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100歳になっても脳を元気に動かす習慣術

2013年10月15日 | 本と雑誌

 

 

「100歳になっても脳を元気に動かす習慣術」

 

 

100歳になっても脳を元気に動かす習慣術 (日文新書) 100歳になっても脳を元気に動かす習慣術 (日文新書)
価格:¥ 800(税込)
発売日:2011-10

 

 おもしろかった。ワクワクするような老後の過ごし方(と言うか生き方)を教えてくれる本である。


 特に、ユーモアにこだわっているところがおもしろかった。今の自分に足りないところだからである。

 

 

 岩間啓二氏の短歌などはユーモアの最たるものかもしれない。

 

以下に紹介する。

 

  岩間啓二氏の短歌
  新聞等の投稿に選ばれた短歌です。

 

 トクガワと順番待ちの表に書くファミレスの昼 この前はオダ (穂村弘 選)
      (評・平和すぎる「ファミレスの昼」から戦国武将への飛躍の面白さ。その裏で天下統一への「順番待ち」が密かに匂ふ)



どうしてもゲームしてゐるやうに見ゆ 少年二宮金次郎像  (穂村弘 選)
    (評・見立てが変化する面白さ。いったんそう見えてしまったら、元の世界に戻ることは難しい。)

 



指先で顔をあちこち押してみる 確かに中に骸骨がある (小池光 選)
    (評・思わず、私も同じことをしてみた。同じことをさせるのは歌の力である。私にも確かに骸骨があるらしい。それがどうしたというなかれ。オソロシイではないか。)

 



途中から差出人の声になる テレビドラマで手紙を読むとき (小池光 選)
    (いかにもこうなる。上句受取人、下句差出人。月並みの演出の最たるものだが、いつも妙に自然に聴けてしまう。)

 



眠たげにずらりと並ぶつけ睫毛 マツモトキヨシ店頭の春(俵万智 選)
    (本来は眼をパッチリ見せるのがつけ睫毛の役割だが、売られている状態は確かに眠そうだ。小さな発見と春の気分がうまく寄りそった一首)
   




岩間啓二氏のサイト 
おバカの世界

コメント
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