1月最後の練習でした。
この日は、学校行事、体調不良などなど、いろいろと重なったのか、ややさみしい参加人数でした
さらに10年に一度と言われる最強寒波の襲来で、寒~い日でした
まあ、こんな日もあります。
寒い日は運動量を増やして、身体を温めましょう。
アップでは、ソフトミニハードルを使いました。
このミニハードルは、ソフトと言う名だけあって、踏んでも折れません。
倒したり踏んだりしても、気にせずやりましょう。
内容は前回の3.4年生にやった練習です。
もも上げやジャンプなど、どんどん動いてもらいました。
週1回の練習ですので、できるだけ運動量は多めにやりたいと思います。
技術的なことは身についていますので、あとは体力向上などトレーニングも必要でしょう。
毎回同じような内容では、マンネリしてしまいます。
特に小学生は飽きやすいのではないでしょうか。
基本となる動きは大事ですので、それは毎回やります。
それにプラスアクセントとして、興味を引く内容があればいいですね。
今年の私のテーマでもある「刺激」を与えて、テンションを上げてほしいと思います
後半はダッシュなどの走る練習をして終了しました。
次回の練習ですが、練習場所の関係がありますので、今、頭を悩ましているところです
ただ、なんとなく、趣向を凝らした内容にしようと考えています。
楽しい内容にしたいなぁ~と思っていますので、お楽しみに
1月28日付けの北日本新聞の18面、19面に、2022年度北日本新聞スポーツ記録賞、受賞者の発表がありました。
1月29日付けの21面には、表彰式の様子が掲載されています。
クラブ員からの受賞者は、中村若葉さん(堀川中2年)です。
北信越大会での2年女子100m、12秒72の記録が該当しました。
おめでとうございます
クラブ出身の伊東大寿くんは、最優秀選手に選ばれました。
全中の走高跳での2位は素晴らしい記録でした
受賞されたみなさん、おめでとうございました
この日は県総合運動公園さんが主催で行う、
一部 メンタルトレーニング講座
二部 体幹トレーニング教室
に参加しました。
午前はメンタルトレーニング講座として、奈良教育大学の岡澤祥訓教授の
「プラス思考で競技に挑むために」
と題した座学を学びました。
内容を私なりに一部まとめました。
自分でやる練習とやらされる練習には、大きな違いがある。
昔はやらされる練習が多かったのが事実で、ある程度の成果もあった。
選手は「はい」か「分かりました」しかない。
「分かりません」というのはない。
感情的に怒られても(これは指導者側の配慮が必要)、なぜ怒られたかが分からない。
分からないが「すみません」と謝るしかない。
では、どうするべきか?
「分かりません」「できません」「教えてください」という素直な気持ちを言う。
選手は、たくさんのことを言われれても分からない。
これを1つにすると良い結果が出る。
メンタルトレーニングは心のトレーニングであるが、心だけでなく、技術と体力も必要。
技術+体力+メンタル=結果
心・技・体 3つの関係
緊張の原因は、結果を気にすることから生まれる。
対策として、
音楽を聴いてリラックスする(結果を気にしなくなる)
呼吸法息を鼻からゆっくり吸って、口から長く吐く
筋弛緩法グッ
と握ってから、スッと力を抜く
勝負事は勝てると思ったらマイナス。
野球で言えば8回、9回に逆転勝ち、逆転負けがよくある。
やり過ぎて失敗というのは、あまりない。
逆に、やらなくて失敗というのはよくある。
反省はしても、後悔はしない。
練習は失敗するためにある。
しかし、ミスを連発すると、まわりが嫌な顔をするできることしかしなくなる
プラス思考「今やれることをする」
試合展開で苦しいときほど、やれることをやって打開していく。
マイナス思考「失敗する」と思うと失敗する
ゴルフで言うと、目の前に池があり、入れたらどうしよう?と思うと、入れてしまう…。
やらされるのでなく、自ら練習する選手になるためには「動機づけ」が必要。
内発的動機づけ(自ら行動するエネルギー)外発的動機づけ(やらされるエネルギー)
ルールは幸せになるためにあるのに、怒られないためにルールを守っている。
「楽しい」の違い
苦しいことをしない、楽なことだけをする楽しい?
できないことができる、記録が伸びる楽しい
やらないで できない、は、おかしい
やっても できない、は、やり方がおかしい、努力が足りていない
努力したらできるという気持ち
目標、設定、夢を語る
目標が低いと、そこが壁になる。自分にあった目標を。
〇 1日できなくても、またやる
× 1日やらないと、もうしない
(三日坊主という言葉がありますね)
人と同じことをしても強くならない
秘密練習が始まったとき夢が目標に変わるとき
最後に、
やれることしかできない
結果はなるようにしかならない
私がいちばん印象的だった事は、
「笑顔」の効果
です。
過去に、メンタル面で苦しんでいる選手がおり、コンデションが落ちているとき、笑顔で競技しなさいとアドバイスしたところ、自己新記録で優勝したという富山県の選手がおられたそうです。
笑顔については、クラブの練習でも言っています。
特に中学生には、苦しいときこそ笑顔でやりなさい、と言ってきました。
笑顔の効果は絶大です
今回の座学は、指導者側からすると大変参考になりました。
小学生のみなさんには、少し難しかったかな
でも、一生懸命にノートにまとめている人もいました
すばらしいです
午後の二部の体幹トレーニング教室は、豊岡コーチにバトンタッチしましたので、内容は割愛させてください。
午後からは、この企画に参加できなかった3.4年生クラブ員の練習を見ました。
今回は趣向を変えて、楽しく運動する中に、走る練習を取り入れました。
メニューです↓
〇W-up
・JOG、体操、2人1組のストレッチ
〇縄跳びトレーニング
・アップとして、前跳び100回、後ろ跳び100回
【ポイント】ジャンプするときに、足の裏を見せないようにする
・意識して、前跳び50回、後ろ跳び50回
・2重跳び できる回数で
・3重跳び できなくてもチャレンジ
・もも上げ跳び(ももを上げながら跳ぶ) 陸上の正しいもも上げの動きで
・ランニング跳び 足が後ろに流れないように走る
・ダッシュ跳び 縄跳びをできるだけ速く回す
〇ソフトミニハードルを使ったトレーニング
・横移動のもも上げ 2台のミニハードルを使う 右から左、左から右への切り替わりを安定させる
・横移動のもも上げ 3台のミニハードルを使う 同上
・ミニハードルもも上げ 8台のミニハードルを連続もも上げしていく 前向き、左向き、右向きで
・ミニハードルジャンプ 8台のミニハードルをジャンプしていく できるだけ膝の力を使わないで、足首と体幹で跳ぶ
・十字ミニハードルジャンプ 十字にミニハードルを置いて、右回り、左回りで跳ぶ 両足、片足で
・縦横ミニハードルジャンプ ミニハードルで四角をつくり、縦方向、横方向にジャンプする
〇スプリント練習
・ミニハードルダッシュ
もも上げの姿勢から倒れていき、前傾姿勢を保ってダッシュする
足は自分の身体の少し後ろに着く
腕は後ろで振る
・ダッシュ
ミニハードル使った動きを何も無い状態でやる
1歩目は膝の力を使う
〇障害物走
・約60mの距離に5つのミニハードルを置き走る 3本×2セット
絶対にミニハードルを倒さない
リード足は固定する
〇おまけ
・観覧席最上部を1周走る 約700m
〇W-down
・体操、ストレッチ
みなさん、かなり楽しそうでした
そして、私もかなり良い運動になりました
次回は通常練習です。
それでは
まず始めに、1月15日は都道府県対抗女子駅伝が行われました。
この駅伝の1区に、クラブ出身である、柳楽あずみ選手が出場していました
結果はどうであれ、富山県を代表して、富山県のために出場してくれることに感謝です
私は長年このクラブでコーチをしています。
速い選手、強い選手、勝てる選手を育てることも考えていました。
しかし、結果よりも大切な、人としてどうあるべきか?
ということも考えさせられました。
大きな大会で優勝したどんなすごい選手でも、
挨拶ができない…
言葉遣いが悪い…
私生活は最悪…
これではまわりは認めてくれません
陸上で速く走ることより大切なこと
これをクラブで教えてきているつもりです。
そして、小学生には陸上に興味を持ってもらい、これからにつなげてほしいと思っています。
いわゆる普及活動というものです。
中学、高校、大学、一般と続けていく中で、富山県のユニフォームを着て、富山県のために走る選手、そういう選手を育てたい
それが私の夢でもありました。
その夢の一つとして、柳楽さんは駅伝に出場してくれました。
こんなに嬉しいことはありません
これからも頑張ってください
さて、この日の小学生の練習は日曜日に行いました。
お家の都合もあるかと思いますが、ほとんどの子が参加してくれました。
今後も場所の関係で日曜日になることがあります。
ご了承よろしくお願いします
小学生は前回3週間ぶりの練習でしたので、今週ようやく継続して練習できました。
基礎的な動きが中心の内容になりました。
期間が空いても、継続してやることで身に着いたことは、身体が忘れていません。
ちょっと忘れていても、少しアドバイスをすることで、すぐにできます。
技術的なことはバッチリできていますので、もう1段階、上のレベルの動きがしたいですね
勉強といっしょで、基礎的なことができれば、次は応用です。
次回は、県総合運動公園さんが主催で行う、メンタルトレーニング講座と体幹トレーニング教室に参加します。
みなさん、積極的に申し込んでくれました
午前は座学を、午後はトレーニングを中心に頑張りましょう
中学生・高校生は5日に、小学生は7日に新年1回目の練習を行いました。
5日の練習は、コーチから始まり、中学生、高校生の全員が新年の抱負を語りました。
その中から私が話したことを少しだけ抜粋します。
今年の干支はうさぎ年ですが、私は年男です。
年男とは?なんでしょうか?
いざ調べると、年神様と言われる神様がおられて、年男、年女にパワーを下さり、縁起の良い年であると言われているそうです。
それにあやかって、今年も頑張ろう!と気持ちになりました。
さて、今年の私のテーマは
「刺激」
です。
いつも同じことをしているとマンネリになりがちです。
そんなときに「刺激」をもらうと、モチベーションや向上心が上がります。
そんな刺激をもらったり、みなさんに与えられるようにしたい!
今年一年、いっしょにがんばろう
という内容の話をしました。
それに加えて大事なことがあります。
新年の抱負と言っても、陸上のことばかりではいけません。
・学校生活のこと
・勉強のこと
・家での生活のこと
その場面に応じて、いろんな目標をたてましょう。
これはいつも言っていることで、走ることばかりが大事ではありませんよ
さて、小学生の練習ですが、実に3週間ぶりになりました。
ちょっと期間が空いてしまいましたね
若干の欠席者がいましたが、どの子も元気に練習をこなしました。
終わったあとは、さすがに「疲れた~」
という声も聞こえてきましたが、心地良い疲れだったことでしょう。
週1回の練習ですが、これからまた頑張っていきましょう
それでは2023年、今年もよろしくお願いいたします