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もうすぐ小学1年生という子のエピソード

2020年02月03日 | 家庭教育
 以前、小学校に入学する前の入学説明会があった。保護者が入学説明を聞いている間、入学前の子供達は、1年生の教室で絵を描いて過ごす。

 絵を描いている途中、突然男の子がシクシクと泣き出した。

 「どうしたの?どこか痛いの?」と聴いても首を横に振るだけ。

 「何かあったの?」と聴いても首を横に振るだけ。

 「どうしたの?」と聴くと、

 「お母さんに会いたい」とのこと。

 もう少し詳しく聴いてみると、絵を描いていて、はじめは恐竜や木を書いていたのだけれども、そのうち人を描き始めた。

 いろいろ人を描いていたのだけれども、お父さんとお母さんの絵を描いているうちに、会いたくなって泣いていたのだそう。

 これを聴いて、「そうだよね、会いたくなるよね。」と言ってしまった。

 なんと可愛らしいのだろうと思った。

 10分ほどして、保護者のところにみんなを連れて行った。泣いていた子も、親の姿を見てにっこりである。

  そうである。1年生になるまでの頃は、(低学年くらいかな?)親が大好きである。いつも親といっしょに居たいのである。

 うちでは末っ子がもう6年生なので、「親に会いたくて泣く」ということはなくなった。
 だから、「親に会いたくて泣く子」がいることがうらやましい。
コメント
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