授業中は、禁句にしている言葉がある。
「思います」
「いいですか」
「分かりましたか」
いずれも発する意味は殆どない。言わなくても授業は成立する言葉である。
だったら言わない方がよい。
教師の話は、言葉を削るほど分かりやすくなるからである。
教師の話で、まず削るべきは、殆ど意味のない言葉である。
自分の授業をICレコーダーで聴き直すことがある。
聴き直すと気付く。意味のない先述した言葉があると、授業のリズムは悪くなるということに気付くのである。
意味のない言葉を発する位なら沈黙した方がまだよい。子どもの集中は途切れない。しかも分かりやすくなる。