2月最後の練習日です。
晴れていましたが、風が冷たい日でした。
ここまでの冬期練習は、順調にきています。
今後は、もう少し詰めていきたいところがあります。
アップのあと、動きのドリルをしました。
このドリルは、ロッキングアップとは違い、走りに直結する動きです。
某有名選手もやっているドリルですので、次回はもう少しやってみましょう。
メイン練習は、腕振り走です。
今回は腕振りのみを意識して走ってもらいました。
・加速のときの腕振り
・弾む走りの腕振り
・中間疾走の腕振り
と3種類の腕振り走をしました。
20mごとにコーンを置き、それを目印に自分で動きを変えます。
動きを正確にできる、できないはありますが、意識して変えることが大事です。
仕上げはスタブロを使って走りました。
実際の試合のとき、
スタートはこうやって…
身体が起き上がってきたらこうやって…
中間点はこうやって…
と、細かいことを考えながら走れるでしょうか?
現実は、
ピストルが鳴ったら無我夢中で走ってしまった…
なんだかよく分からないまま終わってしまった…
小学生ならば、こうでしょう。
ある程度のことは意識できますが、あれもこれもと、細かいことは意識できません。
ではどうするのか?
身体で覚えるしかないのです
走り方は身体で覚えて、それを試合で実践しましょう
最後はジャンプ系トレーニングをして終了しました。
3月は年度末で、何かとバタバタします
次の学年、小学から中学へ、中学から高校へ、など、大事な節目の時期です。
しっかりと準備していきましょう。
それではまた来週
前回は快晴の中での練習でしたが、この日は一転して雪景色の中での練習でした。
正直、もう雪にうんざりしているのは、私だけでないはず…
これがこのシーズン、最後の雪であってほしいですね
練習内容についてです。
いつものアップとして、ファンクショナルトレーニングをしてから、壁を使った上半身のストレッチをしました。
この冬期練習で、中学生がやっているものの、ほんの一部です。
走るときは足や下半身の柔軟も必要ですが、上半身の柔軟性も大きく関わってきます。
背中、脇腹など、普段あまりやらない部分もストレッチしてみましょう。
次はシザースです。
これもこの冬に取り組んでいる動きです。
まずはリズムを覚えてください。
ポイントは蹴る足を返さないこと、前の足の膝から下を伸ばさないことです。
そしてメイン練習は、オーバーストライド走です。
ラダースティックを使って、どんどんストライドを広げていきました。
4.5年生は140㎝から160cmまで、6年生は160cmから200cmまで広げました。
ストライドを広げるコツは、その前のシザースの練習です。
この日走った距離は、50mに換算すると12本ほどになります。
かなりの本数を走りました。
さすがに疲れ切った人もいましたが、全体的にはみなさん元気でしたね
普通に、
「今日のメニューは50mを10本」
と言ったとすると、
「え~~~」
という声が聞こえてきそうです
しかし、技術走を組み合わすことにより、本数をこなせます。
小学生ですので、そんなに長い距離の走り込みは必要ありませんが、ときには頑張る練習も必要でしょう。
この冬の課題である、体力強化にもなった練習でした。
次回は2月最後の練習です。
そろそろシーズンインが近づいてきました。
それに伴った練習をしていきましょう
それではまた来週
始めに先週の練習ですが、仕事のために参加できなかったので、ブログはお休みします
この日は、「春は近し」というような天気でした
これだけ暖かいと体も動きますので、スタート練習をしました。
冬期練習の前半でスタート練習をしたので、まずはおさらいです。
・スタンディングスタート
・ランジスタート
・初めの1歩スタート
・クラウチング片手スタート
に追加して、倒れこみスタートをしました。
気をつけの姿勢から前に倒れこみ、足を着いたときにスタートの姿勢をとります。
この姿勢がスタートの1歩目の姿勢です。
次にスタートブロックを使いました。
冬期のスタート練習は、細かいことにじっくり取り組めます。
シーズンに入ると、基礎的なことが中心になってしまいますので
スタブロを使った練習は、10m歩数チャレンジをしました。
10mを何歩でいけるか?
これを自分でチャレンジしてもらいました。
身体の大きさ、ストライドの広さ、パワーの違いがありますので、歩数は人それぞれです。
小学生ならば、いける人で8歩、最低でも10歩で走ってほしいですね。
この練習は、1歩目が勝負です
1歩目を大きく出られるかどうかで、あとの歩数が違ってきます。
この1歩目を大きく出られるようにするために、ランジスタート、片手スタート、初めの1歩スタートをしています。
練習メニューはつながっていますよ
1歩目ができないで、2歩目はできません。
そして、2歩目ができないと、3歩目はできません。
つまり、最初の1歩目はとてもとても重要なんです。
スタート練習では、この1歩目を重点的に教えています。
1歩目が出来たならば、あとはどんどんステップしていきましょう
最後は50mを走りました。
この練習の成果が特にあらわれたのは6年生でした
いや~素晴らしかった
この姿を見て、安心して中学校へ送り出せると思いましたよ
5年生、4年生も、かたちになりつつあります。
4月からは新しい仲間も加わりますので、今の5年生、4年生にはお手本になってほしいですね。
この時期は三寒四温といって、暖かいと思ったら、また冬に逆戻りします。
今週は雪の予報が出ていました
気温差が激しいので、体調管理には気を付けてください。
もちろんコロナウイルスの感染予防もです。
それではまた来週
この日は、またもや大雪か?と心配になるような天気でしたが、それほどの降雪量ではなく、予定通り練習ができました。
やはりあれほどの大雪を経験すると、慎重になってしまいます
練習内容についてです。
アップではラダーを使いました。
毎回同じようなアップでは単調になりますので、いろいろやってみましょう。
このラダーの動きは、どれもそれほど難しいものではありません。
でも、少し意識を変えると全然動きが違ってきます。
今回は、全ての動きをかかとを着けずにやることです。
そうすることで、弾むような動きになります。
次は前回同様、ミニハードルを使った動きづくりです。
インターバルを少しずつ広げてみました。
このときの動きで、
A ももを上げることを意識する
B ももを下げることを意識する
2つのパターンで意識してもらいました。
やってもらった後に、どちらがやりやすいか?と聞いてみたところ、
・上げるほうが2割
・下げるほうが7割
・残り1割は分からない
という意見でした。
私の目から見ると、下げることを意識したほうが、良い動きでした。
しかし、人それぞれでやり方が違ってきます。
ここが指導のポイントですね。
その人その人にあった練習内容を模索して、やってみる。
難しいことですが、冬期練習では細かいことに着眼してみたいと思います。
その次はジャンプトレーニングです。
ジャンプは足の力だけでなく、腕の力とのタイミングを合わせることで、より高く跳ぶことができます。
でも、このタイミングがちょっと難しかったかな?
2種類目のジャンプは、足の切り替えジャンプです。
ランジの姿勢から、空中で足を切り替えて、元の姿勢に着地します。
これを左右の足でやってみました。
これができるようになると、走っているときに空中で足を素早く動かすことができます。
このジャンプは、またチャレンジしてみましょう
余談ですが、保護者の方から、「毎回充実した練習で大変喜んでおります」とのお言葉をもらいました。
涙がちょちょぎれるくらい嬉しかったです
コーチをやっていてよかったなぁ、と思える瞬間です。
毎回ブログを更新していますが、今ふと見ると、開設してから5000日を超えていました
年に換算すると約13年です。
もうそんなにたってるんだなぁ…としみじみ思いました。
昔に比べると更新頻度は少なくなっていますが…
興味のある人は、昔のページも見てください。
下手な文書なんで、自分では読み返せないですね苦笑
それではまた来週