住宅で無理心中か、母子3人が死亡…別居の夫が発見

2020年10月05日 15時12分23秒 | 事件・事故

10/5(月) 12:23配信

読売新聞オンライン
 5日午前10時20分頃、東京都杉並区和田の住宅から「子どもが刺され、妻が首をつっている」と男性の声で110番があった。警察官が駆けつけると、この家に住む男児(4)と姉(7)が寝室の布団の上で血を流すなどしてぐったりしており、近くで無職の母親(35)が倒れていた。

 3人は病院に搬送されたが、いずれも死亡が確認された。台所付近から母親が書いたとみられる遺書が見つかり、警視庁杉並署は、母親が無理心中を図ったとみて調べている。

 捜査関係者によると、別居していた会社員の夫(35)が住宅を訪れて3人を発見したという。 

【関連記事】


【ボーガン届け出条例が成立、兵庫 県議会可決、罰則も

2020年10月05日 15時07分16秒 | 事件・事故

10/5(月) 11:34配信

共同通信

兵庫県宝塚市で4人がボーガンで撃たれ死傷した事件現場付近を調べる警察官=6月4日

 兵庫県宝塚市で6月、4人がボーガンで撃たれ死傷した事件を受け、県議会は5日、ボーガンを所持する県民に届け出を義務付け、違反者には罰則を科す条例案を全会一致で可決し、成立した。県は既に青少年愛護条例で18歳未満への販売や貸与を禁じているが、成人を含め一律に所持を規制する条例は全国初とみられる。

 弦を引くときの重さが30ポンド(約14キロ)以上の製品が対象。12月1日から新たな購入者は14日以内に、県外からの転入者は30日以内に住所や氏名を県に届け出るよう求める。既に保有している人も12月末までの届け出が必要で、違反者には5万円以下の過料を科す。

【関連記事】


【識者の眼】「ファクターXは実在しない」岩田健太郎

2020年10月05日 15時01分53秒 | 医科・歯科・介護

日本医事新報 No.5028 (2020年09月05日発行) P.57

岩田健太郎 (神戸大学医学研究科感染治療学分野教授)
登録日: 2020-08-27


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「第二波」が容赦なくやってきた。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は感染対策を緩めると、容赦なくその「緩いところ」を突いてくる。もちろん、そのことそのものは、大きな問題ではない。COVID-19は少数の感染者の場合、対策は難しくない。検査し、隔離し、濃厚接触者を突き止めて、そしてクラスターを制御するのである。
ところが、「第一波」ではできたこの基本的な感染制御を日本の政府は放棄してしまった。「若い人だけの感染症だから」「経済を回さねば」「重症者は出ていない」「医療は逼迫していない」という理由で、当然行うべき「感染者を減らす」という努力を怠ってしまったのだ。
若者の感染を看過していると、確実にその感染は高齢者などリスクグループに移行する。旅行を励行すれば、必ず感染は飛び火する。重症者が出ていないと嘯いていると、いずれは重症者や死者が出る。医療は、いつかは逼迫する。「第一波」の成功体験で思考停止に陥った日本は、とんでもない勘違いをしてしまったのだ。
世界各国を見てみると、コロナ対策がうまくいっている国は100%例外なく、感染者対策をしている。感染者を減らすことが、感染対策の肝なのだ。マスクもソーシャルディスタンスもPCR検査もその「手段」に過ぎない。なぜか日本では手段の議論ばかりが盛んに行われ、怪しげな奇策があちこちから提案され、無用な「空中戦」が乱発した。
「第二波」で分かったことがある。基本的な感染対策を怠ると、感染はどんどん広がるということだ。当たり前だ。「第二波」が本稿執筆時点(8月26日)で収束しつつあるのは、「Go To」のような政府のお気軽なキャンペーンに危機感を抱いた自治体や国民が自発的に活動制限を行ったからだ。
「第二波」での高齢者の死亡率は「第一波」と変わらないことも報じられた。25%ほどの死亡率だ。実はこの死亡率はイタリアでの高齢者の死亡率とほぼ同じである(https://www.statista.com/statistics/1106372/coronavirus-death-rate-by-age-group-italy/)。
つまり、である。日本では感染は広がりにくい、日本では死亡者が出にくい、というのは幻想に過ぎない可能性が高いということだ。現存するデータを吟味する限り、僕の推測では、ファクターXは実在しない。

 


【識者の眼】「ファクターXは実在しない」岩田健太郎

2020年10月05日 15時01分53秒 | 事件・事故

日本医事新報 No.5028 (2020年09月05日発行) P.57

岩田健太郎 (神戸大学医学研究科感染治療学分野教授)
登録日: 2020-08-27


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「第二波」が容赦なくやってきた。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は感染対策を緩めると、容赦なくその「緩いところ」を突いてくる。もちろん、そのことそのものは、大きな問題ではない。COVID-19は少数の感染者の場合、対策は難しくない。検査し、隔離し、濃厚接触者を突き止めて、そしてクラスターを制御するのである。
ところが、「第一波」ではできたこの基本的な感染制御を日本の政府は放棄してしまった。「若い人だけの感染症だから」「経済を回さねば」「重症者は出ていない」「医療は逼迫していない」という理由で、当然行うべき「感染者を減らす」という努力を怠ってしまったのだ。
若者の感染を看過していると、確実にその感染は高齢者などリスクグループに移行する。旅行を励行すれば、必ず感染は飛び火する。重症者が出ていないと嘯いていると、いずれは重症者や死者が出る。医療は、いつかは逼迫する。「第一波」の成功体験で思考停止に陥った日本は、とんでもない勘違いをしてしまったのだ。
世界各国を見てみると、コロナ対策がうまくいっている国は100%例外なく、感染者対策をしている。感染者を減らすことが、感染対策の肝なのだ。マスクもソーシャルディスタンスもPCR検査もその「手段」に過ぎない。なぜか日本では手段の議論ばかりが盛んに行われ、怪しげな奇策があちこちから提案され、無用な「空中戦」が乱発した。
「第二波」で分かったことがある。基本的な感染対策を怠ると、感染はどんどん広がるということだ。当たり前だ。「第二波」が本稿執筆時点(8月26日)で収束しつつあるのは、「Go To」のような政府のお気軽なキャンペーンに危機感を抱いた自治体や国民が自発的に活動制限を行ったからだ。
「第二波」での高齢者の死亡率は「第一波」と変わらないことも報じられた。25%ほどの死亡率だ。実はこの死亡率はイタリアでの高齢者の死亡率とほぼ同じである(https://www.statista.com/statistics/1106372/coronavirus-death-rate-by-age-group-italy/)。
つまり、である。日本では感染は広がりにくい、日本では死亡者が出にくい、というのは幻想に過ぎない可能性が高いということだ。現存するデータを吟味する限り、僕の推測では、ファクターXは実在しない。

 


重症化防ぐには「早期にウイルス増殖抑える治療」が有効か 新型コロナウイルス

2020年10月05日 14時55分51秒 | 医科・歯科・介護

コロナ重症化を防ぐ要素は?


関西のニュース .ktv

08月12日 19:34
神戸大学は、新型コロナウイルスに感染した患者の血清を解析し、重症化した患者ほど体内のウイルス量が多くなったことを明らかにしました。

体内のウイルスの増殖を抑えることが、重症化を防ぐカギとなるかもしれません。

研究結果を発表したのは神戸大学の森康子教授らのグループで、解析は新型コロナウイルスに感染した人と感染していない人あわせて19人を対象に行われました。

その結果、無症状や軽症の患者に比べ、重症度が高い患者ほど体内でウイルスを攻撃する「中和抗体」が、多く生成されていることが分かりました。

これは重症の患者ほど体内のウイルス量が多いことを表していて、ウイルスの増殖を抑える薬の投与で、重症化を防ぐ可能性を示しています。

また、重症の患者ほど炎症を引き起こす物質の生成量が多いことも分かり、重症化が予想される高齢者などには早期に炎症を抑える薬を投与するなど、治療への活用が期待されます。

【神戸大学大学院医学研究科・森康子教授】
「重症患者の治療は、重症になってから、抗ウイルス剤を投与しているが、そうではなくて、高齢者・基礎疾患のある方は、感染が見られた時に血漿療法・抗ウイルス剤の投与をすぐに始めることが重要なのではないか」

グループは今後も重症化の仕組みや有効な治療方法について研究を重ねたいとしています。


「腸から"ほこりや毛"…ごみ食べていた可能性も」解剖の医師証言 弁護側は反論 詩梨ちゃん衰弱死裁判

2020年10月05日 13時51分22秒 | 事件・事故

事件・事故社会2020年10月2日17:00

北海道ニュースUHB

交際相手の当時2歳の娘に暴行を加え死亡させたとして傷害致死などの罪に問われた男の裁判で、証人の医師2人が出廷し、死因をめぐり主張は真っ向から対立しました。
 札幌市中央区の飲食店経営、藤原一弥被告(25)は、2019年5月から6月にかけ、交際相手の娘の池田詩梨(ことり)ちゃん(当時2)に暴行を加えたうえ、放置して衰弱死させたとして傷害致死などの罪に問われています。

 藤原被告は無罪を主張しています。

 札幌地裁で開かれた10月2日の裁判では、詩梨ちゃんの「死因」をめぐり、検察側と弁護側の証人として出廷した双方の医師が対立しました。
腸内からホコリや毛のようなもの…司法解剖の医師証言
検察側の証人として詩梨ちゃんを司法解剖した医師は「腸内からはホコリや毛のようなものが見つかり、ごみを食べていた可能性がある」と証言しました。

 下腹部の皮下脂肪は3ミリだったとする証拠を提出していて、「体重を維持するための食事をとっていない状態。2週間から3週間で急激に体重が減少し、低栄養状態で死亡した」と指摘しました。

 さらに、頭部の骨折などのケガが死期を早めたと主張。虐待を受けていた可能性があるとしました。
吐しゃ物のどに詰まらせた可能性…弁護側の医師
 弁護側の証人として出廷した医師は詩梨ちゃんの気管支や肺などのCT画像に異物とみられるものがみられたと説明。死因は吐しゃ物をのどに詰まらせた可能性を主張し、「窒息死と考えるのが自然」と反論しました。

 判決は10月16日に言い渡される予定です。

 

2019年、北海道札幌市で当時2歳の女の子が死亡し、母親の交際相手が傷害致死などの罪に問われている裁判。

 遺体を司法解剖した医師は「数週間、十分な食事を与えられていなかった」と証言しました。

 札幌市中央区の藤原一弥被告(25)は2019年、交際相手の娘の池田詩梨ちゃん(当時2)に暴行したうえ放置し死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われています。 

 藤原被告は無罪を主張しています。 

 札幌地方裁判所で開かれた4日目の審理で、検察側の証人として遺体を司法解剖した医師が出廷しました。 

 医師は「体には脂肪が数ミリしかなかった。2週間から3週間の間に急激に体重が減少し、低栄養状態で亡くなった」と証言。提出している証拠では、下腹部の皮下脂肪は3ミリだったとしています。

 また、免疫に関する臓器(胸腺)がかなり委縮していて、「数か月以上、強いストレスを感じていたとみられる」としました。

-----------------------------------------------------

「吹っ飛ぶくらい頭を殴る」詩梨ちゃん衰弱死 母が同僚に"2回以上"相談…交際相手の裁判 弁護側は否定

2020年10月1日17:00
2019年6月、北海道札幌市中央区で当時2歳の女の子が死亡し、母親と交際していた25歳の男が傷害致死などの罪に問われた事件の裁判で、

女の子の母親の同僚が証人として法廷に立ち、母親が「交際相手の男が子どもに暴行している」と相談を受けていたことを証言しました。
詩梨ちゃんの"母親の同僚"が法廷で証言

札幌市中央区の藤原一弥被告(25)は、2019年5月から6月にかけて、交際相手の娘の池田詩梨ちゃん(当時2)に暴行した上、放置し死亡させたとして傷害致死などの罪に問われています。

 藤原被告は9月29日から始まった裁判で無罪を主張しています。

 10月1日札幌地裁で開かれた3日目の公判で、詩梨ちゃんの母親・池田莉菜被告(22)の同僚の女性が証人として出廷しました。

『吹っ飛ぶくらい頭を殴る、怖い』2回以上母親が同僚へ相談…

その中で女性は「2019年5月ごろに職場の喫煙所で池田被告から『藤原被告が詩梨ちゃんが吹っ飛ぶくらい頭を殴る。怖い』と2回以上は相談を受けた」と証言しました。藤原被告は詩梨ちゃんが泣いている時に、殴っていたということです。
弁護側は「暴行はしない」と母親が美容室で話していた証言を提出

一方弁護側からは、池田被告が通っていた美容室の従業員の供述調書が証拠として提出されました。その中で池田被告が従業員に「藤原被告は詩梨ちゃんに怒鳴ることはあるが、暴行はしない」と話していたことが明かされました。

 10月5日の公判には池田莉菜被告も出廷し、判決は10月16日に言い渡されます。

詩梨ちゃん衰弱死事件 交際相手の裁判…検察「20日間部屋に閉じ込め食事与えず」弁護側は"母親の責任"

事件・事故2020年9月30日11:35

2019年6月、北海道札幌市中央区で当時2歳の女の子に暴行したうえ、放置したとして傷害致死などの罪に問われている母親の交際相手の男の裁判が9月29日、札幌地裁で開かれた。男は「無罪」を主張した一方、検察側は男が20日間にわたり詩梨ちゃんを閉じ込め、暴行や放置を繰り返したとし、双方の主張は対立した。
20日間食事与えず"放置"…事件直後に検索「虐待 疑われる」

「藤原被告と、詩梨ちゃんの母親である池田莉菜(りな)被告=保護責任者遺棄致死罪で起訴済み=は、詩梨ちゃんが亡くなる直前の20日間、部屋に閉じ込めほとんど食事を与えなかった。その上、藤原被告が全身に暴行していた」

 傍聴席21席を求めて約170人が列を作った注目の裁判。冒頭陳述で、検察官は用意した文書を読み上げながらも、語気を強めた。

 検察側の証拠調べでは、詩梨ちゃんを放置した状態で、場外馬券場など、遊興のため外出を繰り返していたと指摘。藤原被告のスマートフォンからは、詩梨ちゃん搬送後3時間以内に「子供虐待 疑われる」「虐待 死亡 懲役」と検索。ネット上の百科事典「ウィキペディア」で、2010年に発生した大阪2児餓死事件のページを閲覧した履歴が残っていたことも明かした。
弁護側は"母親のネグレクト" 祖母のLINE「叩いたらだめ」「生きてるの?」

弁護側は、藤原被告は関与しておらず、池田被告が育児のストレスから暴行したと反論した。

 「池田被告は藤原被告と出会う以前から、詩梨ちゃんをネグレクト状態にしていた。藤原被告との交際で感じたストレスや詩梨ちゃんの成長の遅れの不満を暴力にしていた」

 さらに母親は池田被告に「叩いたりしたらだめだよ」「詩梨は生きているの?」などと何度も詩梨ちゃんの安否を心配し送っていた無料通信アプリLINEのメッセージを示し、母親の責任を強調した。

 起訴状などによると、藤原被告は5月上旬から、詩梨ちゃんの死亡が確認される6月5日までの間、同居する池田莉菜(りな)被告(22)のマンション(札幌市中央区)で、詩梨ちゃんの全身を殴ったり踏みつけたりしたほか、たばこの火を押しつけるなどの暴行を加え、頭の骨折や硬膜下血腫、やけどを負わせた。

 5月15日以降池田被告と共謀し、やせ細って弱った詩梨ちゃんを放置し、多臓器不全と低栄養状態に陥らせ、衰弱死させたとされる。

 詩梨ちゃんの死亡時の体重は約6キロ。同い年の平均の半分程度で、身長も平均より10センチ以上低く、栄養失調状態だった。

検察側が示した事件の時系列
 藤原被告は黒スーツ・青ネクタイ姿にフェイスガードをつけて出廷。藤原被告は裁判官に起訴内容を問われると「一切やっていません」と無罪を主張した。

 10月5日には池田被告が証人として出廷し、判決は16日に言い渡される。

【争点】
 ・詩梨ちゃんの死につながる暴行を加えたのは藤原被告か
 ・詩梨ちゃんが生存のために、病院へ連れていくなど保護が必要な状態にあったか
 ・藤原被告に詩梨ちゃんを保護する責任はあったか

「やっていません」母親の交際相手の男 法廷で"無罪"を主張 詩梨ちゃん事件初公判 判決は10月16日

事件・事故社会2020年9月29日12:15

 2019年6月、北海道札幌市中央区で当時2歳の女の子に暴行したうえ、放置したとして傷害致死などの罪に問われている母親の交際相手の男の初公判が9月29日、札幌地方裁判所で開かれ、男は「無罪」を主張しました。

 2019年6月、札幌市で当時2歳の池田詩梨ちゃんが死亡した事件。 

 起訴状などによりますと、飲食店経営、藤原一弥被告(25)は、2019年5月から6月にかけ詩梨ちゃんの頭などを殴ったほか、たばこの火を押し付けてケガを負わせたうえ、必要な治療を受けさせず死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われています。 

 初公判で藤原被告は、落ち着かない様子で法廷に現れ、「やっていません」と無罪を主張しました。 

 一方、検察側は冒頭陳述で「藤原被告と、詩梨ちゃんの母親である池田莉菜被告は、詩梨ちゃんが亡くなる直前の20日間、部屋に閉じ込めほとんど食事を与えなかった。その上、藤原被告が全身に暴行していた」と指摘しました。

 判決は10 月16日に言い渡されます。

 


「亡くなる3か月前から暴行」「ぶったたき引きずった」詩梨ちゃん衰弱死事件…母親"交際男の裁判"で証言

2020年10月05日 13時45分20秒 | 事件・事故

10/5(月) 11:40配信 UHB 北海道文化放送

2019年、北海道札幌市で当時2歳の女の子が死亡し、母親の交際相手が傷害致死などの罪に問われている裁判。

 女の子の母親が出廷し「亡くなる3か月ほど前から男による暴行が始まった」と証言しました。


北海道札幌市中央区の藤原一弥被告(25)は、2019年6月、交際相手の娘の池田詩梨ちゃん(当時2)に暴行したうえ放置し死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われています。 

 藤原被告は無罪を主張しています。

送検される藤原一弥被告(2019年6月)

 10月5日検察側の証人として、詩梨ちゃんの母親で自身も保護責任者遺棄致死の罪に問われている池田莉菜被告(22)が出廷しました。

「モンブランを食べられたことに腹を立て…」

池田莉菜被告(インスタグラムより)

 池田被告は「3月ごろに藤原被告から娘への暴力が始まった。4月にはモンブランを食べられたことに腹を立て、床に倒れるほど強くぶったたき、引きずった」と証言。「口にバナナを突っ込み、ガムテープでグルグル巻きにし、就寝したこともあった」と被告が虐待していたと主張しました。

 池田被告も藤原被告から連日暴言を受けていましたが、金を貸していて別れることができなかったとしました。

【関連記事】


「50億円超」の豪邸、米中企業のIT株... 菅内閣の閣僚たちは、資産も「実力派」だった?

2020年10月05日 13時28分52秒 | 社会・文化・政治・経済

10/5(月) 10:30配信

J-CASTニュース

菅内閣でも資産額のトップはやはり・・・(2020年9月9日)

 菅義偉内閣の閣僚20人のうち15人は安倍内閣からの再任や「横滑り」、「再登板」で、新鮮味こそ乏しいが、実力派ぞろいとは言える。そんな政界でキャリアを積み重ねてきた閣僚らはどのように資産形成をしてきたのか。J-CASTニュースは菅首相と閣僚21人の資産を調べてみた。

【ランキング】菅内閣の閣僚の資産額と保有株の銘柄など

 国会議員が国政選挙の当選後に提出している資産報告書と、選挙後も毎年提出する資産補充報告書を国会で閲覧し、集計した。

■あの人の豪邸、時価「50億円は超える」?

 所得では2位に甘んじた麻生太郎・副総理兼財務相だが、資産では約4億8682万円(2017年10月の衆院選時点)と、ダントツのトップだった。その大半を占めるのが、東京・渋谷の自宅地にある豪邸のほか、地元・福岡県飯塚市などに広大な不動産だ。

 ただ、資産報告書で報告される数字は、土地や建物の固定資産税の評価額で、実際の資産価格からは大きく乖離する。そこで、高級物件の売買を手がける複数の不動産業者に取材してみた。すると、渋谷の一等地にある自宅は「土地だけでも50億円は超えるでしょう。建物も価値が高そうな洋館なので、こちらも億単位でしょうね」と教えてくれた。

 また、麻生氏は、ブリヂストンや九州電力など上場6銘柄を保有しており、株数と2020年9月29日の終値で単純計算すると、その価値は約8731万円に上った(株式分割や併合などは考慮していない)。

 保有資産額の2位は平井卓也・デジタル担当相で、約2億1754万円(17年10月の衆院選時点)。その大半が、東京・広尾にある約300平方メートルの宅地(家族2人と共有)や地元・高松市に所有する土地・建物など不動産だ。広尾の物件についても先出の不動産業者に聞いてみたが、「実際の市場価値は数十億円になりそう」だという。

 平井氏もやはり株を多く持つ。しかも米フェイスブックや中国の「百度」(バイドゥ)の株をそれぞれ230株、170株所有するなど、世界的なIT銘柄も含む。9月30日0時のナスダック株価と米ドル為替相場で単純計算すると、2銘柄だけで845万円の価値があった(こちらも株式分割などは考慮せず)。

小泉環境相、妻・滝川クリステルさんが約3億円保有する一方で...
 3位にランクインしたのは、岸信夫・防衛相で、約2億340万円(17年10月の衆院選時点の資産報告書とその後の資産補充報告書を集計)。

 岸氏は安倍晋三・前首相の実弟だが、幼少の頃に母の兄の岸信和氏(岸信介元首相の長男)と養子縁組したため、岸姓を名乗る。その信和氏が17年に亡くなり、多額の資産を相続したため、資産額がトップクラスに躍り出た。港区高輪にあるマンションの一室(約228平方メートル)のほか、「金銭信託」約1億6055円分を相続したことが、18年分の資産補充報告書からわかる。

 ちなみに小泉進次郎・環境相は、自身の資産は「資産ゼロ」と報告しているが、19年9月の環境相就任に伴って妻・滝川クリステルさんの保有資産も公開されており、その額は約2億9000万円だった。内訳は、国債1億5000万円、公社債1399万円、証券投資信託及び貸付信託等802万円、その他が1億1800万円だ。

 小泉氏は19年11月、資産公開後の会見で「私と結婚したことで(クリステルさんが保有資産を)公開しないといけなくなった。ルールではあるが率直に申し訳ない気持ちだ」と述べている。

 とはいえ、小泉氏の資産が「ゼロ」というのは腑に落ちない。これには実はカラクリがあり、仮に小泉氏が多額の預金や現金を持っていても、報告する義務があるのは定期預金だけなのだ。「タンス預金」など現金や、普通預金は対象外だ。「低金利時代」にあえて定期預金を持つ人は多数派ではなさそうだが...。

 他にも、生計をともにしていない名義の資産や、資産管理会社など法人名義の資産も、報告する義務はない。公開基準が緩く、罰則規定もないのが日本の今の資産公開制度。政治家が地位を利用して不正な蓄財をしていないか有権者がチェックできる環境からはほど遠いのが実態だ。

 

【関連記事】


10代女性車に監禁 誘拐容疑で教員逮捕 沼津署

2020年10月05日 13時22分38秒 | 事件・事故

10/5(月) 8:45配信

 静岡新聞SBS

 静岡県東部に住む10代の女性を車に乗せて誘拐したとして、沼津署は4日、未成年者誘拐と逮捕・監禁の疑いで富士市森島、教員の男(53)を逮捕した。捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は9月下旬ごろ、県東部で10代の女性を車に乗せて誘拐し、車内に監禁した疑い。同署によると、9月下旬の夕方に女性の親から「娘が帰宅しない」と110番があり、事件が発覚した。女性は県東部で保護され、けがはなかったという。

 同署は被害者が特定される恐れがあるとして、犯行の経緯や監禁時間、2人の関係を明らかにしていない。関係者によると、男は沼津市内の学校に勤務しているとみられる。

【関連記事】

---------------------------------------

「太平洋戦争研究会」代表・平塚柾緒さん 最前線の兵士らの肉声を

2020年10月05日 10時47分48秒 | 事件・事故

創作の原点

毎日新聞2020年10月4日

在野で戦史を研究、執筆する「太平洋戦争研究会」はこれまでおよそ100冊もの書籍を世に送り出してきた。戦史ファンのみならず歴史学者やジャーナリスト、漫画などの創作者にとっても頼りになる集団だ。代表を務める平塚柾緒さん(83)は、もともと「美術少年」「文学青年」だった。

 茨城県石下町(現常総市)出身で、敗戦時は国民学校の2年生。「朝、登校する時よく(米戦略爆撃機の)B29が飛んできました。近くの桑畑や麦畑に駆け込みましたね」。1945年3月10日の東京大空襲の翌日か翌々日。「河原で遊んでいると、昼間なのに夕暮れみたいに暗くなりました。煙が流れてきたのでしょう。紙の燃えかすのようなものが降ってきた」

 戦争の記憶が、そのまま「研究会」の仕事につながったわけではない。絵が好きで美大に進学した。しかし時代は60年安保闘争のまっただ中。運動に関わり学業がおろそかになった。さらに文学学校にも通った。

アカデミズムの歴史学には、戦後長く体系的な戦史研究がなかった。
空白を埋めたのは、元軍人だ。
たとえば「戦史叢書」。防衛省防衛研究所戦史室が編さんした。
旧陸海軍、特に陸軍の旧幕僚将校が担当した。
全102巻と膨大だが、平塚さんは「兵卒はあまり出てきません。我々は将校よりも、最前線で戦った兵隊さんの声を聞こうと考えました。
捕虜虐待など暗いテーマも取り上げつつ、「実名」にこだわった。
「それが広く受け入れられた理由でしょう」
「戦争を取り上げないと、日本の近現代史は語れないし、書けません。ノンフィクションや歴史学を目指す人はしっかりと目を向けてほしい」と力を込める。
今は「最前線に異常あり」のは再編集、刊行を目指す。
今後も戦争をまったく知らない世代の創作意欲、研究意欲を刺激してくれるだろう。
「栗原俊雄」


写真で読む昭和史 太平洋戦争

2020年10月05日 10時36分17秒 | 社会・文化・政治・経済

 

水島吉隆 著/太平洋戦争研究会

終戦から65年を迎える2010年。なぜ戦争は回避できなかったのか、戦局はどう展開したのか、戦時下の日本で何が起きたのか――。満州事変から無条件降伏まで、貴重な資料写真を数多く収録してたどる太平洋戦争の記録。

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

終戦から65年。なぜ戦わねばならなかったのか、戦局はどう展開したのか、戦時下の日本で何が起きたのか―。満州事変から無条件降伏まで、貴重な資料写真を数多く掲載してたどる戦争の記録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

水島/吉隆
1969年、神奈川県生まれ。立教大学社会学部卒。出版社勤務を経て、文殊社所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
 
 
太平洋戦争に興味があるひとならだれでも面白い。若い人に見てもらいたい。
 
 
 
太平洋戦争を概括した本を読んでみると、その立場により、最初の半年ほどについては、
詳細に説明してあるのに、後半、負け戦の部分は端折ってあったり、逆に、
最初の連戦連勝の部分を記載せずに、負け戦の部分にのみfocusして、
最初から最後まで、戦争に負けつづけたかのように錯覚させる本があったりと、
なかなかと厄介だ。

この本は、比較的バランスがいい本だと思うし、従来の海軍は優秀だったが、
陸軍が無謀だったという、偏った見方にも落ちいっていない。

全体には中立な姿勢が貫かれ、最新の歴史研究も含めて、太平洋戦争
を簡単に概括できる内容になっていると思う。

読者が、途中で、挫折しないように、地図や年表等の配置に工夫している点が、特にいい。

近頃、領土問題も含めて、歴史、歴史と繰り返されることが多いが、
特に近年、太平洋戦争の見方が、極端な自虐史観から大きく転換し始めているようで、
日本の戦争は結果的にアジアを植民地から解放したのだから、歴史的には正しかったのだし、
戦ったアジアの国々も基本的には植民地支配されていたので、侵略ではなくて、
侵略者からの解放を戦ったのだという論調もよく見かけるようになっている。

自虐史観にしても、植民地解放論にしても、時代の雰囲気にのまれて、
なんとなくいいとか、なんとなく悪いという風に、事実をほとんど知らずに、
自己判断を放棄して、付和雷同的に反応してしまうことこそが一番の問題だと思う。

かくいう私も実は、太平洋戦争や日中戦争についてほとんど知らずに、時代に合わせて、
あたかも知っているかのように今日まで、ふるまってきたが、そろそろ、
心を入れて勉強しなければと考えていた時に出会った良書であった。

内容は、私が知りたい知識をすべて得るのには不十分だとは思ったが、
いつも半分ぐらい読み散らかして、最後まで読み通せずに来たので、
本書に出会えて本当に良かったと思う。

現在は、この書を出発として、児島譲氏の「太平洋戦争」、「満州帝国」と読み進んでいるが、
厳しい時代の歴史であると同時に、多くの教訓が詰まっていて本当に興味深い時代だと思う。

不謹慎な言い方で申し訳ないが、戦国時代と同様に、様々な個性が際立っていて興味が尽きない時代であると思う。

「写真で読む昭和史 占領下の日本」にも書いたが、新書であるために、写真の大きさが小さいのが本書の最大の欠点である。

内容はこのままでもいいが、是非近い将来、電子書籍にして、重要な出来事については
当時のニュースフィルムを見れるようにしたり、地名は、地図とリンクして
どこで何が起きたか簡単に参照したりできるよにしてほしい。
 
 
 
多数の写真・地図を交えた、太平洋戦争全体の記録。
記述には著者の主観的解釈のような部分は少なく、事実が淡々と記されており、太平洋戦争の史実を客観的に掴むために、恰好の一冊と言える。
新書版でありながら、多くの印象に残る写真が掲載されている。
~二・二六事件の翌朝の、戒厳令が敷かれた東京・九段の軍人会館を警備する憲兵隊
~陥落した南京城内に入ろうとする日本軍兵士
~サイゴンに進駐した日本軍の銀輪部隊
~ガダルカナル島の日本軍将兵の屍の山
~連合軍の艦砲射撃で唯一残ったギルバート諸島タラワ島の鳥居
~出撃に臨む神風特攻隊「敷島隊」
~沖縄で米軍に保護され、米兵の水筒から息もつかずに水を飲む女の子 等
(2010年9月了)
 
 
 
張作霖の爆殺からサンフランシスコ講話条約まで、写真をふんだんに掲載して読み解いて見せる昭和史。

選挙公報でもそうだけど、顔写真というものの有益性を感じます。
陸軍統制派の幹部だった永田鉄山のカオとか、海軍の南雲忠一のカオとか、米空軍のカーチス・ルメイのカオとか。教科書にはあまり登場することもないカオが並んで見えるのがとても興味深い。
やはりいつの世でも「面構え」というものはあるものですから。

写真の出典がほとんど書いていないのだけど、米側の資料写真も多く、それだけに日本側の報道写真だけではない迫力があります。

文章もだいたい1項目4〜6ページくらい。
筆致も極めて抑えた調子で、読みやすいと思います。
すーっと通り過ぎてはいけない部分もきちんと抑えているのに好感をもちます。
 
 
 
本書は太平洋戦争の流れを客観的にまとめており、著者の方の主観的な感想はほとんど入っていないため、太平洋戦争を自分なりに理解し学ぶためのベース知識を習得する、という目的には丁度良いのではないかと思います。また、タイトルにあるとおり、当時の雰囲気を伝える写真が豊富に収められており、新書サイズながら完成度が高い仕上がりとなっています。

 本書に興味のある方は、日本の敗因に関して興味を持っておられる方も多いと思いますが、本書ではそのことにはあまり触れていません。敗因には一般に諸説あり、各自見解が分かれるところでしょうが、事実を淡々と記すことで、解釈については読者が考える余地を残しているようにも思えます。その意味でも、太平洋戦争理解のための『教科書』という位置づけがぴったりではないかと思います。
 
 
 
写真をふんだんに入れて解説された太平洋戦争の通史。

太平洋戦争って、以外と分かりやすくまとまった本がなかったりする。
あるものは、軍事マニア向けだったり、自虐史的だったり、反対に右がかっていたり。
現代の視点で、このように太平洋戦争をコンパクトにまとめた本が出るのは有意義だと思う。
従来あまり触れられる事のなかった、ニューギニア方面作戦の詳細や、大陸打通作戦に言及されているのもよいと思う。

問題は写真の質かな。ただでさえ鮮明度の低い昔の写真が、新書の紙に印刷されると、ますます不鮮明になってしまっている。
これではタイトルの”写真で読む”には程遠い状況だ。新書なので厳しかったのかもしれないが、紙はもっと鮮明に写真を印刷できる、アート系のものを使うべきであっただろう。

内容がそこそこよいだけに、このことは残念でならない。
 
 

日本陸軍がよくわかる事典―その組織、機能から兵器、生活まで

2020年10月05日 10時21分22秒 | 社会・文化・政治・経済

太平洋戦争研究会 (著)

大日本帝国の独立を守り、その国威を世界に示す国内最大の組織、それが日本陸軍であった。遅れてきた近代国家・日本は、これを整備・拡張し、日清・日露戦争を勝ち抜き、世界の舞台に躍り出ることになる。この精強な組織はいかに栄え、そして滅びたのか。

本書では、日本陸軍の歴史、その組織や機能、いかなる兵器を持ち、いかなる生活をしていたのかなどを、わかりやすく説く。戦記・戦史を読むための基礎知識が満載されたコンパクトな事典であるとともに、近現代史が身近でわかりやすいものになる、格好の入門書でもある。鮮明かつ貴重な写真・史料多数。文庫書き下ろし。

 

 

戦史に関してウソ、捏造、認識の誤りが散見される中、事実に即して淡々と描かれており、歴史研究本として信頼するに足るものである。

 

帝国陸軍の、あらゆる基本情報が網羅されています。

士官学校の構成、規模、部隊編成、少将以上の主なプロフィール、使用された武器とその諸元などなど。

各項目ごとにより詳しい状況が知りたければ、それぞれの専門書を当たるのがよいと思いますが、全体をまとめた本は中々ないので、まさに「事典」としては貴重なものです。

また、そのような部隊の「陽」の部分だけでなく、「陰」の部分。すなわち入隊後のシゴキ、イジメについても実態をありのままに記しています。

いわゆる「昔のいい思い出」的なまとめ方は決してしていません。帝国陸軍は、徹頭徹尾歩兵が主体で、その戦闘能力の維持向上が何より求められていたとはいえ、他国に例を見ない不合理な私的制裁が行われていた事実に目をつぶらなかったことは評価できると思います。

星2つの減点は、あくまで各項目ごとの詳しさが、今まで読んできた陸軍ものの解説書に比べて不足していると感じたからであって、シゴキをありのままに暴露した故ではありません。

 

日本海軍がよくわかる辞典とセットで購入した。
内容は、日本陸軍の歴史、組織構造、使っていた兵器など。
思うに、軍隊というところは、良くも悪くも日本という社会の縮図であること。
鋳型にはめて、同じような考えの人材ばかり育てる士官学校。
小銃の銃剣を無くしただけで、自殺に追い込むイジメ体質。
根っこの部分はいまでもさほど変わっていないのではないか。
若い人にもぜひ読んでほしい一冊。

 

PHP文庫の「太平洋戦争がよくわかる本」と、それの副読本として本書「日本陸軍がよくわかる事典」と、その姉妹編の「日本海軍がよくわかる事典」の3点セットをとても気に入っていまして、毎年8月になるとこの3冊が私の手元にあります。文庫でこの詳細な内容は申し分なく、十分満足しています。明治からの日本陸軍の歴史、こういう軍隊、組織があったこと、戦争に追い込んだ日本陸軍指導者、参謀達、日本陸軍とはどんなものだったのか、基本がよく理解できますし、日本国民であれば戦争のことを知っておくことはとても重要であり、必要なことです。

 

 

 

 

 

 


図説 第二次世界大戦

2020年10月05日 10時02分04秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
膨大な写真で読む6年間の壮絶な破壊!
80年前、ドイツがポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まった。
独裁者に翻弄され、恐るべき破壊と、膨大な兵士と市民の殺戮が行われた「世界戦争」の全貌を、270点余の豊富な写真で見せる永久保存版!
開戦80年を記念した新装版

史上最大の総力戦・消耗戦であった第一次世界大戦と比較するとき、第二次世界大戦は財政支出や財産の損失で、約5倍の損害を出している。
人的損害については、戦死者だけで1500万人、一般市民の死者数は正確にはなお不明だが、2600万から3400万人と推定されている。
51カ国が参戦し、6年にわたって世界各地で戦われたこの戦争は、民族国家間の総力戦であり、参戦諸国は全生産能力を総動員し、
近代技術の総力を結集した大消耗戦であった。(序文=池田清 より)
 

内容(「BOOK」データベースより)

80年前、ドイツがポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まった。独裁者に翻弄され、恐るべき破壊と、膨大な兵士と市民の殺戮が行われた「世界戦争」の全貌を、270点余の豊富な写真で見せる永久保存版!

著者について

序文 池田清(いけだ・きよし)
1925—2006年。鹿児島県生まれ。
海軍兵学校卒、少尉候補生として重巡「摩耶」に乗り組むが、1944年10月のレイテ沖海戦に出撃途上、撃沈。救出され乗艦した戦艦「武蔵」もシブヤン海で撃沈された。
帰還後、海軍潜水学校に入学、海軍中尉に昇進。伊47号潜水艦砲術長兼通信長となり、回天特別攻撃隊多聞隊として出撃中に終戦を迎える。
戦後、東京大学政治学科卒。大阪市立大学教授、東北大学教授、青山学院大学教授を歴任。
著書に『重巡摩耶』、『日本の海軍』(上下)、『海軍と日本』など、訳書に『ヨーロッパ100年史』などがある。

本文 太平洋戦争研究会
おもに、日清・日露戦争から太平洋戦争、米軍占領下の日本にいたる近現代史に関する取材・執筆・編集グループ。
河出書房新社の図説シリーズ「ふくろうの本」に、『図説 満州帝国』『図説 太平洋戦争』『図説 東京裁判』などがある。

本文執筆主幹 (森山康平〔もりやま・こうへい〕)
1942年、奉天(現瀋陽)生まれ。中央大学卒。週刊誌・月刊誌の記者を経て、太平洋戦争研究会・文殊社所属。
著書に『証言記録 大東亜共栄圏』、「ふくろうの本」に『図説 日中戦争』『図説 沖縄の戦い』『図説 特攻』『図説 玉砕の戦場』、編著に『写真集・米軍が記録したニューギニアの戦い』、太平洋戦争写真史『フーコン・雲南の戦い』『硫黄島・玉砕の記録』などがある。
 
 
まず、私は戦争の図書は図説があったほうが、

リアルに感じとることができると思っています。

この本は図説なだけあって写真や地図などが多いです。

見るのも辛い写真もありますが、戦争の痛みを感じることができます。

本文もさくさくで読みやすいです。

まずは基本から第二次世界大戦を知りたい方におすすめです。
 
 
第二次世界大戦の図説本といえば、こちらの本ということで読みました。
 写真や図説が多いし、文体も読みやすいです。
 記述も中立的に行おうという姿勢がみられ、良心的な本だと思います。
 ただ、盛り上がりにかける部分があり、その点は残念な本です。
 初学者にとっての入門書という位置づけでしょうか。
 
 
昔から図説シリーズを出版してきた河出書房新社から1998年に発行された同名書籍の新装版です。著者の1人の池田清さんは、戦争に従軍し、終戦を迎えたのちに学問を修め、様々な大学で教鞭をとられた方で、海軍の歴史にも精通されていました。その意味でも、学問的に裏づけられた魅力ある著作だと思いました。

第二次世界大戦という世界中を巻き込んだ悲惨な戦争を扱った書籍を取り上げてレビューをするのは難しいですが、本書が扱う第二次世界大戦は、日本だけでなく、多くの犠牲者を生んだヨーロッパを始め、世界史的に見ても、とても大切な時代なのは言うまでもありません。

第二次世界大戦の勃発に関心をもっています。第一次世界大戦後の戦後構想であったウィルソンの14カ条を元に提唱された民族自決(自立)の精神と、その時の不徹底がその後の混乱を引き起こしていったという歴史の流れをたどろうとしたことが本書を読む動機になりました。

歴史は繰り返すと言いますが、温故知新の諺の通り、歴史を学ぶことで、この時代におこった事象の因果関係を知ることが、現代世界で起こっている紛争の元を知ることに繋がるのは言うまでもありません。

ヨーロッパの支配と被支配、征服と服従、対立と紛争等、因果の連鎖を本書で学ぶにつれて、その根源的な理由の解消の難しさをますます感じてしまいました。それゆえ、現代を知るには過去の歴史を知る必要があるのです。

70pには「日中戦争の行き詰まりと対日禁輸」といタイトルで、アメリカからの石油が入らないことで、戦争遂行の難しさを軍の上層部は知っていたにも関わらず、「聖戦の名のもとに」の通り、対米英戦争に踏み切った過程を知ることはとても大切なことだと再認識しました。

読みやすい記載ですし、写真、地図などの図版を沢山掲載してありますので、イメージを膨らませるのにはいいです。知識のブラッシュアップにも歴史を可視化できる書籍は必要です。
 
 
簡潔にわかりやすく基本的なことがまとめられていました。
戦争物を読み始めて間もない人は、いきなり本格書では登場人物だけでも多すぎて混乱するので、こういう基本書で筋をつかんでから読むのがいいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

図説 写真で見る満州全史 Kindle版

2020年10月05日 10時02分04秒 | 社会・文化・政治・経済
[平塚柾緒, 太平洋戦争研究会]の図説 写真で見る満州全史
 
 
満鉄の誕生から満州事変を経て、上海事変、皇帝傅儀、関東軍、開拓民の生活ぶり、ソ連侵攻と敗戦などを、初めて見る貴重な写真多数を含む約400点の図版とともに紹介する永久保存版。
 

著者について

平塚 柾緒略歴
1937年、茨城県生まれ。編集プロダクション「文殊社」代表。太平洋戦争研究会、近現代フォトライブラリー主宰。『米軍が記録した日本空襲』『ガダルカナルの戦い』『図説 太平洋戦争』など著書多数。
太平洋戦争研究会略歴
日露戦争から太平洋戦争にいたる近現代史を中心とした取材・執筆・編集グループ。同会の編集による小社の図説シリーズ「ふくろうの本」で数多くの著作がある。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
 
 
大変見やすく分かりやすい歴史本です。
参考になります。写真豊富です。
 
 
 
祖父が満鉄の職員で、父もハルピン生まれでした。余命宣告をうけてから、何も興味を示さなかった父が、唯一、最期に興味を示した一冊です。亡くなって、一緒に棺にいれました。
 
 
まだまだ物足りないが非常に貴重な資料となってきた。
なぜ、日本は満州に行ったんだろうか?
それが抜けている。8月29日火曜日アメリカのブラックちゅーずでい。からの流れが必要。

2017年の8月29日も火曜日です。
9月に利上げがあるとすると、いきなりズドンかもしれないですね。
歴史に学ぶ賢者の知恵。
 
 
 
重要な資料の一つとして、いま読み始めているが、満州を考える際のヒント、もっと知りたい事実が、あちこちに見える。
 
 
満州帝国を知りたいと思う人にとって、まずは参考になる本だと思います。
写真が豊富に使われているのが最大の特徴です。
当時の建築物は、今も中共が使用しており、その姿も見ることができます。
小野田寛夫さんは、日本がアメリカに敗れても、満州に移して戦争継続されていると思っていたと著書でお書きになっていました。
満州帝国とは、日本にとって何であったのか。
これは日本人が知らねばらならない歴史であると思います。
 
 
概説としては分かりやすかったです
満州国のことが知りたくて、とりあえず読んでみた。
一通りのことが書いてあるので、分かりやすく読みやすかった。
裏表紙に大正2年発行の「南満州鉄道路線図」が掲載されているものの、各ページでの地名との連動(文中の場所がどこなのか、この地図からは探し難かったので)が分かりやすくしてくれたら、もっと良かったと思う。
 
 
中国東北部に日本軍が打ち立てた傀儡国家「満州」
戦後生まれの日本人にとって「満州」はよくわからない事が多い。
豊富な写真で満州とは何だったのかを詳細に解説する。
「大連」「奉天」「新京」「撫順」「鞍山」「吉林」ドラマや歴史の教科書で見聞きした名前の場所で当時の日本人がどういう生活を送っていたのかは大変興味深かった。

 

 
 
 

宇宙Six解散 賭博報道受け「連帯責任」申し出る

2020年10月05日 06時26分43秒 | 事件・事故

10/5(月) 4:00配信

日刊スポーツ

ジャニーズJr.内ユニット宇宙Sixが、解散したことが4日、分かった。

この日、監督に初挑戦した映画「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」(12月4日から全国公開)が東京・新橋演舞場で特別上映初日を迎えたジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(38)が、日刊スポーツなどの取材に応じて明かした。

宇宙Sixは4人組で活動していたが、無許可営業店での賭博行為などを報じられた山本亮太(30)が、今月1日をもってジャニーズ事務所を契約解除となり、松本幸大(31)江田剛(32)原嘉孝(25)の3人組となっていた。

滝沢氏は「彼がすごく小さい時からバック(ダンサー)をやってもらったり、『滝沢歌舞伎』にも出ていたので、長い付き合いです」と明かし、「彼が苦労していた時や楽しい時に一緒に過ごしていた時間もあったので、個人的には非常に期待もしていましたし、ある意味かわいい後輩の1人という感覚」と話した。その上で「ですが、やはり今回のことは、かばいきれなかった。悔しい思いが強いです」と残念がった。

山本の賭博行為について事実確認をし、弁護士らにも相談したという。「ダメなものはダメ、というか。ジャニーズ事務所のルールはもちろんなんですけど、日本の中でのルールで、それ(無許可営業店での賭博行為)をやってしまったことですね。その結果、今回の山本に関してはこういった決断を下しました」と説明した。

滝沢氏が山本に直接契約解除を伝えたという。「心苦しかったですけど、僕の口から、彼に対して、今日付で(契約解除)って話をさせてもらいました」と明かした。山本からは「最後の最後、こんな形ですみません」と謝罪されたという。山本の様子について「ショックを受けていて、急に環境が変わるので不安のほうが強いという印象でした」と振り返った。

山本に契約解除を伝え終わると、松本、江田、原の3人を呼び、山本の処分などの状況をあらためて説明したという。「今後宇宙Sixをどうしていくか」と問い掛けると、3人からは「3人で話をしたいです」と言われたという。

約4時間の話し合いを終えた3人から、「今回のことの重大さを自分たちも認識しています。連帯責任なので、けじめとして解散という形をとらせていただけないでしょうか」と申し出があり、受け入れたという。今月3日付での解散となった。今後3人はそれぞれソロで活動していくという。

1年以上前から、弁護士らを招いてのコンプライアンス講習をグループごとに行っているという。滝沢氏は「宇宙Sixも、短期間のうちに2回くらい講習はやっていたんですけど、実際になってみないと分からない部分もあるのかもしれません。もっと徹底していかないといけないという反省もあります」と話した。

【関連記事】