ヤクルト村上、一発含む4安打5打点で3冠王視界 打率.316、23本塁打、76打点

2020年10月18日 23時06分27秒 | 野球

10/18(日) 18:43配信

ベースボールキング

○ 阪神 6 - 5 ヤクルト 
<20回戦・甲子園>

 ヤクルトは先発・小川が2回途中4失点で降板し6敗目(9勝)。エースが崩れ2連敗となったが、「4番・一塁」でスタメン出場した村上宗隆内野手(20)が、一発を含む4安打5打点と気を吐いた。

 村上は初回、阪神先発・秋山から先制打となる右翼線適時二塁打をマーク。3回の第2打席でも右翼へ二塁打を放った。1-6と5点を追う5回の第3打席は、秋山が投じた外角真っ直ぐを逆方向へ。これが左翼フェンスを越える23号3ランとなった。

 2点を追う9回は二死一塁で抑えのスアレスと対戦。2ボール後の高めに浮いたスプリットを捉えると、打球は右中間を破る適時二塁打となった。

 チームは敗れたが、村上は5打数4安打5打点と全得点を叩き出す大活躍。打点数は現在リーグ1位の巨人・岡本(78打点)に2差となる76打点、本塁打数は同1位の阪神・大山(26本塁打)に3本差、打率も同1位のDeNA・佐野(.331)に1分5厘差に迫る.316とし、残り20試合での3冠王獲得も視界に入ってきた。

 


東大生で「メディアに出るのは底辺の扱い」 中野信子がかつての母校語る〈週刊朝日〉

2020年10月18日 23時01分07秒 | 社会・文化・政治・経済

10/11(日) 11:30配信

AERA dot.

中野信子・脳科学者 (撮影/写真部・張溢文)

『サイコパス』や『毒親』など多数のベストセラーを刊行する美貌の脳科学者、中野信子さん。作家・林真理子さんとの対談では、出身校である東大トークを中心に、大盛り上がりでした。

【林真理子さんとのツーショットはこちら】

*  *  *
中野:私、つい最近になって、林さんの『野心のすすめ』を読んだんですよ。すごくいい本ですね。

林:ありがとうございます。でも、あれを書いたのは7年前で、ああやって「頑張るんだ。人間、努力しなきゃダメだ」と言ってもいい最後の時代だったんですよね。あれから時代が変わって、今は「野心なんて疲れるだけ。生きてるだけで素晴らしいんです」という、やすらぎと癒やしの時代になっていると思うんです。

中野:確かに今、論争をあおったりとか、優劣をつけるのはダメ、みたいな感じがありますよね。

林:それなのに、テレビを見ると「東大王」とか高学歴芸人ナントカというのばっかりやって、学歴がブランド化されていて、すごく矛盾してると思う。

中野:時代が変わってきましたね。われわれのころは東大生って“珍獣”だったんですよね。いま東大の子ってほんとにカワイイ子が増えたし、ミスコンに出られるレベルの子がいるんですよね。在学中からメディアを意識して、東大を卒業したあとの出口戦略になり得ているというのはすごいなと思います。われわれのころは法学部だったら官僚になるか、そうでなければ政治家か弁護士で、落ちこぼれが民間に行くみたいな感覚がありました。理系は約8割が大学院に行くようでしたし。

林:テレビに出て自分たちの能力の高さを見せつけようなんて、みんな思わなかったわけですね。

中野:メディアに出て何かするなんて、どちらかといえば底辺の扱いでした。そういう東大生の変化がある一方で、広く世間では、いま林さんがおっしゃったように「『ただ生きてるだけで価値がある』と言ってほしい」という欲求が異様なほど高まっている。これは、そう言わなければならないほど、人々が格差を感じてることの裏返しかなと思うんです。

林:ああ、なるほど。

中野:日々格差を感じてつぶれそうな気持ちを皆、抱えている。「上級国民」なんていう言葉がどこからともなく出てきて、多用されましたよね。池袋の暴走事故がきっかけでしたか。

林:元エリート官僚が運転していた車が暴走して、母子が死んで何人もが重軽傷を負った事故ですね。

中野:ええ。「特別扱いされている人たちと自分たちは違うんだ。自分たちの存在価値はあるのか」ということを毎日自問自答している人も少なくないのではと思います。

林:そういう人たちがテレビを見てるわけですね。

中野:「俺も勉強を頑張ったらああなれるのか」とか、逆に“珍獣”たちの失敗を見て溜飲を下げるとか。

林:でも、テレビをそうやって見てる人は「頑張って東大に行こう」なんて思ってなくて、「あの人たちとは頭の構造が違うんだ」と思ってるんじゃないですかね。

中野:生まれつきの要素は否定できませんが、生まれた後の要素もけっこう大きいんですけどね。後の要素には親の経済力なども確かに効いてきますが、本質は経済力そのものより、養育者の教養ではないかという議論があります。子の教育に関わる人の知的水準によって、子どもの成績が変わることも十分にあり得ます。また、後天的な要素は自分でも調整できる部分がありますから、そこはあきらめずに野心を持つべきだと私は思います。

林:中野さん、このところ立て続けに本を出してらっしゃいますけど、『空気を読む脳』(講談社+α新書)という本を読んだら、「子どもをほめなさいと言うけれども、実験するとけっこうそうでもないことがわかった」とおっしゃってますね。

中野:そうなんです。「能力をほめるのと、努力をほめるのとでは結果が違うよ」ということですね。能力をほめると、今ある能力以上のことに挑戦しなくなってしまったり、未知の問題に直面したときにそれを回避する性格になってしまったりということがわかっているんです。

(構成/本誌・松岡かすみ 編集協力:一木俊雄)

中野信子(なかの・のぶこ)/1975年生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。医学博士。2008年から10年までフランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務。現在、東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授として教鞭を執るほか、脳科学、認知科学の最先端の研究業績を一般向けにわかりやすく紹介することで定評がある。著書多数。近著に『空気を読む脳』(講談社+α新書)、『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)、『パンデミックの文明論』(文春新書、共著)などがある。

>>【脳科学者・中野信子が説く「毒親」の正体 理性を失わせる「親子の絆」がイヤだなと】へ続く

※週刊朝日  2020年10月16日号より抜粋

東大生で「メディアに出るのは底辺の扱い」 中野信子がかつての母校語る〈週刊朝日〉
10/11(日) 11:30配信
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中野信子・脳科学者 (撮影/写真部・張溢文)

『サイコパス』や『毒親』など多数のベストセラーを刊行する美貌の脳科学者、中野信子さん。作家・林真理子さんとの対談では、出身校である東大トークを中心に、大盛り上がりでした。

【林真理子さんとのツーショットはこちら】

*  *  *
中野:私、つい最近になって、林さんの『野心のすすめ』を読んだんですよ。すごくいい本ですね。

林:ありがとうございます。でも、あれを書いたのは7年前で、ああやって「頑張るんだ。人間、努力しなきゃダメだ」と言ってもいい最後の時代だったんですよね。あれから時代が変わって、今は「野心なんて疲れるだけ。生きてるだけで素晴らしいんです」という、やすらぎと癒やしの時代になっていると思うんです。

中野:確かに今、論争をあおったりとか、優劣をつけるのはダメ、みたいな感じがありますよね。

林:それなのに、テレビを見ると「東大王」とか高学歴芸人ナントカというのばっかりやって、学歴がブランド化されていて、すごく矛盾してると思う。

中野:時代が変わってきましたね。われわれのころは東大生って“珍獣”だったんですよね。いま東大の子ってほんとにカワイイ子が増えたし、ミスコンに出られるレベルの子がいるんですよね。在学中からメディアを意識して、東大を卒業したあとの出口戦略になり得ているというのはすごいなと思います。われわれのころは法学部だったら官僚になるか、そうでなければ政治家か弁護士で、落ちこぼれが民間に行くみたいな感覚がありました。理系は約8割が大学院に行くようでしたし。

林:テレビに出て自分たちの能力の高さを見せつけようなんて、みんな思わなかったわけですね。

中野:メディアに出て何かするなんて、どちらかといえば底辺の扱いでした。そういう東大生の変化がある一方で、広く世間では、いま林さんがおっしゃったように「『ただ生きてるだけで価値がある』と言ってほしい」という欲求が異様なほど高まっている。これは、そう言わなければならないほど、人々が格差を感じてることの裏返しかなと思うんです。

林:ああ、なるほど。

中野:日々格差を感じてつぶれそうな気持ちを皆、抱えている。「上級国民」なんていう言葉がどこからともなく出てきて、多用されましたよね。池袋の暴走事故がきっかけでしたか。

林:元エリート官僚が運転していた車が暴走して、母子が死んで何人もが重軽傷を負った事故ですね。

中野:ええ。「特別扱いされている人たちと自分たちは違うんだ。自分たちの存在価値はあるのか」ということを毎日自問自答している人も少なくないのではと思います。

林:そういう人たちがテレビを見てるわけですね。

中野:「俺も勉強を頑張ったらああなれるのか」とか、逆に“珍獣”たちの失敗を見て溜飲を下げるとか。

林:でも、テレビをそうやって見てる人は「頑張って東大に行こう」なんて思ってなくて、「あの人たちとは頭の構造が違うんだ」と思ってるんじゃないですかね。

中野:生まれつきの要素は否定できませんが、生まれた後の要素もけっこう大きいんですけどね。後の要素には親の経済力なども確かに効いてきますが、本質は経済力そのものより、養育者の教養ではないかという議論があります。子の教育に関わる人の知的水準によって、子どもの成績が変わることも十分にあり得ます。また、後天的な要素は自分でも調整できる部分がありますから、そこはあきらめずに野心を持つべきだと私は思います。

林:中野さん、このところ立て続けに本を出してらっしゃいますけど、『空気を読む脳』(講談社+α新書)という本を読んだら、「子どもをほめなさいと言うけれども、実験するとけっこうそうでもないことがわかった」とおっしゃってますね。

中野:そうなんです。「能力をほめるのと、努力をほめるのとでは結果が違うよ」ということですね。能力をほめると、今ある能力以上のことに挑戦しなくなってしまったり、未知の問題に直面したときにそれを回避する性格になってしまったりということがわかっているんです。

(構成/本誌・松岡かすみ 編集協力:一木俊雄)

中野信子(なかの・のぶこ)/1975年生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。医学博士。2008年から10年までフランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務。現在、東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授として教鞭を執るほか、脳科学、認知科学の最先端の研究業績を一般向けにわかりやすく紹介することで定評がある。著書多数。近著に『空気を読む脳』(講談社+α新書)、『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)、『パンデミックの文明論』(文春新書、共著)などがある。

>>【脳科学者・中野信子が説く「毒親」の正体 理性を失わせる「親子の絆」がイヤだなと】へ続く

※週刊朝日  2020年10月16日号より抜粋


「菅首相は国民に向き合わず」 学術会議、大学教授ら抗議集会

2020年10月18日 22時57分17秒 | 社会・文化・政治・経済

10/18(日) 20:01配信

共同通信

日本学術会議の会員候補任命拒否を巡り、東京・渋谷で開かれた抗議集会で演説する上西充子法政大教授=18日午後

「菅首相は国民に向き合わず」 日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を拒否した菅義偉首相に対して、大学教授や野党議員は18日、東京のJR渋谷駅前で抗議集会を開いた。疑問に答えない政府答弁を「ご飯論法」と批判したことで知られる上西充子法政大教授は「菅首相は表に出て説明せず、国民に向き合っていない」と訴えた。

 ご飯論法は「朝ご飯は食べたか」との質問に「ご飯(白米)は食べていない」とだけ答えて論点をずらす手法。広場に設置したステージに立った上西氏は、政府はこれまで形式的任命を行うと国会で答弁しており「チャーハンの中身を変えたのに開き直っている」と指摘した。

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「権力の乱用繰り返されている」 学術会議任命拒否で学者・作家らが渋谷で抗議

2020年10月18日 22時55分22秒 | 社会・文化・政治・経済

10/18(日) 21:03配信

毎日新聞

科学者の代表機関「日本学術会議」が推薦した会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかったことに抗議するデモの参加者=東京都渋谷区のJR渋谷駅前ハチ公前広場で2020年10月18日午後5時11分、後藤由耶撮影

 日本学術会議の会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかった問題に抗議する街頭活動が18日、東京・JR渋谷駅前で行われた。若者らが大勢集まる中、学者や作家らが抗議の声を上げた。

【動画】JR渋谷駅前で行われた街頭活動の様子

 アーティストらで作るグループが主催。駅前広場に集まった人々が「どんな学問をしても自由」「日本学術会議への人事介入に抗議する」などと書かれたプラカードを掲げた。

 閣僚や官僚が国会質疑などで論点をずらした答弁をすることを「ご飯論法」と名付けた法政大の上西充子教授(労働問題)は「権力の乱用が繰り返されている」と強調。「任命に関し、菅首相に恣意(しい)的な判断を行う権限はないのに、自分が当然と思うことならやってもいいと思っている。主権者である私たちが『そうではない』と言わないといけない」と訴えた。

 学術会議の連携会員を務めたという東京芸術大の毛利嘉孝教授(社会学)は「菅首相が任命拒否の理由を説明しないのは、それが憲法違反で、説明ができないからではないか。任命拒否を取り消し、経緯を明らかにするよう求める」と指摘。渋谷で多くの人が抗議のために集まっていることに触れ、「今、大学で働いている人たちは、(世間に問題を)理解されていないのではと不安を抱え、孤立している。学外でこういう(抗議の)場を持っていただけるのは本当に心強い」と話した。【待鳥航志】

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阪神・ボーアが“ほぼ日本語”お立ち台「まだ上手じゃありません」も日本語

2020年10月18日 20時53分21秒 | 野球

10/18(日) 20:47配信

デイリースポーツ

お立ち台で大山(左)からマイクを渡される阪神・ボーア=甲子園(撮影・高部洋祐)

 「阪神6-5ヤクルト」(18日、甲子園球場)

 初回に17号2ランを放ち勝利に貢献した阪神のボーアがお立ち台で“ほぼ日本語”でインタビューに答えた。

【写真】インタビューを終え、ファイアポーズで虎党に応えるボーア

 日本語で質問された内容を通訳してもらい、自分が話す時には極力、日本語で自分の言葉で話すようにしていた。本塁打を打った際の打席での心境を「そうですね。最高です」。ボーアの名前入りタオルを掲げている人がいるという話題には「どこですか?どうもありがとうございます!」と日本語で応じていた。

 全て英語を用いていたのは、打線としての流れで打てた本塁打だったと振り返った際のみだった。

 間投句的な表現も日本語で「そうですね」と挟む姿に、甲子園のファンは大いに沸いた。締めくくりは「でも、まだ上手じゃありません」と謙遜しつつ、「じゃあ、また明日、お願いします」と呼びかけていた。

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わいせつシッターの情報共有へ 自治体データベース構築、厚労省

2020年10月18日 20時50分52秒 | 事件・事故

10/18(日) 18:33配信

共同通信

厚生労働省(中央合同庁舎第5号館)=東京都千代田区

 ベビーシッターによる子どもへのわいせつ事件が相次いでいることを受け、厚生労働省は18日、事件を起こしたシッターの情報を自治体間のデータベースで共有する仕組みづくりに乗り出した。事業停止命令などの行政処分が出された場合、広域で把握できるようにし事件の再発を防ぐ狙い。取り扱う情報の範囲や具体的内容、シッター利用者に公開するかどうかを含めプライバシーに配慮しながら慎重に議論し、来年度からの運用を目指す。

 今年4月以降、シッターの仲介サイトに登録した男2人が、幼児へのわいせつ容疑で相次いで逮捕される事件が発生。厚労省の有識者検討会が安全対策のたたき台を示した。

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別れの予感

2020年10月18日 12時24分39秒 | 創作欄

「変化を好まない」と友人の佐野浩人が言っていた。
3人で始めた企業が5人となり、三田悟を含め社外の協力者も増えて行く。
事務所も馬喰町から本町に移転した。
皆で引き留めたのに、彼は自ら社を去って行く。
彼は社の交際費ではなく、自腹で協力者の三田の接待もしていたのである。
「10万円ですが、貸してもらえないですか?」佐野から3年ぶりに電話があった。
何時かは、佐野に恩義を返したいと三田は思っていた。
だがその時、三田には200万円もの借金があり、恩義を「友情」の形として果たせなかったのだ。
三田は妻から離婚を突き付けられていたが、離婚経験のある兄が妹を思い止まらせていた。
佐野の従妹の舞との不倫が原因だった。
「現状維持のまま、自然消滅ね」と舞が言う。
「二人の世界」をそのように表現されるとは想わなかったので、佐野の胸はドキリとした。
「まだ、あなたの本音は聞いていないわね」
「こうして、ホテルにいることが本音かな」
「どこまでも、あなたはズルイのだから」佐野が伸べる胸の手を払い退ける。
何時か三田が一度だけ妻の話をしたら、舞が顔色を変えた。
「この前の手紙に、私の本音が出ていたの、でも言い足らないこともあったの・・・」
「それが、ズルイと言うことかな?」
「そうね・・・」

「二人で居なくなりましょうか?」
「二人で?」舞の表情に一瞬だが、ある種の動きがあった。
「でも、帰れなくなると困るの」
「やはりO型ですね」
「そうO型なのね」
別れ際に「あまり、競馬にのめりこまないでね」と舞が釘をさす。
年の暮に佐野が自死する。
それは、二人が舞の高校時代の同級生たちと、志賀高原へスキーに行っていた間のことであった。
三田は佐野の死に大きな衝撃を受ける。
そして、新しい年を迎えたのに舞との別れの予感がしていた。

 


社会保障給付費 過去最高の121兆円

2020年10月18日 10時24分33秒 | 医科・歯科・介護

[2020/10/17 06:17]  テレビ朝日

年金や医療などに対し、社会保険料や税金などから支払われた社会保障給付費が121兆5000億円となり、過去最高を更新しました。

 厚生労働省によりますと、2018年度の年金・医療・介護などに充てられた社会保障給付費は121兆5408億円で、前の年よりも1兆3000億円以上増えて過去最高を更新し、1950年度以降、増加し続けています。分野別では年金が45.5%を占めて55兆円を超えました。また、伸び率では介護が最も高く高齢化の進行が影響しているということです。
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社会保障負担の将来見通し
社会保障負担(保険料・公費)は、2025 年度に 139.0兆円、2040 年度に 185.5 兆円(2018 年度対比で約 1.6 倍)に上昇すると推計(注7)されており、社会保障負担の対GDP比も、2018 年度の 20.8%から、2025 年度に 21.5%、2040 年度に 23.5%へと上昇する見通しとなっています。
社会保障負担の内訳をみると、「保険料」は、2018 年度の 70.2 兆円から 2040 年度には 106.1兆円(2018 年度対比で約 1.5 倍)に増加、「公費」は 2018 年度の 46.9 兆円から 2040 年度には79.5 兆円(同約 1.7 倍)に増加と、公費の増加割合がやや高い見通しとなっています。


国立大弔意に抗議の声 学生が反対集会、学者も疑問視 中曽根元首相合同葬で

2020年10月18日 10時21分28秒 | 社会・文化・政治・経済

10/18(日) 7:21配信

時事通信

故中曽根康弘元首相の合同葬に合わせ、半旗を掲げた一橋大=17日午後、東京都国立市(一橋新聞提供)

 17日に行われた故中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬をめぐっては、文部科学省が全国の国立大などに弔意表明を求める通知を出した。

【写真】中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬で献花を終えた安倍晋三前首相ら

 各大学の対応は割れたが、要請に応じた大学ではこの日、抗議の集会を開く学生の姿もあった。専門家は「時代にそぐわず、要請は慣例では済まされない」と指摘する。

 一橋大(東京都国立市)では、半旗が掲げられた建物の前に学生約20人が集まり、「大学の自治や学問の自由が脅かされる」などと抗議の声を上げた。参加した法科大学院1年の金宣希さん(32)は「死を悼むのは個人の思いで、強制は内心の自由に土足で入ることだ」と強調。「見送った大学もある中で、一橋大が従った理由も知りたい」と訴えた。合同葬の会場前でもプラカードを掲げ抗議する人の姿があった。

 政府は過去に行われた元首相の合同葬でも同様の対応をしたことや、大学側に委ねられ強制ではないことを挙げ、学問や内心の自由を侵すものではないと説明。インターネットでは政府への批判の一方、「国の功労者でもあり、慣行ならいいのでは」と受け止める意見もある。

 これに対し、東京都立大の木村草太教授(憲法)は「強制でなくとも、弔意を求めるのは職員の思想良心の自由に触れる。葬儀があるとの通知にとどめ、大学の自治に委ねるべきだった」と指摘。「学術会議の任命拒否問題で学問の自由について敏感になっている時期でもあり、以前からはらんでいた問題点があらわになった」と話す。

 また、教育学の研究者でつくる日本教育学会会長の広田照幸日本大教授は「慣例でやってきたとしても、価値観の多様化した今の時代にはそぐわない」と批判。文科省の予算配分を意識せざるを得ない国立大の現状に触れ「国の意向に無難に従う風潮がある。政府が否定しても、通知を受ける側にとっては『強制』になる。通知は出すべきではなかった」と語気を強めた。 

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サイコパシー・チェックリスト (PCL) 精神障害の一種

2020年10月18日 10時13分36秒 | 医科・歯科・介護
  1. 口達者/表面的な魅力
  2. 過去におけるサイコパスあるいは類似の診断
  3. 自己中心性/自己価値の誇大的な感覚
  4. 退屈しやすさ/欲求不満耐性の低さ
  5. 病的に嘘をついたり人を騙す
  6. 狡猾さ/正直さの欠如
  7. 良心の呵責あるいは罪悪感の欠如
  8. 情緒の深みや感情の欠如
  9. 無神経/共感の欠如
  10. 寄生虫的な生活様式
  11. 短気/行動のコントロールの欠如
  12. 乱交的な性関係
  13. 幼少期からの行動上の問題
  14. 現実的で長期的な計画の欠如
  15. 衝動性
  16. 親として無責任な行動
  17. 数多くの結婚・離婚歴
  18. 少年時代の非行
  19. 保護観察あるいは執行猶予期間の再犯の危険が高い
  20. 自分の行動に対する責任を受け入れることができない
  21. 多種類の犯罪行為
  22. 薬物やアルコールの乱用が反社会的行動の直接の原因ではない
  • 各項目は、「0, 1, 2」の3点法で採点し、臨床的には合計点で評価する。点数が高いほどサイコパスの特質を多く持っていることになる。
サイコパシー・チェックリスト改訂版 (PCL-R)[42]
  1. 口達者/表面的な魅力
  2. 誇大的な自己価値観
  3. 刺激を求める/退屈しやすい
  4. 病的な虚言
  5. 偽り騙す傾向/操作的(人を操る)
  6. 良心の呵責・罪悪感の欠如
  7. 浅薄な感情
  8. 冷淡で共感性の欠如
  9. 寄生的生活様式
  10. 行動のコントロールができない
  11. 放逸な性行動
  12. 幼少期の問題行動
  13. 現実的・長期的な目標の欠如
  14. 衝動的
  15. 無責任
  16. 自分の行動に対して責任が取れない
  17. 数多くの婚姻関係
  18. 少年非行
  19. 仮釈放の取消
  20. 多種多様な犯罪歴
  • それぞれの項目は、0 - 2点で評定、総計で0 - 40点に分布する。
  • 成人で30点を超えるとサイコパスとされ、20点未満であるとサイコパスではないとみなされる。
  • 子供のサイコパス傾向についての基準はあまり確立していないが、27点がカットオフ値。
サイコパシー・チェックリスト (PCL-R) をめぐる論争

サイコパシーの尺度の一つとして、PCL-Rは確かに有用ではあるが、PCL-Rが「サイコパスの定義」と誤解されることが危惧されており、特に犯罪歴に関する項目が含まれている点に関しては強い批判がある[43]。これに対して、ロバート・ヘアらは、「サイコパスであるためには、広義の意味で反社会的(: antisocial)であることは必須であるが、犯罪的(: criminal)であることは必ずしも必須ではない」と認めている[44]

これにより、かつてハーヴェイ・クレックレーがその著書「The Mask of Sanity(正気の仮面)」で示唆した、非犯罪的サイコパスないし“成功した”サイコパス[* 5]の存在が再認識された。“成功した”サイコパスと呼ばれる者たちの多くは、大統領や大企業のCEOなど、社会的成功を収めている人物だといわれている。

サイコパスの2因子モデル
因子1:対人/情動面 因子2:衝動的/反社会的行動面 因子3:どちらにも含まれない項目
1. 口達者/表面的な魅力 3. 刺激を求める/退屈しやすい 11. 放逸な性行動
2. 誇大的な自己価値観 9. 寄生的生活様式 17. 数多くの婚姻関係
4. 病的な虚言 10. 行動のコントロールができない 20. 多種多様な犯罪歴
5. 偽り騙す傾向/操作的(人を操る) 12. 幼少期の問題行動  
6. 良心の呵責・罪悪感の欠如 13. 現実的・長期的な目標の欠如  
7. 浅薄な感情 14. 衝動的  
8. 冷淡で共感性の欠如 15. 無責任  
16. 自分の行動に対して責任が取れない 18. 少年非行  
  19. 仮釈放の取消  
サイコパスの3因子モデル
尊大で虚偽的な対人関係 感情の欠落 衝動的/無責任 どの因子にも含まれない項目
1. 口達者/表面的な魅力 6. 良心の呵責・罪悪感の欠如 3. 刺激を求める/退屈しやすい 10. 行動のコントロールができない
2. 誇大的な自己価値観 7. 浅薄な感情 9. 寄生的生活様式 11. 放逸な性行動
4. 病的な虚言 8. 冷淡で共感性の欠如 13. 現実的・長期的な目標の欠如 12. 幼少期の問題行動
5. 偽り騙す傾向/操作的(人を操る) 16. 自分の行動に対して責任が取れない 14. 衝動的 17. 数多くの婚姻関係
    15. 無責任 18. 少年非行
      19. 仮釈放の取消
      20. 多種多様な犯罪歴

原因、脳の特徴[編集]

先天的な原因があるとされ、男性が多いとされるが[45]、B・ブレアによれば反社会性の面では男性優位であるが、情動面では男女に差はないという。脳の働きを計測すると、共感性を司る部分の働きが弱い場合が多いという[45]反社会性パーソナリティ障害の一般人口における有病率は、男性3%、女性1%ほど[46]

ジェームズ・ファロン(自らがサイコパスと同じ脳構造を持っているという脳科学者)は「三脚スツール」という理論を提唱し[47]、「反社会的行動をするサイコパス」の発現条件として以下3つの要素全てが揃うこととしている。

  1. 脳機能:前頭前野から扁桃体へつながる機能の低下
  2. 遺伝子:MAO-A遺伝子などいくつかの遺伝要因
  3. 生育環境:幼少期の身体的、精神的、性的虐待

ファロン自身が患っている疾患は双極性障害、強迫性障害、パニック発作。遠い親族に殺人者、殺人嫌疑者、兄弟にADHDがおり、本人の行為障害的行動についても語っている[48]。ロバート・レスラーの調査によると重要殺人者の2割にてんかん発作がある[49]。ジェームズ・ブレアは扁桃体の機能不全こそがサイコパスの主な原因とするが、その原因については不明としている。まれに頭部外傷や熱性けいれんなどによって扁桃体周辺の機能が消失する海馬硬化症が起こることがあり、その患者は多くてんかん発作を発症する。家族特性はサイコパスの行動面に影響を与えているようだが、どれもサイコパスの直接的原因ではなさそうである[50]

現時点で言えることは、以下の2点である。

  • 脳の機能について、遺伝の影響は大きい
  • 生育環境が引き金になって反社会性が高まる可能性がある

虐待や劣悪な環境を避けることで反社会性の発現のいくらかは抑えられるという研究がある[51][要ページ番号]

脳の特徴

管理[編集]

英国国立医療技術評価機構(NICE)は精神病質の診断基準を満たす人口に対しては、認知行動介入を検討するとしている[54]。また併発疾患を治療することで、精神病質によるリスクを減少させることができる[54]。また、これに携わるスタッフは有害事象リスクが高いため、スタッフには高レベルの支援と厳重な監督が提供されなければならないとしている[54]


金木犀の香り

2020年10月18日 10時10分02秒 | 日記・断片

「励まし」とは「よく聞く」ことである。
友人の鈴木さんの奥さんが亡くなった時、心がけたことは、「聞く」ことだった。
初め受診した地域病院では、がんを否定されたそうだ。
「誤診でした。やはり、医師次第ですね」
聞けば、当方も受診したことがある病院だった。
友人の相田さん奥さんが心臓病で亡くなった時も、「誤診だった」と言ってたが・・・。

通夜、告別式の後、東京在住の娘さんが3日間、泊っていったそうだ。
「話す相手がいないのは、寂しいね」
散歩仲間の西村さんは、聞き上手である。
「頼むよ」と鈴木さんが日々の散歩の付き合いを頼りにしている。
想えば、近隣では知人の村田さん、カラオケ仲間の森さん、取手から府中へ移転した佐藤さんなどが奥さんを亡くしていた。
金木犀の香りが、午前5時に漂う。
まだ夜明け前、月明かり、星明りを見上げる散歩道。