コオロギを食料とする動きがあるようだ。
個人的には、とても嫌だ。
タンパク質が必要ならば、豆腐を食べたい。
昆虫食と言えば、
蜂の子は食べたことがある。
美味しかったが、積極的に食べようとは思わない。
イナゴの佃煮は食べたことが無いが、美味しいらしい。(それでも積極的に食べようとは思わない。)
昆虫食は自分の好みには合わない。
そもそも、昆虫食の伝統は日本にもあるのに、なぜコオロギを食べるという文化はなかったのだろうか?
おそらく何らかの理由があるはずだ。
コオロギの安全性を調べてみると、有害らしい。
内閣府の食品安全委員会が調べている。
結果は、次の通り。
(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。
特に、「加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される」は、嫌だなあ。
サイトは、こちら → 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としてのヨーロッパイエコオロギ(Acheta domesticus)についてリスクプロファイルを公表
芽胞形成菌 には、ボツリヌス菌が含まれているそうだ。
ボツリヌス菌といえば、食中毒や神経麻痺になる細菌であり、重症化すれば呼吸機能障害を引き起こし、生死に関わる事もある。
さらに調べてみると、次のようなことも分かった。
イナゴは稲が主食。コオロギは雑食なので死骸などを食べている。そのため、人はコオロギを食べてこなかった。
人が食べてこなかったものを食べても、分解酵素もなく危険性もある。
さらに、漢方ではコオロギには微毒があり、不妊薬であり、特に妊婦は食べてはいけないそうだ。
やはり、コオロギを食べてこなかったという日本の文化には、理由があった。
全国では、給食の食材として導入したところもあるらしい。(徳島県)
なぜ反対しないのだろう。
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