仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

研究授業後になぜ子供達にお礼を言わせるのか

2015年12月02日 | 授業づくり
 研究授業が終わった時、参観者に向かって子供達に「有り難うございます」とお礼を言わせる授業者がいる。

 自分は、違和感を感じる。お礼を言うのは、参観者の方である。

 「授業を見せてくれてありがとう。」と、参観者が子供達や授業者に言うべきである。

 もしくは、参観者に対してお礼を言うのは、授業者の方である。



 子供達にお礼を言わせる授業者には、聞きたいことがある。

 「子供達がお礼を言うのは、何に対してなのか。参観者の何に対するお礼を言っているのか。」

 答えられないだろう。

 わざわざ授業を見に来てくれたことに対するお礼か、それは子供には関係ないことである。それは、授業者が言うべきである。

 本来お礼を言うべきは授業者である。そのお礼を子供達に代わりにいわせているように見えてしまうのである。 

 そういう授業者には、何のためにお礼や挨拶をするのか」というこだわりがない。

 

 授業前には、参観者に挨拶をさせることはある。参観者に「こんにちは」と言わせ、声を出すことで、緊張をほぐすために挨拶をさせることはある。



 研究授業後の「有り難うございました。」と子供達に言わせる授業者に対して、違和感を感じている私のような参観者もいるのである。

(変わり者かな?こだわりすぎかな?)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 学校での履き物 | トップ | 簡単飽きないあったかスープ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

授業づくり」カテゴリの最新記事