感動の全国大会を振り返りたいと思います。
前日練習
前日は記念撮影のあとに軽めの練習をしました。
まずはトラックの感触を確かめるのと、場慣れすることが目的です。
初めて入った国立競技場は大きくて圧倒されるかと思いましたが、みなさん終始リラックスした様子で練習していました。
この国立競技場のタータンは日本一固いらしく、次の日に疲れが残りやすいそうです。
この日は「同じ小学生と思えないくらい大きい人がいる

」と驚いていたのが印象的でした。
当日の朝
前夜はかなりの雨が降っていましたが、朝はなんとか晴れました。
しかし、曇り空でいつ雨が降ってもおかしくありません。
そんな中、開会式は行われました。
友好男子100m ユウキくん 14秒59
富山JAC一番手のユウキくんです。
結果は自己新記録

ユウキくんは、春の大会から走る度に記録を更新してきました。
全国大会で自己記録を出すということは、すごいことなんですよ

しかもリレーメンバーの5番手というのは、もし他の4人が怪我や体調不良のとき、走らなければいけません。
そのために、練習ではどの走順でも、誰とでもバトンを受け渡しする練習をしてきました。
もしものときに備えるというのは、気持ちの持っていきかたがとても難しいのです。
そんな大役をこなしてくれたユウキくんは、本当によく頑張ってくれました。
5年女子100m予選 ノノさん 4位 14秒21
予選では緊張のせいか、あまり本来の走りができませんでした。
前日はリラックスしていましたが、いざスタートラインに立つとやはり緊張するものです。
しかもノノさんの組は速く、今までの大会とは違って前に走る人がいました。
こういうときは、動きがかたくなりがちです。
準決勝では切り替えて、本来の走りができるようにしましょう。
男子400mリレー予選 カズキくん、スナオくん、タカトくん、セイタロウくん
1位 51秒23 チーム新記録
結果的にはチーム新記録が出ましたが、反省の多いレースでした。
3走から4走のバトンミスで「ひやり」とする場面がありました。
やはり1本目は緊張から「あがっていた」のでしょう。
しかし、オーバーゾーンをしないための練習は何度もしてきました。
その成果が出たようです。
最後の直線では、セイタロウくんの追い込みで1位となり見せ場となったわけですが、本来ならば3走の時点でトップにいなければいけません。
でもバトンミスをしてもチーム新記録が出たということは、まだまだタイムは期待できます。
(見ているほうは心臓に悪いレースでした・・・

)
5年女子100m準決勝 4位 14秒15
このレースでは本来の走りができました。
予選でのレースを反省して、切りかえたのはさすがです。
結果的には決勝には進めませんでしたが、自己記録に近いタイムで走れたことは立派です。
悔しいと思いますが、この経験が次の年に生かされるのです。
ノノさんはまだ5年生、これからまだまだ速くなりますよ

ガンバレ
男子400mリレー準決勝 2位 50秒80 チーム新記録
準決勝は決勝に進出するための大きなヤマです。
ここが勝負なんです。
予選でのレースをしっかり反省したおかげで、このレースのバトンパスは大丈夫でした。
そして大幅な記録の更新です。
結果、決勝進出チームのランキングは4位。
ここまできたらあとは気持ちです。
勝ちたいと思うチームが勝つことができます。
全国大会での1本のレースは、県大会3本のエネルギーを使うといいます。
ということは、ここまでみなさんは6本走ったことになり、かなりの疲労です。
しかし、ここまで来たら疲れただの言っていられません。
コーチみんなで気合を注入して、さぁ決勝です
男子400mリレー決勝 3位 50秒80 チーム新記録
正直、感動して泣きそうになりました

おっとコーチたるもの涙を見せてはいけない・・・

素晴らしいレースでした。
他のチームがタイムを落とす中、記録更新で3位

ゴール直前のセイタロウくんの追い込みは凄かったです!
もう応援席は大盛り上がり!
みんなの気持ちがひとつになった瞬間です。
最高のレースでした
ノノさん、カズキくん、スナオくん、タカトくん、セイタロウくん、ユウキくん、本当にお疲れ様でした。
みなさんは最高の夏休みの思い出ができたと思います

この思い出は、人生のかけがえのないものになるでしょう。
この日まで支えてくれた、まわりの人に感謝を忘れないでください。
また新たな目標に向かって走り出しましょう
