仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

目の前の人を見よ

2011年10月31日 | 教師修業

 先日、病院に行った。そこは何回か行ったことのある病院である。

 診察室に入ると、

「どうですかあ?」と言いながら、その医者はパソコンのモニターを見ている。

そこには、私のこれまでの診察結果と処方箋が書いてある。すぐに次のように言った。

「今度は、○○という薬を出しておきますねえ。」

私の話は聞かないまま、しかも患部も見ないまま!

モニターを見て処方箋を書いているのである。

「患者を診ないでよくできるなあ。よっぽどの名医か、その反対かのどちらかであろう。」

と、その時思った。

 教員にも当てはまる人がいる。

 子どもが挨拶をしているのに、返さない人、(中には、この医者と同じようにパソコンのモニターを見て、声だけ出す人もいる。)

 授業で、子どもをあまり見ないで、殆どパソコンの画面を見ながら授業を進める人、(パソコンオタクの教員の中にいると聞く。)

 こういう人は、いずれ子ども達の心が離れていき、学級崩壊(予備軍)のクラスを作っていく。

 「目の前の人(子ども)をみる」

 これは、どの職業でも当てはまる。

 自分も気を付けないといけないと思った。

 

コメント
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