仕事の道楽化

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進退窮まっている状態から道を開く・・・月刊誌「致知」2月号「自靖自献」からの学び

2021年01月21日 | 修養
 月刊誌「致知」2月号も学ぶべき内容がたくさんある。

 その中でも、特に心に響く言葉と私の感想を記しておきたい。


 例えば、數土文夫氏の言葉


 歴史に目を通すと孫臏((そんびん)中国の戦国時代の兵法家)は、その兵法の才能を妬んだ龐涓(ほうけん)に編されて両足を切断する罪を負わされなからも、そこから見事に立ち直っている。

 江戸時代、全国各地の村を復興した二宮金次郎も、財政難に陥った米沢藩の改革を成し遂げた上杉鷹山も皆、一進退窮まった状態から道を開いてきた。

 これは希望でしたね。特にいまのような人生百年時代となると、私の感覚では十年に一度くらいの割合で進退窮まるような出来事が起きると思うんです。

 そういう時、かつてのリーダーたちがどう苦難に立ち向かったのかを学んでおくことは大きな力になるでしょうね。

 歴史は人生の修羅場を疑似体験させてくれる。これは私の強い実感でもあるんです。

  月刊誌「致知」2月号p.19





 重要な仕事であればあるほど、逆境に立たされる。

 これは、本当である。

 鍵山秀三郎氏も次のようにいっている。




 「大事なことはすべて手間がかかって難しいもの」

 大事なことで、手間がかからずに楽なことは何もありません。

 大事なことは例外なく、手間のかかるものです。

 そして、打ち込めば打ち込むほど困難に遭遇するようになっております。

    「凡事徹底」日めくりカレンダー p.22

 


 この數土文夫氏や鍵山秀三郎氏の言葉を、真に理解できた人は、次のようになる。


 「逆境になるほど燃える」


 逆境になると、成長するチャンスであることが分かっている。

 逆境に遭遇するのは、自分が重要な仕事をしているからなのでと分かる。




 自分としては、逆境に合うのは、正直つらい。

 昔は、つらいだけだと思っていた。逃げそうになっていた。

 しかし、50歳を超えると、逆境こそが自分を飛躍させてくれることが分かり始めてきた。

 數土文夫氏によると、「10年に1度くらいの割合で進退窮まるような出来事が起きる」そうである。 

 そろそろ自分にも起きるかなあ・・・。

コメント
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