先日読んだ「逆風の街」の続編シリーズ(横浜みなとみらい署暴対係シリーズ)を全部読み終えた。
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おもしろかった。
ヘロインの流入を阻止するために捜査をする「禁断」
6つの短編からなる「防波堤」
誤認逮捕された顔なじみのやくざの無実を信じ、真犯人を追う「臥龍」と続く。
どれも登場人物の描き方がうまい。
登場人物の中で、特に気になる人がいる。
この人で1冊書いてもらえないかなあと願っている登場人物がいる。
それは、見た目優男で、普通の公務員のおじさんのようだけど武道の達人の部下である倉持忠(くらもちただし)主任である。
この人が出てくる場面は、たいてい戦う場面である。
例えば、こんな描写になっている。
「そのとき、暴れる五人のうちの一人が派手に宙を舞った。店の床に倒れたその男のすぐ後ろに立っているのは、暴力団対策係の倉持忠だ。
倉持は、さらにもう一人の暴漢の襟首を後ろから摑み、引き倒した。仰向けに倒れた相手の首を靴で踏みつける。相手は身動きがとれなくなった。
倉持は、ひょろりとした頼りない見かけをしているが、実は合気柔術の達人で、逮捕術にかけては署内一の腕前なのだ。」
「臥龍」13ページ
倉持忠主任が出てくる場面は、いつもわくわくする。もっと活躍するところを読みたい。
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おもしろかった。
ヘロインの流入を阻止するために捜査をする「禁断」
6つの短編からなる「防波堤」
誤認逮捕された顔なじみのやくざの無実を信じ、真犯人を追う「臥龍」と続く。
どれも登場人物の描き方がうまい。
登場人物の中で、特に気になる人がいる。
この人で1冊書いてもらえないかなあと願っている登場人物がいる。
それは、見た目優男で、普通の公務員のおじさんのようだけど武道の達人の部下である倉持忠(くらもちただし)主任である。
この人が出てくる場面は、たいてい戦う場面である。
例えば、こんな描写になっている。
「そのとき、暴れる五人のうちの一人が派手に宙を舞った。店の床に倒れたその男のすぐ後ろに立っているのは、暴力団対策係の倉持忠だ。
倉持は、さらにもう一人の暴漢の襟首を後ろから摑み、引き倒した。仰向けに倒れた相手の首を靴で踏みつける。相手は身動きがとれなくなった。
倉持は、ひょろりとした頼りない見かけをしているが、実は合気柔術の達人で、逮捕術にかけては署内一の腕前なのだ。」
「臥龍」13ページ
倉持忠主任が出てくる場面は、いつもわくわくする。もっと活躍するところを読みたい。
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