昨日の続き
「キャリアパスポート」なるモノを令和2年度から小中高で作成しなければならない。
この「キャリアパスポート」は、教育現場に浸透するのだろうか?
昨日は、校内で実践を導入するに当たっては、「簡単、楽しい、効果あり」の3つの条件を満たさなければならないと書いた。
簡単について
キャリアパスポートは「簡単」だろうか? これが一番のネックになると考える。
目標用紙を校内で作り、振り返りカードも作る。
夢の設定用紙や職業に関するカードも作ることになるだろう。
そういう時間は、教育現場にはない。
いつ作ればいいのだろう。
どうしても「キャリアパスポート」を作成しなければならないとしたら、私からの代案としては、次である。
「今実践で使っているキャリア教育に関する学習カードをすべて1つのファイルにまとめる」
「そのファイルを次の学年に引き継ぐ」
これならば、すでに各学級で行っている実践をまとめるだけですむ。
こうすれば、(あまり)無理なく作成できる。
「楽しい」について
あまり楽しさを感じられない。
特に導入のはじめは楽しさを見いだしにくいだろう。
これが3~4年たった後なら、昔書いたことを懐かしんで読み、次の目標を書くかもしれない。
そもそも、この「キャリアパスポート」の導入が文科省からのトップダウンであるが故に、どうしても「やらされている感」がする。
だからモチベーションは高まらない。
「効果あり」について
これも分からない。
そもそも、この「キャリアパスポート」を導入しようと考えた文科省の役人さん方は、自分自身でも同じようなことをしてきたのだろうか。
「目標設定用紙」を書き「振り返り」をし、「将来の夢」を立てて、小中高と学んできたのだろうか?
(文科省のエリートの中には、いるかもしれないなあ)
現場の人間としては、「キャリアパスポート」を実践し、その労力に見合った効果があるとは思えない。
もっと簡単な形で実践できる者を提案してほしい。
「キャリアパスポート」なるモノを令和2年度から小中高で作成しなければならない。
この「キャリアパスポート」は、教育現場に浸透するのだろうか?
昨日は、校内で実践を導入するに当たっては、「簡単、楽しい、効果あり」の3つの条件を満たさなければならないと書いた。
簡単について
キャリアパスポートは「簡単」だろうか? これが一番のネックになると考える。
目標用紙を校内で作り、振り返りカードも作る。
夢の設定用紙や職業に関するカードも作ることになるだろう。
そういう時間は、教育現場にはない。
いつ作ればいいのだろう。
どうしても「キャリアパスポート」を作成しなければならないとしたら、私からの代案としては、次である。
「今実践で使っているキャリア教育に関する学習カードをすべて1つのファイルにまとめる」
「そのファイルを次の学年に引き継ぐ」
これならば、すでに各学級で行っている実践をまとめるだけですむ。
こうすれば、(あまり)無理なく作成できる。
「楽しい」について
あまり楽しさを感じられない。
特に導入のはじめは楽しさを見いだしにくいだろう。
これが3~4年たった後なら、昔書いたことを懐かしんで読み、次の目標を書くかもしれない。
そもそも、この「キャリアパスポート」の導入が文科省からのトップダウンであるが故に、どうしても「やらされている感」がする。
だからモチベーションは高まらない。
「効果あり」について
これも分からない。
そもそも、この「キャリアパスポート」を導入しようと考えた文科省の役人さん方は、自分自身でも同じようなことをしてきたのだろうか。
「目標設定用紙」を書き「振り返り」をし、「将来の夢」を立てて、小中高と学んできたのだろうか?
(文科省のエリートの中には、いるかもしれないなあ)
現場の人間としては、「キャリアパスポート」を実践し、その労力に見合った効果があるとは思えない。
もっと簡単な形で実践できる者を提案してほしい。