▼人生の主役は環境ではなく「自分自身」

2023年02月24日 10時10分39秒 | その気になる言葉

▼「自他共の幸福」を目指す。

とは言っても<自分のことだけで、精一杯なのに、人のためになんて心の余裕がない>のが現実。

だが、もしかしたら<人のために>行動するは、相手だけでなく<自分の活力になるかもしてない>と思い直してみる。

▼けなげにひたむきで、自分が少しでも元気だと、全力で動けるよいうになっていた。

そうした変化は仕事にも表れ、信頼を寄せてくれる人も増えて、業績も好転していった。

▼「何のためにお金を稼ぐのか?」

「どうやって情報を集め、どんな手段を取ろうとしているのか」と具体的に自らに問う。

気付くと<何とかなるだろう>というかつても自分の弱さや曖昧さが消えた。

▼「幸せを、自分の外に求めるのではなく、自分の心の中に求める」との考え方に納得し、友人たちと共感していく。

▼気づけば<今が良くて楽しければいい>とう刹那的な考えと決別していた。

▼友人たちの夢への挑戦、病との闘い、仕事や人間関係の悩みなどを知ることで、視野が広がり、人生の選択肢も大きく増えてきた。

<自分だったらどうするか>と追体験して考えられるようになって、人の気持ちを想像する力も磨かれていった。

▼噂や他人の評価ではなく、何事も自分の目で見て判断する。

そうすると「自分」と向き合う時間が格段に増えた。

今では、自分の来し方を振り返ったり、直視できなかった悩みや自身の本心に向き合ったりするこできるようなっていた。

▼人生の主役は環境ではなく「自分自身」。だからこそ、自分の殻を破った分だけ環境は変わり、世界観広がる。

自分の価値をいかに発揮していくかである。

 


ウクライナ ロシアの戦争犯罪

2023年02月24日 09時54分48秒 | 事件・事故

ジョー・バイデン米大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を「残酷な男」と呼び、「戦争犯罪人」だと思うと非難を重ねている。

アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は、ロシア軍が「集合住宅、学校、病院、劇場、発電所など市民生活に不可欠なインフラ、民間車両、ショッピングセンター、救急車を破壊した」と指摘した。

「現在得ている情報からアメリカ政府は本日、ロシア軍の要員がウクライナにおいて戦争犯罪を犯したと判断していることを発表できる」とした。
イギリス政府も、ロシアは「野蛮で無差別」な戦術を行使していると非難。

ロシアによる戦争犯罪の捜査においてウクライナ政府を支援するため、国際刑事裁判所(ICC)のサー・ハワード・モリソン元判事を担当に任命した。

ロシア軍は南東部の港湾都市マリウポリを包囲し、激しい攻撃を展開する中で、3月半ばには多数の民間人が避難していた劇場を空爆した。劇場の外にはロシア語で「子供たち」と大書されていた。

ウクライナ政府は、ロシア軍によるマリウポリの産科・小児科病院の空爆も戦争犯罪に当たると主張している。この空爆では子供を含む3人がその場で亡くなり、職員や患者17人が負傷した。

産科病院爆撃ではさらに14日、救出された妊娠中の女性1人が死亡し、赤ちゃんも死産が確認された。

また、ロシア軍が紛争地帯から避難する市民を攻撃しているという報告も相次いでいる。

ウクライナ政府は、ロシア軍によるマリウポリの産科・小児科病院の空爆も戦争犯罪に当たると主張している。この空爆では子供を含む3人がその場で亡くなり、職員や患者17人が負傷した。

産科病院爆撃ではさらに14日、救出された妊娠中の女性1人が死亡し、赤ちゃんも死産が確認された。

また、ロシア軍が紛争地帯から避難する市民を攻撃しているという報告も相次いでいる。

ロシアは戦火から保護するとの名目で子供たちを強制連行し、自国の愛国教育を強要しているとみられる。

併合した東・南部4州の学校では、授業でロシア語を使用し、ウクライナとロシアの一体性を強調するロシア側の価値観教育が進む。
児童養護施設から5歳以下の子供46人が南部クリミアに連れ去られた。

国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルは今月10日に発表した報告で、子供の強制連行については戦争犯罪にとどまらず「人道に対する罪として調べるべきだ」と訴えた。


霊界とは?

2023年02月24日 07時14分30秒 | 事件・事故

「母親が霊界で苦しんでいる」

「先祖供養で病気が治る」と不安を煽る霊感商法。

霊感商法とは、霊感があるかのように振舞って、先祖の因縁や霊の祟り、悪いカルマがあるなどの話を用いて不安を煽り、印鑑・数珠・多宝塔・壺などの商品を法外な値段で売ったり、不当に高額な金銭などを取る商法である

。 警視庁などでは悪徳商法の一種として定義している。

霊界(れいかい)は、「後にないしそれに類するものが行き着くとされる世界」、「死後の世界」、「精神の世界」、「非物質世界」などといった宗教上の概念に対する総称。

霊界という概念は古今東西に存在するが、それが意味する内容は個々人や信仰(宗教的立場)によって極めて異なる。

一般に霊界といった場合は前者の意味で用いられることが多く、あの世後世死後世などの表現でも呼ばれている。

伝統的な宗教の中には、死者が存命中にこの世で行った善悪の行いや信仰心などに応じて、行き先が天国地獄に分かれるとするものもある。また、霊界は階層状の世界であり、魂の状態に応じてふさわしい層に行くとも言われている。

歴史

霊や死後の世界という概念が歴史に登場したのは、実に6000年以上前の古代エジプトの時代までさかのぼる。古代エジプトのヘセプーチ王の棺に死者の書が描かれている

古代のエジプト人たちは霊魂は死後、「バー」という鳥の姿になって、肉体からあの世にとびたち、あの世の楽園アアルで永遠の生を送ると考えていた

古代ギリシャの哲学者ではプラトンが霊界が存在していると述べ、あの世の様子についても語った

不可知論の立場では、死後の世界については、あるにしてもないにしても、人間の認識能力では知ることはできないと考える。インドの仏陀は、死後の世界があるとも無いとも語らず、それよりも、いま苦しんでいる人の苦しみを取り除くことが先である、と述べた。こうした姿勢は無記と呼ばれている。

17世紀から18世紀のエマヌエル・スヴェーデンボリは霊界日記を記した

18世紀にヨーロッパで唯物論 materialismという考え方がある程度広がったが、唯物論では物質以外は存在しないと考えるので、死後に霊が残るとは考えず、霊界の存在は想定しなかった。

唯物論の立場からは、霊界という用語は霊実在論の立場から論じられていることにすぎない、という理解であった。

1847年には米国のアンドリュー・ジャクソン・デイヴィスが『自然の原理』The Principles of Natureという本を出版し、霊界の仕組みを説いた。

1857年にはフランス人アラン・カルデックが霊の生まれ変わりや死後の世界について記した『霊の書』(Le Livre des Esprits)を出版した。

1920年代にはイギリスのモーリス・バーバネルが霊媒役となりシルバーバーチの霊訓を伝えはじめた。

そこには死後の世界、霊界に関することも多数含まれていた。

日本では、大正~昭和期に宗教大本を立ち上げた出口王仁三郎が、入神状態で多様な霊界の諸層について語り、『霊界物語』(全81巻)としてまとめた。

また、その宗教大本から独立した浅野和三郎は、「心霊科学研究会」などの「霊界」を探求・研究する組織を創設し、「日本の心霊主義運動の父」と称されている。

この流れから、浅野正恭新倉イワオ 、中岡俊哉三浦清宏つのだじろう など多数の心霊研究家が輩出されている。

昭和~平成にかけて丹波哲郎霊界に関する著書を多数出版、1989年には映画『丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる』を制作・公開した。

2005年ごろには江原啓之美輪明宏がテレビ番組オーラの泉に出演するようになり、人々のスピリチュアリズムや霊界に対する関心も高まった。

19世紀から20世紀にもなると自然科学に過度の期待を寄せる人々が増え、霊界のことまでも自然科学的に立証しようとするような試みも欧米諸国などで行われた。

死後の世界

一般に霊界といった場合はこちらの意味となる事が多い。天上や地底、海の彼方や異次元など、別世界に死後に霊の行き着く世界があるという考え方は、古来様々な宗教や信仰に見られる。

肉体が滅んだ後でも精神(幽体)、意識(体)などと呼ばれる非物質的な存在が滅びずに残り、それらが暮らす、または魂の故郷へ帰る世界とされる。伝統的な宗教では天国地獄浄土黄泉などの言葉でそれを呼んでいる。

その他の霊界

一部の宗教や信仰においては、死後にだけ行く場所というわけではなく、非物質世界の一つとして霊界を位置付けているものがある。この場合の霊界は、1) 超自然的な人間同士のつながり(ネットワーク)、あるいは 2)現実世界(この世)と重なるようにして表裏一体の不可視の存在たちの世界、があると言われている。

前者(超自然的な人同士のつながり)の意味での霊界は、舞台としての世界ではなく、媒介としての世界であり、何らかの未知の力により霊界を通じて他者と交信する。

後者では生霊死霊守護霊といった存在とその影響が信じられている。

霊界との交信

古くからイタコの口寄せのように、霊界にいる霊と交信できるとする者もいる。そうしたことが事実であれば、霊界から霊媒を通して現世の人とコンタクトが行われる。

各宗教、思想における霊界観

ユダヤ教

信仰の土台となっている旧約聖書には、霊界の記述はほとんどない。このことからトマス・アクィナスは、「ユダヤ国民は死後の生活という思想を知らなかったと断言してもよい」としている

しかし、イエスの死後、新興勢力のキリスト教と交わっていくことにより、救世主が降臨した後、すべての死者が墓から蘇り、神が各人の功績に応じて審判し、「正しき者には祝福する天国の永遠の生命を与え、その他の者には地獄の刑罰を与える」という思想が芽生えた。ただし、救世主が降臨するまでの期間、墓にいる死者がどんな世界にいるのかということは、明確になっていない。

キリスト教

信仰の土台となっている新約聖書には、イエス・キリストの言葉として、「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである」(マタイ )、「もし、右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。

体の一部がなくなっても、全身が地獄に投げ込まれない方がましである」(マタイ 5:29と、天国と地獄が存在することを明言している。

これに加えてカトリック教会では、犯した罪が大きくない者が行く霊界として、天国と地獄の中間である「煉獄(れんごく)」というものを認めている。煉獄の苦しみは永遠ではなく、浄められ後には天国に行くとする。

さらに近代になると、一部の自由主義的なプロテスタントは、地獄にも煉獄と似たような性質(責苦が永遠ではないという性質)がある、また洗礼を受けずに死んだ幼児は「リンボ」(辺獄)と呼ばれる地獄のはずれで暮らすという解釈をすることもある。

イスラーム

ユダヤ教、キリスト教と同様に、天国(楽園)と地獄があるとしている。天国については「永遠の(若さを保つ)少年たちがかれらの間を巡り、(手に手に)高坏や(輝く)水差し、汲立の飲物盃(を捧げる)。

かれらは、それで後の障を残さず、泥酔することもない。また果実は、かれらの選ぶに任せ、種々の鳥の肉は、かれらの好みのまま。大きい輝くまなざしの、美しい乙女は、丁度秘蔵の真珠のよう。(これらは)かれらの行いに対する報奨である」、地獄については「(かれらは)焼け焦がすような風と、煮え立つ湯の中、黒煙の影に、涼しくもなく、爽やかでもない(中にいる)。

かれらはそれ以前、裕福で(享楽に耽り)。大罪を敢て犯していた」と、ユダヤ教やキリスト教よりも描写は具体的である。

「かれらの行いに対する報奨である」、「大罪を敢て犯していた」とあるように、生前の行いが霊界での位置を明確に決定することを説いている。

ヒンドゥー教

輪廻が教義の根幹となっているヒンドゥー教では、信心と業(カルマ)によって生まれ変わるとされている。

死後、閻魔ヤマ神)が裁判長となり、生まれ変わり先が決まる。

したがって、霊界とは生まれ変わり先が決まるまでの一時的な待合室のような所にすぎないと考えている。

利己心、淫欲、暴力などのカルマがある者は、以前よりも苦悩の多い存在に生まれ変わり、放っておくと生まれ変わりが無限に続くことになる。

瞑想や苦行によって解脱(輪廻からの脱出)に達した者のみ、生まれ変わりがなくなる。解脱者は、インドラシヴァヴィシュヌクリシュナブラフマンという名の神が臨在する「五つの天国」のいずれかに赴くとされている[10]

スピリチュアリズム

デイヴィス

アンドリュー・ジャクソン・デイヴィスは、1847年に出版したThe Principles of Nature『自然の原理』において霊界、霊界の構造、死後の世界について解説しており、「スピリチュアリズムのバイブル」とも呼ばれている。

その他の説明

死後の世界は霊の差別界或いは霊格の差別界で、肉体の滅びた魂は幽現界を経て自分の魂と同じレベルの階層へと平行移動していき、霊の階層の決定には、現世での地位、名誉、財産等の物質的な価値は一切関係ないとも説明されている。

参考書


平和の訴え

2023年02月24日 06時58分24秒 | 社会・文化・政治・経済
 
エラスムス (著), 箕輪 三郎 (翻訳)
 
箕輪 三郎 (翻訳)宗教改革前夜のヨーロッパの戦火の中からあげられた良心の叫びであり,平和維持の具体策を提唱した近代最初の平和論の古典.
エラスムスは,人間から見棄てられた平和の神の口をかりて,戦争の原因となった為政者・権力階級の無責任と欺瞞を鋭く告発し,愛と平和を望む民衆の自覚と協力を呼びかける. (注・解説 二宮 敬)
 

デジデリウス・エラスムス(Desiderius Erasmus Roterodamus, 1466年10月27日 - 1536年7月12日)は、ネーデルラント出身の人文主義者、カトリック司祭、神学者、哲学者。

ラテン語名には出身地をつける当時の慣習から「ロッテルダムのエラスムス」とも呼ばれる。

なお、名前の「エラスムス」は洗礼名でカトリック教会聖人フォルミアのエラスムス (Erasmus of Formiae) からとられているが、「デジデリウス」は1496年から自分自身で使い始めた名前である。

主な著作に『痴愚神礼賛』(Moriae encomium)、『エンキリディオン』(キリスト教戦士の手引き、Enchiridion militis Christiani)、『平和の訴え』などがあり、著作の中では一貫して「キリスト者の一致と平和」をテーマとした。

また、エラスムスの『校訂版 新約聖書』(新約聖書のラテン語・ギリシア語対訳、Novum Instrumentum)は広く読まれ、マルティン・ルターのドイツ語訳聖書の原版になった。

エラスムスの思想は宗教改革運動と対抗宗教改革運動の双方に大きな影響を与えた。

ユートピア』を著したトマス・モアとの親交や自由意志に関するルターとの論争でも知られる。

宗教改革の時代を生きたエラスムスは「カトリック教会を批判した人文主義者」と表現されることが多いが、実際にはローマ教皇庁を含めカトリック教会内に知己が多く、生涯を通してカトリック教会に対して忠実であり、カトリック教会の諸問題を批判しながらも中道を標榜してプロテスタント側に身を投じることはなかった。

エラスムスは1536年にバーゼルで逝去し、もともとカトリック教会のバーゼル司教座聖堂だった教会に埋葬された。

エラスムスは、1529年の『幼児教育論』で、子供といえども一個の人間であり、かかる存在として扱うべしと説き(手間時間など)、中世以来続いてきたによる非人間的で、容赦のない教育を非難した(体罰は行うべきで無い)。

それは、自由人にふさわしい教育方法とは言えず、人間を奴隷化するものだとした。

人類の歴史上最初の、最もはっきりとした子供の人権宣言である

大多数の一般民衆は、戦争を憎み、平和を祈願しているが、ただ、民衆の不幸の上に呪われた栄耀栄華を貪るほんの僅かな連中だけが戦争を望んでいるにしぎない。
戦争に何の関係もなく、何一つその原因を作ることのなかった民衆の頭上に、戦争の災禍が降りかかる。
 
 

オランダの市民に「最も偉大なオランダ人は?」と聞くと必ず上位に名前が挙がるという。
ルネサンスの偉大な人文学者とされながら、我が国では名前以上を知る人はほとんどいない印象だ。
新書ブームの中で、今こそ読まれるべき彼を紹介する本を、岩波こそが出して欲しい。

利根輪太郎の競輪人間学 惨敗 GⅠ競輪の難しさ

2023年02月23日 19時56分40秒 | 未来予測研究会の掲示板

  GⅠ 高知競輪 読売新聞社杯全日本選抜競輪

初日(2月23日)

8レース

並び予想 1-9-6 8-2 4-3 7-5

レース評

犬伏が香川と山中を連れて四国独占を狙う。別線の評価は互角。一応は長島、大石の順で状態不安な杉森と松谷は割り引いた。

 

1番人気 1-9(3・4倍)

1-9=9-1の3連単で勝負する。

1-9-4 9-1-4各500円

1-9-6 9-1-6各200円

1-9-3 9-1-3各100円

結果

1-4 2,830円(9番人気)

1-4-9 9,070円(21番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 1 犬伏 湧也   14.2 B 早い巻返し
× 2 4 長島 大介 1/2車輪 14.1   切替え続く
3 9 香川 雄介 1車輪 13.9     離れ立直し
  4 2 椎木尾 拓哉 3/4車輪 14.1     前団切替え
5 3 杉森 輝大 1/2車輪 14.1     前団伸びず
  6 6 山中 貴雄 3/4車輪 13.9     前が離れて
7 5 松谷 秀幸 1/4車輪 13.9     最後タテ踏
8 7 大石 剣士 2車身 14.2     仕掛られず
  9 8 藤井 昭吾 大差 15.5     玉砕逃げも

 

9レース

並び予想 1-5-6 2-4-8 9-7-3

レース評

果敢に仕掛ける松井をガードしつつ和田が渾身の番手差し。南関独占を推したが、実績十分の九州勢や伸び盛りの橋本に注意。

1番人気 5-1(2・9倍)

5-1=23467 3連単で勝負

結果

2-4 3,400円(9番人気)

2-4-5 1万5,010円(34番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 2 山田 英明   14.7 B 1角イン捲
× 2 4 井上 昌己 1/4車輪 14.6   山田英追走
3 5 和田 健太郎 1/8車輪 14.6     松井乗直伸
  4 3 村田 雅一 1/8車輪 14.1     殿尻中突込
5 9 橋本 優己 1/2車輪 14.3     松井に捲れ
6 6 菊地 圭尚 1/2車輪 14.4     中団外出も
  7 8 山下 一輝 1/2車身 14.6     前団飲まれ
  8 7 坂口 晃輔 1/2車身 14.3     一緒捲られ
9 1 松井 宏佑 3/4車身 14.9   S 早捲出切ず

10レース

 並び予想 7-3 1-4 2-9-6 8-5

レース評

グランドスラマー新田が充実。復調した佐藤との福島本線。松浦が盛り返す。先行一番の真杉には吉沢、九州勢も不気味だ

1番人気 7-3(4・7倍)

7-3=149の3連単で勝負

結果 

2-3 5,570円(21番人気)

2-3-9 3万460円(97番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 2 眞杉 匠   14.2   3番手抜出
2 3 佐藤 慎太郎 1/2車輪 14.4   残し気味交
3 9 吉澤 純平 1/4車輪 14.2     位置死守続
4 7 新田 祐大 1/2車輪 14.5   SB カマシ粘ず
  5 6 武藤 龍生 1/2車身 14.1     ライン続き
× 6 1 松浦 悠士 1/2車身 14.0     被り動けず
  7 5 荒井 崇博 1車輪 14.1     絡れはぐれ
8 4 小倉 竜二 1/4車輪 14.0     松浦が全然
  9 8 山田 庸平 5車身 14.8     飛付き踏負

11レース

 並び予想 7-1 2-4 3-9-6 8-5

レース評

深谷が先頭を務める南関ラインを本線視。番手から郡司が鋭伸。深谷の逃げ残りも十分だが、逆転候補はS班の古性と平原。

 

 1番人気 9-3(4.7倍)

1-4 1-2 1-3 1-4 1-7の2車単

2-1 2-3 2-4 2-7の 2車単で勝負

結果

3-2 6,670円(19番人気)

3-2-9 1万3,750円(42番人気)

 

12レース

並び予想 1-4-9 5-3 2-6 7-8

1番人気 1-4(2.5倍)レース評

問答無用で◎は脇本。ゴールデンコンビ復活へ三谷が巧追。対するのは新山−守沢のSSコンビ、復調した清水、坂井に勢い。

1-4をあえて外して、1-5 1-6 1-8の2車単で勝負。

結果

1-4 250円(1番人気 )

1-4-5 4,920円(13番人気)

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

確信を胸に努力を重ねる

2023年02月23日 10時47分34秒 | 社会・文化・政治・経済

▼自分が勝利を信ぜずして勝てるほど、勝負の世界は甘くない。

▼大事なのは「信じる」ことである。

▼いかなる逆境や苦難を前進の力へ変える。

燃え上がる「忍耐」こそ、闇を希望の暁に転じていく。

▼「不退転の心」が勝利を導く。

▼人生は、永遠に苦悩との戦いである。

悩みは常にある。

要は、それに勝つか、負けるかだ。

▼確信を胸に努力を重ねると不思議と行き詰りが打開される。

▼夢の実現のために、使命に生きる姿は、周囲に送る。

▼混迷が度合を社会にあって、信念の言論貫き、正義の対話を拡大していことだ。

 

 

 


マルヨ事件

2023年02月23日 10時33分12秒 | その気になる言葉

マルヨ無線事件とは1966年(昭和41年)12月5日に福岡県福岡市下川端町(現:福岡県福岡市博多区下川端町)の電器店で発生した強盗殺人・放火事件。

川端町事件、マルヨ無線強盗殺人放火事件とも呼ばれている。

加害者の1人として逮捕された元店員は1970年(昭和45年)に強盗殺人未遂罪・強盗殺人罪・現住建造物等放火罪で有罪となって最高裁で死刑が確定したが現在も強盗殺人・放火のみ冤罪を訴えて再審請求中で、日本弁護士連合会が支援する再審事件である。

事件の概要
1966年(昭和41年)12月5日の深夜、福岡県福岡市下川端町(現:福岡市博多区下川端町)の電器店「マルヨ無線 川端店」に、元店員の男O(当時20歳)と少年(当時17歳)が強盗目的で侵入、宿直の店員2人をハンマーで殴り重傷を負わせ、現金22万円余りと腕時計2個を奪い、元店員Oが証拠隠蔽のため石油ストーブを蹴飛ばし放火して逃走。店員2人のうち1人は自力で脱出するが、もう1人は焼死体となって発見された。

事件発生から5日後の1966年12月10日に共犯の少年が出頭して福岡県警察(県警捜査一課・博多警察署)に逮捕され、死刑囚Oも事件発生から約3週間後の1966年12月27日に逮捕された。

事件現場となった電器店「マルヨ無線 川端店」は事件後に廃業し、同店があった商店街は2016年(平成28年)末時点で博多リバレインとなっている[1]。マルヨ無線は同店の他にも複数店舗を持っていたがその後倒産し消滅した。

背景
元店員Oは1946年(昭和21年)9月19日生まれ[9]・山口県宇部市出身で[10]、マルヨ無線でアルバイトしながら日本電波専門学校に通学。卒業後、マルヨ無線の正社員に採用。だが店の商品であるラジオを盗んでは質入れを繰り返していたことが会社に発覚、解雇されて警察に通報される。

身柄を警察に拘束されている間に、電気店の店長が元店員Oに無断でアパートの部屋に入り、ローンで購入したステレオを持ち去られた。

山口家裁は元店員Oを窃盗の非行事実で保護観察処分とする。その後、元店員Oは別の電気店に就職するも、また商品を盗んで質入れしていたことが発覚して窃盗罪で検挙され、中等少年院に2年間、入所していた。

少年院で仲良くなった少年(当時15歳)に、かつて勤務していたマルヨ無線川端店の強盗計画を打ち明ける。

出所後、スピード違反の反則金7000円の金策に困り、強盗計画を実行に移すことを決意。

後の裁判で少年は元店員Oが「店に押し入り、店員を殺して、証拠隠滅に放火する」と強盗殺人計画を打ち明けていたと証言するも、元店員Oはこの証言を事実無根と否定して、あくまでも強盗計画のみと主張している。

刑事裁判
加害者2人は強盗殺人罪・現住建造物等放火罪などで[2]福岡県警に逮捕され、福岡地方検察庁から福岡地方裁判所へ起訴された[3]。

1968年(昭和43年)12月14日 - 福岡地裁は被告人・元店員Oに死刑判決を言い渡した。
福岡地裁は判決理由において犯行動機を「元勤務先・電器店に対する処遇に関する恨み・金銭欲」と事実認定したが、死刑囚Oは2016年12月に書いた文書で「確かにそのような一面もあったがなお説明不十分だ」と反論している。
1970年(昭和45年)3月20日 - 福岡高等裁判所が被告人・元店員Oの死刑判決支持・控訴棄却の判決を言い渡した。
控訴審から放火を否定。警察の取り調べで、店の出火原因が石油ストーブ転倒によるものと言われ、現場写真を見せられ、厳しく追及されて、「石油ストーブを足で蹴って放火した」と嘘の自白をしたと主張。
1970年(昭和45年)11月12日 - 最高裁判所で上告棄却の判決が言い渡され、死刑が確定した。
共犯・元少年は第一審で懲役13年を受け、控訴審で確定した。
再審請求
死刑囚・元店員Oは被害者に対する謝罪の念を表明しているが「謝罪と雪冤は相反しない」と主張した上で、本事件に関して放火を行ったとされる確定判決の事実認定を否定して再審請求を行っている。

死刑確定後の1973年(昭和48年) - 1979年(昭和54年)に福岡地裁へ4度の再審請求を行ったが、すべて棄却された。

その後、日弁連が死刑囚・元店員Oの「再審事件委員会」を設立し、1979年(昭和54年)2月に再審を支援して福岡地裁へ5度目の再審請求をした。

この再審請求の際には、事件当時に消火活動を行った消防士・現場を調べた警察官がそれぞれ、「現場の石油ストーブが人為的に倒された形跡はない」と証言したが、福岡地裁は1988年(昭和63年)10月に再審請求を棄却する決定をした。

死刑囚Oの弁護団(弁護団長:上田國廣)は、1990年(平成2年)11月に多数の証拠調べ・証人尋問[注 3]を要求したが、これらは2年以上経過した1993年(平成5年)4月時点でも認められていなかった。

前月(1993年3月)に死刑執行が再開されたことを受け、弁護団は同月22日(当時・第5次再審請求即時抗告中)に福岡高裁刑事第2部(池田憲義裁判長)へ同様の証拠調べを請求する上申書を提出した[11]。

これを受け、福岡高裁刑事第2部(池田憲義裁判長)は1994年(平成6年)4月に「同型のストーブを使用して実験検証を行う」と決定し、原審・再審請求を通じて初となるストーブの検証を行った。

その結果、検証に立ち会った福岡高裁の職員がストーブを複数回足蹴りしても、ストーブは一度も横転しなかったほか、手で強引に押し倒しても安全装置が作動し、給油タンクが外れることが判明した。

しかし、1995年(平成7年)3月28日付で福岡高裁刑事第2部(池田憲義裁判長)は、「ストーブを蹴り倒そうとしても床を滑るだけで倒れることはないと考えられるが、ストーブは手で傾けることも可能であり、弁護人らの主張する新証拠は放火の認定を覆すに足りるとは言えない」として、弁護人の即時抗告を棄却する決定を出した。

最高裁判所第三小法廷は1998年(平成10年)10月27日付で死刑囚・元店員Oの特別抗告を棄却する決定を出した。

同小法廷は「検証結果により、犯行方法の事実認定に疑いがあることが証明されたが、放火したという事実そのものに疑いを生じさせる証拠が見つからない限り、再審は開始できない」と判断した一方、「仮に犯行事実の一部に新たな証拠が見つかれば、再審理由として認められる」という新たな基準を示した。

死刑囚・元店員Oは特別抗告棄却決定直後(1998年10月)に第6次再審請求を起こしたが、福岡地裁で2008年(平成20年)3月に棄却決定がなされた。

福岡高裁に即時抗告したが、これも2012年(平成24年)3月29日に棄却。

死刑囚O側は最高裁に特別抗告をしたが、2013年6月に棄却された。

死刑囚Oは2013年(平成25年)7月に福岡地裁へ第7次再審請求を提起し、2021年1月時点で審理中である。

死刑囚として
死刑囚Oは死刑確定から50年以上が経過した2021年(令和3年)1月時点でも死刑を執行されず、福岡拘置所に収監されているが、死刑廃止運動団体「フォーラム90」の調査によれば[9]、Oは存命中の死刑囚としては最古参である。

死刑確定から約40年以上にわたり死刑囚Oの再審弁護人を担当している弁護士・上田國廣は、2019年(平成31年)3月に読売新聞西部本社の取材に対し、死刑執行が長期間にわたり見送られ続けている理由について、「事件当時若年だったことに加え、仮に再審請求が認められ放火が無罪となった場合、死刑回避の余地が残されていることなど、死刑執行を躊躇させる要素があるためだろう」と回答している。

死刑囚Oは獄中にて新聞記事・ラジオ放送を通じて他の死刑囚の死刑執行を把握しており、自身の福岡拘置所入所から2016年7月までに死刑囚37人の死刑執行・3人の病死・1人の自殺を見届けて、死刑執行当日の朝に別れの挨拶・握手をして見送った死刑囚もいる。

また「毎朝のように『今日は自分が死刑執行されるかもしれない』という思いを抱きながら生きているが、もし自由の身になったら三輪スクーターで日本一周巡礼の旅をしたい」と述べている。

また死刑囚Oは平日に5時間30分程度紙袋作りの自己契約作業(内職)を行っているが、手記にて「モーニング娘。

AKB48のコンサートがあるとその絵柄の材料が入荷することがあるので間接的にアイドルグループのイベントに触れる楽しみがある」と述べている。

このほか獄中生活における楽しみとして「新聞閲読で国内外の動きを知ること・読書・音楽鑑賞」を挙げており、認知症予防のため新聞に掲載された大学入試センター試験問題の解答・小説本の読書・趣味の俳句などを続けている。

 


映画 修道女

2023年02月23日 09時42分44秒 | 社会・文化・政治・経済

2月23日午前3時30分からCSテレビのザ・シネマで観た。

修道院の腐敗を告発したディドロの原作を、数年にわたる紆余曲折の末にリベットが実現させた渾身の問題作。

アンナ・カリーナが見事な主演を見せ、教会からの反対運動を受けながらカンヌ映画祭でパルムドールにノミネートされた。没落貴族の娘シュザンヌは意に反して修道院に送られた。行く先々で出会う聖職者たちの腐敗を目にし、迫害の日々の中で自由への抵抗を続けるのだが……。

1966年製作/131分/フランス
原題:La religieuse

18世紀のフランスを舞台に、さまざまな不幸、困難に見舞われる修道女のストーリーです。
ドニ・ディドロの1760年発表の小説を元にしたジャック・リベットによるこの作品は、当時”カトリックに冒涜的”として公開禁止となりました。

宗教批判としてだけではなく社会批判、ジェンダー問題として、今見直しても興味深い1本です。

修道女は美女ばかり。

「尼寺へ行け」・・・貧乏貴族の娘は嫁に行く持参金がなければ尼寺(女子修道院)へ放り込まれるしか生きる道がなかったようだ。

親や夫の後ろ盾がないと神と結婚するしかない。

日本では江戸時代あたり大名が亡くなればその妻はまさに未亡人、仏門に入るしかない。

いや、高貴な出自の若い女性も結婚相手がなければ出家しかない。

徳川家へ降嫁の和宮だって、降嫁を受け容れなければ”尼寺へ行け”というので逃げ道がなくなったというのが事実だ。

ことほど左様に、女性にも人権があると認識されたのは、長い歴史でみると、つい近年のように思う。

女性にも自我があり、その自我に従って生きる自由があるはずだ、というのがこの映画である。

ヌーヴェルヴァーグのジャック・リヴェット監督が単なるコスチューム映画を撮っているわけではないの。

およそ想像できる、映画製作時1966年の価値観で制作された18世紀の修道女のお話という感じです。

娘を結婚させる持参金がないこともさることながら、母の密通の結果の娘であるシュザンヌは父はもちろんのこと母からも疎まれていた。

家の醜聞であり世間から隠しておきたい、修道院へ入れられた理由はそれだけれど大きなもう一つの理由は彼女が美貌であったということのようだ。

その美貌と自我の強さで運命に翻弄される、それゆえ人に愛され、また憎まれる。

映画冒頭で語られるように、無理に道を切り開こうとすれば、社会からの転落、苦界へ身を沈めるか、それとも自ら命を絶つか、生きながら死ぬか、それとも自我に従うか、そういう当時としては今日的テーマの映画であると思います。

今となっては、そういう意味での新しさ感じられません。

映画製作当時は、修道院長の人格の描き方とか、蔓延する同性愛とか、物議をかもしだし問題作品となったようです。

もとは、ドゥニ・ディドロの原作を舞台劇にしたものを映画として脚色したようで、戯曲の味わいが映画からも感じられます。

二つの教会、そしてフランスの田舎の風景、そこに修道女のグレーの聖衣、そして冒頭と終盤のパニエの入ったパステルカラーのシュザンヌの衣装、映像がとても美しい。

主演はヌーヴェルヴァーグのミューズ、アンナ・カリーナ、当時26歳、『気狂いピエロ』の翌年制作、美しい、それに鬼気迫る熱演です。

ジャック・リヴェット監督というと、とにかく長尺、『美しき諍い女』は途中リタイア、という残念な思いが残ります。 本作は、リヴェット監督長編二作目ということで130分あまり、ストーリーも起伏に富んでヌーヴェルヴァーグの映画としてはわかりやすく、文学的味わいの濃厚な映画になっています。

 

・アンナ・カリーナ(シュザンヌ)
修道女

・ミシュリーヌ・プレール(モニ)
修道院長

・フランシーヌ・ベルジェ(サン・クリスティーヌ)
後任の修道院長

・リゼロッテ・プルファー(ド・シェル) 
転院先の院長

・フランシスコ・ラバル(モレル神父)

 
 
修道女」新入りの修道女を好きになり叶わぬ恋に身を焦がす修道院 ...
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修道女』ジャック・リヴェット監督(1966フランス)- その2 ...
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修道女 ジャック・リヴェット監督(1966フランス)

映画『修道女』の見どころと感想

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18世紀のパリ。貧乏貴族の三女シュザンヌは半ば売られるように修道院に送られます。
が、請願の儀式の途中で拒否するシュザンヌ。

家に戻ったものの3ヶ月の監禁下に置かれます。

そして母親に「不義の子」であると知らされ、あきらめて修道院に入ることに。

再び請願の儀式。が、なぜか儀式中の記憶が抜け落ちているシュザンヌ。それでも修道院長のモニのやさしさに救われながら日々をすごします。

しかし、そのモニが死去。
後任の若い院長サン・クリスティーヌは独善的で、モニが禁じていた肉体的苦行を復活させ、とりわけシュザンヌに対し厳しい迫害を加えてきます。

シュザンヌは自分に請願の記憶がないことから修道女であることを取り消す訴訟を起こすことに。
弁護士に手紙を書き準備を進める最中、指導的立場にある神父の計らいでシュザンヌは別の修道院に移籍することになります。

移り住んだ修道院は一転して明るく華やか。院長を取り囲む修道女たち。

しかしー。

なぜ神は弱き者の声をきいてくれないのか

毒親、壮絶ないじめ、セクハラ、といった不幸のオンパレードのこの話。
気の毒ではあるもののシュザンヌ自身「自分が美しいがためにこんな目に……」

転籍先の修道院の内情にピンとこない天然なところもあったりでちょっとめんどくさいところもある。

つい「あなたにも落ち度がー」と思ってしまいそう。

今にも通じるこの問題。何が救いとなるのでしょうか。

あらゆる愛想や妬みが修道院という神に仕える神聖な場に渦巻いている。

むしろ修道院だからこそ起こりうる問題にも見えます。

神はちゃんと見てくれているの? なぜ助けてくれないの? 信仰心の乏しい私はこの手の映画を見て毎度毎度、思います。

公開当初、カトリックに冒涜的と見られたこの映画。

宗教批判としてだけではなく社会そのものへの批判、抵抗として置き換えてみることもできそうです。

シュザンヌの告発によって問題は露呈したものの、お偉いさんの2世だからという理由で罰せられなかったサン・クリスティーヌ院長。窮地を救ってくれるかに見えたモレル神父がまさかのー。

世間はなぜ弱者の声を聞いてくれないのか、見て見ぬふり、助けるふりだけで、なぜ本気で助けてくれないのか、なぜ事実を隠蔽するのか。

シュザンヌのラストの行動は、自身の中途半端な信仰への罰なのか、抵抗なのか。

映画『修道女』 時代を超えた普遍的な問題を問う1本です。

 

アンナ・カリーナの迫真の演技に尽きる!こういう役も演じることが出来るのかと驚きました。一連のゴダール作品や、彼女主演の作品では断トツに好きな『ANNA』などの、コケティッシュでオシャレでキュートなイメージとは真逆の役柄。

院長先生がシュザンヌに「悪魔に取り憑かれている」と決めつけられて、何を主張しても全く理解してもらえず、議論が延々と平行線を辿って受け入れてもらえないあの絶望感は、カール・Th・ドライヤー監督の『裁かるるジャンヌ』を思い出しました。

「一人の女のために門が少しでも開けば、大勢の者が殺到し、こじ開けられる」という身勝手極まりない大義名分で、彼女の請願を敗訴に追い込むとは・・。

マヌリ弁護士などのおかげで何とか別の修道院に移ることが出来たものの、今度は院長の同性愛的抑圧の犠牲になっていく・・。

そのあと、さらに二転三転あって衝撃的なラストを迎えるわけですが、シュザンヌが決して失うことがなかった気高い「尊厳」が、重石のように心に残りました。

 

主演の俳優さんめちゃ美しい…と言うのがいちばんの感想。
長尺だけどダレずにみられたな、という感じ、良い映画だった。
面白いかと問われると面白くはないと思ったけど。個人的には。

面白くないなと思う理由が主人公シュザンヌの躁鬱感が全然理解できなくてついていけなかったのが一個めちゃくちゃ大きい。
感情ジェットコースターすぎて今主人公がどんな思いで動いているのか掴みきれずに終わってしまった。これは私の共感力のなさ故かと思う。
主人公が反発するのも縋るのもどう言う心情を持ってしているからなのか、他人に対する好意と反意の入れ替わりも激しくてまぁわからなかった。
最終的に私は「はっ!これが傾国の美女というやつか…!」と自分を納得させることにより落ち着いた。シュザンヌの才能は人を狂わせることなのだと思えば物語の波瀾万丈も納得できた。
最初の院長先生はきっと彼女のそう言う性質を見抜いていて不安を抱いていたのだろうと思う。
最後まで彼女は清廉であったんだなぁと思うと、悲しい。サドの美徳の不幸みたいだ。

ただ全ては理解はできないけど主人公が不憫であることは理解できるので、ハピエンイフストーリーとして初代院長先生に諭され敬虔な修道女へと成長するみたいな作品を希望します。
母に捨てられた主人公が母に縋るように院長先生に心を寄せていたのはすごく理解できたので。作品頭の修道院長先生と主人公だけずっとみていたかったなという個人的願望。

 


芸術が世界を結ぶ

2023年02月22日 10時48分43秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼行動を起こせば、変革への回転は始める。

新たな世界が広がる。

▼芸術が世界を結ぶ。

▼誰もが安心できる居場所をつくる。

何を言っても否定されないといおう安心感、心理的安全性が担保されている。

▼たたえ励ますことが次の挑戦に。

▼「消極的利己主義」が日本にまん延している。

長引く不況の中、どこの会社でも、新たな挑戦や革新が必要だ。

しかし、実際に新たな挑戦をする人は多くない。

一度、失敗すると、失敗者の烙印が押されるからだ。

▼真の利己は他者の犠牲の上にはない。

他者の幸福のための行動が自身の幸福もつくるものだ。

▼やる気を生み出し、新たな挑戦を促すためには、評価基準を原点法から加点法に変えること

 


同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史

2023年02月22日 09時55分32秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
 
 

「ガーシー」NHK党所属の参議院議員 海外に逃亡中

2023年02月22日 09時18分13秒 | その気になる言葉

東谷 義和(ひがしたに よしかず、1971年〈昭和46年〉10月6日 - )は、日本の政治家[。元YouTuberで、YouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』を運営していた。

アパレル会社QALB(カルブ)元社長、元実業家、NHK党所属の参議院議員(1期)。

愛称および国会議員としての名前は「ガーシー」。身長180 cm。血液型はA型。2022年時点ではアラブ首長国連邦ドバイに滞在しているとされている。兵庫県伊丹市出身[1]。

概要
車屋を経てオーナーとしてバー『MACCA』を東京・大阪・札幌・沖縄で経営。ロンドンブーツ1号2号の田村淳、島田紳助、UVERworldのTAKUYA∞、ONE OK ROCKのTAKAをはじめ多くの芸能人と親交を深める。

代表取締役社長として、西麻布のバーや芸能事務所、株式会社「ever free」を設立。アパレルブランド『QALB(カルブ)』の立ち上げなど多数の事業に携わり、のちに事業譲渡をした。その後、ギャンブル依存症に陥り、資金を稼ぐために様々な芸能人の名前を利用した詐欺を行う。

しかし、YouTuberのヒカルから自身の名前を無断で利用した詐欺行為を告発され、警察から東谷へ連絡が来たため友人の助言に従いドバイへ逃亡。所持金は110円だった。

その後、最後の手段として今まで関わった芸能人の私生活を暴露する暴露系YouTuberとなる。

2022年、NHK党から第26回参議院議員通常選挙に立候補。28万7,714票の得票数で当選し、参議院議員となる。

経歴
幼少期・関西時代
兵庫県伊丹市生まれ。伊丹空港の近くで、在日韓国・朝鮮人が多く住むコリアンタウン区域出身。家族構成は高校教師の父、母、妹。

伊丹市立伊丹小学校、伊丹市立西中学校、兵庫県立伊丹西高等学校、阪南大学経済学部を卒業。大学に入学後は走り屋をやっていた。
走り屋とは高速道路や山岳道路などの公道を自動車やオートバイに乗り、スピードを出して走ることを特に好む人々のことである。

1994年(平成6年)に大阪で板金工場や車の販売代理店を開業し、大阪ミナミのバーで偶然に出会ったヴェルディ川崎の廣長優志を介してロンドンブーツ1号2号の田村淳と親交を持つ。

上京・経営者時代
1995年(平成7年)に田村淳から呼ばれて上京する。東京で自動車業を経営しながら、田村淳の家に約1年居候した時に俳優の唐渡亮を介して島田紳助と親交を持つ。

東京六本木にアメリカザリガニの平井義之と共同経営でバー『MACCA』を開き、そこから芸能人の知り合いが急増した。2000年に入ってから札幌すすきのと大阪北新地と沖縄で『MACCA』を開店した。

2006年(平成18年)に東京西麻布でバー『プライブ』を経営した。

俳優やミュージシャンが多く来店したことがきっかけで著名人のアテンド役(世話役)を買って出た。

並行して知人の元「いいとも青年隊」の岸田健作などが所属する芸能事務所も始めた。

2011年(平成23年)に東日本大震災を機に店を畳もうと決意し「プライブ」を閉店する。

2017年(平成29年)5月26日に株式会社「ever free」を設立し、代表取締役社長としてアパレルブランド『QALB(カルブ)』を立ち上げる。

主にアパレル製品の販売、テレビ番組やラジオ番組の企画や制作、広告代理店業務を行う。ブランドネーム「QALB」はアラビア語で「心臓(ハート)」を意味し、『もう飽きた、だから新しいカタチを』をブランドコンセプトとした。ブランドロゴは『NO MERCY』で日本語で『慈悲はありません』を意味する。

「QALB」の公式Instagramに多数の商品を掲載し、新田真剣佑、山田孝之、丹羽仁希、藤田ニコルなど、多くの芸能人がブランドモデルを務めた。

2019年(令和元年)5月18日、幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2019 SPRING / SUMMER」にて、山田孝之が『QALBステージ』の総合演出プロデューサーを務めた。SKY-HI、TAKUYA∞ (UVERworld) が登壇し、シークレットゲストとしてムロツヨシ、マギーがパフォーマンスを行った。

佐藤健、新田真剣佑が出演する映画『るろうに剣心最終章TheFinal / The Beginning』のスタッフパーカーも作成した。

2020年(令和2年)6月、株式会社「ever free」代表取締役社長を辞任し、事業を譲渡した。

没落
その後、バカラによる違法賭博やギャンブル等にのめり込み、ギャンブル依存症に陥る。

新田真剣佑から6,000万円の借金を含め、億単位をギャンブルで消滅させ、約3億円の負債を抱える。

BTSに会わせる代わりにお金を要求した詐欺行為に関してもギャンブルをするお金欲しさであり、ギャンブルに依存しすぎて戻れなかったと話した。

ギャンブル依存症で自殺した父と同じ道を歩むことを決意し、書籍『完全自殺マニュアル』の内容を参考として雪山で泥酔して死ぬことが1番楽だと思い実行するも自殺未遂で終わる。

後に母親から「ギャンブルで大切な人を2人も失わせないで」と強く叱責を受け、改めて命の大切を知ったという。その後ドバイへ逃亡、所持金は110円だった。

YouTuber時代
2021年(令和3年)12月10日に、YouTuberのヒカルがYouTubeで東谷の詐欺行為を暴露した。

詐欺行為の内容は、企業PR動画のために「ヒカルをキャスティングできる」と話をもちかけて広告費用とキャスティング費用を要求するというものだった。

また、ヒカルへ告発した男性社員によると、東谷はほかの有名人やユーチューバーに関してもキャスティングできると騙っていたことも判明した。

しかし、キャスティング費用を振り込んだが最後まで動画撮影は行われず、返金要求をすると「返金する」と言いながら返金期間を延ばして返金しなかった。

その後、被害者が警察へ被害届を提出。西淀川警察署から東谷へ直接連絡が来たことをきっかけに、友人の助言に従い親戚から借りた現金を持ってドバイへ国外逃亡する。

知り合いの弁護士に相談したところ最悪5年の刑務所入りもあると聞き「55才(当時50才)でシャバに出て何ができんねん。何とか返済して示談にもちこまなアカン」という必死な思いだったという。

2022年(令和4年)2月17日に「ヒカル聞け! 東谷義和があの一件について全てお話します」と題して、YouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』を開設した。ヒカルの告発動画によって、これまでの社会的信用を失ったと怒りをあらわにした。

今まで手厚くアテンドをしてきた芸能人達に手のひら返しをされたことで復讐心に火がつき、暴露系YouTuberとして活動を始めた。

3月4日にサブチャンネルとして『ガーシーのサブチャンネル』を開設し、反暴露系をコンセプトに良い話、楽しい思い出話、地域ごとでおすすめの飲食店に関する情報を中心に動画をアップしている。

同年4月4日、参議院行政監視委員会で質疑に立った浜田聡議員(NHK受信料を支払わない国民を守る党)が、ガーシーチャンネルのあらましと、東谷によって賭博行為や詐欺行為を暴露された芸能人がNHKに出演していることについて、真偽不確定ではあるが真実だった場合に問題になると、情報提供を行った。

同年4月7日に『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』のチャンネル登録者数が100万人を超えた。初投稿から49日目の到達は歴代チャンネル登録者数達成日数ランキング第9位である。

同年4月からアルバイトを辞めてYouTubeの活動に専念。

同年5月25日に『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』の生配信で、7月10日投開票の第26回参議院議員通常選挙比例代表にNHK党公認で立候補する意向を表明した。NHK党は5月26日に東谷の擁立と選挙で通称「ガーシー」を使用することを公表し、使用した。

同年7月5日、YouTubeチャンネルのアカウント削除対策のため、メインチャンネルは街録chとのコラボ動画と選挙投票についての動画、サブチャンネルは島田紳助の引退の真相について語った動画を除き、動画はすべて削除された。

以降は、サロンができるまで、メインチャンネルでは生配信のみを行い、配信終了後はアーカイブ動画を残さず、切り抜きでの拡散を行っている。

同年7月13日、YouTubeのメインチャンネルとサブチャンネルがアカウント停止となった。

同年7月16日、前述のYouTubeアカウントの停止を踏まえ、これからは視聴者からYouTubeアカウントを譲り受け、そのチャンネルでの生配信を行うと発表した。

そのチャンネルで発生したスーパーチャットを含めた収益の全額をそのアカウントの持ち主に渡し、参議院選挙の公約でもある47都道府県暴露もこの方式で行うという。

また同月19日には、募集したYouTubeアカウント数が1000以上集まっており、YouTubeのみでの生配信は登録者数が1000人未満では生配信ができないため、その人数に達してないチャンネルでは撮影した動画を上げ、達しているチャンネルでは生配信を行うと明かした。

政界入り
2022年(令和4年)7月10日、第26回参議院議員通常選挙の投開票が行われた結果、NHK党が比例区で1議席を獲得。東谷がNHK党の候補者内で得票数1位であったため、初当選を果たした。

なお、本選挙で獲得した議席の任期は、2022年(令和4年)7月26日から2028年(令和10年)7月25日までの6年間である。

開票当日のTwitterトレンドワードランキング第1位に「ガーシー当選」が選ばれる。トップ当選の漫画家の赤松健や、辻元清美、片山さつきらに次いで比例選候補者・得票ランキング第10位の票数を獲得(得票数28万7,714票)。NHK党の得票率が2%に達し、公選法上の政党要件維持に貢献した。

同年7月15日、NHK党党首の立花孝志が東谷について、初登院となる同年8月3日召集の臨時国会を欠席すると発表。

当人はその理由を「自身が詐欺容疑で警察による捜査が行われており、帰国すれば逮捕される恐れがあるため」「安倍さんの件で、ああいったことが日本で起こるってことを見たときに、愉快犯も含めて、俺のこと何かしようと思うやつが出てくるやろうなと思ってます。ぶっちゃけ、めちゃくちゃ怖いです。」と述べており、逮捕されない保証がない限りドバイから帰国する予定は今のところないと語っている。

また、同年7月26日に渡航先を「アラブ首長国連邦」、目的を「政治経済事情調査」、帰国日を「未定」とする海外渡航届を提出していたが、同年8月2日に参議院議院運営委員会に却下されている。

最終的に、8月3日に召集された第209回国会において、3日午前の本会議を欠席、最終的に東谷は会期中登院しなかった。

同年7月28日、本人からの申請に基づき議員氏名として「ガーシー」を使用することを山東昭子参議院議長が許可した。

外国語表記は「GaaSyy」となる。カタカナのみの通称使用で活動したのは、2002年に繰り上げ当選したフィンランド出身のツルネン・マルテイ(民主党)以来の2例目である。

同年8月2日、幻冬舎より初の著書『死なばもろとも』を出版。

本のキャッチコピーは『令和のダークヒーロー。初の紙爆弾。』。自身の人生、アテンダーという裏稼業の実態、芸能界の表と裏、政治・経済・芸能・メディアの腐敗について書かれている。

発売前からAmazon出版総合ランキングで第1位に輝く。初版部数5万部、発売1日で発行部数10万部を突破した。

同年7月31日、規約違反でアカウント凍結を受けた自身のメインのYouTubeチャンネルに変わって新たなYouTubeチャンネルを開設し「これからとことんやったるから見とってやー!」と視聴者に復活を宣言するも、新たなアカウントは開設宣言から約10時間後までにアカウント停止となった。

同年8月12日、YouTuberコレコレとのコラボ配信のなかで、初めての国会登院は2023年に召集される通常国会と公表した。不逮捕特権のなか取り調べは受ける覚悟だと話した。

同年8月19日、自身のInstagramで9月1日からオンラインサロン『GASYLE(ガシる)』を開設することを発表。同月23日にプレオープンした。

同年9月30日、与野党は参院議院運営委員会理事会で提出していた海外渡航届について、10月3日召集の臨時国会でも許可しないと全会一致で決めた。

2023年1月11日、動画投稿サイトで著名人を繰り返し脅迫する内容を配信したなどとして、警視庁が東谷の関係先を暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)や名誉毀損容疑などで家宅捜索した。

同年1月30日、尾辻秀久参議院議長が国会への出席を求める「招状」を発出した。国会法の定める7日間の出席期限を過ぎたため、2月8日に議長が懲罰委員会に付託した。

同日、ガーシーは一般社団法人Colaboの不適切な経費計上問題に関して「委託費の流用防止に関する最低限の条項すら契約書に記載していない団体は補助の適格性を欠く」などの質問主意書を議員になってから初めて提出し、17日の閣議において政府は「補助はさまざまな観点から総合的に判断されるものだ」などと回答した。

同年2月21日、参議院懲罰委員会は、ガーシーに対し3番目に重い懲罰である「公開議場における陳謝」を科すことを全会一致で決めた。

人物
飲酒と喫煙は一切しない。酒は体質上全く飲めない。そのため、酒の席で泥酔していた人たちが後日覚えていないような痴態も同席した東谷は覚えていることが多いという。
リコピンアレルギーのためトマトが食べられない。
大学に入学後は一切授業に出ず、友人に出席の代行をしてもらいながらアルバイトに明け暮れ、稼いだバイト代で自らの改造車を整備しながら走り屋として環状線を逆走したり峠を走ったりしていた。
島田紳助を尊敬している。

東谷の実父が亡くなったとき、どこからか訃報を聞いた島田紳助は多忙のスケジュールの合間を縫って、東京で行われているテレビ番組の収録を中断して、兵庫県伊丹市の葬儀場に向かい、東谷に一言声をかけて東京へ戻った。
実父がギャンブルによる借金を払いきれず自ら命を絶ってしまった時に、母親が落ち込んでいたのを間近で見た経験から、自殺という行為に対して怒りを覚えるようになった。
親交のある芸能人やインフルエンサーには、「ガーシー」「ガッシー」「ガッちゃん」「東さん」と呼ばれている。
普段から親交があった主な芸能人は新田真剣佑、城田優、綾野剛、山田孝之、佐藤健、山下智久、三浦翔平、生田斗真、TAKUYA∞ (UVERworld)、TAKA (ONE OK ROCK)、桑原彰 (RADWIMPS)。
また、女性では広瀬アリスや池田エライザとも親交があり、イ・ホンギのファンであった広瀬アリスにホンギを紹介したと東谷は話している。
性行為の際は避妊具を付けない主義だと話している。
数々の芸能人や有名人の未成年淫行を糾弾している一方で、交際相手として未成年が好みであると発言しており、東谷自身はお互い合意の上であれば未成年と交際していても問題がないと考えている。
InstagramによるインスタライブやTwitterによるスペース機能を、気楽に話す用途として不定期に配信している。
2022年7月10日投開票の参議院選挙に出馬した理由を「お金」「不逮捕特権」「エンタメ界を変えるため」「影響力の拡大」と述べた。

キャッチコピーは「ウソの正義よりも真実の悪」。
2022年7月19日のインスタライブで、チャンネル登録者数が100万人を超えると贈呈される金の盾について、「Googleから『ふさわしくないので渡せません』という連絡が来た」と明かした。
人生初めてのYouTube撮影はドバイの日本料理屋でアルバイトをしていた寮から。
究極の目標は「アラブの王族に入ること」であり、理由としては「日本に帰国するための一番安全な方法だと思うから。」と明かした。
芸能人のアテンド業
YouTuberになる前の27年間もの間、芸能人のアテンドをしていた。

主に「芸能人が食事をする場所を手配する」「芸能人の旅行を手配する」「接待をする女性を紹介する」「女性を伴った飲みの席をセッティングする」「集めた女性を選別して容姿が優れている子を芸能人にアテンドする」「名前や顔の知れた有名芸能人に代わって、レストランの予約や旅行・ホテルの手配をする」「有名人の誕生日会の主催」など。
芸能人へのステマ斡旋業
芸能人やインフルエンサーに対し所属事務所を通さずステマ業務を斡旋し、税務署に申告せず現金を仲介料として受け取っていた。
逸話
YouTube開設前に連絡したのは、島田紳助、TAKUYA∞(UVERworld)、高橋理洋(FC2創業者)、大阪の親友を含めた6人のみ。

TAKUYA∞からは「俺のことやったらなんぼでも言ってくれ、俺はロックだから笑い飛ばす」と激励の言葉を受けた。
『FLASH』の取材に「今は私怨でやってるように見られてるんで、今後は世の人のためというスタンスを出していきたい。ダークヒーローから、普通のヒーローになりたい。いつか新しい形の芸能コメンテーターになれればと思っている。」と今後の抱負を話した。
2022年8月5日から9日までにかけて、東谷が過去に行った詐欺と、逮捕を避けての国外逃亡等に関して、ネット上で「詐欺の逃亡犯が名誉毀損をして金稼いでる動画に広告を載せたいクライアントが居るわけないでしょ」と自分を批判した西村博之に対して、他の配信者の生配信動画などで激しく攻撃し「吠えれる間は吠えといてええけど、そのうち、吠えられへんようにしたるからな」「俺と違って奥さんいるからね。アキレス腱あるからあいつは。そこ攻められたらあいつは終わってまうから絶対に。だってもう奥さんが『やめて』ってなるやん、精神的に。」

「俺が詰めていったら、俺の詰め方はみんなわかってると思うけどえげつないから」「海外いるから大丈夫じゃないから。脅迫って言われても俺は日本にいないから、だから?ってなるから。」と、自ら脅迫という言葉を使って発言した。

これらの発言には支持者からも批判が集まることとなり、過去に迷惑系YouTuberとして活動していたへずまりゅうも自身のTwitterで「人の奥さんに脅迫するクソ野郎」 などと非難した。

さらに11日、Instagramのライブ配信で「ケンカするならZoomじゃなくて、お互いに顔を合わせてやろうや。ドバイに来てもらってもいいし、俺がフランスに行ってもいいし。もしくはどこかの国で1対1で話そうや。今さら引きこもり根性出しても絶対に許さんからな」と挑発。

同日、それに対しTwitterにて一般ユーザーから意見を求められた西村は「ビビりのおっさんは口だけでしょ。2022年8月21日に東京大学に居るので顔出せるものなら出してみてくださいとお伝え下さい。逃亡犯だから来れないんでしたっけ?」とトークイベントの情報を添えて応じたものの、その後西村の妻本人からTwitter上で苦言を呈されて以降はトーンダウンしている。
経済学者の成田悠輔との対談の中で「YouTubeを始める気はなかった」と話す。

お金が底をついたとき知人から暴露本を出さないかと誘われ用意を始めた。

しかしYouTubeの方がお金になると知り、暴露本で書こうと思った構想をYouTubeの世界に転嫁したという。
幻冬舎の箕輪厚介は東谷の本を出すキッカケとして「詐欺して110円しかなくてドバイに逃げた人が、たった206日で参議院議員までなれる」賛否も含め、こんな噓みたいな話も「死なばもろとも」という覚悟さえ決めれば出来ないことはないんだよ!というのを伝えたいと思ったから。

もしも東谷が落選していたら本のオチを東谷の母親か島田紳助へ電話して、喋ってくれた言葉をそのままタイトルとラストエピソードにしようと思ったと「街録ch」で話している。

『死なばもろとも』は沢木耕太郎の紀行小説『深夜特急』をイメージして作った。
選挙に出る前に島田紳助と田村淳に相談。

当初は立花孝志経由でNHK党、麻生泰(東京美容外科統括医院長)経由で公明党から政界入りの声がかかった。

紳助からは「応援はできないが、お前がやりたいようにやればいい」、淳からは「立花さんのほうが東さんの良さが出ますよ」という両アドバイスによりNHK党から立候補することに決めた。
選挙歴
当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数 政党内比例順位
/政党当選者数
当 第26回参議院議員通常選挙 2022年7月10日 50 比例区 NHK党 28万7714票 68.7% 50 1/9 1/1
GASYLE(ガシる)

GASYLEのロゴ
2022年8月にリリースしたオンラインサロン、月額3,980円の定額制の動画配信サービス。主なコンテンツ内容は「芸能界や経済界、政界における著名人の不祥事を暴露をする」ということ。

構想当初は「GAAC2」という名称ではじまり、次に「GC2」、そして現在の「GASYLE」(商標登録申請済)に落ち着いた。決めた理由として「サーバー開発者の1人から【人々の悪を忖度無しに暴いていくこと】をガーシーする【ガシる】という造語にしませんか?という提案を受け、一時代を創れる様に」と説明している。スローガンは「言論の自由を尊重したSNS」。

著書
『死なばもろとも』(幻冬舎、2022年8月2日)


利根輪太郎の競輪人間学 ジンクス 初めのレースは観るべき

2023年02月21日 15時21分57秒 | 未来予測研究会の掲示板

FⅠ 玉野競輪  西日本カップ 深山杯争奪戦

4レース 1-7-5 2-4 3-6

並び予想 

レース評

実戦迫力も上々な立部がパワーで他派を粉砕。西田−良永で続き九州本線。村上−芳野のスピードや、泉谷−川木の先制にも注

 

利根輪太郎はジンクスを、いまだに破れずにいる。

競輪場に着いた最初のレースの車券を買って、連戦連敗なのだ。

だが、またも懲りずに車券を買ってしまう。

皮肉なことに、それがツキを失う兆候となる。

1番の番手の7番は2番に競り負ける。

1番人気 1-7(2・9倍)

結果 

5-1 3,430円(10番人気)

5-1-6 8万6,810円(118番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 5 良永 浩一   12.2   急追立部交
2 1 立部 楓真 1車輪 12.5 SB 鐘3半先行
  3 6 川木 敬大 3車身 12.3     切替捲追込
4 4 芳野 匠 2車身 12.4     詰り差返も
× 5 2 村上 竜馬 3/4車輪 12.7     飛付も離れ
6 3 泉谷 元樹 1車身1/2 12.6     叩れ機逸し
7 7 西田 大志 3/4車身 12.9     立部追競負

 

5レース 7-1 4-3 5-2-6

 並び予想 

レース評

勢いとパワーで真鍋が再び圧倒。先輩岩見がマークだが、地元の気迫で橋本−桜井が徹底抗戦。園田任せから伸びる坂本も圏内

 1番人気 5-7(3・1倍)

3連単の 5-1-7 5-7-1で固いだろうと勝負した。

だが、7-5-1となる。

5番の真鍋 顕汰選手(121期)を過信する。

だが、冷静に考えると7番の橋本 凌汰選手(119期)は5番の真鍋 選手と僅差であったのだ。

結果

7-5 1,140円(5番人気)

7-5-1 3,880円(16番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
× 1 7 橋本 凌汰   11.8   急追捲追込
2 5 真鍋 顕汰 1/4車輪 12.2 B 鐘前で先制
3 1 櫻井 太士 3車身 12.0   S 橋本離れ乍
4 3 坂本 晃輝 9車身 12.1     追ず篠塚続
  5 6 篠塚 光一 1/4車輪 12.2     前が離急追
6 2 岩見 潤 9車身 13.2     真鍋に離れ
7 4 園田 鉄兵 2車身 13.3     追上げ一杯

 

 
 

 

 

 


陰謀論 民主主義を揺るがすメカニズム

2023年02月21日 14時55分15秒 | 社会・文化・政治・経済
 
秦 正樹 (著)
 
ネット上の陰謀論「Qアノン」を妄信する人々によって引き起こされたアメリカ連邦議会襲撃は、世界を震撼させる事件であった。
21世紀の今、荒唐無稽な言説が多くの人に信じられ、政治的影響力すら持つのはなぜか。
本書は、実証研究の成果に基づき、陰謀論受容のメカニズムを解説。日本で蔓延する陰謀論の実態や、個人の政治観やメディア利用との関連、必要なリテラシーなどを交え、「民主主義の病」への対抗法を指南する。
 

著者について

秦正樹
1988年広島県生まれ. 京都府立大学公共政策学部公共政策学科准教授.
2016年, 神戸大学大学院法学研究科(政治学)博士課程後期課程修了. 学位取得論文:「政治関心の形成メカニズム――人は「政治」といかに向きあうか」.
神戸大学学術研究員, 関西大学非常勤研究員, 北九州市立大学講師などを経て, 現職. 共著に『日本は「右傾化」したのか』(小熊英二・樋口直人編、慶應義塾大学出版会), 『共生社会の再構築II デモクラシーと境界線の再定位』(大賀哲・仁平典宏・山本圭編、法律文化社)など.
 
 
誰が陰謀論を信じてしまうのか?
調査データから明らかにする。
「識者」によるいい加減な印象論がはびこり、かえって正確な理解を妨げてしまうことがよくある。
「どんなメディアを使う人が陰謀論を信じやすいのか」
「政治に詳しい人は陰謀論を信じないのか」といった問いに次々と答えがしめされていく。
分析方法の説明は難しいが、すべてわからなくても内容の理解に支障はない。
 
「私たちは、知識として錯覚したものによってしばしば動かされ、裏切る。私たちは、作為のよってあたえられた知識のうえに生きることがあまりに多く、ゆるぎない事実を通して思索することがあまりにすくない」
 
 
 
 
ネット上の陰謀論を実証研究するという問題意識は分かるが、結論、対抗法がわかりにくいと感じました。
 
 
 
『陰謀論』という題名だが、本書は陰謀論を信じやすい人について研究されている。陰謀論の中身について追求されているわけではなく、陰謀論の全容が網羅的につかめるような分析ではない。
日本では戦前から何かしらの陰謀論は存在し続けているので、信じやすい層というのは一定数いるという事は自明だ。昔からあるので新しいメディアから情報を得る事と、陰謀論を信じやすい事との関係性が薄いことも頷ける。
最近、陰謀論がことさら危険視されるのは、信じる、信用、信頼というレベルを超えて信仰、信念の域にまで達するような、強固に「信じる」人間が出てきて、そういう人が反社会的行動をしたり、徒党を組んで社会を脅かす事があるためだ。筆者は、この問題視される部分に目を瞑っているように見える。筆者の研究は陰謀論を知るために有用ではあると思うが、陰謀論が引き起こすであろう社会問題を解決するために必須の研究かと言われるとそうでもない気がする。
 
 
世界中が不安の中にある。コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻、物価高。
日本はそれに加えて低賃金に円安。経済は30年間停滞したままだ。
そんな状況で怪しげな情報や意見を発信する「知人」「知り合い」が増えてきた。
ワクチン接種に反対。疑似科学やスピリチュアルな活動をしている。
(Facebookを見るとスピリチュアルビジネマンの小鼠のパターンが多い)

スピリチュアルに懐疑的な私は、彼らに出会うと思考停止。戸惑い、なぜか憐れみを持って距離を置いてしまう。
おそらく多くの人も同じ状況だと思う。

SNSを見ると保守派、リベラル派が大喜利合戦のように陰謀論を飛ばしている。

そこで、学者さんによる「陰謀論」の本。
陰謀論の定義。陰謀論の分類を行い、陰謀論を考える。
分類をするだけでも、混乱する頭が整理されていく。
読み進めると「普通」からはみ出ることを恐れる日本人が陰謀論と親和性が高いことも理解できる。
一歩引いて陰謀論を考えたい人にはオススメの本。
 
 

10月22日刊行の及川順氏の『非科学主義信仰』(集英社新書)は「「非科学主義信仰」の拡大そのものは、アメリカ特有の現象かもしれないが、社会構造という点では、日本も同種の問題を抱えていることを認識すべきだ。」で終わっていた。
それで、10月25日刊行の本書のテーマは現代日本の陰謀論である。
陰謀論について、本書は、学術的には「政治や社会において重大な事件・出来事が起きた究極的な原因を、強い影響を持つ2人以上のアクターの秘密の企みで説明しようとする試み」とし、もっと砕いて「重要な出来事の裏では、一般人には見えない力がうごめいていると考える思考様式」とする。
これらの定義では、論説の「非科学性」「荒唐無稽性」は条件とされていないようである。となると、「非科学的」でなく、「荒唐無稽」でもない陰謀論もありうることになる。しかし、16頁に載っている「陰謀論的思考」の概念を測定する際に用いられる15の質問の内容はほとんど全部が「荒唐無稽」的である。(例 異星人からの接触の証拠は、一般人には伏せられている)。
この15問を読んでいると、日本では陰謀論を信じる人は少ないように思うが、先行研究によると、日本人の3〜5人に1人は陰謀論的信念を有しているようである。
目次
第1章「陰謀論」の定義ー検証可能性の視点から。第2章陰謀論とソーシャルメディア。第3章「保守」の陰謀論ー「普通の日本人」というレトリック。第4章「リベラル」の陰謀論ー政治的少数派がもたらす誤認識。第5章「政治に詳しい人」と陰謀論ー「政治をよく知ること」は防波堤にならない。終章民主主義は「陰謀論」に耐えられるのか?
私的感想
○日本における陰謀論の実態を、(まさに)実証的に検討した労作と思う。
○第2
章では、「ヤフコメの閲覧頻度が高いことと、陰謀論的信念の高さには関連がある」という分析結論は常識的だが、「ツイッターの利用頻度が高いことと、むしろ陰謀論的信念の低さには関連がある」の分析結論はちょっと意外である。原因推察は、ツイッターの利用者には若い人が多く、若い世代がツイッターで触れる話題は極めて日常的な出来事が中心で、日常的な話題の中に陰謀論が含まれることはあまりないとなっている。面白い。一方、ツイッターをよく利用する人には、自分ではなく、他人が陰謀論の影響を受けていると考える人が多い。なるほど。
○第3章では自分を普通の日本人と考える人(普通自認層)こそ、陰謀論に巻き込まれやすい傾向がある、第4章ではリベラル派は、民主主義を支える選挙や政党など、政治の仕組みそのものに関する陰謀論を受容しやすい、第5章ではプライベートなことに関心の高い人は陰謀論に接する機会も少なく、巻き込まれにくい。政治的関心や時事的関心の高い「政治に詳しい人」ほど陰謀論に引っかかりやすい、と面白い分析結果が並ぶ。詳しく書くとネタバレになるので略。
○終章は題名通り、民主主義は「陰謀論」に耐えられるのか?、である。いろいろ出てくるが、最後に出てくる提唱「マスメディアの情報を、とりあえず、信じよう」は説得力が高い。大手マス・メディアは第三者機関調査、競合他紙による批判、読者による批判等の監視下にあり、情報の正確性という点ではソーシャルメディアよりは高い。ただし、これは原則である。
○本書でやっかいな点は、本書の分析でもちいられているサーベイ実験という手法が私のような素人にはわかりにくいことである。第1章で6頁ほど費やして、総論的な説明があり、その後の各章にも各論的説明があるが、やはりわかりにくい。まあ、専門家の使う手法なので信頼性は高いと思うが、もう少し砕いて説明してほしかった。
 
 
この本では「陰謀論の巣窟」(p.71,74,213,214)として名指しはされていないものの名前ぐらいは登場する「5ちゃんねる」(p.49,53)でこの本に言及がされていたので、陰謀論者というか「悪意」の実在を信じる自分としては定価で買う価値はないだろうとは思いつつも新品を買ってしまいましたが、実際、この本の存在自体(及び好意的な評価)が「陰謀」と思えるような中身がない本なので星2つにします。

因みにレビュータイトルの文字列はこの本の帯のものですが本文中に「闇」の文字はあっても同様の文字列はありません。
 
 

昨今、陰謀論に関する書籍が多く出ています。その大きなトリガーになったのは、前米国大統領のトラ
ンプ氏によるフェイクニュース等の発言の数々と言っても過言ではないでしょう。
本書で触れられているように、陰謀論をよく見ていくと政治に関係するものが多くを占めますし、また
影響力が大きいことに気づかされます。

著者は陰謀論に嵌まっていく原因を、「自分の正しさを支えてくれるから信じる」というのが陰謀論
受容のメカニズムだと説き、特定の集団や特性を持つ人々に限らず、すべての人に当てはまり得ること
だと述べています。
これは認知心理学でいう「確証バイアス」です。

確証バイアス:信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または   
       集めようとしない傾向のこと

まさに誰もが自然に持ち得るバイアスであって、そのバイアスに気づいて、逃れる方策を取らない限り
は解消できないものです。
陰謀論に嵌まっていく要因を、確証バイアスと結びつけたのは著者の慧眼です。

その一方で、陰謀論から逃れるための解決策は、説得力に欠けます。
著者は、”そこそこ” の関心と知識を持ち、その信念に囚われ過ぎないことの重要性を挙げています。
別の表現では、自分の正しさを過剰に求めないことだと言っています。

これは半分はおそらく正しくて、半分は詰めが甘いです。
自分の信念に囚われ過ぎないことの重要性には賛成です。言い換えるなら、他者による異なる意見にも
しっかりと耳を傾けてまずは受け止めることと、自分の考えに対しても常に批判的に内省ことが求めら
れます。

賛同しかねるのは、「そこそこ」「ほどほど」の関心や知識がちょうどバランスが取れて良いという
主張です。この「ほどほど」主義や、文脈を追わずに結論だけ分かればよいという短絡的で、思考停止
を招いている姿勢が、陰謀論の負のエネルギーを増幅させているのではないでしょうか。

確証バイアスから逃れる方法と同様に、まず自分が信じているものを証明する事柄だけを追っていない
かを冷静に見極めて、違う意見にも真摯に耳を傾けることで「バランス感覚」を持つことが、情報過多
の世界に生きる私たちに求められています。

いいところまでは探究されているので、どうやってそれを超克していくのかをよりシャープに提起され
ていたなら、素晴らしい本だったかなと感じました。
 
 
 
 
 
 
 

今、自分にできる最大限の行動を

2023年02月21日 14時30分20秒 | 社会・文化・政治・経済

▼世界中のすべての人々の幸福は、<力>によってではなく、それを超える<理性>によって築かれる。

▼大事なのは足元だ。何がっても浮き足立つのではなく、現実の大地に、しっかり立つことだ。

▼不可能を可能にする逆転劇を創り出すのは、常に、負けじ魂の団結である。

▼負けじ魂とは「能忍」(よく忍ぶ)力ともいえるだろう。

忍ぶ:じっとこらえる

▼今、自分にできる最大限の行動を、時を逃がさず実践する。

 

 

 


AIと人類

2023年02月21日 14時09分25秒 | 社会・文化・政治・経済