釈尊(お釈迦様)の再誕

2020年06月23日 23時30分11秒 | 社会・文化・政治・経済

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主エル・カンターレ

 

幸福の科学の信仰は「エル・カンターレ信仰」といいます。

「エル・カンターレ」とは「地球の至高神」の御名であり、「地球の光」を意味しています。
「エル・カンターレ信仰」とは「地球神の存在を認める」という信仰です。

 

エル・カンターレは、さまざまな名前で世界の多様な民族や宗教を指導されてきたご存在です。

キリスト教で、イエスが「父」と呼んだ「主なる神」。
ユダヤ教で、さまざまな預言者たちに啓示を下ろした神「エローヒム」。
イスラム教で、ムハンマドに啓示を下ろした神「アッラー」。
中国の孔子が言う、「天帝」。
仏教における、「久遠実成の仏陀」。
日本神道で言う、古事記以前の神である「天御祖神(あめのみおやがみ)」。

 

実は、これらはすべて同一の存在であり、地球神エル・カンターレのことを指しています。

地球のすべての神々を導く存在として、「この地球上に生きる、生きとし生けるもののすべてを幸福にする」ということを目的にしている霊存在がエル・カンターレなのです。

大川隆法

【創立】昭和61年10月
【創始者】大川隆法(主宰・総裁)
【信仰の対象】エル・カンターレ(釈迦大如来=大川隆法)
【教典】大川隆法・著『仏説・正心法語』など
教団の沿革
幸福の科学は、大川隆法(おおかわ・りゅうほう)が自らを「釈尊(お釈迦様)の再誕にして、救世主たるエル・カンターレである」などと公言し、恒久ユートピアを建設すると称して設立した教団です。
■大川の神がかり現象
大川隆法は、本名を中川隆といい、昭和31年に父・中川忠義と母・君子の間に生まれました。
父・忠義は、戦前にはキリスト教を、戦後は「生長の家(別項参照)」を信仰し、さらに昭和51年には「GLA」に入会し、高橋信次の教えを受けました。
また母・君子は理容業を営むかたわら、霊媒師(れいばいし)としても活動していました。
中川隆は高校卒業後、2浪して東京大学法学部に入学。
在学中は、高橋信次の本やさまざまな哲学書・思想書を読みふけっていたそうです。
昭和55年、隆は国家公務員上級試験と司法試験を受けるも不合格。
翌年も再度受験しましたが、ともに失敗に終わりました。
一流志向の強かった隆は激しい挫折感に苛(さいな)まれ、心身ともに疲れ果て、昭和56年3月に突然「神がかった」のだそうです。
この時、無意識に手が動いて文字を書く「自動書記現象」が起こり、紙にカタカナで「イイシラセ イイシラセ」から始まるいくつかの事柄を書き連ねたといいます。
後年、隆は「このメッセージを送ってきたのは、日興上人(にっこうしょうにん)だったのです」などと述べ、またこの啓示によって「大悟(だいご)し、人類救済の大いなる使命を自覚した」などと説明しています。
■霊言集の出版と教団の設立
隆は同年3月に大学を卒業し、総合商社に入社した後も、日蓮・高橋信次・キリスト・釈尊から霊言を受ける体験をしたなどと述べています。
昭和60年8月、隆は最初の霊言集として『日蓮聖人の霊言』を著しました。
これは父・忠義の質問に隆が答えるという形式で構成され、著者名は父・忠義のペンネーム「善川三朗(よしかわ・みつあき)」となっています。
その後も隆は、空海・キリスト・天照大神・ソクラテスなどの霊言集を順次出版しました。
隆は執筆活動に専念するため、昭和61年7月に総合商社を退社し、名前を「大川隆法」と改名しました。
そして同年10月、釈尊の啓示と称するものをまとめた教典『仏説・正心法語』を発刊し、「幸福の科学」を設立しました。
この教団名は、隆法が受けたという日蓮聖人の「これは宗教ではなく、幸福の哲学であり、幸福の科学なのだ」とかいう霊言に基づいているのだそうです。
平成3年、教団は宗教法人の認可を受け、同年7月、隆法は東京ドームで「御生誕祭」を行い、「自分こそ、大乗の仏陀(ぶっだ)、エル・カンターレである」と宣言しました。
この御生誕祭と前後して、週刊誌等に隆法批判が繰り返し報道されたため、同年秋に教団信者の著名人(作家・女優など)を中心とする会員3,000名が「被害者の会」を組織し、出版社に対して抗議行動やマスコミ批判を行いました。
しかしこの行動が逆にマスコミから反発を買い、大きな社会問題に発展しました。
その後、教団は教団誌『幸福の科学』や布教誌『リバティー』などで盛んに他宗教を批判しながら、平成12年には『新・太陽の法』、平成15年には『黄金の法』といったアニメ映画を制作・上映し、映像メディアを用いての布教もしています。
教義の概要
■信仰の対象
幸福の科学では、「エル・カンターレ」を自称する大川隆法を信仰の対象としています。
エル・カンターレとは「地球系霊団の最高大霊」、仏教で説く「久遠実成(くおんじつじょう)の仏陀や法身仏(ほっしんぶつ)と呼ばれる存在、神々の師である釈迦大如来」を意味するとし、それが地上に大川隆法として現れたなどと主張しています。
さらにインド応誕の釈尊等はエル・カンターレの「意識の一部分」であり、隆法は本体意識であるなどとしています。
そういうことで教団では、隆法の写真を本尊として祀(まつ)り、信者に拝ませています。
■教典その他
教団の根本教典は、昭和61年に隆法が釈尊の啓示を受けて自動書記したとされている『仏説・正心法語』です。
また隆法著の『太陽の法』『黄金の法』『永遠の法』の三部作と、『釈迦の本心』『真説八正道』『仏陀再誕』など数百冊の出版物を教義の基本書としています。
■教義その他について
・二十次元論
大川隆法は自分勝手な「二十次元論」なるものを主張しています。これは一般的な「線の一次元、平面の二次元、立体の三次元、立体に時間を加えた四次元」という数学的概念に、独自に「精神」「真理意識」「菩薩界」「慈悲」その他もろもろを継ぎ足して、「大宇宙の根本仏は二十次元以上の存在である」などというものです。

・四正道(よんしょうどう)
教団では、「正しき心の探究をしていくところに、この世とあの世を貫く幸福が実現する」などと主張し、「四正道(愛・知・反省・発展の探求)」がその具体的な方法であるとしています。この四正道の実践によって各人が幸福になり、それを社会全体に広げていくことで世界的にユートピアが実現するのだそうです。

・誌友会員と正会員
幸福の科学の会員は、教団誌『幸福の科学』の購読契約者である「誌友会員」と、『新・太陽の法』を読んで感想文を提出し、教団の審査に合格した「正会員」の2種があります。以前は、隆法の本を最低でも10冊以上読んで論文を提出しなければならず、それでも不合格や待機を言い渡されるケースもありました。
正会員になると、教団の教典である『仏説・正心法語』や『祈願文』をもらうことができ、教団のすべての行事に参加する資格が与えられます。

・悪霊撃退と病気癒(いや)し
正会員になると、「エル・カンターレ・ファイト」と呼ばれる悪霊撃退の修法と、「エル・カンターレ・ヒーリング」という病気癒しの修法を執り行うことができるそうです。
例えばヒーリングの場合、相手に向かって合掌した後、手を横に開いて頭の上に組んでから胸の前に突きだして「エル・カンターレ・ヒーリング」と叫びます。
邪宗教である理由
新興宗教というものは、一つの例外もなく荒唐無稽(こうとうむけい)なものではありますが、この教団のレベルの低さはその中でも群を抜いています。
■デタラメ霊言と、妄説・珍説の山
隆法の「霊言集」には、キリスト、釈尊、孔子、モーゼ、ノストラダムス、ニュートン、天照大神、親鸞(しんらん)、道元、出口王仁三郎(大本の項参照)、高橋信次、そして日蓮大聖人・・・というように、洋の東西を問わず、大変な人数が無制限に利用されています。
しかし表紙の名前を変えても中身は皆同じ。
どこまでも大川隆法の稚拙(ちせつ)な妄言の羅列でしかありません。
単なる自説の著作が、どうしたら大勢の人の目にとまるかを考え、その宣伝に各宗の教祖等を利用しただけのことです。
実際、『新・幸福の科学入門』で隆法自身が、
「別に霊言集で問わなくても、私が書いてもかまわないのですが・・・大川隆法の名前で文章を書き、発表しただけでは、世の人々はなかなか信じてくれません」
と告白しているのです。
では、その霊言・妄説のごく一部を潰してみます。

(1)釈尊
隆法は釈尊になりすまし、「諸々(もろもろ)の比丘(びく=僧)、比丘尼(びくに=尼僧)たちよ、我はここに再誕す。我が再誕を喜べ、我が再誕にきづけ」などと述べています。
しかし釈尊は『法華経』において、自身の滅後、末法の時代に法華経を広める役目を、上行菩薩を上首とする地涌(じゆ)の菩薩に付嘱(ふぞく)されているのであり、自らがこの地上に再誕するなどとはどこにも説かれていません。
隆法の妄言が真実だとすれば、この法華経の教説がウソということになります。法華経がウソなのか、隆法が誇大妄想なのかは論ずるまでもないでしょう。

(2)日蓮聖人
隆法は『日蓮聖人の霊言』のなかで、「相手の現状を千里眼と宿命通力(しゅくめいつうりき)で分析したあと、日蓮上人におうかがいを立て、霊言として解答を・・・」
などと述べています。
しかし日蓮大聖人は『唱法華題目抄』に、
「魔にたぼらかされて通を現ずるか。但(ただ)し法門をもて邪正をたゞすべし。利根と通力とにはよるべからず」
と御教示されており、この末法の時代に通力(神通力)などを売り物にするのは魔の所業であると断じておられるのです。信者その他が日蓮大聖人の御法門をまったく知らないのをいいことに、デタラメの言い放題です。隆法は魔の権化(ごんげ)です。

(3)天台大師の一念三千
隆法は『太陽の法』に、
「いまから一千数百年前に、天台智覬(てんだいちぎ)が、中国の天台山で一念三千論を説いていたのですが、そのとき、霊天上界において、彼を指導していたのは、実はほかならぬこの私でした」
などと述べています。さらに天台大師を指導したその内容とは、
「思い→想い→念(おも)いとだんだんに力を得てくるおもいの力があるわけですが、…人の心には、念いの針というものがある。この念いの針は、一日のうちで、さまざまな方向を指し示し、揺れ動いて、とまるところを知らない。…人の念いの針は、すなわち、これ一念三千、あの世の天国地獄に、即座に通じてしまうのだ」
というものだそうです。また『幸福瞑想法』には、
「人間の思いの性質、念の性質、これがどこにでも通じるという性質のことを一念三千と言います。三千というのは、割り切れない数、すなわち、数多いという意味です」
などという珍説を述べています。天台大師も大変な人に教わったものです。
この一念三千について、日蓮大聖人は『一念三千法門』で、
「十界(じっかい)の衆生(しゅじょう)各互ひに十界を具足す。合すれば百界なり。百界に各々十如を具すれば千如なり。此(こ)の千如是(せんにょぜ)に衆生世間・国土世間・五陰(ごおん)世間を具すれば三千なり」
と御教示されています。すなわち十界互具(じっかいごぐ)・百界千如(ひゃっかいせんにょ)・三千世間と広がる心を持つ衆生の一念を、一心三観(いっしんさんがん)・一念三千というのです。
この法華経の大切な教義も、大川隆法の手にかかるとこの通りです。あまりにも幼稚で、これで「自分は大乗の仏陀(ぶっだ)、エル・カンターレである」などと言うのですから、驚くべき低次元の教祖様であります。

(4)法華最第一を批判する「釈尊の再誕」
大川隆法の『黄金の法』では、
「法華経至上主義についてですが、釈迦の教えは何百何千の法門があり、法華経のみが正しく、他の経典は真理を伝えていないという考えは、間違っております」
などと、法華経が唯一真実の正法(しょうぼう)たることを否定しています。
しかし、法華経の序分にあたる開経の『無量義経』には、
「四十余年未顕真実(しじゅうよねんみけんしんじつ)」
すなわち「四十余年には未(いま)だ真実を顕(あらわ)さず」と説かれ、これまで42年間にわたって説かれた膨大な経典は、真実を説いたものではないと説いているのです。また『法華経』の方便品(ほうべんぽん)には、
「唯(ただ)一乗の法のみ有り 二無く亦(また)三無し」
「正直に方便を捨てて 但(ただ)無上道(むじょうどう=最高の教え)を説く」
と説かれ、さらに『法華経』の法師品(ほっしほん)には、
「我が所説の諸経 而(しか)も此(こ)の経の中に於いて 法華最も第一なり」
と説かれ、法華経こそが正しい教えであると宣言されているのです。
隆法は「釈尊の再誕」なのに、どうやらこれらの教説を知らないようです。もしや忘れてしまったのでしょうか? 再誕だというなら、ぜひ思い出してほしいものです。
■要するに営利出版企業
教団の主な収入源は、隆法や教団発行の数多くの出版物です。隆法の著作本は毎回ベストセラーとなり、隆法自身はしょっちゅう高額納税者番付に登場しています。しかしこれは、教団や信者が一般書店から多部数買い取っているからベストセラーになるのです。しかも教団では、この書籍販売数を信者数として数えています。
隆法に、昭和56年に初めて霊言を送ってきたのが日興上人(にっこうしょうにん=日蓮正宗の第二祖上人。世間一般には馴染みのない御方)で、最初に出版された霊言集が『日蓮聖人の霊言』であったというのは、要するに作為的に、創価学会員にターゲットをしぼれば、内容はどうあれ売れると考えたからです。
実際、創価学会を脱会した元幹部が幸福の科学に入会し、教団幹部になっています。また隆法の父・忠義が関わっていた「GLA」や「生長の家」の信者からも入会者が多く、GLAの高橋信次の霊言集は16回、生長の家の谷口雅春の霊言集は4回も発刊されています。
しかも当初、教団では、隆法の本を10冊以上読まないと入会できないことになっていたなど、いかに出版物の販売に力を入れていたかが分かります。まさに、
「別に霊言集で問わなくても、私が書いてもかまわないのですが・・・大川隆法の名前で文章を書き、発表しただけでは、世の人々はなかなか信じてくれません」
という隆法の言葉そのままであり、この教団は、宗教の名を借りた営利出版企業と断ずるべきものです。
■デタラメな予言
隆法は『黄金の法』の中で、西暦2000年の世界について、ノストラダムスの予言に基づき、「世界の人々は、前年の夏に起きた衝撃的な悪夢からまだ立ち直れないでいます」として、世界各地の状況を述べ、ニューヨークは機能をなくして壊滅的になっていると言い、日本も復旧作業が続けられている…などと、まことしやかに予言しています。
しかし実際、何も起こらなかったことは衆知(しゅうち)の事実です。
結局、隆法は予言者でも霊能者でもなく、ノストラダムスの尻馬に乗って落馬した凡人でしかありません。まさに、宗教利用の詐欺師と呼ぶべきでしょう。
■次元の低い「二十次元論」
大川隆法は自分勝手な「二十次元論」なるものを主張しています。
これは一般的な「線の一次元、平面の二次元、立体の三次元、立体に時間を加えた四次元」という数学的概念に、独自に「精神」「真理意識」「菩薩界」「慈悲」その他もろもろを継ぎ足して、「大宇宙の根本仏は二十次元以上の存在である」などというものです。
しかし、これは論理にすらなっておらず、四次元までの数学的な概念と、隆法が主張する五次元以降の世界観はまるで別世界の異物で、世間の常識から見ても荒唐無稽(こうとうむけい)な、木に竹を接(つ)いだような愚論です。
このように支離滅裂(しりめつれつ)なものが根本教義だというのですから、教団の底の浅さとデタラメさが知れるというものです。
■無意味な「四正道」
教団では「四正道(よんしょうどう=愛・知・反省・発展の探求)」を説き、これを幸福になる基本原理であるなどと主張しています。
また、これらを釈尊の説いた「八正道(はっしょうどう)」になぞらえています。隆法は『太陽の法』で、
「天台大師よ、八正道は、まさしくこの一念三千論を基礎として生まれたのである」
などと好き勝手なことを述べていますが、仏教で説かれる八正道というのは、小乗教の四諦(したい)法門のうち、道諦(どうたい)における八種の修行法のことであり、実大乗教たる『法華経』の、天台の一念三千法門とは何の関係もない、方便大乗教よりもさらに劣る教えです。
しかも隆法の説く「四正道」は、キリスト教の博愛主義の枠(わく)を出ない道徳論レベルのものであり、仏教の中でも低い教えである小乗教にもおよばない、さらに仏教とは何の関係もない、根拠のない外道論です。

以上、幸福の科学の教義その他について、その邪たる所以を述べました。幸福の科学の信者さんたちは、こんなレベルの低いものを「仏法真理だ」などと信じているようですが、上記の通り、それはとんでもない誤りです。早く目を覚まして検証してください。
皆さま方におかれましては、このような邪法邪師の邪義に惑わされることなきよう、くれぐれもご注意願いたいと思います。信ずる価値などありません。


「公園で知り合った」大人が…10代女子小学生といかがわしい行為 "面識ある"20歳自称とび職の男逮捕

2020年06月23日 23時23分22秒 | 事件・事故

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公園で知り合った10代の女子小学生と住宅でいかがわしい行為をしたとして、20歳の男が逮捕されました。
 強制性交等の疑いで逮捕されたのは、北海道旭川市の自称・とび職の20歳の男です。  
男は1月17日ごろ、旭川市内の住宅で13歳未満と知りながら旭川市内に住む10代の女子小学生といかがわしい行為をした疑いが持たれています。  
2月下旬、事実を知った女の子の母親が警察に相談し、事件が発覚しました。  
調べに対し男は容疑を認めているということです。    
警察によりますと、男は女の子と2019年秋ごろに旭川市内の公園で知り合い面識があったということで、警察が事件の経緯などを調べています。

UHB 北海道文化放送

 

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盗まれ転売され…1年半ぶりにたこ焼き店へ戻ってきたフィギュア「本当によかった」

2020年06月23日 23時21分35秒 | 事件・事故

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MBSニュース

 大阪のたこ焼き店から人気キャラクターのフィギュアが盗まれた事件は、容疑者が逮捕されたことを受け、約1年半ぶりにフィギュアが店側に返還されました。  

2018年11月、大阪・日本橋のたこ焼き店に1人の男が現れます。男はたこ焼きを注文した後、2階に上がり展示してあった映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場するキャラクター「ストームトルーパー」のフィギュアを持ち去りました。

 警察はその後、男を割り出し、長崎県に住む無職の男(33)を窃盗の疑いで逮捕しました。警察によりますと、男は近くの店でフィギュアを1万5000円で転売し、転売先を割り出した捜査員が回収して保管していました。  

そして6月23日、警察からフィギュアが店主に返還されました。久しぶりにフィギュアと再会した店主は…。

 「思ったより小さかったです。本当によかったです。ボタンを押したらしゃべるんです。電池が切れてる。それ以外はそのままの状態です。」(たこ焼き店の店主)  フィギュアは警察署から約700m離れた店まで抱えられながら移動し、約1年半ぶりに元の場所に戻されました。  

「みなさんこれで遊ぶんですよ。子どもは若干怖がるんですけどね。」(たこ焼き店の店主)

MBSニュース

 

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「会いたい」「デートしたい」…女子高生に繰り返し送信 容疑で48歳男逮捕

2020年06月23日 23時17分37秒 | 事件・事故

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兵庫県警生田署は23日、ストーカー規制法違反の疑いで、大阪府貝塚市の無職男(48)を逮捕した。

【写真】女子高生「フリーおっぱい」掲げ 通行人に胸触らせる  

逮捕容疑は昨年10月9日~11月20日、神戸市内の女子高校生(17)に、無料通信アプリLINE(ライン)で「会いたい」「下着を見せて」などとメッセージを繰り返し送信した疑い。同署の調べに「若い女の子と知り合いたかった」と容疑を認めているという。

 同署によると、男は昨年8月、この女子生徒が写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿していた顔写真を、自身のラインアカウントのアイコンに設定。写真の無断使用をとがめる女子生徒のメッセージに対し、「デートしたい」などとメッセージを送った上、別のアカウントで別人を装い、写真の無断使用に同情する内容のメッセージを送信していたという。

 

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中学生のスカートのぞき見、その後ろに警察官 逃げるも、その先にまた警察官が

2020年06月23日 23時15分27秒 | 事件・事故

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女子中学生のスカートの中をのぞこうとしたとして、兵庫県警加古川署は23日、県迷惑防止条例違反の疑いで、郵便局員の男(45)を現行犯逮捕した。

【写真】プロ格闘技「K-1」にも出場“最強のお巡りさん”の素顔に迫る  逮捕容疑は、同日午前8時40分ごろ、同県加古川市のJR東加古川駅構内の上りエスカレーターで、前に立っていた女子中学生(14)のスカートの中を、しゃがみ込んでのぞこうとした疑い。同署の調べに対し、容疑を認めているという。

 同署によると、現場は同駅の外から改札口のある2階へ向かう南側エスカレーター。県警交通指導課の男性警部補が、新型コロナウイルス感染症の影響による時差出勤の途中に偶然、男の後ろで犯行を目撃した。「何しているんだ」ととがめると、男は逃走。駅北側の階段まで追い掛けたところ、今度は同課の男性巡査部長が偶然、階段を上ってきた。2人で男を取り押さえ、駅員に引き渡したという。

 

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“同じ家に2度も押し入る”女性宅に強盗に入り性的暴行容疑のベトナム人逮捕

2020年06月23日 23時10分45秒 | 事件・事故

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MBSニュース

 女性の家に強盗目的で侵入し、性的暴行を加えたとして元技能実習生のベトナム人の男が逮捕されました。男は同じ家に2度押し入ったということです。  

強盗強制性交などの疑いで逮捕されたベトナム国籍の元技能実習生のドアン・ダイ・トゥエン・チェウ容疑者(22)は今年5月13日の早朝、大阪府内の自分の住まいの隣の家に侵入し、1人暮らしの女性(40代)に包丁を突き出して現金を要求、女性が1万数千円を手渡そうとしたところ「スクナイ、イラナイ」と言って性的暴行を加えたなどの疑いが持たれています。  

通報を受けた警察が付近に防犯カメラを設置したところ、ドアン・ダイ容疑者は事件の10日後にも女性の家に押し入り、玄関で包丁を示した後、自分の住まいに逃げ込む様子が映っていたということです。調べに対しドアン・ダイ容疑者は容疑を否認しています。

MBSニュース

 

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女性次々に殴る男…「自分がやるしかない」取り押さえた会社員に感謝状

2020年06月23日 23時08分59秒 | 事件・事故

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福岡県警折尾署は17日、女性を次々に殴った男を取り押さえた水巻町の会社員藤崎光章さん(48)に感謝状を贈った。
 藤崎さんは4月6日夜、帰宅途中に下車した水巻町のJR東水巻駅前で、女性2人を次々と殴った筑紫野市の無職男(34)を取り押さえた。男は暴行容疑で現行犯逮捕された。女性2人を襲う直前にも、小倉南区の会社員男性(45)を殴り500円を奪ったとして、男は強盗致傷容疑で再逮捕された。  
同署であった贈呈式で、藤崎さんは「男から女性を引き離し110番する間に、次の女性が襲われた。自分がやるしかないと思った」と振り返った。小川道和署長は「被害者が増える恐れがあった。勇気ある行動に感謝します」と述べた。 (菊地俊哉)
 

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葬儀から半年後に出てきた「亡父の借金560万円」は回避できるか

2020年06月23日 22時46分53秒 | 社会・文化・政治・経済

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法律や訴訟には「抜け穴」があり、うまく活用すれば不利益を回避する手立てとなる場合がある。新刊『法律の抜け穴全集(改訂4版)』(自由国民社)から、「抜け穴」を活用した2つのケースを紹介する――。

【この記事の画像を見る】  

※本稿は、自由国民社 法律書編集部『法律の抜け穴全集(改訂4版)』(自由国民社)の一部を再編集したものです。

■妹に借金があったのに、亡父が相続放棄をしなかった  

亡父が親族の多額の借金を相続したことをその死後半年経って知ったが相続放棄ができた遺族の話 【財産相続のアナ:相続を知ってから3カ月以内】

 青山一郎さんに、凸凹金融から内容証明郵便が届いたのは、八月の初めだ。「なんだろう? 」と、首を傾げながら開封した彼は、文面を読んで驚いた。三月半ばに亡くなった彼の父太郎さんの債務560万円を、相続人である彼に払えという内容だったからだ。  

太郎さんの遺産は銀行預金150万円だけで、病院代や葬儀代を払うと、唯一の相続人である一郎さんの手元には50万円も残らなかった。もっとも、太郎さんには借金もなかったので、彼はホッとしていたのである。

 内容証明を読んだ一郎さんは、言うまでもなく差出人の凸凹金融に、何かの間違いではないかと、抗議した。しかし、凸凹金融の担当者は、その抗議を一蹴したのである。担当者の話では、亡父太郎さんは、彼の妹である渋谷花子さんの相続人の一人で、彼女に借金があったのに、亡父は相続放棄しなかったため、彼女の借金の一部560万円を相続したのだという。しかも、亡父がその借金を払わないまま亡くなったため、一郎さんが、その債務を相続したというのである。

■「3カ月以上経ってるから相続放棄はできない」と言われたが…

 叔母花子さんは亡父より5カ月ほど早く、昨年10月後半に亡くなっていた。ただし、一郎さんがその事実を知ったのは、今年初めに送られてきた喪中葉書によってである。そもそも、叔母には二人の子どもがおり、相続人はその子ら(第一順位)のはずで、その場合には兄弟姉妹(第三順位)である亡父に遺産の相続権はない。  一郎さんは事実確認のため、従兄弟である叔母の長男に連絡した。すると、彼ら叔母の子は二人とも昨年末に相続放棄していることがわかった。他に、叔母の相続人になれる彼女の夫(配偶者)も彼女の両親(第二順位)も、すでに他界していたため、その時点で生存していた一郎さんの亡父が相続人となったのである。一言、相続放棄の連絡をくれれば、一郎さんも亡父に相続放棄させられたのにと思ったが、今さら悔やんでも仕方がない。  

凸凹金融の担当者は、「お父さんが亡くなってから、3カ月以上経ってますから、あなたはもう相続放棄できませんよ」と言われ、しかも払わなければ裁判を起こすと言われて、一郎さんは困ってしまった。  ところが、その話を会社の上司にすると、「内容証明がきたのは先月だろう。そのとき初めて債務相続のことを知ったんだから、今からでも相続放棄すればいいよ」と教えてくれたのだ。

 一郎さんは急いで必要書類を揃え、内容証明が届いた翌月、家庭裁判所に、亡父太郎さんの遺産の相続放棄を申し立て、裁判所に受理されたのである。

■この場合は「内容証明が届いたとき」が起算点  

【問題点】  亡くなった人(被相続人)の相続人は、その遺産を受け取るか(相続の承認という)、放棄するか、自由に選べる。ただし、相続開始を知ったときから3カ月以内に、決めなければならない(民法九一五条)。この期間を熟慮期間といい、何も表明しないと相続を承認したことになる。  相続を承認した相続人は、被相続人に借金(債務)があれば、その債務も引き継ぐ(返済義務を負う)。

 しかし、相続人が熟慮期間中に承認も放棄も決めずに亡くなることもある。この場合、その相続(再転相続という)の熟慮期間は、「その者(この事例では太郎さん)の相続人(一郎さん)が、自己のために相続の開始があったことを知ったとき」を起算点とすると定めている(民法九一六条)。もっとも、亡父からの相続開始を知ったからといって、亡父が叔母花子さんの相続人になっていることまで知り得るわけではない。再転相続についての一郎さんの熟慮期間の起算点は亡父死亡時ではなく、亡父が叔母の相続人になったことを知ったとき、つまり凸凹金融の内容証明が届いたときである。一郎さんは内容証明到達の翌月に放棄の申立てをしており、相続放棄は有効である。  

亡父が親族の債務を相続したことを知らなかった相続人と相続債務の債権者が熟慮期間の起算点を争った事件で、起算点を「親族の債務を相続していると知ったとき」とする判例が出ている(最高裁・令和元年八月九日判決)。

■時間と費用を少なく抑えられる訴訟がある  少額の借金をたくさん作り踏み倒す男の話 【金銭債権のアナ:少額訴訟に応じさせるのがカギ】

 世の中には、友人や知人から金を借り、そのまま平気で踏み倒してしまうタチの悪い人がいる。今野六平も、その一人。彼は、ハナから約束の期限に返済しようなどという考えはない。返す意思がないのに人から借金するのだから、その行為が詐欺罪(刑法二四六条)に当たるのは言うまでもない。しかし、借りた金額は、いずれの場合も数千円から数万円までと小さく、また当人に返済の意思がなかったとの立証も難しいことから、仮に被害者から詐欺罪で告訴されても、まず逮捕も起訴もされないはずとタカをくくっているのである。  

むろん、踏み倒された被害者の中には、刑事がダメなら、民事で取ってやると息巻き、本気で裁判を考える人もいる。川井正次君も、その一人である。川井君は貸した金を取り戻すことより、何とか、あの今野をヘコましてやりたい。そう思ったのだ。

 といって、正式裁判を起こすとなると、時間も費用もかかりすぎる。法律に詳しい同僚に聞くと、「少額訴訟が簡単だ」と教えてくれた。これは、60万円以下の金銭債権を請求する手続きで、審理は原則一回で、しかも即日判決がもらえるのだという。その申立手数料も500円~6000円(請求額による。他に、当事者への連絡用の郵便切手が必要)と安く、定型の訴状が簡易裁判所の窓口にあり、それに書き込むだけとのことだ。

■借金踏み倒し男・今野は一枚うわてだった…  

川井君は、さっそく最寄りの簡易裁判所に行き、窓口で「少額訴訟の訴状」をもらって必要事項を記載し、申立てをしたのである。やがて、裁判所から裁判期日を知らせる呼出状が届き、川井君は当日、意気揚々と裁判に出掛けたのである。今野が出廷しても(正当理由のない欠席は敗訴)、証拠の借用書があるから負けるはずないと、信じていた。  

ところが、裁判に出てきた今野は、いきなり「通常訴訟にしてほしい」と言い出し、それを聞いた裁判官も「では本事案は通常訴訟に移行します」と言って、訳もわからず呆然としている川井君を尻目に、判決も出さずに閉廷する旨を告げたのである。後から、少額訴訟は債務者が望めば、通常訴訟に移行するとわかったが、たった2万円のため、正式裁判をしなければならないかと思うと、川井君は頭が痛い。このまま打ち切ろうかとも考えている。

■裁判を起こさず支払督促をする方法もある  

【問題点】  少額の借金を取り立てる場合など、60万円以下の金銭債権を請求するには、少額訴訟(民事訴訟法三六八条~三八一条)の手続きが便利だ。費用も安く、手続きも簡便な上、原則一回の審理で通常は即日判決が出る。しかも、一旦判決が出ると、通常訴訟のようにその判決に不服でも控訴はできない。

 しかし、この事例の今野氏のように、債務者が「通常訴訟により争いたい」と申述すると、自動的に少額訴訟から通常訴訟に移行してしまうので、彼のような狡猾な債務者相手の場合には、その実効性は薄いといえる。  

なお、少額の金銭債権の請求手続きには、この他、支払督促(支払命令ともいう)という制度もある(民事訴訟法三八二条~四〇二条)。債権者は、債務者の普通裁判籍の所在地(債務者の住所地等)を管轄する簡易裁判所に「支払督促申立書」を提出するだけでよく、裁判所はこの申立てがあると、証拠調べなしに債務者に対し「債務者は、請求の趣旨記載の金額を債権者に支払え」と命ずる「支払督促」を送達してくれる。そして、もしこれを債務者が放っておくと、この命令が確定し、判決と同様、債務者の資産に強制執行ができるという簡便かつ迅速な手続きである。  

ただし、支払督促は少額訴訟と比べ、申立書の記載が複雑であり、また債務者が「支払督促に対する異議申立書」を出すと、やはり通常訴訟に移行してしまう。今野氏のような相手は、当然この異議申立てをするに違いなく、このような相手には効果は薄いと言えるだろう。  

では、どうすればいいか。今野氏のような人は、おそらく他でも、同様な借金踏み倒しをしているはずで、その被害者達が連携して刑事告訴するのが一番だ。たしかに、一件一件の被害額は小さいが、被害者が多数いるということになれば、今野氏が常習的な寸借詐欺の犯人であることが明白になり、「金は返すつもりだった」という弁解も通じない。当然、懲役刑もありうる。

自由国民社 法律書編集部


自粛生活「することがないから、出生率が上がる」説の大間違い

2020年06月23日 22時46分53秒 | 社会・文化・政治・経済

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和田アキ子の発言で注目

新型コロナウイルスが日本の少子化を加速することになりそうだ。経済的な影響はもとより、様々な要因が子どもを作ることに制約を加えてしまった。

【写真】夫とのセックスレス、私たちはこうして解消しました

 歌手の和田アキ子が5月2日のラジオ放送「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)で、「来年は子供増えるんじゃない? だって、することないでしょ。出生率が高そうな気がする」と発言したことが、大きな反響を呼んだ。  

SNS上では、「あまりにもノンキな発言」「休業や仕事を失うなど、生活が苦しくなっている人がたくさんいる。これから先、不安で仕方がないのに子どもを作ることなどできない」「一般の人と感覚が乖離しているのではないか」といった批判的な声も多く聞かれた。

 こうした「家にいることを余儀なくされる状況」で子どもが増えるのではないか、といった言説は、有事の際にはしばしば出てくる。例えば1965年11月9日にアメリカとカナダで発生した大停電(ニューヨーク大停電)でも、その後、子どもが多く生まれたのはこの停電によるものだったのではないかと言われた。  

今回の新型コロナでも、“巣ごもり生活” で出生率が上がる、とする言説を少なからず見かける。中には、「ベビー用品が不足する」「産婦人科が足りなくなる」といった、不安を煽るようなものまである。

 しかし、本当にそうだろうか。ニューヨーク大停電はすでに半世紀以上も前の出来事で、社会環境がまったく違う。子どもを産む環境も違えば、子育ての環境も違い、子どもを持つことの経済的負担も違う。単に、巣ごもり生活が続くことが子どもを作る理由になるとは思えない。  

むしろ、夫婦が四六時中一緒にいることで、離婚が増加しているともいわれる。悲惨なのは家庭内DV(暴力)が増加していることだろう。実際に行政の窓口には、DVに関する相談が急増している。わずか12時間程度だったニューヨーク大停電とは異なり、新型コロナによる巣ごもり生活は月単位に及んだため、夫婦関係に取り返しのつかない悪影響を与えた面もある。

経済危機と婚姻数の密接な関係

写真:現代ビジネス

 下記の表は筆者が厚生労働省の「人口動態統計」をもとに作成したものだが、婚姻数に注目して欲しい。若者が減少している日本では、婚姻数も出生数も減少の一途を辿っているのは当然なのだが、2019年は婚姻数が前年比2.1%増加している。これは、令和元年を記念した「元年婚効果」によるものだ。

 同様に、2012年にも婚姻数が前年比1.1%増加している。これは2011年に発生した東日本大震災で「絆」という言葉が強いメッセージ性を持ったこととも関係するが、震災という危機の後の「きずな婚」によるものだとみられる。  

半面、2001年のITバブルの崩壊の翌年2002年の婚姻数は、前年比5.3%も減少している。2008年のリーマンショック後の2009年も同2.5%の減少となっている。経済危機は結婚に負の影響を与えている可能性が高い。  

新型コロナは経済活動を停止させ、急激に企業業績を悪化させた。人手不足だった雇用環境は、休業、廃業、倒産などにより、今後数年はむしろ人員余剰に転じる可能性が高い。雇用環境の悪化は経済的不安につながり、“結婚を思い止まらせる” 要因になるだろう。特に若年層の就職難と雇用悪化は婚姻数を減らし、出生数の下押しにつながる。

結婚式も挙げづらい

 さらに「新しい生活様式」は、若者の出会いの場を少なくする。自粛はほぼ解除されたとはいえ、「3密」という言葉が浸透し、「人に近づくこと」は “良くないこと” という感覚がかつてなく広がった。大学などでは部活やサークルが休止され、サークル旅行や友人との旅行もできない状態だ。

 お見合い・婚活パーティやイベントも中止となっており、たとえ再開されたとしても、マスクやフェイスカバーを着用しながらお見合いをするのは、相当シュールな姿と言わざるを得ない。食事をする時は正面を避け、会話はマスク越し、ソーシャルディスタンスにより2メートル以内には近づけないのだ。デートで映画を観に行っても、席を空けて座らなければならない。

 欧米人に比べ、日本人は身体的なコミュニケーションが不得手だ。ハグをする習慣もなければ、キスをする習慣もない。人との接触がそのものが危険視されれば、男女が仲を深める機会も失われる。ソーシャルディスタンスは男女間に“新たな垣根”を作ってしまった。  

やっと結婚まで漕ぎつけても、これまでのように大人数を集める結婚式は開催できない。すでに新型コロナ禍で結婚式を取りやめたカップルは多いし、結婚そのものを延期したカップルもいる。経済産業省の「特定サービス産業動態調査」によると、2020 年1~47.7月の結婚式場の取扱件数は、前年比マイナス36.1%と激減している。

妊娠、不妊治療を諦める人が多数

 不妊治療にも影響が出ている。日本生殖医学会は4月1日、「妊婦の新型コロナ感染の重症化の可能性が指摘されていることや新型コロナの治療に効果があると言われているアビガンの妊婦への投与を禁忌としていることなどから不妊治療による妊娠が成立したあとの新型コロナ感染への対応に苦慮することが予想される」として、不妊治療延期の検討を促す声明を発表した。

 延期期間は、「国内における新型コロナウイルスの急速な感染拡大の危険性がなくなるまで、あるいは妊娠時に使用できる予防薬や治療薬が開発されるまで」としており、この措置は6月19日現在も継続している(http://www.jsrm.or.jp/announce/187.pdf)。  

もちろん、妊婦や胎児の健康をまもるために日本生殖医学会の措置は正しい判断なのだろう。だが、不妊治療では治療できる時期や年齢などにタイムリミットがある。今回の延期により、治療を諦めざるを得なかった人もいるはずだ。  

日本産科婦人科学会が2019年10月28日にまとめたデータによれば、2017年に不妊治療の体外受精によって誕生した子どもの数は5万6617人だった。これは過去最多で、2017年に生まれた子どもの16人に1人にあたる。  

体外受精以外の人工授精など他の不妊治療を含めると、その数はもっと多くなる。不妊治療の延期は、出生数の減少に大きな影響を与える可能性がある。

 新型コロナ禍のため「妊娠を諦めた」と回答した女性は22.6%。これは、育児情報サイト「ベビーカレンダー」が会員登録者へのアンケート調査で、経産婦で現在妊娠中ではない女性703人の回答をまとめた結果だ(https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14736)。

 新型コロナ流行前に「2人目の妊娠を希望する」と回答していたのは47.7%だったが、流行中では39.1%にまで落ち込んだ。理由としては、新型コロナが母子に与える不安や新型コロナに対する病院の対応、在宅ワークの中での子育ての負担などに加えて、「経済的な不安が増えたため」という意見も出ている。  

前掲の表の通り、すでに2019年の出生数は90万人を割り込み、86万5000人にまで落ち込んだ。2017年4月時点の国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計では、出生数が90万人を割り込むのは20年、86万人台となるのは21年と予測されていた。新型コロナと関係なく、政府予想よりも早いペースで少子化は進んでいる。合計特殊出生率も2019年に再び1.36人に低下した。

 政府は2025年度までに、子どもを望む夫婦らの希望がすべてかなった場合の「希望出生率1.8」の実現を目標に掲げているが、新型コロナが出生率、出生数の低下を加速させることを考慮すれば、達成は難しいだろう。生活支援が重要であることは言うまでもないが、「コロナ経済危機」が今後招くであろう少子化対策の拡充も、早急に必要だ。

鷲尾 香一(ジャーナリスト)

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10万円の寄付呼びかけ、非正規職員にも 兵庫・加西市

2020年06月23日 22時42分14秒 | 事件・事故

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新型コロナウイルス対策の原資として約600人の正規職員から国の特別定額給付金(1人10万円)と同額の寄付を集めることを想定した予算を組んだ兵庫県加西市が、非正規職員500人余りにも寄付を呼びかけていたことがわかった。
市は寄付を「強制ではない」と強調するが、正規職員に比べて立場の弱い非正規職員にも対象を広げていることを疑問視する声が市内部から出ている。
市が正規職員とあわせて寄付を呼びかけたのは「会計年度任用職員」と呼ばれる非正規職員。原則1年単位の契約で雇用される職員で、現在554人。
 事務補助のほか、保育士・幼稚園教諭、保健師、調理員、看護師ら職種は様々だ。市は5月18日、総務部長名の文書で正規・非正規の全職員あてに寄付を呼びかけ、6月の期末手当からの天引き依頼書も添えた。  

市の正規職員の一人は「非正規の職員同士で『私たちも寄付しないといけないのだろうか』と悩んでいる姿をみた」と話し、別の職員は「(非正規は)雇用が不安定なうえ、賃金格差もある。立場の弱い人たちへの寄付依頼は乱暴な印象を受ける」と疑問視する。  

非正規職員でつくる組合の一つは機関紙で「寄付というのは、個人の意志で『する・しない・金額・方法』などを決めるものです。誰かに言われてするものではありません」と呼びかけている。  

加西市の西村和平(かずひら)市長は23日、朝日新聞の取材に「私が市長として寄付を呼びかけた対象は正規職員までにとどめている。(非正規も対象に含めた)総務部長名の文書は、寄付への私の思いを市役所内に周知するためだった」と説明。「非正規職員からも自主的な寄付は受け取るが、正規・非正規問わず、職員に寄付を強制するような考えは全くない」と強調した。(広川始)

■ぎりぎりの現場、寄付求める妥当性はあるのか

 「非正規公務員」の著書がある地方自治総合研究所の上林陽治研究員の話 新型コロナウイルス対応で、正規・非正規に関係なく公務員の長時間労働が常態化している。人減らしも進み、現場はぎりぎりの状況だ。公務員が率先して身を切り、寄付を差し出すべきだという発想は、今の現実に即していない。非正規職員が担う職種は保育士や看護師など市民の生活や健康を維持するために欠かせない。在宅勤務もできない最前線で、少ない給与で踏ん張る非正規職員にも寄付を求める施策が妥当なのか、加西市は再検討すべきだ。

朝日新聞社

 

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「性行為強要」は虚偽と認定 社内不倫の女性に賠償命令

2020年06月23日 22時17分07秒 | 事件・事故

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不倫関係にあった元部下の女性が「性行為を強要された」と虚偽申告をしたために、夫が日産自動車を懲戒解雇されたとして、妻が女性に計1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、申告は虚偽だったと認定し、不倫の慰謝料と合わせて120万円の支払いを命じた。  

磯崎優裁判官は、女性が強要されたとする行為の後も、2人で観光に出掛けるなどしていることから「好意的な感情を抱いていたと考えるのが自然で、自由な意思に基づく交際関係と推認できる」と指摘した。  

一方、妻は間接的な被害にとどまるとし、虚偽申告の慰謝料は40万円が相当だとした。

 

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藤井聡太七段、2つ目のタイトル挑戦権獲得!永瀬拓矢二冠に勝利 最年少タイトル獲得へさらに前進/将棋・王位戦挑決

2020年06月23日 22時17分07秒 | 社会・文化・政治・経済

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将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が6月23日、王位戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠(27)に勝利、挑戦権獲得に成功した。藤井七段は、ヒューリック杯棋聖戦でも渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に挑戦中で、最年少でのタイトル獲得とともに、一気に二冠まで駆け上がる可能性がある“ダブルタイトル戦”が現実のものになった。 【画像】熱戦を繰り広げた永瀬二冠と藤井七段  

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、延期になっていた対局が一気に6月に組まれると、藤井七段も今月7局目というハードスケジュールに。永瀬二冠も21日に叡王戦七番勝負の第1局を戦ったばかりと、両者とも過密日程の中、知力と体力を振り絞る戦いとなっていた。  練習将棋をする間柄でもあり、互いの手の内をよく知る両者の対局は、藤井七段の先手から角換わりで進行。じっくりとした序盤から、中盤では藤井七段がプロ入り後、最長となる1時間36分の大長考を見せるなど、惜しみなく持ち時間を使い、強敵・永瀬二冠に対して攻略の糸口を探り続けた。残り時間も数分となった中、永瀬二冠の攻め手を巧みにしのぎ続けると、手番が回ってきたタイミングで一気に反撃。鮮やかな寄せで勝ち切った。

 対局後、藤井七段は「七番勝負もしっかりいい将棋を指したいと思います。(2日制については)持ち時間8時間は指したことがないので、じっくり考えられるのは楽しみです」と語った。  

藤井七段は4日、この日と同じ永瀬二冠を相手に棋聖戦の挑戦者決定戦で、激闘の末に勝利を収め、17歳10カ月20日という最年少でのタイトル挑戦記録を樹立。その後、8日には渡辺明棋聖(棋王、王将、36)との第1局にも勝利し、最年少タイトル獲得に一歩前進している。

 現在、最年少でのタイトル獲得記録は、屋敷伸之九段(48)が持つ18歳6カ月。棋聖戦五番勝負は7月中、木村一基王位(47)との王位戦七番勝負は、例年最終局までもつれ込んでも9月いっぱいで終了することから、来月19日に18歳になる藤井七段が奪取に成功した際には、もれなく最年少記録を更新することになる。

 

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原爆の日 8・6合唱中止、歌う動画募る ヒロシマ愛の川、世界の海へ

2020年06月23日 09時11分40秒 | 社会・文化・政治・経済

毎日新聞2020年6月22日 東京朝刊


「広島 愛の川」のレコーディングの歳にスタジオに置かれた中沢啓治さんの直筆の詩=東京都港区で2014年、小川昌宏撮影
 漫画「はだしのゲン」で知られる中沢啓治さん(2012年に73歳で死去)が残した詩に曲をつけた「広島 愛の川」を歌い継いでいる作曲家らが、この歌を披露する子どもたちの動画を募集している。例年は原爆の日の8月6日に市民らが合唱していたが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止したため企画した。集まった動画を1本にまとめて動画投稿サイトで紹介し、中沢さんの平和への思いを世界に届ける。

 中沢さんは6歳の時、爆心地から約1・2キロ離れた神崎国民学校(現広島市立神崎小)で被爆し、父、姉、弟を失った。自らの体験を元に、1973年に連載を始めた「はだしのゲン」は20言語以上に翻訳されている。

 漫画では原爆への怒りをストレートに表現したが、晩年につづった詩「広島 愛の川」には「原爆」や「戦争」の言葉がない。あの日、水を求める人や遺体であふれた川を原爆の象徴として描き、「語ろうよ 川に向かって 怒り 悲しみ 優しさを」と呼びかける。最後は「広島の川は 世界の海へ流れ行く」と結び、平和を願う心が水のように被爆地から世界に広がる様子を表現した。


車に引きずられ男性重体 駐車を注意でトラブルか 6/23(火) 6:33配信

2020年06月23日 08時33分50秒 | 事件・事故
東京・新宿区で、交通トラブルから相手の車に引きずられた男性が、電柱に衝突し、意識不明の重体。

22日午後3時過ぎ、新宿区西落合で、交通トラブルから男性が相手の車に引きずられて電柱に衝突した。

車はそのまま逃走し、男性は意識不明の重体。

目撃者によると、男性が助手席にしがみつくと車が急発進し、そのまま10メートルほど引きずられ、電柱にぶつかったという。

目撃者は、「やたらといっぱい(覆面パトカーが)止まってて、交通事故だったらまたちょっと違うという話をしていた」と話した。

警視庁は、殺人未遂事件として、60代の運転手の男を任意同行し、事情を聴いている。

最終更新:6/23(火) 8:54
フジテレビ系(FNN)


古賀茂明「経産省のチャラ男たちが国を亡ぼす」〈週刊朝日〉

2020年06月23日 08時26分49秒 | 事件・事故

6/23(火) 7:00配信
AERA dot.

中小企業庁の前田泰宏長官

 コロナ禍に喘ぐ中小企業などを支援するために資金を直接給付する持続化給付金。申請から1カ月放置後に書類不備の連絡だけなどという例が相次いだ。ネット通販や宅配便と比べてもシステムの不備は明らかだ。

【写真】「チャラ男」で有名だという前田氏とは

 最大の問題は、給付事業をなぜかイベント屋の電通に丸投げしたこと。高橋まつりさんの過労自殺だけでなく、全国各地で違法残業の是正勧告を受ける札付きブラック企業だ。電通は、実体のないもの、あるいは劣るものを派手に大きく、立派に見せるイベント屋で広告屋だ。早く弱者にお金を届けようという地味な仕事の対極にある。

 しかも電通は、ファミリー・お友達企業に再委託、再々委託、再々々委託……。どこで誰が何をしているか経済産業省さえわからない。時代遅れの昭和な企業ぶりを見事に露呈した。海外では、米IT大企業の協力で新たなシステムをどんどん開発しているのと対照的だ。

 入札では、競合した外資系コンサル会社のほうが評価が高く価格も安かったのに、なぜか電通系の団体が落札。このトンネル団体を通じて事業は電通にほぼ丸投げだから、「いかにも怪しい」と誰もが思う。

 そして、驚くような事実が暴露された。給付金事業の責任者である前田泰宏中小企業庁長官が中抜き丸投げ団体の理事で元電通社員の平川健司氏と以前から親交があったのだ。前田氏は、以前、米テキサス州で行われたイベントに出張した際、「前田ハウス」と銘打って借り上げられた住宅で、企業関係者らと夜な夜なパーティーを開いており、そこに平川氏が参加していたことも露呈。

 国民に、「どうか私を疑ってください」と言っているような行為だが、梶山弘志経産相は「問題ない」と強弁した。だが、国家公務員法第82条3項には、大臣は、職員が「国民全体の奉仕者たるにふさわしくない非行のあつた場合」は懲戒できると書いてある。

 ただし、これは前田氏個人の問題ではない。前田氏を知る人は皆こう言う。「前田さんなら、ありですね」と。彼は、「チャラ男」で有名。誰もが知る事実だ。では、なぜ彼が出世するのか。それは、経産省がチャラ男なしには生きていけないからだ。
1980年代以降、経産省の産業政策は失敗続き。日本の産業は世界に遅れ、日本株式会社の先導役だった経産省には何も期待されなくなった。失業寸前の経産省は、毎年、新しい事業を立ち上げ、中身がなくても、何とか立派に見せて予算を確保する。おもてなし規格認証、プレミアムフライデーなど。クールジャパンでは巨額ファンドを作ったがほぼ全滅。

 それでも毎年新事業で自転車操業。これを支えるチャラ男は今や経産省の屋台骨なのだ。だからチャラ男は出世する。そして、チャラ男を支えるのがお祭り屋の電通。企画段階からチャラ男に新事業を仕込み、その事業を請け負う。チャラ男はそのほうが面倒でないし恩も売れるから電通を重用する。

 安倍総理と経産省の関係は、チャラ男と電通の関係と相似形だ。中身はなくてもやってる感で国民を欺くパフォーマンス内閣。気の利いたアイデアをでっちあげるのは、財務省では無理だ。結局、経産省内閣と言われてもチャラ男の役所に頼らざるを得ない。安倍総理や昭恵夫人もチャラ男とチャラ子。

 電通、経産省、安倍政権という3チャラトリオに国を委ねた国民の悲劇はいつ終わるのだろうか。

※週刊朝日  2020年7月3日号

 

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