文化・政治・経済

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 北洋銀行は6月4日、札幌市東区の光星支店に勤務する50代の女性職員が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。  
北洋銀行によりますとこの女性職員は5月30日に発熱し、6月3日にPCR検査を受け4日に陽性と判明したということです。  
症状が出てから出勤はしていませんが、当該職員と過去2週間で接触の可能性がある14人を自宅待機とし、保健所で調査を続けています。
 職員はマスクを着用して勤務し、「後方」での事務を担当。客との接触は極めて少ない状況にあったとしています。  3日夜に全館の消毒を終えたことから、4日からは通常通り営業を継続しています。    
北洋銀行は、「お客様には多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後も感染拡大防止を最優先に取り組んでまいります」とコメントしています。

UHB 北海道文化放送

 

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北海道"新たに2人"感染…70代男性と80代女性 札幌市とあわせ「2人死亡 3人陽性」 1105例へ

2020年06月04日 16時28分28秒 | 医科・歯科・介護

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UHB 北海道文化放送

 北海道は6月4日、新たに新型コロナウイルスの感染者が2人確認されたと発表しました。

  ▼石狩地方 ・70代男性 ・80代女性  4日は札幌市で2人死亡、1人の感染が確認されていて、感染者は合わせて3人。    

北海道内で感染者が1桁にとどまるのは11日連続で、3日連続で3人です。  

北海道内の感染は1105例となります。  北海道は午後5時に、詳細を発表することにしています。

 

 

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「頼みごとを聞いてくれず腹たった」自宅で交際20代女性殴り…"外まで追いかけ"また殴る 23歳男逮捕

2020年06月04日 16時24分56秒 | 事件・事故

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自宅で交際する20代の女性の顔や腹を殴ってけがをさせたとして、23歳の男が逮捕されました。  傷害の疑いで逮捕されたのは、北海道函館市に住むアルバイト従業員の23歳の男です。  
男は、6月3日午前2時ごろから午前3時30分ごろまでの間、自宅や付近の路上で交際している20代の女性の顔や腹を殴り、唇を切るなどのけがをさせた疑いがもたれています。
 女性が避難した実家で、話を聞いた女性の母親が警察に通報し事件が発覚しました。
 警察によりますと、男は自宅で交際相手の20代女性の顔などを殴ったあと、女性が車の鍵をもって外に逃げ出したところを追いかけ、路上でさらに顔や腹を殴る暴行を加えたということです。    
警察の調べに男は「やったことは間違いない。頼み事を聞いてくれず腹がたった」などと容疑を認めていて、警察が詳しく調べています。

UHB 北海道文化放送

 

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深夜2時半…コンビニの女性客を抱きかかえた美容師、車に乗せて強制性交 容疑で逮捕 女性が通報/県警

2020年06月04日 16時23分07秒 | 事件・事故

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埼玉県の岩槻署は2日、わいせつ目的略取と監禁、強制性交の疑いで自称、東京都世田谷区三軒茶屋2丁目、美容師の男(20)を逮捕した。 女性を監禁して暴行 容疑の男ら逮捕 解放するも崖下に突き落とす 女性の泣き声聞き付近住民が通報/県警

 逮捕容疑は2019年8月11日午前2時25分ごろ、さいたま市岩槻区のコンビニエンスストアで、当時30代だった女性を車の中に監禁し、性的暴行を加えた疑い。容疑を否認しているという。

 同署によると、男は店内の女性に近づき、抱きかかえるようにして駐車場の車に乗車させた。その後、連れ回して監禁し、車内で性的暴行を加えた。2人に面識はなかったという。同日午前3時半ごろ、女性が同署に被害を通報した。

 

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物件を内覧したあと わいせつ行為 移動中の車で...

2020年06月04日 16時18分48秒 | 事件・事故

6/3(水) 17:54配信

2020年3月、都内の不動産物件を内覧したあと、移動中の車で、不動産会社社員の女性(20代)に、下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑いで、会社役員の油川隆幸容疑者(46)が逮捕された。

油川容疑者は、自分の車で案内役の女性を助手席に乗せて物件を回っていて、およそ15分間にわたって、わいせつな行為を繰り返したとみられている。

警視庁の調べに対し、「スカートの中に手を入れたことは事実ですが、同意の上です」と供述しているという。

最終更新:6/4(木) 16:03
フジテレビ系(FNN)


バールで殴打し胸を突き刺す、車ではねる… 尼崎の集団暴行、建築作業員ら5人に実刑判決

2020年06月04日 16時15分16秒 | 事件・事故

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知人男性ら2人に集団で暴行して重傷を負わせたとして、傷害や監禁などの罪に問われた男11人のうち、建築作業員(24)=兵庫県伊丹市=ら5人に対する判決公判が3日、神戸地裁であった。野口卓志裁判官は、建築作業員に懲役3年6月(求刑懲役5年6月)を言い渡した。
また、とび職(22)=同県尼崎市=には懲役4年(求刑懲役6年6月)、他の20代の被告3人は懲役3年6月~4年とした。
 判決によると、11人は共謀し、昨年7月21日未明、同県尼崎市船出の路上で、男性(22)の胸をバールで突き刺したり、別の男性(22)をバールやゴルフクラブで殴打したりし、殴打された男性を同日朝まで監禁した。このほか建築作業員は、運転する乗用車で被害男性2人が乗る車に衝突し、またとび職は殴打された男性を乗用車ではねた。
 

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ボーガンの矢で撃たれ、2人死亡 親族の大学生逮捕「複数の家族を殺した」

2020年06月04日 16時06分48秒 | 事件・事故

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事件があったとされる現場付近=4日午後0時11分、兵庫県宝塚市

 4日午前10時すぎ、兵庫県宝塚市の民家で、数人がボーガンの矢のようなものに刺されて負傷していると、近くの住民から119番があった。県警宝塚署によると、70代と40代の女性2人が現場で死亡が確認された。ほかに少なくとも2人が撃たれ、けがをしているという。

【地図】事件現場は住宅街  駆け付けた宝塚署員が、民家に住む大学生の野津英滉容疑者(23)を自宅前の路上で取り押さえ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。調べに容疑を認め、「複数の家族を殺した」などと話しているという。  捜査関係者によると、死亡が確認されたのは、野津容疑者の祖母と母という。けがをした2人も親族とみられる。けがをした人が助けを求めて近隣の家に駆け込むなどして通報したという。

 同署が家族間にトラブルがなかったかどうかを調べる。  

現場は宝塚市役所から東へ約1キロで、武庫川沿いに広がる住宅街。

 

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都内のコロナ感染者、新たに28人確認…4日連続で2桁

2020年06月04日 15時49分36秒 | 医科・歯科・介護

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東京都内で4日、新型コロナウイルスの感染者が新たに28人確認されたことがわかった。1日当たりの感染者が20人を超えるのは今月2日(34人)以来、2日ぶり。12人だった3日から再び増加に転じ、4日連続で2桁となった。累計患者数は5323人。
 

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コロナワクチン、2021年前半の接種開始目標…厚労省

2020年06月04日 11時08分59秒 | 医科・歯科・介護

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厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染を予防するワクチンについて、2021年前半から順次、国民に接種を開始できるようにする目標を明らかにした。
21年に延期された東京五輪パラリンピックの開催前から、接種が可能になる体制づくりを目指す。  
政府は20年度第2次補正予算案で、メーカーの製造拠点に対し、原料を作るための装置や製造ラインの設置を支援する費用などを盛り込んだ。  
海外では、10種類のワクチンの臨床試験が始まっており、国内企業でも今夏以降に臨床試験を始める計画が進んでいる。
 

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世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術

2020年06月04日 11時08分59秒 | 社会・文化・政治・経済
世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術
   

著者水野学 (著),山口周 (著)

「ありたい姿」を明確に描けば、必然的に「問題」は生まれる。
だが、現代社会は、多くの領域で「問題」が希少化している。
つまり「新しい世界を構想する力」を失っている。
「世界観」はなぜ重要か?
「問題をつくるため」である。
問題を解く過程なしに、価値は生まれない。
故に、世界観こそ、物語と未来を提示する力となる。
また、世界観はブランディングでもあり、新しい価値を生む。
真に心に刺さるものは、人が自ら情報を取りに行き、自然と広まる。
「未来を描ける力」が重要だ。
現存しない未来を鮮明に描き、実現への道筋と最終形まで創り上げることが「真の意味でのデザイン」。
「デザインは未来をつれてくる」。

ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。 ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。

商品説明

いま求められているのは“世界観=物語と未来を提示する力”だ! 感性と知性という2つのスキルをつなげ、新しい価値を生むためには、どう考え、どう働けばいいのか。水野学と山口周がこれからの日本のビジネスを語り尽くす。【「TRC MARC」の商品解説】

クリエイティブディレクターの水野学氏、著述家の山口周氏による白熱対談!

“今の社会で何が価値になるのか?”をとっかかりに、水野氏、山口氏のお互いの専門分野から、現代の企業、経営、アート、文化など、さまざまなことを語り合う。最大の価値となるのは「世界観」。それは、我々がいる世界(=社会)はどんなものかを認識し、今後ある世界はこうだという提示できるということ。知性と感性を融合させた“ビジネススキル”である。

ポイントは「意味をつくり、価値を転換させる」「物語をつくり、シーンを演出する」「文脈をつくり、情報表現を適正化する」の3点にある。 

ビジネスとクリエイティブを、うまくつなげ、変化の多い現代でどう考え、どう働いたらいいのか。いま最も注目の二人による白熱対談!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

水野/学
クリエイティブディレクター/クリエイティブコンサルタント。1972年、東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。1998年、good design companyを設立。ブランドや商品の企画、グラフィック、パッケージ、内装、宣伝広告、長期的なブランド戦略までをトータルに手がける。主な仕事に相鉄グループ全体のクリエイティブディレクション及び車両、駅舎、制服等、熊本県「くまモン」、三井不動産、JR東日本「JRE POINT」、中川政七商店、久原本家「茅乃舎」、黒木本店、Oisix、NTTドコモ「iD」、「THE」ほか。2012-2016年度に慶應義塾大学SFCで特別招聘准教授を務める。The One Show金賞、CLIO Awards銀賞ほか国内外で受賞歴多数

山口/周
1970年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻、同大学院文学研究科美学美術史学修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発等に従事した後に独立。現在は「人文科学と経営科学の交差点で知的成果を生み出す」をテーマに、独立研究者、著作家、パブリックスピーカーとして活動。現在、株式会社ライプニッツ代表、世界経済フォーラムGlobal Future Councilメンバーなどの他、複数企業の社外取締役、戦略・組織アドバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
 
 
日本の全てのビジネスマンに読んでもらいたい名著だと思う。
これまでの日本のビジネス、社会は高度経済成長からの延長にあることは耳にタコができるほど聞く話だが、つまりそれはどういう思考なのかよく伝わってくる。
WEBの登場がさらに「役に立つ」に拍車をかけてしまった今、「意味がある価値」をつくることを求められている。
本書には世界観をつくる訓練についても言及されているが、文化を学び直すこと、本質を自分の頭で考えることが大事だと思う。
新しい時代で生き残れるのは、本書に書かれている世界観をつくることができる企業だ。
 
 
『ニュータイプの時代』でご自身の考えの集大成となる著書を2019年に出された山口周さんの
対談本です。経営学者である楠木建さんに続き、今回はクリエイティブディレクターと
して著名な水野学さんとのセッションです。
前回の楠木さんとの本もよかったですがやや遠慮が見受けられました。水野さんとのやりとりは
同世代の二人が忌憚のない意見を自由に交わされており、まさにライブ感のある仕上がりに
なっています。

本書は、山口さんによる「正解を出せる人」よりも「問題を提起できる人」が希少化しつつあり
「新しい世界を構想する力」を組織が失ってきているのではないかという提起からはじまります。

本論は、まさに二人の知的即興対話の応酬です。
たとえば、
・役に立つ価値(文明)から意味がある価値(文化)へ
・役に立つモノの時代からコトの時代を経て、意味があるモノの時代になる
・意味があるを見つめるためには、市場調査ではなく観察すること
・説得の時代から共感の時代へ
・観察し続けること自体が才能
・千利休の「不足の美」
・マズローの「自己超越の欲求」
など、その広がりに圧倒されました。

そのお二人が、というかそのお二人だからこそ行き着いた先が、
 モチベーションがいい仕事を生み出すための最強のエネルギーだ
 パッションや「好き」という想いが大切
という結論に、一周回ったうえで到達していることに凄みを覚えました。

『おわりに』で水野さんが
 大義を持ち、ビジョンを揚げ、そこから生まれるモチベーションを武器にして
 いくことがこれからの時代の方向性だ
という主旨で締めくくられていることに熱い想いを感じました。

是非多くの方に読んでもらいたい書です。
 
 
 
クリエイティブな仕事をされている2人の掛け合いがテンポ良く対談されており、飽きさせない構成になって読む手が止まらなかったです。
今までの日本は、オペレーション効率や利益重視を意識して役に立つを前提としたビジネスで成り立って来た事に強く共感できました。
これからは、どんなものやサービスがあればより豊かな環境や生活になる事を想像して構想しながら、一つ一つの事に意味を持たせる事の必要性を学ぶことができる一冊でした。
今の世の中だからこそ、必要な考え方がたくさん盛り込まれていると感じとても面白く、
読み返したい内容でした。
 
 
 
山口周氏はレオナルド・ダ・ヴィンチを元祖クリエイティブディレクターと呼び、その世界観づくりの力を讃える。未だそれぞれの専門領域が確立していなかった600年前に、絵を描き、街をつくり、パーティーを演出できたのは、何より人々の共感を得る術を心得ていたからだろう。

現代にこれを行なっているのが水野学氏だ。同氏が立ち上げたgood design companyのカバー範囲は、あらゆる分野のモノゴトに及ぶ。最近の代表作である相鉄電鉄を見ても、車両、駅、制服、広告と全てに一貫した世界観が表現されている。これこそが今後の価値である、というのが本書の主張だ。文明を便利、文化を意味と解する説明に説得力がある。

そうなると、なぜ深い文化を持つ日本が停滞しているのか。端的に言ってしまうと、その文化を理解している人が圧倒的に少ないからだろう。文化とは歴史の上にあり、今のモノに対して意味を定義する。例えば欧州の車は馬車の延長にあって、貴族のファッション意識がデザインに残る。エンブレムひとつをとっても、社名の頭文字しか付けられない日本企業は意味づけの方法が分からないのだ。

そんな話の展開されるお二人の対談には、ついつい引き込まれてしまう。第一線の生々しい意見に頷きが止まらない。