「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を観てきた。
これまでのスパイダーマン映画のシリーズ(2002年くらいから始まっているかな?)を見てきた人にはとてもお勧めできる作品である。
これまでに出てきた悪役が出てくる。
ウイレム・デフォーさん演じるグリーンゴブリンの存在感が圧倒的である。
それ以外にも、「えっ?その人たちも出てくるの?」という驚きがあった。
ここからはネタバレになるので、観るつもりがある人はご遠慮いただいた方がいいかも知れません。
個人的にいちばん胸にグッときたシーンがある。
それは、「アメイジング スパイダーマン」が、ヒロインのMJが落下したところに追いつき、助けたシーンである。
その後のスパイダーマンの表情がとてもよかった。
実は、「アメイジングスパイダーマン2」では、ヒロインのグウェンが落下している所を助けられずにいる。
落下したグウェンは、亡くなってしまったのである。
それが大きな後悔になっている。
それが、今回は落下していくヒロインのMJを助けることができたのである。
助けた後のスパイダーマンの表情がとても心に沁みた。
おそらく、恋人を昔は助けられなかったという「後悔の気持ち」だけではなく、他人の恋人だけれども「今度は助けることができた」という自分自身の心が救われたような気持ちになったことだろう。
ほんの短いシーンだけれども、自分はとても心に染みるシーンだった。
これ以外にも、これまでのスパイダーマンシリーズを見ていた人には楽しめるシーンがたくさんある。
面白い映画だった。
もう1回劇場で観たくなった。