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仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

伝えるのを仕事にしている人におすすめの本

2020年02月26日 | 本と雑誌
面白い

ジャパネットたかたの髙田明社長による初の自著

伝えることから始めよう

 特に第4章「伝わるコミュニケーション」

 この章を読んだだけでも、この本は買う価値がある。

 心に残る言葉をいくつか記す。次の通り。

 ジャパネットたかたのミッションは、商品の先にある「感動」をお伝えし、商品を手にしたお客様に「幸せ」をお届けすることだと考えてきました。
 ですから、私は何よりも先にみなさんの幸せに思いを馳せることにしています。そうすると、伝えたくなります。伝えずには居られなくなるんです。p.134



 本心から、お客様にどんな価値を提供することができるのか、「なぜ」「何のために」その商品のよさを伝えるのか、
 とにかくまずは、そこに思いを巡らせることが大切だと思うのです。p.137



 こんなふうに話そう、こんなふうに進めよう、というのを、20回でも30回でも繰り返して頭の中で組み立てます。P.162



 伝わるコミュニケーションには伝える相手を意識して、その気持ちを理解することが、とても大切だと思います。P.166



 相手の気持ちを理解しようとすると、相手が関心を持つことは何だろう、相手にとって面白いことは何ないかなと思ってアンテナを張り巡らせるようになります。p.172



 「一調二機三声」というのは、声を出すまでのステップです。



 声の張り、高さ、緩急といったものを、心と体の中で整えるのが第一段階。これが一調です。そして、声を出す「間」を取り、いつ出すかタイミングを推し量るのが次の段階の二機です。そして第三段階が声を発する三声。常にこの過程を踏む必要がある、と書き残しているんです。P.173



 多くの人に情報を伝達する仕事をする人は、先に人間性を磨かないといけないと思います。それは、非言語の表現に人間性が表れてしまうからです。p.183



 「伝える」と「伝わる」の違いがよく分かる1冊である。



 




 


 
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