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月刊誌「致知」1月号「運命をひらく」からの学び5・・・「やってみたらできないこともまた少ない」田中良和氏

2020年12月22日 | 修養
 またまた月刊誌「致知」からの学びである。

 逆境にぶつかって、挫けそうになるときに、力を与えてくれる言葉があった。

 「青い薔薇」開発の話である。

 「青い薔薇」を英語で言うと、ブルーローズ。

 英語でブルーローズと言えば、「不可能」「存在しないもの」などを表し、「あり得ないもの」「できない相談」を意味するそうだ。

 青い薔薇というのは、不可能の代名詞でもあった。

 青い薔薇というのは、作れないと言われていたのだ。



 しかし、その青い薔薇を作った方がいる。

 それが、サントリーグローバルイノベーションセンターの田中良和研究員である。

 その道のりは険しい。

 プロジェクト開始から商品化にこぎ着けるまでに19年かかっている。


 19年というのを読んで、まず驚いたのは、そんなに長い時間あきらめなかったことである。

 また、青い薔薇の開発を19年も続けさせてくれた会社の度量の広さも驚く。


 
 田中氏の研究人生を支えてくれた言葉が、次である。

 「世の中には、簡単にやれることは少ないけれども、やってみたらできないこともまた少ない。」

 

19年もあきらめずに研究を続け、ついに青い薔薇を開発した田中氏が言うと更に説得力が増す。

  
人生には挫けそうになる場面がある。結構出てくる。

 それは挑戦している証拠でもあるのだが、結構へこむ。

 これから先、自分がそういう場面に出くわしたら、田中氏の言葉を思い出そう。
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